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鎌芽村
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翌日、何とか掃除を終えた俺は先に田畑に向かった。これからの収入になる訳だし、そっちにも目を向けないと行けないからだ。
「げっ!こっちもかよ…手入れしてねぇじゃん」
田畑はどれも荒れていて、辛うじて溝やあぜは見れる感じだ。きっと、周りの人がやってくれたんだろう。
「こんど集まる時に話聞かないとな。しかし、こんな状態になってるなんて昨日の話、ますます気になるな。でも、今はそれよりメモ取って田んぼだけでもすかないと…」
俺は田畑の状況をメモに取ると倉庫に向かいトラクターを出した。
「大丈夫かな?運転なんてほぼ免許以来だぞ。社有車はオートマだったしなぁ」
がくがくと下手くそなシフトを入れながらも何とか田んぼに着く。
「取りあえず昼までに出きるところまでやるか」
手前から歯を下ろしてすいていく。本当は生えている粟なんかも枯れるか切ってからやりたいが、そんな暇もない。遺産についてもろくに読んでいないが、社会人3年目の貯蓄は少ないのだ。
「都会の家賃は高いし、結構遊んだからなぁ…」
なにもない田舎から出て、高校時代は仕送り生活だったので節約していたが、大学時代は単発のバイトなんかで色々出かけたのだ。
「あの頃は彼女もいたしな。こうなるならもう少し貯めておけばよかった」
ぶつくさ言っても時間も金も戻ってこないので、懸命に田んぼをすいていく。
「ここまでか…何とか田んぼ三つと半分ぐらい。残りは明日だな。畑の方はこれじゃ駄目だし小さい方か。あっちも動くか見ね~とな。はぁ、帰ってきてゆっくりした日がないぜ」
文句を言いながら家に帰り、汚れた服を浸けおきしてから先に風呂に入って食事を取る。
「うしっ!飯も食ったし、紗耶んところに行くか!」
紗耶に言って解決するなんて思ってはいないが、幼馴染みに会えるだけでも嬉しいのだ。村だけあって同年代の子供は少なかったからな。
「紗耶~、いるか~」
境内まで行き、紗耶を呼ぶ。当時はここで遊んでいなくて、下の空き地だったから勝手がわからないんだよな。
「何じゃ騒々しいの…」
「よう!気になることも出来たから来たぞ」
「相変わらず包み隠さん奴じゃ。それで何を聞きたいんじゃ?」
「昨日雪華に会ったんだけど、紗耶の事知らないって言うんだよ。隣村かどこかの女だと思われたみたいでさ」
「雪華…ああ、あの見所のあるおなごじゃな。まぁ、覚えておらんのも無理はない」
「ひょっとして、俺が引っ越してから全く会ってないとか?」
「面白いことを言うのう、達郎は。単純な話じゃ、わしに会ったところで人は永く記憶できん。当時は皆、お前を通じてわしに会っていたから当然じゃな!」
「は?なんだよそれ、そんなおかしな事があるかよ。大体、昨日も紗耶は村の人と買い出しに出かけるって言ってただろ?」
「そうじゃな。じゃがそれは紗耶としてではない。村のものはこの社に住む巫女を連れていったというだけじゃ。無論、わしの名なんぞ誰も気にせんし、知らんぞ?」
「変なこと言うなよな。紗耶の名前は俺、ずっと覚えてたぞ?」
「じゃからお前は手紙を受け取り、この村に帰ってこれたんじゃの…。嬉し恥ずかしじゃ」
ポッと頬を染める紗耶に一瞬ドキッとしたが今はそれどころじゃない。
「よくわからないが説明してくれないか?」
「よいが長いぞ。予定は大丈夫かの?」
「ああ、どの道気になって手がつかない」
「そうか。では、お前にとってはおとぎ話のようなところから始めるか…ついてこい」
紗耶に言われるまま家に入り、畳に座る。そして、紗耶が語り出した。
「あれは…そうじゃな。時は戦国の世、とか言う時代の事じゃ。あの頃にはこの村はもっと人が少なく貧乏でな。たまに落ちぶれたものが来るぐらいで何もなかったのじゃ」
「落ちぶれた者ってなんだ?」
「なんじゃ、人が話しておる時に…。まあよいか、大抵は戦に負けた者じゃな。この村の近くで戦いがあったときなんかは数人が来ることもあったが大抵は一人か二人での。村のおなごが一晩ならと宿を貸しておったのじゃ」
「へ~、貧乏な割に宿を貸してやるなんて優しい村だったんだな」
「面白いことを言うのう、達郎は。もちろん夜になるとサクッと鎌でやって身ぐるみ剥ぐだけじゃよ。だからこの村は鎌女と呼ばれたのじゃ」
「は?どうしてだ。別に居ついてもらってもいいだろ?」
「さっき言ったじゃろ?村は貧しかったのじゃ。そこに大喰らいの男が来ても養えんわ。おなごなら油断を誘えるしのう。だが、昭和じゃったか?あの頃に外聞が悪いということで名前を変えたんじゃよ。それからしばらくして、村に一団が来たのじゃ。それは大層立派な身なりで、流石の村人たちも手が出せんかった。その者たちは一人の姫を守っておってそれが”沙耶”だったのじゃ」
「沙耶って沙耶のことだろ?じゃあ、沙耶は何代も同じ前の名前を受け継いでいるってことか?」
「だから話を聞けというに!全くお前は昔からせっかちじゃな」
「わ、悪い。続けてくれ」
「それでじゃな、村人たちは流石に手を出せんということで、この社やその下の土地を来た者たちに分け与えたのじゃ。じゃから達郎の先祖はその時にこの村に来た者なのじゃよ」
「そんな話、聞いたことないぞ」
「言うつもりがなかったんじゃろうな。だから、おぬしを村から出したのじゃ。話を戻すぞ。その時わしは新しく来た姫に興味が出ての近づいて行ったのじゃ。姫は最初こそ大層驚いておったが、段々と慣れて来てな。わしに食事を運ばせるまでになったのじゃ。その時にこの社の端にある祠を作ったんじゃぞ」
「そういや、端っこに何かあったな。あれは祠だったのか…って、その話だと沙耶はずっと生きてるってことにならないか?」
「無論じゃ。何を隠そうわしはこの地一帯をまとめる妖怪、かまいたちじゃからな!」
エッヘンと小さい体を大きく見せようとする沙耶。しかし、俺は妖怪という発言が気にかかりそれどころではなかった。
「よ、妖怪…あの、人を化かしたりするっていう奴か?」
「そうじゃ!しかも、わしはすごいんじゃぞ。かまいたちという下級の妖怪ながら、ここまでの勢力を持っているんじゃからな!」
「自慢されても俺にはすごさが分からないんだが…大体、妖怪だって証明できるのか?」
「むぅ~、流石は現代っ子じゃな。よかろう、ちょっとそのふすまを開けてみぃ」
沙耶に言われるがまま俺はふすまを開けて、外を見る。ここは社の境内の反対側で目の前には森が広がっている。
「いくぞ…でやぁ!」
スパッ
ドォン
沙耶が腕を振るうと、目の前にあった幅30cmほどの木が倒れた。
「うそ、だろ…」
「はっはっはっ!まあ、こんなもんじゃ。どうじゃ?これで信じる気になったか?」
俺は何が起きたかと目をぱちぱちさせていた。
「げっ!こっちもかよ…手入れしてねぇじゃん」
田畑はどれも荒れていて、辛うじて溝やあぜは見れる感じだ。きっと、周りの人がやってくれたんだろう。
「こんど集まる時に話聞かないとな。しかし、こんな状態になってるなんて昨日の話、ますます気になるな。でも、今はそれよりメモ取って田んぼだけでもすかないと…」
俺は田畑の状況をメモに取ると倉庫に向かいトラクターを出した。
「大丈夫かな?運転なんてほぼ免許以来だぞ。社有車はオートマだったしなぁ」
がくがくと下手くそなシフトを入れながらも何とか田んぼに着く。
「取りあえず昼までに出きるところまでやるか」
手前から歯を下ろしてすいていく。本当は生えている粟なんかも枯れるか切ってからやりたいが、そんな暇もない。遺産についてもろくに読んでいないが、社会人3年目の貯蓄は少ないのだ。
「都会の家賃は高いし、結構遊んだからなぁ…」
なにもない田舎から出て、高校時代は仕送り生活だったので節約していたが、大学時代は単発のバイトなんかで色々出かけたのだ。
「あの頃は彼女もいたしな。こうなるならもう少し貯めておけばよかった」
ぶつくさ言っても時間も金も戻ってこないので、懸命に田んぼをすいていく。
「ここまでか…何とか田んぼ三つと半分ぐらい。残りは明日だな。畑の方はこれじゃ駄目だし小さい方か。あっちも動くか見ね~とな。はぁ、帰ってきてゆっくりした日がないぜ」
文句を言いながら家に帰り、汚れた服を浸けおきしてから先に風呂に入って食事を取る。
「うしっ!飯も食ったし、紗耶んところに行くか!」
紗耶に言って解決するなんて思ってはいないが、幼馴染みに会えるだけでも嬉しいのだ。村だけあって同年代の子供は少なかったからな。
「紗耶~、いるか~」
境内まで行き、紗耶を呼ぶ。当時はここで遊んでいなくて、下の空き地だったから勝手がわからないんだよな。
「何じゃ騒々しいの…」
「よう!気になることも出来たから来たぞ」
「相変わらず包み隠さん奴じゃ。それで何を聞きたいんじゃ?」
「昨日雪華に会ったんだけど、紗耶の事知らないって言うんだよ。隣村かどこかの女だと思われたみたいでさ」
「雪華…ああ、あの見所のあるおなごじゃな。まぁ、覚えておらんのも無理はない」
「ひょっとして、俺が引っ越してから全く会ってないとか?」
「面白いことを言うのう、達郎は。単純な話じゃ、わしに会ったところで人は永く記憶できん。当時は皆、お前を通じてわしに会っていたから当然じゃな!」
「は?なんだよそれ、そんなおかしな事があるかよ。大体、昨日も紗耶は村の人と買い出しに出かけるって言ってただろ?」
「そうじゃな。じゃがそれは紗耶としてではない。村のものはこの社に住む巫女を連れていったというだけじゃ。無論、わしの名なんぞ誰も気にせんし、知らんぞ?」
「変なこと言うなよな。紗耶の名前は俺、ずっと覚えてたぞ?」
「じゃからお前は手紙を受け取り、この村に帰ってこれたんじゃの…。嬉し恥ずかしじゃ」
ポッと頬を染める紗耶に一瞬ドキッとしたが今はそれどころじゃない。
「よくわからないが説明してくれないか?」
「よいが長いぞ。予定は大丈夫かの?」
「ああ、どの道気になって手がつかない」
「そうか。では、お前にとってはおとぎ話のようなところから始めるか…ついてこい」
紗耶に言われるまま家に入り、畳に座る。そして、紗耶が語り出した。
「あれは…そうじゃな。時は戦国の世、とか言う時代の事じゃ。あの頃にはこの村はもっと人が少なく貧乏でな。たまに落ちぶれたものが来るぐらいで何もなかったのじゃ」
「落ちぶれた者ってなんだ?」
「なんじゃ、人が話しておる時に…。まあよいか、大抵は戦に負けた者じゃな。この村の近くで戦いがあったときなんかは数人が来ることもあったが大抵は一人か二人での。村のおなごが一晩ならと宿を貸しておったのじゃ」
「へ~、貧乏な割に宿を貸してやるなんて優しい村だったんだな」
「面白いことを言うのう、達郎は。もちろん夜になるとサクッと鎌でやって身ぐるみ剥ぐだけじゃよ。だからこの村は鎌女と呼ばれたのじゃ」
「は?どうしてだ。別に居ついてもらってもいいだろ?」
「さっき言ったじゃろ?村は貧しかったのじゃ。そこに大喰らいの男が来ても養えんわ。おなごなら油断を誘えるしのう。だが、昭和じゃったか?あの頃に外聞が悪いということで名前を変えたんじゃよ。それからしばらくして、村に一団が来たのじゃ。それは大層立派な身なりで、流石の村人たちも手が出せんかった。その者たちは一人の姫を守っておってそれが”沙耶”だったのじゃ」
「沙耶って沙耶のことだろ?じゃあ、沙耶は何代も同じ前の名前を受け継いでいるってことか?」
「だから話を聞けというに!全くお前は昔からせっかちじゃな」
「わ、悪い。続けてくれ」
「それでじゃな、村人たちは流石に手を出せんということで、この社やその下の土地を来た者たちに分け与えたのじゃ。じゃから達郎の先祖はその時にこの村に来た者なのじゃよ」
「そんな話、聞いたことないぞ」
「言うつもりがなかったんじゃろうな。だから、おぬしを村から出したのじゃ。話を戻すぞ。その時わしは新しく来た姫に興味が出ての近づいて行ったのじゃ。姫は最初こそ大層驚いておったが、段々と慣れて来てな。わしに食事を運ばせるまでになったのじゃ。その時にこの社の端にある祠を作ったんじゃぞ」
「そういや、端っこに何かあったな。あれは祠だったのか…って、その話だと沙耶はずっと生きてるってことにならないか?」
「無論じゃ。何を隠そうわしはこの地一帯をまとめる妖怪、かまいたちじゃからな!」
エッヘンと小さい体を大きく見せようとする沙耶。しかし、俺は妖怪という発言が気にかかりそれどころではなかった。
「よ、妖怪…あの、人を化かしたりするっていう奴か?」
「そうじゃ!しかも、わしはすごいんじゃぞ。かまいたちという下級の妖怪ながら、ここまでの勢力を持っているんじゃからな!」
「自慢されても俺にはすごさが分からないんだが…大体、妖怪だって証明できるのか?」
「むぅ~、流石は現代っ子じゃな。よかろう、ちょっとそのふすまを開けてみぃ」
沙耶に言われるがまま俺はふすまを開けて、外を見る。ここは社の境内の反対側で目の前には森が広がっている。
「いくぞ…でやぁ!」
スパッ
ドォン
沙耶が腕を振るうと、目の前にあった幅30cmほどの木が倒れた。
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