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第9章「辞書と教科書の間に」
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昼休み、図書室。
「……この辞書、また書き込みが増えてるんだけど」
菜緒が、例の“精霊の花”について書かれた古い和英辞典を開きながらつぶやいた。
「えっ、マジで? 盗み書きされてる!?」
「いや、なんか“どんどん記述が増えてる”感じなの……前は“言葉を持つ木”だったのに、いま“木が想いを記録し、花がその記憶を写す”ってところまで進化してる」
「進化型辞書……!?もうそれ辞典じゃなくて“生き物”だよ!」
「このままいくと最終的に“木がラップバトル始める”可能性あるぞ」
「それは進化じゃなくてバグだから!!」
一同が辞書を囲んで騒いでいると、後ろから拓毅が“ごく真面目な顔”で現れた。
「それ、もしかすると“古教科書”と照合できるかもしれない」
「古教科書?」
「うん、図書室の開架のさらに奥、“教科書バンク”って棚にあるやつ。昭和の終わりくらいの理科と社会の教科書がごっそり置いてある」
「え、そんなゾーンあった?完全に図書室のダークサイドじゃん」
「知らない子が入ると出てこれないタイプのやつでしょ?」
「でも面白そうだな!“花の記憶は世界の境界を越える”ってレベルの記述、あるかも!」
「その発言、すでに授業には出てこない内容だけど大丈夫?」
「むしろ今から出ようとしてるよね、教科書から」
ということで、昼休みの残り10分、全員で図書室の最奥部“教科書バンク”に突撃することに。
奥は本当にすごかった。
「昭和45年版……理科二……“磁石と魂の引力”? なにそれ物理?スピリチュアル?」
「“風の成分と精神的ストレスの相関性”って書いてある!?」
「それ心理学じゃない!?しかも無認可のやつだよそれ!?」
「これ社会の教科書に“未確認生命体(仮称)との交流記録”ってあるけど!?」
「昭和、自由すぎない!?」
そして――麗真が見つけたのは、一冊の異様に分厚い社会科資料集だった。
「うわ、なにこれ……表紙が……」
表紙には、金の文字でこう記されていた。
『境界現象研究録 ~教科外のため閲覧注意~』
「いやいやいや、“閲覧注意”の教科書て!!」
「なんで社会の資料集に注意書き入ってんの!?」
「読む前からホラー感すごい」
だが、中を開いた菜緒が驚愕の声をあげる。
「……あった。“記憶の花”についての記述」
全員が一斉に身を乗り出す。
『記憶の花は、世界の境界に咲く。
それは、心に強く刻まれた想いを映し出し、見る者に“別の景色”を見せる。』
「うわー出た、“世界の境界”!!」
「おいおい……それ、マジで異世界フラグじゃん……」
「やっぱ花はポータルだったんだ……見た目は可憐なのに、構造がゲート!!」
「いや待って、今まで“ゆらっと揺れただけ”なのに、そんな大仕事してたの!?」
さらに記述は続く。
『花は記録する。そして、選ばれた者の前で、記憶を再現する。』
「選ばれた……?」
「もしかして、俺たち……選ばれ系!?」
「お前は“YOで選ばれた”だけだからな!!」
「ラップで選抜される精霊世界とか怖すぎるよ!!」
だが、少し静かになったあと、菜緒がぽつりと言った。
「でも……確かに、私は最初に“花が何かを伝えたがってる”って思った」
「うん、俺も……なんか、あの花だけ、妙に“時間の流れ”が違う気がしてた」
「……あの花、“ここにいる”って感じじゃないんだよな。どこか、もっと“遠く”にいる」
静かにそう言ったのは、哲哉だった。
それは、言葉にするのがむずかしい感覚だった。
けれど、みんなが“確かに感じていたもの”だった。
「……じゃあさ、この花って……」
「もしかして、“異世界との窓”?」
悠里がぼそっと呟く。
その瞬間。
「よっしゃ!チュロスの次は“異世界テーマ”でいけるな!!」
「出た、現実的発想!」
「異世界でも売れるチュロス作ろうぜ!!」
「“転生してもおいしい”とかパッケージに書くの!?」
「ラノベか!!」
わいわい騒いでいる背後で、ひとり拓毅が真剣にメモを取っていた。
「“記憶を写す花”、“異世界の窓”、“選ばれた者”……」
「ここまで揃うと、もう“魔法陣”描きたくなってきたな……」
「むしろ校庭が魔法陣だったりしてな……?」
「……それ、オチとして本気でありそうだから怖い」
そんな中、ふと、辞書の端に何かが書き足されているのに気づいた。
誰が書いたか分からない文字。
『君たちは、まだ気づいていない。
花が映すのは、“過去”だけじゃない。』
「……え?」
「え、つまり……“未来”も……?」
教室が静まり返る。
そのとき。
「やばっ、チャイム鳴った!次体育!!」
「うわーこの空気からの体育、ムリすぎる!!」
「精神と身体のギャップがえぐい!」
「とりあえず今日はここまで!世界の謎は、あとにして体操服に着替えよう!」
バタバタと教室に戻る中、誰もがちょっとだけ――
“この世界は、思っていたより広いかもしれない”と思っていた。
その校庭では、花がまたふわりと揺れた。
風は、吹いていなかった。
放課後。例の「境界研究資料」を全ページスキャンして保存し終えたチームは、再び図書室の読書席に集合していた。
「で、今のところ分かったのは――」
拓毅がホワイトボード(なぜか持ち込まれている)に書きながら説明する。
「花は“記憶を写す”。これは確定」
「うむ」
「その記憶は“見る者によって再構成される”。つまり、同じ花でも人によって見える記憶が違う可能性がある」
「うむうむ」
「そして、“花は異世界との境界に咲く”。これにより、花=ポータル説が浮上」
「むうむうむ!」
「で、チュロスは?」
「お前はどの文脈でそれ言ってんだよ」
「いや、世界観が大事かなって」
「いま“チュロスが異世界と繋がってる説”とか出されたら花が泣くわ!!」
そんな中、栄徳が突然立ち上がって、言った。
「……このタイミングで言うのもアレだけどさ」
「なに?」
「俺……異世界行っても、たぶんYOしか言えない気がする」
「知ってる!!!」
「むしろ“異世界語=YO”で押し通そうとするな!!」
「“YOのアクセントで意思を伝える”っていう設定、けっこう面白くない?」
「完全に事故る未来しか見えないわ」
だが。
「待って……その“YO”案……意外と“言語論”的には的を射てるかも」
「マジで!?マジの話してるの!?YOで!?」
哲哉が真顔で話し始める。
「だって、記憶って“言葉”にできないものも含んでるでしょ?でも花はそれを“写す”。つまり“非言語的な情報”を記録してるわけだ」
「うん……?」
「そうなると、“翻訳”にはむしろ“言葉じゃないけど言いたい感情”のある表現が必要になる」
「それが、“YO”だと……?」
「……“YO”というより、“YOに込めた想い”のほう」
「うわーもう、異世界理論に巻き込まれてるーー!!」
「お前ら、もうこの学校の授業より内容濃いぞ!!」
さらに。
「でも、“記憶が見える”なら、試してみる価値あると思う」
菜緒が、静かに言った。
「試すって?」
「……校庭の花。あれにもう一度、“話しかけてみようよ”」
しばらく沈黙があった。
「花に?」
「……また?」
「……俺、ついに“植物としゃべる人”としてクラスの名簿に記載される気がしてきた……」
「もうされてるかもしれないよ?」
「どこの誰だよ管理してんのその名簿!!」
その日の夕方。
校庭の花の前に、また全員が集まっていた。
「さすがにもう、“慣れてきた感”あるよね」
「クラスで一番“自然と対話してる集団”だと思う」
「じゃあ誰が話しかける?」
「え、やっぱ最初は……」
全員が自然に、菜緒を見た。
「えええ!? 私!? やっぱり私!!?」
「だって“花に話しかけても違和感ない人ランキング”堂々1位だから」
「無冠の女王だよ!しかもそのランキング存在しないし!」
「2位は?」
「栄徳(ただしYO限定)」
「異世界で覚醒しそうなやつやめろ!」
菜緒は、そっと花の前にしゃがみこんだ。
(……本当に、話しかけていいのかな)
けれど、不思議なことに――
この花の前だと、不安が薄れていく。
「……あなたは、本当は、何を見てるの?」
そう静かに問いかけた瞬間。
風が、吹いた。
本当に、そこだけ。
花が、ふわりと揺れた。
――すると。
ぱちっ。
その場の空気が、切り替わったような気がした。
「……あれ……?」
菜緒の視界の端に、何かが揺れていた。
古い校舎。
見覚えのない制服。
雨の日のグラウンド。
……そして、泣いている、誰か。
(――これは……)
一瞬だけ“誰かの記憶”に触れたような錯覚。
「……菜緒!」
遠くで誰かが声をかけた。
「大丈夫か!?」
「……うん。見えた、気がした。誰かの記憶」
「誰の?」
「わかんない。でも、花は……何かを伝えようとしてる。ずっと、ずっと前から」
しばらく、誰も言葉を発しなかった。
花はまた、静かに揺れていた。
その夜。
「……さてと。そろそろ次の“ページ”をめくってもらおうか」
誰もいない図書室。
開かずの棚の一番下に、ぴたりと閉じられた“まだ誰にも読まれていない本”があった。
表紙には、こう書かれている。
『記憶の花が開くとき ― 境界の記録より ―』
【章終】
「……この辞書、また書き込みが増えてるんだけど」
菜緒が、例の“精霊の花”について書かれた古い和英辞典を開きながらつぶやいた。
「えっ、マジで? 盗み書きされてる!?」
「いや、なんか“どんどん記述が増えてる”感じなの……前は“言葉を持つ木”だったのに、いま“木が想いを記録し、花がその記憶を写す”ってところまで進化してる」
「進化型辞書……!?もうそれ辞典じゃなくて“生き物”だよ!」
「このままいくと最終的に“木がラップバトル始める”可能性あるぞ」
「それは進化じゃなくてバグだから!!」
一同が辞書を囲んで騒いでいると、後ろから拓毅が“ごく真面目な顔”で現れた。
「それ、もしかすると“古教科書”と照合できるかもしれない」
「古教科書?」
「うん、図書室の開架のさらに奥、“教科書バンク”って棚にあるやつ。昭和の終わりくらいの理科と社会の教科書がごっそり置いてある」
「え、そんなゾーンあった?完全に図書室のダークサイドじゃん」
「知らない子が入ると出てこれないタイプのやつでしょ?」
「でも面白そうだな!“花の記憶は世界の境界を越える”ってレベルの記述、あるかも!」
「その発言、すでに授業には出てこない内容だけど大丈夫?」
「むしろ今から出ようとしてるよね、教科書から」
ということで、昼休みの残り10分、全員で図書室の最奥部“教科書バンク”に突撃することに。
奥は本当にすごかった。
「昭和45年版……理科二……“磁石と魂の引力”? なにそれ物理?スピリチュアル?」
「“風の成分と精神的ストレスの相関性”って書いてある!?」
「それ心理学じゃない!?しかも無認可のやつだよそれ!?」
「これ社会の教科書に“未確認生命体(仮称)との交流記録”ってあるけど!?」
「昭和、自由すぎない!?」
そして――麗真が見つけたのは、一冊の異様に分厚い社会科資料集だった。
「うわ、なにこれ……表紙が……」
表紙には、金の文字でこう記されていた。
『境界現象研究録 ~教科外のため閲覧注意~』
「いやいやいや、“閲覧注意”の教科書て!!」
「なんで社会の資料集に注意書き入ってんの!?」
「読む前からホラー感すごい」
だが、中を開いた菜緒が驚愕の声をあげる。
「……あった。“記憶の花”についての記述」
全員が一斉に身を乗り出す。
『記憶の花は、世界の境界に咲く。
それは、心に強く刻まれた想いを映し出し、見る者に“別の景色”を見せる。』
「うわー出た、“世界の境界”!!」
「おいおい……それ、マジで異世界フラグじゃん……」
「やっぱ花はポータルだったんだ……見た目は可憐なのに、構造がゲート!!」
「いや待って、今まで“ゆらっと揺れただけ”なのに、そんな大仕事してたの!?」
さらに記述は続く。
『花は記録する。そして、選ばれた者の前で、記憶を再現する。』
「選ばれた……?」
「もしかして、俺たち……選ばれ系!?」
「お前は“YOで選ばれた”だけだからな!!」
「ラップで選抜される精霊世界とか怖すぎるよ!!」
だが、少し静かになったあと、菜緒がぽつりと言った。
「でも……確かに、私は最初に“花が何かを伝えたがってる”って思った」
「うん、俺も……なんか、あの花だけ、妙に“時間の流れ”が違う気がしてた」
「……あの花、“ここにいる”って感じじゃないんだよな。どこか、もっと“遠く”にいる」
静かにそう言ったのは、哲哉だった。
それは、言葉にするのがむずかしい感覚だった。
けれど、みんなが“確かに感じていたもの”だった。
「……じゃあさ、この花って……」
「もしかして、“異世界との窓”?」
悠里がぼそっと呟く。
その瞬間。
「よっしゃ!チュロスの次は“異世界テーマ”でいけるな!!」
「出た、現実的発想!」
「異世界でも売れるチュロス作ろうぜ!!」
「“転生してもおいしい”とかパッケージに書くの!?」
「ラノベか!!」
わいわい騒いでいる背後で、ひとり拓毅が真剣にメモを取っていた。
「“記憶を写す花”、“異世界の窓”、“選ばれた者”……」
「ここまで揃うと、もう“魔法陣”描きたくなってきたな……」
「むしろ校庭が魔法陣だったりしてな……?」
「……それ、オチとして本気でありそうだから怖い」
そんな中、ふと、辞書の端に何かが書き足されているのに気づいた。
誰が書いたか分からない文字。
『君たちは、まだ気づいていない。
花が映すのは、“過去”だけじゃない。』
「……え?」
「え、つまり……“未来”も……?」
教室が静まり返る。
そのとき。
「やばっ、チャイム鳴った!次体育!!」
「うわーこの空気からの体育、ムリすぎる!!」
「精神と身体のギャップがえぐい!」
「とりあえず今日はここまで!世界の謎は、あとにして体操服に着替えよう!」
バタバタと教室に戻る中、誰もがちょっとだけ――
“この世界は、思っていたより広いかもしれない”と思っていた。
その校庭では、花がまたふわりと揺れた。
風は、吹いていなかった。
放課後。例の「境界研究資料」を全ページスキャンして保存し終えたチームは、再び図書室の読書席に集合していた。
「で、今のところ分かったのは――」
拓毅がホワイトボード(なぜか持ち込まれている)に書きながら説明する。
「花は“記憶を写す”。これは確定」
「うむ」
「その記憶は“見る者によって再構成される”。つまり、同じ花でも人によって見える記憶が違う可能性がある」
「うむうむ」
「そして、“花は異世界との境界に咲く”。これにより、花=ポータル説が浮上」
「むうむうむ!」
「で、チュロスは?」
「お前はどの文脈でそれ言ってんだよ」
「いや、世界観が大事かなって」
「いま“チュロスが異世界と繋がってる説”とか出されたら花が泣くわ!!」
そんな中、栄徳が突然立ち上がって、言った。
「……このタイミングで言うのもアレだけどさ」
「なに?」
「俺……異世界行っても、たぶんYOしか言えない気がする」
「知ってる!!!」
「むしろ“異世界語=YO”で押し通そうとするな!!」
「“YOのアクセントで意思を伝える”っていう設定、けっこう面白くない?」
「完全に事故る未来しか見えないわ」
だが。
「待って……その“YO”案……意外と“言語論”的には的を射てるかも」
「マジで!?マジの話してるの!?YOで!?」
哲哉が真顔で話し始める。
「だって、記憶って“言葉”にできないものも含んでるでしょ?でも花はそれを“写す”。つまり“非言語的な情報”を記録してるわけだ」
「うん……?」
「そうなると、“翻訳”にはむしろ“言葉じゃないけど言いたい感情”のある表現が必要になる」
「それが、“YO”だと……?」
「……“YO”というより、“YOに込めた想い”のほう」
「うわーもう、異世界理論に巻き込まれてるーー!!」
「お前ら、もうこの学校の授業より内容濃いぞ!!」
さらに。
「でも、“記憶が見える”なら、試してみる価値あると思う」
菜緒が、静かに言った。
「試すって?」
「……校庭の花。あれにもう一度、“話しかけてみようよ”」
しばらく沈黙があった。
「花に?」
「……また?」
「……俺、ついに“植物としゃべる人”としてクラスの名簿に記載される気がしてきた……」
「もうされてるかもしれないよ?」
「どこの誰だよ管理してんのその名簿!!」
その日の夕方。
校庭の花の前に、また全員が集まっていた。
「さすがにもう、“慣れてきた感”あるよね」
「クラスで一番“自然と対話してる集団”だと思う」
「じゃあ誰が話しかける?」
「え、やっぱ最初は……」
全員が自然に、菜緒を見た。
「えええ!? 私!? やっぱり私!!?」
「だって“花に話しかけても違和感ない人ランキング”堂々1位だから」
「無冠の女王だよ!しかもそのランキング存在しないし!」
「2位は?」
「栄徳(ただしYO限定)」
「異世界で覚醒しそうなやつやめろ!」
菜緒は、そっと花の前にしゃがみこんだ。
(……本当に、話しかけていいのかな)
けれど、不思議なことに――
この花の前だと、不安が薄れていく。
「……あなたは、本当は、何を見てるの?」
そう静かに問いかけた瞬間。
風が、吹いた。
本当に、そこだけ。
花が、ふわりと揺れた。
――すると。
ぱちっ。
その場の空気が、切り替わったような気がした。
「……あれ……?」
菜緒の視界の端に、何かが揺れていた。
古い校舎。
見覚えのない制服。
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……そして、泣いている、誰か。
(――これは……)
一瞬だけ“誰かの記憶”に触れたような錯覚。
「……菜緒!」
遠くで誰かが声をかけた。
「大丈夫か!?」
「……うん。見えた、気がした。誰かの記憶」
「誰の?」
「わかんない。でも、花は……何かを伝えようとしてる。ずっと、ずっと前から」
しばらく、誰も言葉を発しなかった。
花はまた、静かに揺れていた。
その夜。
「……さてと。そろそろ次の“ページ”をめくってもらおうか」
誰もいない図書室。
開かずの棚の一番下に、ぴたりと閉じられた“まだ誰にも読まれていない本”があった。
表紙には、こう書かれている。
『記憶の花が開くとき ― 境界の記録より ―』
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