雪杜ナインプレイス 〜キミと雪見酒と、声にならない好き〜

乾為天女

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第4話 マダム同士の戦い、開幕

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 雪は夜のあいだに静かに降り続き、温泉街の屋根という屋根をふかふかの白で包んでいた。翌朝、湯気を上げる湯ノ杜温泉の坂道を、颯馬と瑠奈は並んで歩いていた。

 「まずは雪椿、それから海灯。順番は公平に、五分差もつけません」

 瑠奈は、鼻先までマフラーを引き上げたまま、手帳を片手に段取りをつぶやく。ページには、「雪椿・九時きっかり」「海灯・十時半」と、きれいな字で時間が書き込まれていた。

 「公平って言うなら、どっちも九時には無理だからな」

 「気持ちの問題です。『うちを先にしてくれた』っていうの、大事なんですよ」

 そう言いつつも、彼女の歩幅はきっちり一定だ。坂の途中にある足湯からは、すでに朝の客が湯気越しにこちらを眺めている。湯面に映る空はまだ薄い灰色で、湯気だけがほんのりとオレンジ色を帯びていた。

 坂を上り切ったところに、老舗旅館「雪椿」の門構えが見えてきた。黒塗りの門柱の上には、雪を払ったばかりの椿の木が枝を伸ばしている。玄関前の石畳は、水で丁寧に掃き清められており、雪の名残が一筋もない。

 「毎朝これだけ掃くの、たいへんだろうな」

 「それを当たり前にやるのが雪椿です」

 瑠奈が小声でつぶやく。木の引き戸を開けると、磨き込まれた板張りの床と、静かな三味線のBGMが二人を迎えた。ロビーの中央には、雪椿の花をかたどった大きな生け花が飾られている。

 「まあまあ、よく来てくれましたね」

 カウンターの奥から現れたのは、淡い色の着物に濃紺の帯を締めた女将だった。年齢は五十代半ばくらいだろうか。髪はきっちりとまとめられ、仕草はどれも滑らかだ。

 「雪椿の女将、篤子と申します。お噂は伺っておりますわ」

 彼女は、少しも崩れない笑顔のまま、二人をロビー奥のテーブルへ案内した。すでに湯のみと菓子皿が整然と並べられている。盆の上には、深い緑色の急須と、薄く切られた羊羹、その脇に小さな漬物の小鉢が三つほど。

 「本日は、『九つの場所めぐり』のお話とうかがいましたが」

 篤子は、高級そうな茶葉の入った缶の蓋を丁寧に開け、手慣れた動きで急須に茶葉を落とした。湯の温度を確かめる仕草ひとつにも、迷いがない。

 「雪杜にお越しになるお客様に、一日かけて歩いてもらう散歩道を作ろうとしています」

 颯馬が説明を始めると、篤子は熱い茶を注ぎながら、にこりと目を細めた。

 「それは素敵なお話ですわね。でしたら、やはり出発はここから、ということでよろしいかしら」

 「ここから、ですか」

 「ええ。温泉街の玄関口は、昔からうちですもの。旅館でしっかり朝ごはんを召し上がってから、九つの場所へ向かっていただく。お客様の体力的にも、そのほうがよろしいでしょう?」

 湯気の立つ茶を差し出しながらのその一言は、やわらかな綿に包まれた釘のようだった。断る形をとるだけで、こちらの礼儀が問われる気配がする。

 「もちろん、ほかのお宿さまも大切な拠点と認識しておりますわ」

 篤子は、言葉の最後に小さく「ほかのお宿さま」とだけつけ足した。その声色には、わずかながら含みがある。

 「たとえば……民宿さんのように、気楽さが売りのお宿も、ね」

 ロビーの空気が少しだけ張りつめる。隣で瑠奈が、手帳を開いたまま一度まばたきをした。

 「朝の出発地点につきましては、まだ決まっておりませんが……」

 颯馬は、茶の香りで頭を落ち着かせるように深呼吸しながら、慎重に言葉を選んだ。

 「宿泊されるお客さまのご希望に合わせて、駅前スタートとお宿スタート、両方の型を用意するつもりです。雪椿さんから出発するコースも、そのひとつとして考えています」

 「まあ、『そのひとつ』」

 篤子は、扇子で口元を隠しながら、ほんの少しだけ笑った。その目は、笑っているのか測っているのか、ぎりぎりのところだ。

 「では、その型の中で一番最初にご紹介いただけるよう、こちらも支度を整えておきますわ。朝食の漬物も、少しばかり見栄を張らないと」

 テーブルの上の小鉢には、薄く切った大根の昆布漬けと、青菜の古漬け、それに雪椿の花びらのような形に切られた人参が並んでいる。ひとくち食べると、昆布のうま味と塩気が、しっかりと舌に残った。

 「塩加減、強いですね」

 つい本心が漏れると、篤子は「旅は、少しぐらい印象に残らないと」と微笑んだ。

 雪椿を出て、坂を下り、今度は海側の斜面へと向かう。道の先に、青い屋根の建物が見えてきた。看板には「民宿 海灯」と、手書きの文字で書かれている。玄関の前では、魚を干した網が風に揺れていた。

 「おーい、上がっておいで!」

 戸を開ける前に、もう中から声が飛んできた。玄関を入ると、潮の匂いと、醤油の香ばしい香りが一緒に突き抜けてくる。裸電球のぶら下がる食堂では、エプロン姿の女将が、七輪の上で魚の干物を焼いていた。

 「いらっしゃい。民宿海灯のマサエだよ。あんたら、昨日の鍋の席にいた子たちだね」

 女将は三角巾をきゅっと結び直し、七輪の上の魚を手早くひっくり返す。表面に焦げ目がついた瞬間、ジュッと脂がはねた。

 「煙、大丈夫?」

 「このくらいの匂いで目がしみるようなら、うちの朝ごはんは務まらないよ」

 マサエは、笑いながら卓上の灰皿を片付け、二人分の湯飲みをぽん、と置いた。茶葉は気取ったものではなく、大きな缶からざらっと入れた番茶だが、その分、香りが素朴でほっとする。

 「九つの場所を歩いてもらうっていう新しい散歩道、聞いたよ。うちにも、ちゃんとお客さん回してくれるんだろうね?」

 「もちろんです。宿泊している方には、朝食後にそのまま出発してもらう形も考えています」

 瑠奈が答えると、マサエは魚を皿に移しながら、ニヤリと笑った。

 「なら話は早い。朝ごはん食べずに出発なんて、もったいないにもほどがあるよ。うちの漬物でご飯三杯いけるって、みんな言うんだから」

 そう言って、テーブルの隅から大きなタッパーを二つ取り出した。ふたを開けると、一つには酒粕に漬け込んだ大根が、もう一つには柚子皮の入った白菜漬けがぎっしりと詰まっている。

 「見た目は地味だけどさ、酒粕は龍泉から分けてもらったやつ。柚子は、りんご園のついでに買ってきたやつ。ちゃんと町の味になってんの」

 マサエは、誇らしげに胸を張った。

 「昨日の鍋屋でね、『昆布でうま味取ってる旅館の漬物』って話が聞こえてきてさ。うちは酒粕で対抗するから。『昆布と粕の戦い』だよ」

 「戦いというか、食べ比べというか」

 颯馬が苦笑いすると、マサエは「どっちでもいいけど、お客さんは喜ぶでしょ」と肩をすくめた。

 「で、その散歩道ってのは、どっちの宿から出発するの?」

 来た、と颯馬は心の中で呻いた。雪椿でも同じような問いを投げられたばかりだ。

 「雪椿さんは、『温泉街の玄関はうち』っておっしゃってましたね」

 瑠奈が、わざとらしく淡々と報告する。マサエは「あの人らしいねぇ」と笑いながらも、七輪の火を少し強くした。

 「あっちは、きれいなロビーで高い茶出すからさ。うちは、代わりに腹いっぱい食わせて送り出すよ。同じ町のど真ん中にいても、やり方は違う。それでいいんだけどさ……」

 一拍おいて、マサエは真顔になった。

 「『散歩道のスタートはあっちだけ』なんて話になったら、さすがに黙ってらんないよ?」

 卓上の湯飲みの中で、番茶の表面が小さく揺れた。颯馬は、さきほど雪椿で受けた視線を思い出す。正反対の空気なのに、口にしている不安は同じだ。

 「どちらか一方を『スタート』にするつもりはありません」

 颯馬は、腹の底から声を出した。自分の言葉が番茶の湯気を通り抜け、食堂の隅々まで届くように。

 「駅から歩き始めたい人もいれば、朝ごはんのあとにゆっくり出たい人もいる。だから、出発地点はいくつか用意します。雪椿さんスタートの型も、海灯さんスタートの型も、駅前スタートの型も」

 「型、ねえ」

 「それぞれのお宿の良さを、ルートの中でちゃんと紹介する。そのかわり、どこを選んでも『外れ』がないようにしたいんです」

 言いながら、自分でもこれは欲張りな話だと思う。それでも、ここで曖昧な返事をすれば、どちらかの不安だけが増幅されてしまう気がした。

 「ふうん」

 マサエは、しばらく七輪の火をじっと見つめていた。炭がはぜる音が、小さく静かな時間を埋める。

 「じゃあさ」

 やがて、彼女は顔を上げた。

 「うちスタートの人には、朝ごはんのあとに『漬物おかわり券』つけるよ。雪椿スタートの人には、あっちの女将がきっと上品な一皿出すだろうし。『どっちの漬物が好きだったか』なんて話、歩きながらしてもらえばいい」

 「比較前提ですか」

 「商売だもん。比べられるくらいが、ちょうどいいよ」

 マサエは笑い、七輪から魚を取り上げて、皿にのせた。それを二人の前にすっと差し出す。

 「ついでに、うちにもその散歩道の地図、早めに置いてちょうだい。『どこに行ったら楽しいか』って話、朝ごはんの席でするから」

 「承知しました」

 会釈をしながら、颯馬は胸の内で、雪椿と海灯の女将の顔を並べてみた。形は違うが、どちらも「自分の宿から旅を始めてほしい」と願っている。その気持ちは、町のためでもあり、自分のためでもある。

 午前中の挨拶を終え、二人は坂道を下りながら、しばらく無言で歩いた。湯気の向こうで、観光客らしき親子が足湯に腰掛けている。子どもの笑い声が、白い湯気の中で跳ねた。

 「マダム同士の戦い、見ごたえあるね」

 沈黙を破ったのは、瑠奈だった。彼女は手袋越しに手帳をぱたんと閉じる。

 「これ、町の見どころにできるかも。『今夜の漬物対決はどっち?』って、案内所でボードに書くだけでも、けっこう楽しいと思うんだよね」

 「火に油を注ぐ案内所、って怒られないか?」

 「油っていうか、ドレッシングくらいです」

 瑠奈は、雪の上に小さく丸を描いた。そこに「雪椿」と「海灯」と書き込み、その間を線でつなぐ。

 「九つの場所の中に、『マダム同士の戦い』っていう物語も一緒に案内できたら、ご飯の味も忘れにくくなるでしょ?」

 「漬物の塩分だけで十分忘れにくいと思うけど」

 颯馬は肩をすくめながらも、その丸と線をじっと見つめた。九つの場所を結ぶ輪の外側に、もう一本、小さな物語の線が伸びていくのが見えた気がする。

 「……スタート地点を選べる仕組み、ちゃんと形にしないとな」

 「うん。そのためにも、案内所の中身を詰めないとね。『今日の九つ』のボードに、『今日の漬物対決』の欄も作ってさ」

 彼女の口からすらすら出てくる「やりたいこと」の数々を聞きながら、颯馬は雪を踏みしめる足に、少しだけ力を込めた。

 町のどこかで、昼のチャイムが鳴った。湯気をまとった温泉街の空気がわずかに揺れ、その揺れに合わせるように、颯馬の胸の奥で、まだ形にならない「仕組み」の輪郭が、薄く光った。

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