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第33話 深海の眠り竜
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ゼピュロスを後にした一行は、次なる目的地──帝国と王国の共同研究区域「アルセナ湾」へ向かっていた。
地図にも載らぬその場所は、南海域に沈む古代遺跡の調査拠点。数世紀前、帝国の前身文明が沈めたとされる魔導兵器が、近年の地殻変動で再び反応を示し始めたのだという。
「で? “深海に竜が眠る”って話は、どこまで本当なんだ?」
船室の揺れる窓枠にもたれながら、巧は隣の友子に尋ねた。
「……厳密には“竜型兵器”。正式名称は《アーク・サルファーニア》。古代帝国が、自己修復型の高出力魔導機関を応用して開発した、水陸両用型の戦闘機構。海流を制御して海上国家を封鎖したって伝説があるくらい」
さらりと恐ろしいことを言いながらも、友子の口調にはいつものような明快さがなかった。
「なにか、気になることがあるのか?」
「うん。今回の起動信号、外部からのアクセスじゃなくて……内部から“誰か”が起こしてる。しかも、王国でも帝国でもない通信プロトコルで」
その言葉に、すずや紗織も顔を曇らせた。
「外部の勢力……?」
「可能性はある。でも、もっと厄介なのは……“何を目的に”その竜を起動させようとしているか、だよ」
会話の途端、船体が一瞬大きく揺れた。窓の外──視界の底に、青白く光る巨大な影が一瞬だけ見えた。
それはまるで、深海の眠りから覚めようとする竜の“あくび”のように。
「……間に合うといいけど」
小さくつぶやく友子の手に、すずがそっと触れた。
「間に合わせるよ。あんたが間に合わせようとしてるなら、私たちが絶対、そこに追いつく」
その言葉に、微かに頬を染める友子。
「うん。じゃあ、行こう。目を覚ます前に──“対話”の手段を探しに」
こうして、かつて“破壊の象徴”と恐れられた竜と、現代の子どもたちの“最初の会話”が、静かに始まろうとしていた。
海中遺跡《サルファーニア環状門》──かつて“浮上封印式”として造られたこの施設は、今や中央制御環の停止により、大陸プレートの隙間にある竜型兵器の格納庫を直通で繋いでいた。
「……あのさ、こんなところに降りるって決めたの、誰?」
金属通路の錆びた音にびくつきながら、裕哉が呟いた。
「私だよ」と即答したのは友子だ。
「いやまあ、否定はしないけどさ! 誰も“深海遺跡で一人残された錬金幼女”って絵面を期待してないから!」
「それでも私は行く。あの兵器は、戦うために作られたけど……私は“改めて使い道を考えたい”」
天才は迷わない。友子の足取りはしっかりとしたもので、彼女の持つ魔導器《レゾネーター》が水圧対策と酸素供給を担っていた。
すずと紗織が周囲を警戒し、勇が前衛を任される。巧は後衛として遺跡全体の構造を記憶に刻みつけていた。
やがて、階段状の中央通路を抜けた先──深い青に包まれた“巨大な瞳”が、ゆっくりと開く。
全長百メートルを超える、竜の形をした魔導兵器《アーク・サルファーニア》が、今まさに覚醒しようとしていた。
「──侵入者確認。起動プロトコル、第零段階……完了」
不気味なまでに滑らかな機械音が響き渡る。機体全体に、紋様のような青い光が走る。
「これは……まだ完全覚醒じゃない。今なら、“交渉の余地”がある」
友子は胸元から、かつて王立学院で試験開発していた“言語同期回路”を取り出す。
「これは……心音を介した翻訳装置? でも友子、それは完成してないって──」
「でも、今ここで使うしかないの。兵器が“敵味方の定義”を起動する前に、私たちのことを“言葉を交わせる対象”として認識させる必要があるから!」
回路が起動し、脈打つように友子の胸に共鳴する。
同時に、サルファーニアの瞳に浮かぶ“魔導式思考演算体”が震え、少女の姿をした幻像を映し出した。
「あなた……誰?」
その声は、兵器のものとは思えぬほど柔らかかった。
「私は友子。あなたを止めに来た──でも、あなたを“壊す”ためじゃない。“使い方”を変えるため」
「使い方……?」
竜の幻影は、困惑したように首を傾げる。
「そう。あなたは“破壊の道具”として作られた。でも、それだけじゃない。あなたには“守る力”もある。私はその可能性を証明したい」
沈黙。海の底に、静かに時が流れる。
だが次の瞬間、格納庫の天井が音を立てて割れ、無数の黒い触手のようなワイヤーが遺跡を貫いた。
「強制再起動コードです! 外部から、しかも帝国式でも王国式でもない侵入プロトコル!」
友子が叫ぶ。
兵器は再びうなりを上げ、制御演算体が彼女たちから情報遮断を始める。だがその中で、幻影の少女──《サルファーニア》だけは、微かに動揺していた。
「私、壊されるの? また、あの時みたいに」
「違う!」友子が叫ぶ。「今回は、ちゃんと向き合う! あなたがどんな存在なのか、ちゃんと知るから!」
その声に、巧が続く。
「誰かを誤解したまま壊すのは、もう沢山なんだよ」
勇も剣を抜き、間に立つ。
「俺たちが守る。この竜が“兵器”として暴走しないように、“一人の意志”として尊重されるように!」
ワイヤーは友子に向かって襲いかかるが──瞬間、紗織の魔法障壁とすずの魔音干渉で軌道が逸れる。
深海の眠り竜は、その光を静かに収束させ始めた。
兵器ではない、“少女”として──。
竜の機体が微かに揺れる。青い光が心臓部へと集まり、まるで“心音”のような鼓動を刻んだ。
「プライマリ・ロジック、書き換え要求確認……判断保留。対話の継続を優先」
機械音声にしては、どこか人間らしい“迷い”が滲む。
友子は慎重に一歩踏み出す。制御中枢──兵器の心核に近づき、声を重ねた。
「私があなたに命令するのではなく、お願いしたい。“協力して”くれないか?」
それは兵器への命令ではなく、意志ある存在への“対話”だった。
しばらくして、機体から浮かび上がる幻影少女が頷く。
「わたし……友子と一緒に考える。“壊すこと”以外の使い方、ちゃんと知りたい」
その瞬間、竜の全身に走っていた緊張の光がふっと収まった。
だが──。
「制御シグナルに異常! 何かが……割り込んでる!」
裕哉が叫んだ。
遺跡の外から、新たな魔導波が押し寄せてくる。
視界の端、モニタに映るのは──黒衣の人影。砂のように崩れたフードの下、光る義眼が見えた。
「アンドレ……!」
勇が呻く。
「やはり来たか。帝国の上層部では止めきれなかったか」
アンドレは、帝国から派遣された特使でありながら、王国を混乱に導いた影の交渉人──そして、勇の異母兄。
彼の手には、《サルファーニア》の旧型制御キーが握られていた。
「弟よ。良き夢は見られたか? だがそろそろ目覚める頃だ。幻想は、深海の底に沈めるべきだろう」
冷笑とともに、制御権限の奪取が始まる。
「やらせない!」と友子が叫ぶ。
「私たちは、兵器のままで終わらせないって誓った!」
魔導装置を起動し、旧制御ルートを切断。すずが共鳴詩を紡ぎ、巧と勇が遮蔽装甲を展開してアンドレの魔弾を弾いた。
「この子は、ただの装備じゃない。あなたの手で壊させるもんか!」
紗織の魔封結界が、アンドレの再制御を押し返す。
竜の瞳が、再び静かに光った。
「友子……わたし、分かった。“心の居場所”があると、わたしも何かになれる」
その言葉とともに、サルファーニアの演算核は一つの選択を下す。
「制御系統、完全遮断。自己判断領域を解放──新たな役割:守護機体《サルファーニア》、起動」
まばゆい光が遺跡を包む。
ワイヤーが焼き切れ、アンドレの干渉が強制排除される。
「──まさか、兵器が意志を持ったというのか……!」
アンドレが後退し、撤退の指示を出す。
海底に静けさが戻る。
サルファーニアの機体は光を収め、再び眠りにつく──だがその表面には、友子たちの紋章と似た意匠が浮かんでいた。
「この子は、もう“私たちの仲間”だよ」
友子が微笑みながら言う。
「そして、また一つ。戦い以外の道が、世界に広がった」
静かな潮流が彼女の髪を揺らし、誰よりも早く“未来”を見据えるその眼差しが、遺跡の闇を照らしていた。
地図にも載らぬその場所は、南海域に沈む古代遺跡の調査拠点。数世紀前、帝国の前身文明が沈めたとされる魔導兵器が、近年の地殻変動で再び反応を示し始めたのだという。
「で? “深海に竜が眠る”って話は、どこまで本当なんだ?」
船室の揺れる窓枠にもたれながら、巧は隣の友子に尋ねた。
「……厳密には“竜型兵器”。正式名称は《アーク・サルファーニア》。古代帝国が、自己修復型の高出力魔導機関を応用して開発した、水陸両用型の戦闘機構。海流を制御して海上国家を封鎖したって伝説があるくらい」
さらりと恐ろしいことを言いながらも、友子の口調にはいつものような明快さがなかった。
「なにか、気になることがあるのか?」
「うん。今回の起動信号、外部からのアクセスじゃなくて……内部から“誰か”が起こしてる。しかも、王国でも帝国でもない通信プロトコルで」
その言葉に、すずや紗織も顔を曇らせた。
「外部の勢力……?」
「可能性はある。でも、もっと厄介なのは……“何を目的に”その竜を起動させようとしているか、だよ」
会話の途端、船体が一瞬大きく揺れた。窓の外──視界の底に、青白く光る巨大な影が一瞬だけ見えた。
それはまるで、深海の眠りから覚めようとする竜の“あくび”のように。
「……間に合うといいけど」
小さくつぶやく友子の手に、すずがそっと触れた。
「間に合わせるよ。あんたが間に合わせようとしてるなら、私たちが絶対、そこに追いつく」
その言葉に、微かに頬を染める友子。
「うん。じゃあ、行こう。目を覚ます前に──“対話”の手段を探しに」
こうして、かつて“破壊の象徴”と恐れられた竜と、現代の子どもたちの“最初の会話”が、静かに始まろうとしていた。
海中遺跡《サルファーニア環状門》──かつて“浮上封印式”として造られたこの施設は、今や中央制御環の停止により、大陸プレートの隙間にある竜型兵器の格納庫を直通で繋いでいた。
「……あのさ、こんなところに降りるって決めたの、誰?」
金属通路の錆びた音にびくつきながら、裕哉が呟いた。
「私だよ」と即答したのは友子だ。
「いやまあ、否定はしないけどさ! 誰も“深海遺跡で一人残された錬金幼女”って絵面を期待してないから!」
「それでも私は行く。あの兵器は、戦うために作られたけど……私は“改めて使い道を考えたい”」
天才は迷わない。友子の足取りはしっかりとしたもので、彼女の持つ魔導器《レゾネーター》が水圧対策と酸素供給を担っていた。
すずと紗織が周囲を警戒し、勇が前衛を任される。巧は後衛として遺跡全体の構造を記憶に刻みつけていた。
やがて、階段状の中央通路を抜けた先──深い青に包まれた“巨大な瞳”が、ゆっくりと開く。
全長百メートルを超える、竜の形をした魔導兵器《アーク・サルファーニア》が、今まさに覚醒しようとしていた。
「──侵入者確認。起動プロトコル、第零段階……完了」
不気味なまでに滑らかな機械音が響き渡る。機体全体に、紋様のような青い光が走る。
「これは……まだ完全覚醒じゃない。今なら、“交渉の余地”がある」
友子は胸元から、かつて王立学院で試験開発していた“言語同期回路”を取り出す。
「これは……心音を介した翻訳装置? でも友子、それは完成してないって──」
「でも、今ここで使うしかないの。兵器が“敵味方の定義”を起動する前に、私たちのことを“言葉を交わせる対象”として認識させる必要があるから!」
回路が起動し、脈打つように友子の胸に共鳴する。
同時に、サルファーニアの瞳に浮かぶ“魔導式思考演算体”が震え、少女の姿をした幻像を映し出した。
「あなた……誰?」
その声は、兵器のものとは思えぬほど柔らかかった。
「私は友子。あなたを止めに来た──でも、あなたを“壊す”ためじゃない。“使い方”を変えるため」
「使い方……?」
竜の幻影は、困惑したように首を傾げる。
「そう。あなたは“破壊の道具”として作られた。でも、それだけじゃない。あなたには“守る力”もある。私はその可能性を証明したい」
沈黙。海の底に、静かに時が流れる。
だが次の瞬間、格納庫の天井が音を立てて割れ、無数の黒い触手のようなワイヤーが遺跡を貫いた。
「強制再起動コードです! 外部から、しかも帝国式でも王国式でもない侵入プロトコル!」
友子が叫ぶ。
兵器は再びうなりを上げ、制御演算体が彼女たちから情報遮断を始める。だがその中で、幻影の少女──《サルファーニア》だけは、微かに動揺していた。
「私、壊されるの? また、あの時みたいに」
「違う!」友子が叫ぶ。「今回は、ちゃんと向き合う! あなたがどんな存在なのか、ちゃんと知るから!」
その声に、巧が続く。
「誰かを誤解したまま壊すのは、もう沢山なんだよ」
勇も剣を抜き、間に立つ。
「俺たちが守る。この竜が“兵器”として暴走しないように、“一人の意志”として尊重されるように!」
ワイヤーは友子に向かって襲いかかるが──瞬間、紗織の魔法障壁とすずの魔音干渉で軌道が逸れる。
深海の眠り竜は、その光を静かに収束させ始めた。
兵器ではない、“少女”として──。
竜の機体が微かに揺れる。青い光が心臓部へと集まり、まるで“心音”のような鼓動を刻んだ。
「プライマリ・ロジック、書き換え要求確認……判断保留。対話の継続を優先」
機械音声にしては、どこか人間らしい“迷い”が滲む。
友子は慎重に一歩踏み出す。制御中枢──兵器の心核に近づき、声を重ねた。
「私があなたに命令するのではなく、お願いしたい。“協力して”くれないか?」
それは兵器への命令ではなく、意志ある存在への“対話”だった。
しばらくして、機体から浮かび上がる幻影少女が頷く。
「わたし……友子と一緒に考える。“壊すこと”以外の使い方、ちゃんと知りたい」
その瞬間、竜の全身に走っていた緊張の光がふっと収まった。
だが──。
「制御シグナルに異常! 何かが……割り込んでる!」
裕哉が叫んだ。
遺跡の外から、新たな魔導波が押し寄せてくる。
視界の端、モニタに映るのは──黒衣の人影。砂のように崩れたフードの下、光る義眼が見えた。
「アンドレ……!」
勇が呻く。
「やはり来たか。帝国の上層部では止めきれなかったか」
アンドレは、帝国から派遣された特使でありながら、王国を混乱に導いた影の交渉人──そして、勇の異母兄。
彼の手には、《サルファーニア》の旧型制御キーが握られていた。
「弟よ。良き夢は見られたか? だがそろそろ目覚める頃だ。幻想は、深海の底に沈めるべきだろう」
冷笑とともに、制御権限の奪取が始まる。
「やらせない!」と友子が叫ぶ。
「私たちは、兵器のままで終わらせないって誓った!」
魔導装置を起動し、旧制御ルートを切断。すずが共鳴詩を紡ぎ、巧と勇が遮蔽装甲を展開してアンドレの魔弾を弾いた。
「この子は、ただの装備じゃない。あなたの手で壊させるもんか!」
紗織の魔封結界が、アンドレの再制御を押し返す。
竜の瞳が、再び静かに光った。
「友子……わたし、分かった。“心の居場所”があると、わたしも何かになれる」
その言葉とともに、サルファーニアの演算核は一つの選択を下す。
「制御系統、完全遮断。自己判断領域を解放──新たな役割:守護機体《サルファーニア》、起動」
まばゆい光が遺跡を包む。
ワイヤーが焼き切れ、アンドレの干渉が強制排除される。
「──まさか、兵器が意志を持ったというのか……!」
アンドレが後退し、撤退の指示を出す。
海底に静けさが戻る。
サルファーニアの機体は光を収め、再び眠りにつく──だがその表面には、友子たちの紋章と似た意匠が浮かんでいた。
「この子は、もう“私たちの仲間”だよ」
友子が微笑みながら言う。
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