前作元ランカーの遊戯

結使

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大会前ちょっとした問題発生

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 大会の日が近づいてくる
 お茶っ子は大会に向けてランク戦で機体の調整している
 偶にフレンド戦で戦い確認を手伝っている
 お茶っ子の大会の為の調整とはいえ手加減はせずにガチで勝ちに行く、容赦なく攻撃を叩き込む
 機体は差があるとは言えどちらも機動特化、素早くジグザグや複雑な動きて攻撃を躱しての撃ち合い

「よし、勝った。弾幕やっぱ怖いなぁ」

 フレンド戦で戦い何とか勝利した
 威力が高い弾幕の為、数発受けるだけで目に見えて減ってしまう
 ほぼ面で降り注ぐ弾幕の回避は難しく少し当たり削られる

『負けた! 強いなぁ。高頻度で当ててくる』
「弾幕で削り切られる前に削った。でも結構危なかったかも」
『避けるの上手くて弾幕でも削り切るの時間掛かる』
「新しい機関銃一発一発が思ったより痛い」

 (威力高い弾幕厄介)

『威力高いからね。うーん、もっと避けるの上手くならないとなぁ』
「だいぶ上手いと思うけど、外部部品のブースト距離を速度に変えてみたらどう? 距離より速度の方が回避向きかも」
『確かに! 次試してみる! 折角だから他の部品も使ってみようかな』
「新武器の方は慣れてきた?」
『うん、慣れてきた! あれよりは連射低いからエイムの練習にもなる。結構上達したと思う』

 エイムの練習もきちんとしているようで戦場では高精度の弾幕が降り注ぐ
 避けてもすぐに弾幕が追いかけて来る
 建物を盾にしてもすぐに撃たれて破壊されるか別の方向からの攻撃が来る

「うん、間違いなく上達してるよ。偏差も加味してる攻撃も混ざってるから避けるのが難しくなってきた」
『ふふん、凄いでしょ。余裕で優勝出来るかも』
「はい、そこ調子に乗らない」
『はーい』

 精度の高い弾幕だけでもかなりの脅威となるのにお茶っ子はもう1つの強みを持っている
 ゲーム内、最速の機動力で戦場を駆け抜ける事、速度が速い分耐久が低くても相手の攻撃が当たりづらい
 普通なら操作が難しく簡単に撃ち落とされる。しかし、お茶っ子はこの高速機動に操作が慣れている

「大半機体の機動は僕くらいの機動だと思うからこの辺の速度に慣れたら行ける」

 機動特化の中間くらいの性能、耐久もあり機動がちゃんと高い
 戦うには丁度良いくらいの性能
 誤差はあると思われるが機動特化なら性能は大体この辺だと考えられる
 武器編成は人による為、予想は難しい

『その速度にはだいぶ慣れてきた。次前の機体でやって欲しい。耐久ある機体試したい』
「良いよ。装備をちょっと変えてくる。武器の指定は?」
『武器と立ち回りは自由で』
「分かった」

 (自由……なら機関銃とミサイルにしてみようかな。ミサイルはそんなに種類ないなぁ。なら弾数多いロックオン式にしよ)
 機体と武器を切り替え終えてフレンド戦を始める
 アサルトライフルで撃ちながらミサイルで追撃していく
 出来る限り攻撃を躱してカウンターをする
 (削り痛いなぁ)

「よし、勝った」
『負けたぁ。やっぱり耐久あると硬いなぁ』
「それが耐久の強みだからね。それでも結構体力削れていたよ。速度が遅い分弾が当たりやすい」
『なら頑張って削る。なんか通知来た』
「通知?」
『神威から通知が来た、大会出場予定の人が3人参加出来なくなったんだって』
「ありゃ、3人も参加出来なくなっちゃったか。大会主催側大変だね」

 詳しい事は知らないけれど大会主催側は参加出来る人数の確認や予定していた対戦の一部を変更する調整をする事になると思う

『今頑張ってメンバー探してるらしいよ。無理そうなら調整するけどこっちでも一人誰か誘える人いるか聞かれた』
「僕は無理だよ?」
『他に誘える人は?』
「他の人と今は関わっていないから誘える人も居ない」
『あぁそっか、だよね。他のメンバーには神威から伝えてあるかな?』
「伝えてると思うけど一応確認で聞いてみたら? もしかしたら伝え忘れあるかも知れない」

 神威はそういう所もしっかりとしているが緊急時、忘れていてもおかしくない

『そうだね。みんな用事あるって言ってたから無理そうだけど』
「あぁ、それなら無理だね。リアル優先だろうから、それに今日から探すとなると難しいよね」

 参加条件を満たしていて参加希望じゃない人は用事があったり参加する気がない人だろう
 そうなると新しい参加希望者を見つけるのは大変
 今回は特に厳しい参加条件がある、前作ランカーもしくは今作の最高ランク到達者、そのどちらかを満たしていない人を入れる訳には行かない
 入れてしまったらそれはそれで問題になりそう
 偶然、大会前の今に最高ランクに到達した人でも居ないと新しいメンバーは難しい

『1人ならまだ希望はあるけど3人なのが』
「緊急の用事か風邪かな。風邪は最近流行り始めたって店長言ってたし」
『そうなの?』
「この時期になると増えるんだって、店員にも風邪で休んだ子居る」
『なるほど、覚えておこ。体調不良は嫌、病院やだ』
「それなら手洗いうがいしっかりして外出時はマスクつけた方が良いかも」
『マスクあっ、残り少ない新しく買わないと、売ってるっけ?』
「マスクなら店に売ってるよ」

 僕のバイト先の店は幅広く色んな物を売っている。その便利性からバイトする前から買い物に行く事もあった

『高い?』
「安い物もあるよ。ただ風邪が流行り始めたなら早く買わないと売り切れるかも、在庫はまだあるけど」
『なら明日学校終わりに買いに行こうかな』
「早い方がいいからね」
『忘れないようにメモっておこ~』
「大事大事」

 (明日は……バイトの日だ。朝早くないからもう少し出来る。丁度良いから明日在庫確認しておこうかな)
 少しランク戦をやってから寝る支度を済ませて眠る
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