VRMMO [AnotherWorld]

LostAngel

文字の大きさ
52 / 57

第五十二話『ラスト・ワルツ』

しおりを挟む
[第五十二話] 『ラスト・ワルツ』

 さあ、踊ろうか。『ラスト・ワルツ』を!

 そう言わんばかりの笑みに似た表情を覗かせ、『九尾の悪魔・フォクシーヌ』が猛突進してくる。

「『アクア・ソード』」

 俺は水の剣を展開し、彼女の体を半身になって避けるが…。

 続けて、九本の尾が迫る。

 体勢が悪いな。

 体力が削られてしまうが、水をまとった杖で受ける。

「くうっ!!」

 ギイイイイイイインッッ!!

 鈍い音を立てて、白い尾の束と水の刃が接する。

 俺は上手く尾をいなしつつ、素早い動作で後ろを振り向く。

 次の行動は多分…。

 来た!

 案の上、フォクシーヌは朱の前足を突き出す直前だった。

『読まれているか…!流石人の子だ』

「自己紹介が遅れたな。俺は水魔法使いのトールだ」

 ギイイイイインッッ!!!

 一言ずつ言葉を交わすや否や、今度は前足と刃が相交わる。

 するとなぜか、彼女の方から鍔迫り合いの続行を避け、前足を引っ込めて大きく後退した。

 なるほど。

 今、俺は大きな池とフォクシーヌに挟まれる形になっている。背後には深い水をたたえた池があり、地形は圧倒的に不利だ。

 ならば…、突っ込む!

 『アクア・ソード』の持続時間はまだ残っているので、俺は刃を中段に構えながら突進する。

『魔法使いが近接戦か!!やはり面白いな、トールは!』

 これに対して彼女は、尾の一本を差し向けて大きく薙ぎ払ってくる。

 朱の墨汁にちょんと付けたような穂先の部分ではなく、白く太い部分をこちらに叩きつけるとようにして。

「少し、痛いかもしれないぞ」

 俺はそう言うと、急停止して半歩ほどバックステップを取る。

 そしてそのまま、水の剣を横に振り払う。

 スパッと驚くほどきれいな音を立て、朱色をした尾の先端が切断された。

 途端…。

『きゅるるるるるるっっ…!』

 悲痛な叫び声が湖畔に響き渡る。

 同時に、彼女から発せられる殺気が増した気がした。

「朱の毛並みをした部分には水魔法が通る。そうだろう、フォクシーヌ?」

『きゅるるるっ…。ああ、この体になってから弱くなった。その通りだ」

 朱の毛並みをした部分とは、彼女の目の周り、四本の脚の先端、そして九本の尾の先っぽだ。

 先ほど『アクア・ソード』を尾の中ほどで受けたのにもかかわらず、前足では受けるのを避けた。

 この行動の違いで、ピンときた。

 以前のレベルでは無理だったが、現在のレベルでは朱の部分にダメージを与えることができる。

 つまり、これらの部位に水魔法で攻撃し続ければ、彼女を倒せるかもしれない。

『こちらも本気で行かせてもらう』

 彼女はそう言うと、先端を切られた尾以外の八本の尾を含め、朱の毛並みが赤く灯る。

 以前の戦いで熱線を操っていたから、おそらく火属性を付与したのだろう。

「『アクア・ソード』」

 相対する俺は、水の剣を再び張り直す。

 明確な弱点が判明した今、正真正銘、これが最後のワルツだ。

 終わった後に立っているのは、俺だ。


 ※※※


 来る!

 『ナインテイル・ワルツ』が。

 彼女は一息に俺の目の前まで距離を詰めると、しっぽをしならせて連撃を放ってくる。

 一本目。

 白く太い部分の尾を利用した薙ぎ払い攻撃。朱の部分を内側に折り込んで斬られないようにしている。

「なら…!」

 その分、リーチは短めだ。

 少しバックステップして避けつつもカウンターを尾に打ち込むが、効いている様子はない。

 二本目。

 ぴんと張った尾を使った真一文字のたたきつけ攻撃。

「来たな!」

 さらにバックステップで後ろに下がり、先端を切りつける。

 水と火という相性の関係もあって柔らかく感じるのだろうか。みごと切断に成功した。

 三本目。

 今の攻撃の技後硬直を狙った突き攻撃。前の二本よりも速い。

 意図的に緩急をつけてきている?

 対応しきれず、もろに腹に食らう。

「んぐうううっっ!!」

 俺は焼けるような痛みとともに、大きく吹っ飛ばされた。

 まずい、こっちには池が…。

「っ!!」

 どぼおんんっという小気味のいい音を立て、池へと落ちる。

 俺はすぐに臨戦態勢を取り、潜ったまま池の中央の方へ泳いでいく。

「ごああ…」

 水中で話すことはできない。

 なので、言葉にならない呻き声を発しながら、俺は突然やってきた数秒間の猶予で頭を働かせる。

 考えろ。

 相手の次の行動を、予測しろ! 

 彼女はきっと、熱線攻撃をでたらめに撃ってくる。

 なら、次に俺が取るべき行動は…。

「ぶううう…」

 俺はありったけの力を振り絞り、底に向かって沈み込むように水をかく。

 ジュン!ジュアアアアア!ジュアアア!ジュアアア!ジュン!ジュウアアアアアア!ジュアアア!ジュアアアアア! 

 その瞬間、七本の尾の先端から発せられたであろう熱線が池の表面を焼く。

 あのまますぐに水面に顔を出していたら、一瞬で熱線に融かされていた。

「っぷはあっっ!」

 俺は水中を前方上方向に向かって泳ぎ、浮上しつつ岸から上がる。

 気づけば、夥しい量の水蒸気が池と岸辺を包み込んでいた。

 これで都合よく、俺のことを見失ってくれてるといいんだが。

 しかし、そんなことはなかった。

 四本目。

 蛇のように低い薙ぎ払いのしっぽ攻撃が突然、白い煙の中から這い出てきた。

「うわっ!」

 俺はまともに受けてすっ転ぶ。

 そこに、五本目。

 斜めがけの一撃。

「ぐううぅぅ…!」

 とっさに左腕を上げて、座り込んだ体勢でガードする。

 熱く、身も心もなにもかも焼けるような一撃を浴びながら俺は…。

 腕を翻し、五本目の尾を掴んだ。

『やめろおっ!』

 六本目、七本目の追撃がすぐさま飛んでくる。

「ぐううっ、がああああっっ!!!」

 俺は側頭部と右肩に飛んできた尾を体で受け止める。

 関係ないな。

 この五本目の尾に、全力の一撃を叩き込む!

「『アクア・ランス』」

 至近距離から放たれた水の槍が、フォクシーヌの五本目の尾を刺し貫く。

『きゅるるるるるううるるるるるっっっ!!!』

 絶叫を上げる彼女。

 仕留めたか?

 いや…。

『まだだ。まだ終わらせてなるものか!!!』

 八本目。

 横一線に放たれた一撃。

 俺は『アクア・ランス』の硬直で動けない。

「っ、ぐううわああっ!!」

 右の脇腹にもろに食らう。

 熱い鉄の棒を思い切り、叩きつけられたかのような熱と痛みだ。

 だが、前のように無様に倒れたりしない。

 脇腹と二の腕で、がっちりと八本目の尾を押さえ込む。

『やめろおおおおおっ!!!』

 先端を失った九本目の尾を叩きつけてくるが、お構いなしだ。

「『アクア・ソード』!」

 逆手に持った杖から、水の刃を伸ばす。

 ブスリッ!

『きゅううるっるるるるるるっっ!!』

 尾の先端に突き刺さり、湿原に悲鳴が響いた。

 動きに対応できている。もう、防戦一方だった以前の俺とは違う。

 水蒸気の霧が晴れた。

「どうだ、フォクシーヌ。前までの俺とは違うだろう?」

『…ああ、どうやらそのようだ。こちらも遊んでいる余裕がなくなった』

 そう言うや否や、猛然と突進してくる彼女。

「来い!」

 俺は水の刃を振りかぶり、応戦しようとするが…。

 スカッ。

 全く手ごたえが感じられずに杖が彼女の体を通り抜け、空回りしてその場でよろけてしまう。

『蜃気楼だ』 

 蜃気楼!

 俺の目には彼女が飛び出してきたように見えたが、実際はその場にとどまっていたのか!?

 まずい。彼女は先端が健在の五本の尾を中心に集め、こちらに向けている。

 前に俺を灰にした、あの技を撃つつもりだ!

『さようなら』

 おそらく胴を狙ってくる。と思っている間に発射された。

 放たれた熱線たちがすぐそこまで伸びる。

 俺は慌てて、水の刃を滑り込ませる。

「はああああああああっっっ!!!!」

『きゅるるるるるるるっっっ!!!!』

 俺の十八番とも言える水の剣、『アクア・ソード』と。

 フォクシーヌの切り札とも言える灼熱の熱線。

 俺の技の方が相性が良く、しかも彼女はこの技に使える尾の本数が減っている。

 こちらに分がある、と思いたい。

 耐えろ。耐えるんだ、俺!

「あああ、あああああああっっ!!!」

 数秒とも数十分とも思える時間の後、ふいに熱線の照射が終わった。

 喉はからから、先ほど池に落ちて濡れていたはずの全身はいつの間にか乾いている。

 それほどまでに、彼女の熱は凄まじいものだった。

「はあ、はあ、はあ…」

『きゅううう…』

 前方を警戒しつつ、息を整える。

 フォクシーヌも肩を揺らし、こちらを警戒している。

『みごとだ、トール。貴様はよくやった』

 姿はある。声も聞こえる。

 でも、前方のこれも蜃気楼かもしれない。

 急いで辺りを見回すが、本体の姿はどこにも見当たらなかった。

『ふふ、そんなに慌てなくてもいい。あの技は反動が大きくてな、動けない』

 半ば諦観したかのような口調で、彼女は話を続ける。

『私の負けだ、トール。哀れな女狐にとどめを刺すといい』

「ああ、楽しかったよ。お前との『ラスト・ワルツ』は」

 そう言って、俺は彼女に近づく。

 一歩。また一歩。

 これで彼女の加護を消せる。二属性以上の魔法を習得できる。

 俺は浮足立って、彼女との距離を安易に詰めてしまった。

 それが敗因だった。

『キツネというのは…』

 突然肩を持ち上げ、前に飛びかかってきたフォクシーヌ。

『…人をだますのが得意な生き物なんだ』

 俺に向かって噛みつき攻撃をしかけてくる。

「っ!?」

『人が一番油断するのは、勝利を目前としたときだ!見損なったぞトール!お前がそんな型にはまる人間だったとはな!!』

 シャープに尖った美しい顎が迫り、俺の体を食いちぎる…。

 ガチンッ!!

 …ことはなく、牙と牙が打ち合わさる気の抜けた音が響き渡った。

 フォクシーヌの頭と重なった俺の姿が歪み、空中に溶けて消える。

『っ!?』

「捕食者が一番油断するのは、今まさに獲物を食らわんとするときだ」

 俺はさっきやられた意趣返しに、格好つけてみる。

「『アクア・ミラージュ』」

『なにっ!?』

 蜃気楼が使えるのは、彼女だけじゃなかったってわけだ。

 『アクア・ミラージュ』。水と空気の屈折率の違いを利用して、十メートル前方に幻影を作り出す魔法だ。

 つまり、熱線をしのいだ直後に発動したこの魔法で、俺の実体は幻影の十メートル後ろにあった。

 映像の投影だけなので鼻が利く魔物には通用しないが、熱で嗅覚が鈍ったのか、今回は上手くいった。

「それじゃあな、フォクシーヌ」

 無防備な状態を晒した彼女に、別れの挨拶を済ませる。

 俺はすぐに魔法を発動できるし、彼女は顎を前に突き出した体勢のまま硬直しているため避けることができない。

 今度こそ、チェックメイトだな。

『…またどこかで踊ろう、トール』

「ああ…。『アクア・ランス』」

 静かに放たれた水の槍がフォクシーヌの右目を抉り、頭を突き破る。

 こうして『九尾の悪魔・フォクシーヌ』は、その息の根を完全に止めたのであった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる

仙道
ファンタジー
 気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。  この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。  俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。  オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。  腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。  俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。  こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。 12/23 HOT男性向け1位

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

虚弱生産士は今日も死ぬ ―遊戯の世界で満喫中―

山田 武
ファンタジー
今よりも科学が発達した世界、そんな世界にVRMMOが登場した。 Every Holiday Online 休みを謳歌できるこのゲームを、俺たち家族全員が始めることになった。 最初のチュートリアルの時、俺は一つの願いを言った――そしたらステータスは最弱、スキルの大半はエラー状態!? ゲーム開始地点は誰もいない無人の星、あるのは求めて手に入れた生産特化のスキル――:DIY:。 はたして、俺はこのゲームで大車輪ができるのか!? (大切) 1話約1000文字です 01章――バトル無し・下準備回 02章――冒険の始まり・死に続ける 03章――『超越者』・騎士の国へ 04章――森の守護獣・イベント参加 05章――ダンジョン・未知との遭遇 06章──仙人の街・帝国の進撃 07章──強さを求めて・錬金の王 08章──魔族の侵略・魔王との邂逅 09章──匠天の証明・眠る機械龍 10章──東の果てへ・物ノ怪の巫女 11章──アンヤク・封じられし人形 12章──獣人の都・蔓延る闘争 13章──当千の試練・機械仕掛けの不死者 14章──天の集い・北の果て 15章──刀の王様・眠れる妖精 16章──腕輪祭り・悪鬼騒動 17章──幽源の世界・侵略者の侵蝕 18章──タコヤキ作り・幽魔と霊王 19章──剋服の試練・ギルド問題 20章──五州騒動・迷宮イベント 21章──VS戦乙女・就職活動 22章──休日開放・家族冒険 23章──千■万■・■■の主(予定) タイトル通りになるのは二章以降となります、予めご了承を。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

処理中です...