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グレイブ団2
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「ん…。」
少し息苦しさを感じ、目が覚めると、目の前にムキムキの筋肉があった。
え?そうか、ローと一緒に寝たんだった…。
ローの腕から出ようとしたが、少し緩んでいるものの、動けそうにない。
ローを見ると、柔らかい表情で寝息を立ててていた。
起こしたら悪いもんね…。
暇だったから、ローを観察することにした。
ローの筋肉すごいなぁ。私の事軽々と持ち上げてたし。
腕に触ってみると、すごく固かった。
筋肉って鍛えるとこんなになるんだ、と感心した。
次は髪が気になった。黒髪で軽くうねって、少し長さがある。
昨日は後ろで纏めてたなぁ。手触りが気になる。
好奇心から、そっとローの髪に触れてみた。
うわぁ、フワフワだしサラサラしてる~。
あまりの手触りの良さに、夢中になって撫でていた。
満足して、ふとローの顔を見ると赤くなっている。もしかして…。
「ロー、起きてる…?」
「あぁ…少し前に起きた…。」
赤い顔で私をチラッと見て、目を反らした。
「ごめん、勝手に触っちゃって…。」
やらかしちゃった…。許可なく、しかも寝てる間に触られるなんて嫌だよね…。
「嬉しいから、ユーリならいくらでも触って良い。だが、起きてる時にしてくれ。」
そう言って、私の手を持って、ローの頭に置いた。
「うん、じゃあ、触ります…。」
少しだけ髪の手触りを楽しんだあと、起きる事にした。
「服これで良いか?小さめでユーリが着れそうなんだが。」
茶色のズボンに、白い長袖シャツを渡された。
「良いよ、ありがとう。」
「あと、これも着て欲しい。念のため…。」
茶色のベストを渡された。念のため…?あ、透けるからね。助かる。
「ロー、気付いてくれて、ありがとう。着替えるね。」
ベッドから降りて浴室に入り、サッと着替えた。
ドアを開けると、ローも着替えを終わらせて、髪を後ろで纏めていた。
「ユーリ、お腹空いただろ?まだ朝食に間に合うから、下に行こうか。そこで紹介もすると思う。」
「そうだね、お腹空いた。」
部屋を出ようとしたら、横抱きにされた。
「何で!?私歩けるよ!?」
「良いから良いから。俺がこうしたいんだ。」
ローに有無を言わさない、良い笑顔で言われた。
このまま行くしかない…。でも、他の人に見られるの恥ずかしいな。
どうにも出来ないうちに、食堂に着いてしまった。
昨日より多くの人が居て、食事をしている。
「おはよう。」
「おはようございます!」
「お、おはよう、ございます…。」
ローがキリッとした顔で挨拶をすると、たくさんの声が返ってきた。私も小さい声で挨拶した。そして、全員私達を見て固まった。
ローはそんな状況を全く気にしてない。奥のテーブルまで行くと、椅子に座り、私を膝の上に座らせた。
「ロー!?」
「ん?どうした、ユーリ?。朝食は決まったものしか出ないんだが、食べられない物とかあるか?」
「うぅ…。ないと思う…。」
聞いてくれないのを悟り、恥ずかしくて両手で顔を覆った。
団員達が、ざわざわとしだした。
「おはよう、ユーリ。昨日は大丈夫だったか?」
団長がやって来て、私を気遣ってくれた。
「はい、大丈夫です。ありがとうございます。」
「良かった。心配してたんだ、ローが暴走しないか、ね。」
団長が目を細めてローを見た。
「暴走なんてしないぞ。ユーリには優しくしてる。団長、1つ席空けて座ってくれ。近いだろ。」
「はいはい、分かったよ。これで良いだろ?そんなにユーリに、近づいたらダメなのか?」
団長は渋々1つ空けた席に座った。
「ダメに決まってるだろ。団長は顔が良いんだから、ユーリが惚れたら困る。」
ぎゅっと抱き締められて、頭に頬ずりされた。益々恥ずかしくなった…。
「あ~…すごくお気に入りなのは分かったよ。ユーリ、食事が終わったら団員に紹介する。一言言うぐらいで良いから、気楽にな。あと、敬語は使わなくて良いよ。」
「分かった。」
「団長おはよう。」
「あぁ、おはよう。」
ローブを着た2人の女性が、テーブルの向かい側に座った。
「ユーリ、この2人は魔法が使える、うちの幹部だ。白い方がフェアリ、黒い方がマリーだ。2人とも、この子がユーリだ。」
「可愛い、よろしくね~。」
「よろしくね。」
「よ、よろしく…。」
緊張してしまった。えっと、白いローブで金髪フワフワの人が、フェアリさん。黒いローブで、黒髪ショートの人がマリーさんね。
「はい、ご飯どーぞ。」
フェアリさんが、私とローの前に、朝食の乗ったトレーを置いてくれた。
「ありがとう、フェアリさん。」
「どういたしまして。フェアリで良いよ。ご飯食べようね。」
「うん。」
食べようとしたら、トレーをサッと遠ざけられた。
「ユーリ、俺がやるから。」
スプーンでスープを掬い、口元に出された。
「ロー、自分で食べるから…。」
恥ずかし過ぎるし、自分で食べたい。
「おい、ロー。良いのか?ユーリに嫌われるぞ?」
団長の方から、冷たい空気がきてる。
「そ、れは嫌だ…。」
ローがスプーンを置いて、トレーを私に返した。団長、流石だ。
「団長、ありがとう!いただきます。」
お腹が空いていたから、モリモリ食べてしまった。
「しかし、昨日団長から聞いた時は信じられなかったけど、見ると納得したわ。」
「そうだね、本当に変わり過ぎだよね。」
「そうだろ?俺は今でも信じられないが。」
3人でローをじっと見ている。私は首を傾げた。
「ユーリは前のローを知らないのよね。ローはね、鬼の副団長と呼ばれてて、あまり笑わないし、人に厳しいし、ましてや女性に興味なんて、全くなかったのよ。だから、笑顔でユーリに優しくしてるなんて、信じられない状況なのよ。」
マリーさんが教えてくれたけど、私からしたら前の方が信じられない。今こんな感じだし。
「あれ?ロー副団長なの?」
「そうだぞ。言ってなかったか?俺は強いぞ。」
食べ終わったローが、ニコニコして言った。
「暴走抑えられるのは俺だけって、言った意味が分かったろ?」
「そうゆう事だったんだね。」
昨日団長が言ったことを、納得した。
「だから俺は暴走なんて…。」
「さっきしたろ?」
また冷たい空気が…。ローがシュンとしてしまった。自覚あるみたいだね。何かペタンとなった耳が見える様な気がする。
「ロー、次は何かやる前に、私に聞いてね?」
慰めるために、頭を撫でた。
「あぁ、分かった!」
ローはご機嫌になって、パタパタ振る尻尾が見える様な気がする。
「では、団員に紹介しよう。ユーリ、前に来てくれ。」
ローから降りて、団長と共に前に行く。
「皆、昨日新たに仲間となったユーリだ。彼女は訳あって追われているから、団員以外に情報を漏らすことは禁ずる。では、ユーリ、挨拶を。」
団長に促されて、壇上に上がった。
「ユーリです。えっと…ローには昨日助けてもらってから、お世話になってます。私の事で、皆さんに迷惑を掛けてしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。」
団員達が拍手で迎えてくれた。挨拶が終わってほっとした。
「最後に、注意事項だが…。見ていて分かる様に、ユーリはローのお気に入りだ。暴走しかねないから、言動に気をつけてくれ。何あれば俺が対処するから言うように。以上だ。」
団長の話が終わると、ローに捕まった。
「ユーリ、今日やりたいことあるか?」
ローに聞かれて少し考えた。私の物何もないから、困るよね、服とか。
「じゃあ、買い物に行きたいかな。でもお金無いから…。あのロー、お金…少し貸してくれないかな…?」
後で返そうと思って、ローに聞いてみた。
「ユーリの物は、俺が全部買うから心配するな。返したりもしなくていい。」
「え?そんな訳にはいかないよ。」
困っていると、団長が来てくれた。
「では、ユーリには給料を出す。それで買い物をすると良い。」
「そんな、私何も仕事してないよ?」
「今後魔法使える様になったら、仕事をしてもらうつもりだ。後は忙しい団員の手伝いとかだな。だか、既にユーリにしか出来ない、重要な仕事をしてるぞ?」
「え?なんだろう…?」
何か分からず、首を傾げた。
「ローの暴走を防いでるだろ?俺でも抑えるのはすごく大変なんだ。だから、それが1番重要な仕事だから、よろしく。給料は来月からな。今月は、仲間になったお祝いと、ローの迷惑料として、多めに払うから。」
「それなら…、分かった。必要な買い物に使うね。ありがとう。」
申し訳なさそうにしている団長に、お礼を言った。
「ユーリ、俺が買うのに…。」
「ロー。それだと私がローに何かプレゼントしたい時に買えないでしょ?だからこれで良いの。」
「そ、そうか!なら仕方がないな!」
シュンとしかけたローの、機嫌が良くなった。
「ロー、これから中の案内するんだろ?ついでに団の説明もしてくれ。」
「あぁ、分かった。ユーリ行くぞ。」
サッと横抱きにされ、食堂から出た。
少し息苦しさを感じ、目が覚めると、目の前にムキムキの筋肉があった。
え?そうか、ローと一緒に寝たんだった…。
ローの腕から出ようとしたが、少し緩んでいるものの、動けそうにない。
ローを見ると、柔らかい表情で寝息を立ててていた。
起こしたら悪いもんね…。
暇だったから、ローを観察することにした。
ローの筋肉すごいなぁ。私の事軽々と持ち上げてたし。
腕に触ってみると、すごく固かった。
筋肉って鍛えるとこんなになるんだ、と感心した。
次は髪が気になった。黒髪で軽くうねって、少し長さがある。
昨日は後ろで纏めてたなぁ。手触りが気になる。
好奇心から、そっとローの髪に触れてみた。
うわぁ、フワフワだしサラサラしてる~。
あまりの手触りの良さに、夢中になって撫でていた。
満足して、ふとローの顔を見ると赤くなっている。もしかして…。
「ロー、起きてる…?」
「あぁ…少し前に起きた…。」
赤い顔で私をチラッと見て、目を反らした。
「ごめん、勝手に触っちゃって…。」
やらかしちゃった…。許可なく、しかも寝てる間に触られるなんて嫌だよね…。
「嬉しいから、ユーリならいくらでも触って良い。だが、起きてる時にしてくれ。」
そう言って、私の手を持って、ローの頭に置いた。
「うん、じゃあ、触ります…。」
少しだけ髪の手触りを楽しんだあと、起きる事にした。
「服これで良いか?小さめでユーリが着れそうなんだが。」
茶色のズボンに、白い長袖シャツを渡された。
「良いよ、ありがとう。」
「あと、これも着て欲しい。念のため…。」
茶色のベストを渡された。念のため…?あ、透けるからね。助かる。
「ロー、気付いてくれて、ありがとう。着替えるね。」
ベッドから降りて浴室に入り、サッと着替えた。
ドアを開けると、ローも着替えを終わらせて、髪を後ろで纏めていた。
「ユーリ、お腹空いただろ?まだ朝食に間に合うから、下に行こうか。そこで紹介もすると思う。」
「そうだね、お腹空いた。」
部屋を出ようとしたら、横抱きにされた。
「何で!?私歩けるよ!?」
「良いから良いから。俺がこうしたいんだ。」
ローに有無を言わさない、良い笑顔で言われた。
このまま行くしかない…。でも、他の人に見られるの恥ずかしいな。
どうにも出来ないうちに、食堂に着いてしまった。
昨日より多くの人が居て、食事をしている。
「おはよう。」
「おはようございます!」
「お、おはよう、ございます…。」
ローがキリッとした顔で挨拶をすると、たくさんの声が返ってきた。私も小さい声で挨拶した。そして、全員私達を見て固まった。
ローはそんな状況を全く気にしてない。奥のテーブルまで行くと、椅子に座り、私を膝の上に座らせた。
「ロー!?」
「ん?どうした、ユーリ?。朝食は決まったものしか出ないんだが、食べられない物とかあるか?」
「うぅ…。ないと思う…。」
聞いてくれないのを悟り、恥ずかしくて両手で顔を覆った。
団員達が、ざわざわとしだした。
「おはよう、ユーリ。昨日は大丈夫だったか?」
団長がやって来て、私を気遣ってくれた。
「はい、大丈夫です。ありがとうございます。」
「良かった。心配してたんだ、ローが暴走しないか、ね。」
団長が目を細めてローを見た。
「暴走なんてしないぞ。ユーリには優しくしてる。団長、1つ席空けて座ってくれ。近いだろ。」
「はいはい、分かったよ。これで良いだろ?そんなにユーリに、近づいたらダメなのか?」
団長は渋々1つ空けた席に座った。
「ダメに決まってるだろ。団長は顔が良いんだから、ユーリが惚れたら困る。」
ぎゅっと抱き締められて、頭に頬ずりされた。益々恥ずかしくなった…。
「あ~…すごくお気に入りなのは分かったよ。ユーリ、食事が終わったら団員に紹介する。一言言うぐらいで良いから、気楽にな。あと、敬語は使わなくて良いよ。」
「分かった。」
「団長おはよう。」
「あぁ、おはよう。」
ローブを着た2人の女性が、テーブルの向かい側に座った。
「ユーリ、この2人は魔法が使える、うちの幹部だ。白い方がフェアリ、黒い方がマリーだ。2人とも、この子がユーリだ。」
「可愛い、よろしくね~。」
「よろしくね。」
「よ、よろしく…。」
緊張してしまった。えっと、白いローブで金髪フワフワの人が、フェアリさん。黒いローブで、黒髪ショートの人がマリーさんね。
「はい、ご飯どーぞ。」
フェアリさんが、私とローの前に、朝食の乗ったトレーを置いてくれた。
「ありがとう、フェアリさん。」
「どういたしまして。フェアリで良いよ。ご飯食べようね。」
「うん。」
食べようとしたら、トレーをサッと遠ざけられた。
「ユーリ、俺がやるから。」
スプーンでスープを掬い、口元に出された。
「ロー、自分で食べるから…。」
恥ずかし過ぎるし、自分で食べたい。
「おい、ロー。良いのか?ユーリに嫌われるぞ?」
団長の方から、冷たい空気がきてる。
「そ、れは嫌だ…。」
ローがスプーンを置いて、トレーを私に返した。団長、流石だ。
「団長、ありがとう!いただきます。」
お腹が空いていたから、モリモリ食べてしまった。
「しかし、昨日団長から聞いた時は信じられなかったけど、見ると納得したわ。」
「そうだね、本当に変わり過ぎだよね。」
「そうだろ?俺は今でも信じられないが。」
3人でローをじっと見ている。私は首を傾げた。
「ユーリは前のローを知らないのよね。ローはね、鬼の副団長と呼ばれてて、あまり笑わないし、人に厳しいし、ましてや女性に興味なんて、全くなかったのよ。だから、笑顔でユーリに優しくしてるなんて、信じられない状況なのよ。」
マリーさんが教えてくれたけど、私からしたら前の方が信じられない。今こんな感じだし。
「あれ?ロー副団長なの?」
「そうだぞ。言ってなかったか?俺は強いぞ。」
食べ終わったローが、ニコニコして言った。
「暴走抑えられるのは俺だけって、言った意味が分かったろ?」
「そうゆう事だったんだね。」
昨日団長が言ったことを、納得した。
「だから俺は暴走なんて…。」
「さっきしたろ?」
また冷たい空気が…。ローがシュンとしてしまった。自覚あるみたいだね。何かペタンとなった耳が見える様な気がする。
「ロー、次は何かやる前に、私に聞いてね?」
慰めるために、頭を撫でた。
「あぁ、分かった!」
ローはご機嫌になって、パタパタ振る尻尾が見える様な気がする。
「では、団員に紹介しよう。ユーリ、前に来てくれ。」
ローから降りて、団長と共に前に行く。
「皆、昨日新たに仲間となったユーリだ。彼女は訳あって追われているから、団員以外に情報を漏らすことは禁ずる。では、ユーリ、挨拶を。」
団長に促されて、壇上に上がった。
「ユーリです。えっと…ローには昨日助けてもらってから、お世話になってます。私の事で、皆さんに迷惑を掛けてしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。」
団員達が拍手で迎えてくれた。挨拶が終わってほっとした。
「最後に、注意事項だが…。見ていて分かる様に、ユーリはローのお気に入りだ。暴走しかねないから、言動に気をつけてくれ。何あれば俺が対処するから言うように。以上だ。」
団長の話が終わると、ローに捕まった。
「ユーリ、今日やりたいことあるか?」
ローに聞かれて少し考えた。私の物何もないから、困るよね、服とか。
「じゃあ、買い物に行きたいかな。でもお金無いから…。あのロー、お金…少し貸してくれないかな…?」
後で返そうと思って、ローに聞いてみた。
「ユーリの物は、俺が全部買うから心配するな。返したりもしなくていい。」
「え?そんな訳にはいかないよ。」
困っていると、団長が来てくれた。
「では、ユーリには給料を出す。それで買い物をすると良い。」
「そんな、私何も仕事してないよ?」
「今後魔法使える様になったら、仕事をしてもらうつもりだ。後は忙しい団員の手伝いとかだな。だか、既にユーリにしか出来ない、重要な仕事をしてるぞ?」
「え?なんだろう…?」
何か分からず、首を傾げた。
「ローの暴走を防いでるだろ?俺でも抑えるのはすごく大変なんだ。だから、それが1番重要な仕事だから、よろしく。給料は来月からな。今月は、仲間になったお祝いと、ローの迷惑料として、多めに払うから。」
「それなら…、分かった。必要な買い物に使うね。ありがとう。」
申し訳なさそうにしている団長に、お礼を言った。
「ユーリ、俺が買うのに…。」
「ロー。それだと私がローに何かプレゼントしたい時に買えないでしょ?だからこれで良いの。」
「そ、そうか!なら仕方がないな!」
シュンとしかけたローの、機嫌が良くなった。
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「あぁ、分かった。ユーリ行くぞ。」
サッと横抱きにされ、食堂から出た。
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