男子校でハーレムが作れる俺マジ勝ち組

葉鳥(はとごろTIMES)

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早乙女静香ルート

こいびとどうし1

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※この作品は同人ゲーム「男子校でハーレムが作れる俺マジ勝ち組」からテキストを抜き出したノベル版です。
 ゲームテキスト形式なので背景やキャラ名の指定が残っています。
 原作ゲームは18禁ですが、今作は18禁シーンを削除し全年齢版として公開します。
 PCを持っていない方のために、同じく全年齢版の体験版プレイ動画もございます。
 詳しくは「はとごろTIMES」のホームページをご覧下さい。
 また、漫画も投稿しています。そちらも是非ご覧下さい。



《教室》
11月3日、文化の日。学園祭当日。俺達のクラスは、それはもう繁盛していた。
朝10時に開店してから昼までの間でも、客足が途絶えるどころか、空席すら珍しい。
そして現在。昼真っただ中。
ただでさえ昼時で客が増えるのに、ようやく接客してる女子がいるという噂が広まりきったようで、一気に列を形成するほどの客が集まった。
零時
「なんじゃこりゃ……やべーだろこれ。冗談抜きで」
静香
「無駄口叩いている暇はないぞ。お前目当てもいるのだからな」
零時
「やる気削がないで頂けませんかねぇ」
藤井
「レージのやる気なんか関係ねーよ。ほら三番もってけ。しずかちゃんこっち五番」
厨房側から藤井に料理の乗った皿を渡される。厨房といっても、机にコンロやホットプレートを置いているだけの簡単なものだけど。
一応ホール側からは見えないように板を立てて分離させている。即席で作っただけあり、散らかっていて見栄えが悪いからだ。
藤井に渡されたメニューを指定どおりのテーブルに持っていく。できるだけ営業スマイルとやらを意識して。
幸か不幸か、この格好をしていると色々と多めにみられるらしい。ちょこちょこ敬語を間違えるが今のところは問題ない。
そもそも所詮学校行事だし、そこまでのものを期待してくるような人もいないんだけど。
ただ……
静香
「ご注文の品は以上でよろしいですか?」
あいつが完璧すぎるから、俺もついていかなきゃって思ってしまうんだ。
仕事の速さ、丁寧さ、そして振舞い。全てにおいて文句のつけどころがない。さすが静香といったところだ。
しかもあの笑顔。どうやったらあそこまで綺麗な顔が作れるのか聞いてみたい。しずかちゃんって呼ばれても崩さないし。
零時
「負けてられねー」
開いたテーブルを片付け、次に待っている客を案内しようと列の方へ行く。
零時
「おまた……っ!?」
そこにいた人物を見て、思わず言葉を途切れさせてしまった。
羅斗
「やだもう、会ってすぐ股とか言ってー。さすがにここで股開く勇気はないってゆーかー」

「ちょっと先輩に変な絡み方しないで下さいよこのクソビッチ!」
零時
「先輩に騒……やっぱ来たのか」

「はいっ。約束通り先輩をじっくりこってりねっとり眺めに!」

「先輩のウェイトレス姿とか眼福です素敵すぎますお持ち帰りしたいですぅ」
羅斗
「ほんっと可愛くなっちゃってまー。前の羅斗おねーさんコーディネートも良かったけどね」
零時
「に、二名様ご案内でーす!」
これ以上会話をつづけたくなくて、強引に二人を案内する。

「うわ……外もすごかったけど中もすごい人ですねぇ」
羅斗
「ほんとすごい。女の子いるだけでここまで儲かるんだねー」
羅斗
「うは、しずかちゃんすごい様になってる。なにあれお金貰って働けるよ」

「悔しいですけど、やっぱりあの人はすごいですね……」
零時
「お客様、メニュー表は」
ここでは教室に入る前に伝票サイズのメニュー表を渡し、注文したいものにチェックを打ってもらうことになっている。
教室内で使う時間を短縮して回転率を上げるためらしい。いちいちメニュー聞かなくていいから楽で助かる。
羅斗
「もー店員さん無愛想ー。もっと笑顔え・が・お」
頬をつんつんされる。どうしよう、この人にやられてもときめかない。
しかし俺も接客をしている身。ここで笑顔の一つくらい出せなくてどうする。くらえ俺の0円スマイル。
零時
「…………(にこっ)」

「はぁはぁはぁせせせ先輩のウェイトレス姿の営業スマイルきたああああっ! やーー、もーーー先輩かわいすぎてもうあああああ」
零時
「オーダー入りまーす!」
息を荒げる騒の手から表をひったくるように受取り厨房に駆け込んだ。
だってあいつ怖いもん! あのまま一緒にいたら俺食われるって絶対!
桃滋楼
「うおっ!? な、なんだ四ッ橋……なんか顔が……世紀末だぞ」
丁度シフトインする所だった伏嶋にそんなことを言われた。世紀末って、俺そんなヤバい顔してんのか。
桃滋楼
「うっわ……覚悟はしてきたけど忙しそうだな。俺、足引っ張る気がする」
零時
「いやいや、お前はその格好で立ってるだけで十分だ」
桃滋楼
「う……このカッコ意識しねーよーにしてたのに……」
零時
「なんせこの俺ですら立ってるだけで客来たからな!」
桃滋楼
「…………なんか、ごめん。その……お疲れ様」
めっちゃ憐れまれた。俺の目からは涙が止まらなかった。
桃滋楼
「お、俺も今から頑張ってみる、から」
零時
「頼るぜ」
桃滋楼
「おうっ」
意を決した表情で、伏嶋はホールになっている方に出て行った。
長野
「伏嶋、ちゃんとやる気出してくれてるみたいでよかったね」
零時
「長野」
伏嶋と同じく昼からのシフトになっていた長野が出てくる。
長野
「このピークを乗り切らないと朝からのメンバーが上がれないからね。僕も努力するよ」
零時
「言っとくけど、静香は一日働き切る気満々だったぜ」
長野
「知ってるよ。一緒に働けるならそれもいいかと思ってる」
くっ……この片思い男めげねーなー。
藤井
「レージいつまでその表握ってんだ、よこせっつの!」
零時
「え、あ……! ごめん藤井!」
後ろから長野のくすくす笑う声が聞こえてきた。くっそ、いつかあいつ泣かす。




そんな調子で、ちょこちょこミスはするものの、大きな問題もなくピークを乗り切ろうとしていた時だった。
羅斗
「店員さーん。そこのオレンジの服のウェイトレスさーん」
何故か名指しで呼ばれた。すっごく気まずかったが、一応お客様なので逆らうわけにもいかない。
零時
「先輩、ここは人を指名する店じゃないんですけど……」
羅斗
「わかってるよ。私どっちかってゆーと指名されたい方だし」

「ちょっと気になったことがあって呼んだんです」
騒と先輩は少し声を潜める。どうやら本当に何かを伝えるために呼んだらしい。

「あっちのテーブルに座ってる奴らなんですけど」
零時
「え、どれだよ」
テーブルは全部埋まっている。それだけでは何も分からない。

「えっと……」
羅斗
「あれだよ。男3人組でいかにも頭わるそーな信号機っぽいの。ここの学生……一年生だろうね」
先輩にそう説明され、ようやくその人物たちが特定できる。
確かに、一番窓側のテーブルに、赤、青、黄色とカラフルに髪を染めた頭の悪そうな3人組がいた。
何かを企んでいそうな顔で笑っている。なんだあいつら、気持ち悪い。
羅斗
「あいつらね、さっきから桃ちゃん見てるの」
零時
「え……」
羅斗
「気をつけた方がいいかなーと思って」
嫌な予感がした。
今伏嶋は不器用なりに努力して接客をしている。その姿は俺たちから見れば微笑ましいものだ。
しかし、例の噂を聞いて面白がっている連中から見たら、さぞ滑稽に映るのだろう。
頼むから余計な事だけはしてくれるなよと祈る。俺にはそれしかできない。
そんなものが、届くはずもないのに。
厳しい現実は、すぐに伏嶋に襲いかかった。
ガタンバタンと大きな音を立て、伏嶋が転んだ。
水を運んでいる途中だったようだ。転んだ拍子に頭からかぶってしまったらしく、水浸しで倒れる姿は教室にいる全員から注目を買った。
桃滋楼
「っ……!」
伏嶋は目の前のテーブルに座る客……あの信号機3人組をギッと睨んだ。
羅斗
「今足引っ掛けてたよ……最低な奴ら」
零時
「なっ……!」
3人組は下品な笑みを浮かべながら、服に水がかかっただの机が揺れただのと伏嶋を責め立てていた。
教室内の空気が一気に最悪の状態になる。でも、誰も伏嶋を助けようとはしない。
運営側の俺たちが下手に手を出すわけにもいかない。それこそ相手の思うつぼだろう。
今日という日は、ずっと前からクラスの全員で準備してきた大事な日。
それをこの場の勢いだけでぶち壊してしまうことはできない。
たとえ転ばされ、罵倒されている伏嶋にも。
伏嶋は次から次へと飛ばされる暴言に、ただただ歯を食いしばって耐えていた。
そのうち暴言は謝罪要求になり、謝れ謝れと手を叩きながら大声でコールする。
誰もが見ていられなくなり顔をそらす。そんな時だった。
ばしゃりと音がして、信号機の中でも一番前に出て怒鳴り散らしていた青色に水が掛けられた。
その目の前には、空のコップを持ち伏嶋を庇うように立つ静香の姿。
静香
「申し訳ございません、床が濡れていたもので足が滑ってしまいました」
低い声。かろうじて敬語は保っているものの、いつ理性が崩壊してもおかしくないくらいにキレている。
やばい。かなりやばい。もしあの3人組が静香に手を出したりしたら、最悪の結末になる。
馬鹿3人は、ふざけんなぶっ殺すぞと静香に絡む。伏嶋のことなど忘れたかのように。
桃滋楼
「せ、静香いいって、俺は……」
静香
「なにがいいものか。我々にとって不利益である存在は、早々に退出願いたい」
ハッキリと出てけと言われ、ついに三人組の中の黄色頭が立ち上がった。
零時
「静香ッ!!」
駆け出すが、ここからでは間に合わない。
駄目だ。静香に対してそれは駄目なんだ。
男の手が動く。それが振り上げられてしまったらもう遅い。
静香
「――――」
男の手が上がる。その瞬間に、静香の身体が床へと落ちた。
男に殴られたのではない。伏嶋が静香の肩を掴み、そのまま後ろに引っ張ったのだ。
代わりに伏嶋が立ち上がり、振り下ろされる男の手はその頭をとらえた。

「があああぁぁっ!?」

悲鳴は、男の方があげていた。伏嶋を殴った手を庇いながらふらふらと後退する。
それには残りの二人も驚いたようで、どうしたんだと黄色頭の身体を支える。
伏嶋はそれをあざ笑うかのように立ち上がる。頭からはだらりと真っ赤な血が垂れていた。
桃滋楼
「おいおい、女殴っといてそのザマはなんだよ。被害者はどう見てもこっちだぜ? あぁ?」
桃滋楼
「どうせ碌に喧嘩もしたことねーんだろ。日頃弱い者イジメして強くなったとでも思っちゃってるクソガキ風情が偉っそうに」
桃滋楼
「いいか、人殴る時はちゃんと握っとかねーとそうなるんだ。覚えときやがれ」
ふ、伏嶋……こえぇ…………。
噂はガセだったが、それでも不良と呼ばれていただけのことはあるのだと、改めて思い知らされた。
その後、騒ぎを聞きつけた教師がやってきて、信号機3人組は連行されていった。
その際教師は一瞬伏嶋を疑いかけたが、すかさず騒が

「その3人が女子生徒に乱暴したんです! 頭から血が出るほど殴って誰も止められなかったんです!」
と叫び、それに客全員が同意してくれたおかげで何事もなく済んだ。
零時
「騒、さんきゅーな」

「別に……あたしは本当のことをそれっぽく言っただけですから」
可愛くない。けど、それが騒だよな。
桃滋楼
「悪い静香、いきなり倒したりして」
静香
「い、いや、そこを謝るのはおかしいだろう。というか、なんて無茶をするんだお前は!」
桃滋楼
「は? お前の方が無茶しただろーが。なんもできねーくせに」
静香
「そ、それは……でもこんな、怪我までして」
桃滋楼
「この程度なんでもねーよ。もう血も止まってるし」
静香
「そういう問題か! 長野、タオルを濡らしてきてくれ」
長野
「わ、わかったよ」
静香
「全く……向かってくる拳を真正面から受け止めるなど、無謀にもほどがあるだろうが」
桃滋楼
「いや、俺そんなことしてねーけど?」
静香
「していただろう今さっき」
桃滋楼
「ちげーよ。んなことしたら、いくら俺でも頭吹っ飛ぶって」
桃滋楼
「ちゃんと寸前で避けて、横から思いっきり頭突きしてやったんだよ」
桃滋楼
「あいつ、避けられたことにビビってちょっと手開いてたんだろうな。ざまーねーぜ」
静香
「な……じゃあ、さっきの言葉は……」
桃滋楼
「半分ハッタリだな。あそこまで言われりゃさすがに懲りたんじゃね?」
静香
「…………」
さすがに静香も言葉を失っていた。
これが伏嶋桃滋楼。噂にビビっていた頃の恐怖が少しだけ戻ってきた気がした。



信号機3人組が去ってから数十分ほどで、先ほどの混乱は消え去っていた。
それは騒ぎの中心にいた伏嶋が、何事もなかったかのように接客に戻ったおかげだろう。
というか、むしろ事件前よりイキイキしている。あれだけ思いっきり頭突きしたんだ。さぞスッキリできたに違いない。
一応でも被害者だった人物がこれでは誰も不安がれない。客も俺たちも、すぐに穏やかな時間を取り戻せた。
静香
「ようやく客足が落ち着いてきたな」
零時
「一時はどうなるかと思ったけど、もう心配ないか」
静香
「そうだな。そろそろお前が抜けてもいい頃だろう」
俺と静香以外の朝から働いていたメンバーはすでに上がっている。俺はこの格好だから少しだけ長く貢献していた。
零時
「やっぱりお前は一日中働くのか?」
静香
「そうだな。桃滋楼一人にするのも気が引けるし、せっかくだから最後まで責任を持ってやりたい」
静香
「それに……」
零時
「いいよ、わかってる」
ここでも静香と一緒に学園祭を回れないのは少し残念だが、こればかりは仕方のないことだ。
お言葉に甘えて一人であがることにしますかな。
羅斗
「はーいそこで羅斗ちゃんが華麗にゼロ君を脱がしにかかりまーす」
零時
「うおああああっ!?」
後ろからエプロンの紐を引っ張られ、まるで着物の帯を引かれたかのようにくるくると回ってしまう。
そのまま服を脱がそうとしてくる手を寸前で止める。やけに笑顔の草田先輩と目が合った。
零時
「ななななにすんですか先輩! シャレになってないですけど!」
一応厨房奥の死角になっている所にいたから最悪の事態にはならないけど、だからって許せる行動じゃない!
羅斗
「まーまー、もう上がるんでしょ? だったら私に貸してくれてもいいじゃない」
零時
「え……?」
羅斗
「ゼロ君のなら私でも着られるでしょ。私もウェイトレスさせてよー」
なんか言い出した!

「そういうわけなんで、しずかちゃん先輩もさっさと脱ぎやがれです」
静香
「はっ!? な、何故僕まで!」

「あんただけ一人働きづめだと他の人が気を遣っちゃうんじゃないです? ここは休んでた方がいいでしょう」

「このあたしが代わりをしてあげちゃいますから」
静香
「し、しかし……」
桃滋楼
「静香」
静香
「桃滋楼……」
桃滋楼
「これ、俺が頼んだんだ。やっぱり最後の数時間だけでも普通に遊んできて欲しいからさ」
羅斗
「桃ちゃんにお願いがあるって言われ時はホント驚いたよー」

「あの桃ちゃん先輩ですからねぇ。何を言われるかと思ったらこんなことで」
桃滋楼
「さっき俺のこと庇ってくれたじゃん。あれ、すっげー嬉しかったんだ。人に庇われるなんて初めてだったから」
静香
「でも、結局僕の行動は無意味だったろう」
桃滋楼
「意味なんかあってもなくても、どーでもいい。嬉しかった。それだけだ」
桃滋楼
「だから、俺も静香になにかしてやりたいなーとか、思ったりしたわけで……」
照れているのか、静香から少し目をそらす。ほんのり赤く染まった頬がみんなを微笑ませた。
桃滋楼
「あとは俺達で十分だからさ、静香も四ッ橋と学祭回ってこいよ。せっかくの祭りなんだしさ」
静香
「…………」
ここまで言われて、静香が断れるわけがなかった。
静香は別に仕事そのものが好きなわけではない。ただただ真面目で人がいいだけ。
だから、自分の認めている人たちが自分のためにしてくれていることを無碍にはできない。
ただ、それと静香自身が学園祭を回りたいかどうかは、全く別の話だけれど。
静香
「そう……だな、人生で三度しかないことだ。行かないというのは勿体ない」
静香
「ありがとう桃滋楼。それに音無と草田先輩も」
そう言って、三人に笑顔を向ける静香。
一見全てが上手くいっていそうな光景だけれど、俺には、今にも壊れてしまいそうな偽りの幸せにしか見えなかった。
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