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第5章雑談:空山
時の中ってどんな感じですか?
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「どんな感じ……と言われてもねぇ」
「やっぱり、行ってみないとわからない
ところですか」
「すごく、不思議なところだよ。
君は水の中に長い間、
潜ったことはあるかな?」
「えーと、無いです」
「そっか。じゃあ、ちょっと
分かりづらい説明になってしまうかも
しれないけど……。
時の中は、まるで水の中のようだ」
「水……?」
「少し深いところに潜ってから、
体勢を変えて、水面の方を眺めると
まるでそこは現実とは違う
不思議な世界のようで……
水の中から見る水面は
とても神秘的なんだ」
そうなんだ……。
私は、“水面”と言ったら……
水の外から眺めるものだと思っていたなぁ。
「そんな、神秘的な世界が時の中。
でも、ただの水の中とは違って……
そこでは時に、面白いことも起こる」
「どんなことですか?」
「別世界の同業者と出会うことがあるんだよ。
この間は……オンミョージ? っていうのかな。
古い時代の同業者に出会った」
「それって、時にさらわれた人なんじゃ……」
「いや、あれは違う。あれは、時の渡り方を
よく知っている人の動きだった。
時に飲まれている様子は全くない。
きっと、別世界の同業者だ」
「そうなんですか……」
「そういう、未知の世界の人と
出会うことが……時々ある。
もちろん、仕事は真面目にやるべきだけど……
帰りにああいう人に会うと、
なんだか得した気分になるんだよな」
「だから、俺はやめられない。
あんな不思議な体験を
もっとしてみたいからね」
この人達が仕事を続ける理由は……
人助けの為だけじゃないんだ。
楽しいことが時々あって、
それで、もっとやる気が出る。
疲れるかも知れないけど、
辛いばかりじゃ、ないんだ……。
私、ちょっと勘違いしてたかも。
「やっぱり、行ってみないとわからない
ところですか」
「すごく、不思議なところだよ。
君は水の中に長い間、
潜ったことはあるかな?」
「えーと、無いです」
「そっか。じゃあ、ちょっと
分かりづらい説明になってしまうかも
しれないけど……。
時の中は、まるで水の中のようだ」
「水……?」
「少し深いところに潜ってから、
体勢を変えて、水面の方を眺めると
まるでそこは現実とは違う
不思議な世界のようで……
水の中から見る水面は
とても神秘的なんだ」
そうなんだ……。
私は、“水面”と言ったら……
水の外から眺めるものだと思っていたなぁ。
「そんな、神秘的な世界が時の中。
でも、ただの水の中とは違って……
そこでは時に、面白いことも起こる」
「どんなことですか?」
「別世界の同業者と出会うことがあるんだよ。
この間は……オンミョージ? っていうのかな。
古い時代の同業者に出会った」
「それって、時にさらわれた人なんじゃ……」
「いや、あれは違う。あれは、時の渡り方を
よく知っている人の動きだった。
時に飲まれている様子は全くない。
きっと、別世界の同業者だ」
「そうなんですか……」
「そういう、未知の世界の人と
出会うことが……時々ある。
もちろん、仕事は真面目にやるべきだけど……
帰りにああいう人に会うと、
なんだか得した気分になるんだよな」
「だから、俺はやめられない。
あんな不思議な体験を
もっとしてみたいからね」
この人達が仕事を続ける理由は……
人助けの為だけじゃないんだ。
楽しいことが時々あって、
それで、もっとやる気が出る。
疲れるかも知れないけど、
辛いばかりじゃ、ないんだ……。
私、ちょっと勘違いしてたかも。
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