クラス召喚で俺だけハズレスキルが二つ!〜国から追放されたけど、スキルがあまりハズレっぽくないので、魔王になって女神と勇者に復讐します!〜

ゴジゴジ

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冒険者編

第58話 初依頼

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「じゃ、パーティー名は『黒氷』でいいな」
「おぉ、かっこいい」
「グッル!グルグルグッルル!」

 やっべ、ゴジ入れんの忘れた!でももう書いちゃったしなぁ。

 すまんゴジ!諦めてくれ!

「はい、これで正式にパーティー『黒氷』が結成されました。ランクは、パティーで一番高いノアさんのC級です。これでジオさんもノアさんと一緒ならC級の依頼を受けられるようになりました」
「サンキュー。んじゃ改めて、『オーク集落の殲滅』受けるぞ」
「はぁ…………はい。では、依頼達成頑張ってください。お怪我がないように」

 そうやって、全力のビジネススマイルに送り出されながら俺、ジオそしてゴジは初めての依頼達成に向かった。


「さて、依頼に向かう前にささっと昼飯済ますか。すまんが代金お願いできるか?」
「うん、問題ないよ。依頼が受けれるようになったから収入も増えるだろうし」
「ありがと。あっちの屋台でいいか」
「あ、屋台!」

 なんかテンションが高いぞ、ジオ。

「いや、ただ屋台が初めてでさ。ちょっと憧れてたんだよ」

 そういやジオ、一応上位貴族の坊ちゃんなんだよな。

 俺らは近くでやっていた、串焼肉の屋台に行った。

「おっちゃん、6本お願いできるか」
「もちろんだ!6本で3600バール。うちの肉はうまいぞ!」
「3600バールですね…………これで」
「まいど。すぐに焼き上がるぞ」

 そう言うとすぐにおじさんは、肉を焼き始めた。

 手際がいい。こんなに出来たら屋台よりはまともなところで働けると思うが……事情があるって事だろう。

「へい、串焼き6本」
「おっ、うまそ」
「ありがとうございます」

 焼き上がった肉は予想した通り、一食に2本がちょうどいい大きさ。削った岩塩というラフな味付けだが、そこが逆にいい。野蛮な感じが本能レベルで食欲を誘う。

 俺、ジオ、ゴジは一人(一匹)につき二本の串焼きを食べながら、町の南門に向かった。


 町の南門から出てそのまま南に進めば、女神に強制転移させられたレイナ洞窟のある「深淵魔境」にたどり着く。

 今回目指すのは、その深淵魔境の浅瀬。オークやゴブリンなどの弱めの魔物が住み着いてるエリアだ。

「ここら辺か?」
「そうだね。そろそろ着くと思うよ」
「グル!グルルル!」
「ん?場所がわかるのか、ゴジ?」
「グル!」

 なんか、胸を張ってる……ように見えなくもない。

 ともかく、オークの集落の場所がわかるようだ。匂いなのか、気配察知なのか、やっぱりすごいゴジである。

「こっちだな?」
「グル!」

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