クラス召喚で俺だけハズレスキルが二つ!〜国から追放されたけど、スキルがあまりハズレっぽくないので、魔王になって女神と勇者に復讐します!〜

ゴジゴジ

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冒険者編

第74話 名店?

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「僕も図書館と鍛冶屋には興味があるし…………そうだね。まずは早めの夕食を食べてから、図書館を見に行こう。鍛冶屋は、早いところだともう閉まってるかもしれないし、明日でいい?」
「おう、それで行こう」
「グルル!」

 これからレストラン選びをするのだが、どこで食べるかは目がハートではなく肉になってしまっている、鼻利きゴジに任せることにした。

「じゃ、どこに向かえばいい?」
「グルル…………グル、グルッ!」
「こっちだね」

 ギルドを出て通りに出れば、ゴジは何かを嗅ぐ動作をしてから「これだぁ‼︎」とでも言うかのように右を鼻で指した。

 この調子で、「道が分かれたらゴジに嗅がせる」を繰り返していく。そうしたら一つの店の前でゴジが俺の肩から飛び降りた。

「ここかな?」
「そうみたいだな。いかにも“ゴジ好みの店”って感じだ」

 目の前の建物は年季が入っているがボロボロではなく、いい雰囲気だ。大通りから離れた、入り組んだ住宅街にあるところを見ると「知る人のみぞ知る名店」って感じか。

 ゴジの鼻がなければ見つけれなかっただろうな。

「グルル!グルル~!」

 「はやく!はやく~!」とせがんで来るゴジに続いて俺もジオも入店する。

「ん?客か?」
「グル!」
「おぉ、可愛いやつだな。オマエ、なんて言うんだ?」
「ゴジって言います」
「ゴジの鼻についてきたら、ここを見つけてな。ちなみにここは魔物大丈夫か?」
「問題なかったはずだ。なぁ、マスター?」
「ええ、うちはそう言うのは気にしません。ゆっくりしていってください」

 店に入ればオーナー顔で声を掛けてきたのは、明らかにお客さんの中年男性。常連なのだろうか?

 彼はちょっとしたカウンター席に座っていて、“マスター”と呼ばれていた細身の男性はバーテンダーのような服装でカウンターを挟んで立っていた。

「こっちにも、こんなのがあるんだな?」
「ん?」

 マスターの服装や店のスタイル……地球にあったものとよく似ている。

「勇者が広めたのかな?」
「?何の話か知らんが取り敢えずは座れや」
「あぁ」
「そうですね」

 そういって、カウンター席に腰を下ろす。
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