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始まり

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2041年、三巴市
いつもと同じ、平和な1日が始まると、誰もが思っていた――そのとき
ズズズズッ
大きな地響きとともに地面が崩れ始め、次々と建物や人が呑み込まれていった。
ようやく止まった頃には1㎞もの穴が空いていた。
「おいおい!どーなってるんだよこれ!」
「なんだったんだ?今のは」
皆、状況を理解しようと穴に近づき覗いた。そのとき。
うわぁぁぁぁぁ!きゃあぁぁぁぁ!
穴から見たこともないような化け物が現れたのである。その化け物は回りの人を襲った。ある人は捕まり、またある人は殺された。大勢の人が逃げ惑うため軍隊も機能せず、終わりだと誰もが諦めた。そのとき、現れた軍団が次々と化け物を倒していったのである。そして軍団の1人が言った。「ここは我々に任せてください。我々はこのような日のために長い間訓練をしてきました。」と。
 この軍団こそ、長年、国家最重要機密とされてきた対特殊兵特別防衛軍"Area Protect "通称AP である―――
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