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第16章 冬から春へ、時は流れます
第417話 もう一人をお迎えに
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ジョージさん一行をアルムハイムへお連れすると…。
「わーい!けりーにぃたんだ!」
「にぃたん、いらっしゃい!」
ジョージさんに同行したケリー君に、うちのチビッ子二人が飛び付きました。
今は仕事中のケリー君、気まずい顔でジョージさんに視線を向けました。
それから、二人に向き直って。
「こら、二人とも。
兄ちゃん、今、仕事中なんだ。
後で、遊んであげるから、今は我慢してくれ。
そうだ、ご挨拶できるようになったんだろう。
こちらにいらしゃるのは、国王陛下、とっても偉い方だよ。
ちゃんと、ご挨拶するんだ。」
ジョージさんに挨拶するように指示しました。
「「いらっしゃいましぇ。ようこしょ、おこしくだしゃいました。」」
ケリー君に促さえて、声を揃えて歓迎の言葉を口にした二人はそのままペコリと頭を下げます。
いつもながら、この仕草はとても愛らしいです。
「おお、良く出来ました。」
ジョージさんも思わずといった感じに顔が綻んでいます。
上機嫌のジョージさん、その日はケリー君を早々と終業にしてくださいました。
幼子二人は、二ヶ月ぶりにケリー君と遊べて大喜びです。
ジョージさんはと言うとミリアム首相と共におじいさまの部屋に入ったままです。
私は蚊帳の外に置かれてしまいました。
********
そして、翌日。
まだ夜も明けきらぬ薄暗闇の中、私はヴァイスの引く馬車で聖都へ向かいます。
今回、おじいさまが招いて欲しいと望んだ最後のピース、教皇聖下をお迎えするためです。
「うま~!まだ暗いけど~、高さを保ってね~!
取り敢えずは、南に向かってアルム山脈越えだよ~!
低空を飛んで、山肌に激突なんて許さないからね~!」
風の精霊ブリーゼちゃんの明るく元気な声が響きます。
ヴァイスの背中に乗ったブリーゼちゃんのナヴィゲートで、聖都へ向かって出発です。
既に何度か往復した空路ですので、ヴァイスも迷うことなく飛行します。
朝四時前にアルムハイムを発って約三時間。
ヴァイスの引く馬車は聖都にある教皇庁、その裏庭にこっそりと着地しました。
天馬の引く天翔ける馬車なんて目撃されたら大騒ぎですからね。
そのために、朝早起きをして迎えに来たのです。
まだ、朝の七時前ですので、聖都も人影がまばらで助かりました。
教皇庁へ着くと、裏庭には既に教皇聖下の姿がありました。
聖下とお付きの方がお一人。
人目に付かないように、お二方と荷物を乗せたらすぐに出発です。
「ほお、これは凄い。
本当に空を飛翔するとは驚きです。
私まで、天馬が引く馬車に乗せて頂ける日が来るとは思いませんでした。
聖下から伺ってはいましたが、空から見る聖都の景色は素晴らしいです。」
上空に舞い上がると、眼下の景色に感動の声を上げるお付きの方。
勝手にお付きの方と言っていますが、四十歳前後と見受けられるその方。
高位聖職者のようで、お付きの方と言うよりも補佐官若しくは秘書といった雰囲気です。
「そうであろう。
アルムハイム大公のおかげで、貴重な体験をさせて頂けるのだ。
そなたも、大公に感謝するが良い。
神の遣いたる天馬に馬車を引いて頂けるなど、普通は有り得ない事だからのう。」
聖下は、ヴァイスを神が騎乗すると伝わる天馬だと思っている様子で、乗る度に感動しています。
とても、ヴァイスが好色な極めて俗っぽい精霊だとは言えませんでした。
空へ舞い上がってしばらくすると、聖下はお付きの方を紹介してくださいました。
やはり、身の回りのお世話をする従者ではなく、聖下の側近の一人で補佐官との事でした。
「せっかく、アルムハイム大公が付き人を伴っても良いと言ってくださったのだ。
帝国皇帝がいらっしゃるのであれば、儂の後継候補を紹介しておこうかと思ってのう。
順当にいけば儂が天に召された後は、この男が次の教皇になる可能性が高いのでな。
もっとも、儂が存外長生きして、こ奴が先に逝ってしまえば話は別だがな。」
そんな風に冗談交じりで補佐官を紹介する聖下。
次期教皇の有力候補ということは、現在の教皇庁における席次もかなり上の方ですよね。
そんな方を、高々挨拶をするために連れ出して良いのでしょうか。
と言うよりも、挨拶と言うのが建前で、実際の役割はミリアム首相と同じと考えた方が良いのでしょうね。
聖都を出てからおよそ三時間、私達を乗せた馬車はアルム山脈を越えクラーシュバルツへ入ります。
途中、アルム山脈の峰々を眼下に見下ろした時は、二人共、子供のようにはしゃいでいました。
年配の方が、眼下の景色に感動し、はしゃぐ姿を見ていると。
きな臭い事は起こらないのではないか、本当にホテルの開業を楽しみに来てくださったのではないか。
そんな風に期待してしまいますが、今回の顔ぶれからするとそんなお気楽な展開にはならないのでしょうね。
********
私のそんな一抹の不安をよそに、ヴァイスの引く馬車は順調に飛行し。
やがて、シューネ湖を横切りシューネフルトへ到着します。
「うま~!あそこに一つだけ大きな建物が建ってるよね~。
あれが、目的地だよ~!
速度を落として、前庭に降りるよ~!」
ブリーゼちゃんの指示が馬車の中にまで響いて、馬車は高度を下げ始めました。
やがて、馬車は静かに地上に降り立ちます。
もうここはホテルの前庭、いよいよ、このホテルの最初のお客様の到着です。
ポータに荷物を預け、スタッフの出迎えを受けてエントランスホールへ入ると。
「なんと、これは明るいですな。」
聖下がホールの明るさに驚きの声を上げます。
二階まで吹き抜けの広いホールは、二階の南側の壁を大きなガラス窓にして採光に気を配りました。
更に、他の壁面は磨き込んだ大理石で光を良く反射します。
今は、昼前で南側から燦燦と初夏の日差しが注いでとても明るいのです。
そして、客室、聖下にお泊り頂くのは二階の貴賓室の一つです。
部屋に入るとリビングルームになっていて、南側の壁はやはり大きなガラス窓があります。
そして、そのガラス窓の向こうには。
「こ、これは…。
聞きしに勝る素晴らしい景色ですな。
アルムハイム大公が自信満々に言ってらしただけのことはある。
湖越しにアルム山脈の峰々が一望に出来るとは素晴らしい。」
聖下が全て言ってくださいました。
この貴賓室、窓越しに見るアルム山脈の峰々の眺望が最も良い部屋なのです。
貴賓室は二つ、本当はおじいさまだけをお招きする予定でしたので。
この部屋におじいさまをお泊めしようと考えてました。
ですが、ジョージさんと教皇聖下をお招きする事となったため。
貴賓室は、ジョージさんと聖下にご利用いただくことになったのです。
もちろん、それはおじいさまから提案がありました。
どうやら、このお部屋は聖下のお気に召して頂けたようです。
この後、私はおじいさまとジョージさん一行の二組を迎えに館へ戻りました。
はてさて、これからどうなることやら…。
********
*並行して新作を投稿しています。
『ゴミスキルだって育てりゃ、けっこうお役立ちです!』
ゴミスキルとバカにされるスキルをモグモグと育てた女の子の物語です。
12時10分、20時30分の投稿です。
お読み頂けたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
↓ ↓ ↓ (PCの方の向け)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/255621303/784533340
「わーい!けりーにぃたんだ!」
「にぃたん、いらっしゃい!」
ジョージさんに同行したケリー君に、うちのチビッ子二人が飛び付きました。
今は仕事中のケリー君、気まずい顔でジョージさんに視線を向けました。
それから、二人に向き直って。
「こら、二人とも。
兄ちゃん、今、仕事中なんだ。
後で、遊んであげるから、今は我慢してくれ。
そうだ、ご挨拶できるようになったんだろう。
こちらにいらしゃるのは、国王陛下、とっても偉い方だよ。
ちゃんと、ご挨拶するんだ。」
ジョージさんに挨拶するように指示しました。
「「いらっしゃいましぇ。ようこしょ、おこしくだしゃいました。」」
ケリー君に促さえて、声を揃えて歓迎の言葉を口にした二人はそのままペコリと頭を下げます。
いつもながら、この仕草はとても愛らしいです。
「おお、良く出来ました。」
ジョージさんも思わずといった感じに顔が綻んでいます。
上機嫌のジョージさん、その日はケリー君を早々と終業にしてくださいました。
幼子二人は、二ヶ月ぶりにケリー君と遊べて大喜びです。
ジョージさんはと言うとミリアム首相と共におじいさまの部屋に入ったままです。
私は蚊帳の外に置かれてしまいました。
********
そして、翌日。
まだ夜も明けきらぬ薄暗闇の中、私はヴァイスの引く馬車で聖都へ向かいます。
今回、おじいさまが招いて欲しいと望んだ最後のピース、教皇聖下をお迎えするためです。
「うま~!まだ暗いけど~、高さを保ってね~!
取り敢えずは、南に向かってアルム山脈越えだよ~!
低空を飛んで、山肌に激突なんて許さないからね~!」
風の精霊ブリーゼちゃんの明るく元気な声が響きます。
ヴァイスの背中に乗ったブリーゼちゃんのナヴィゲートで、聖都へ向かって出発です。
既に何度か往復した空路ですので、ヴァイスも迷うことなく飛行します。
朝四時前にアルムハイムを発って約三時間。
ヴァイスの引く馬車は聖都にある教皇庁、その裏庭にこっそりと着地しました。
天馬の引く天翔ける馬車なんて目撃されたら大騒ぎですからね。
そのために、朝早起きをして迎えに来たのです。
まだ、朝の七時前ですので、聖都も人影がまばらで助かりました。
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聖下とお付きの方がお一人。
人目に付かないように、お二方と荷物を乗せたらすぐに出発です。
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本当に空を飛翔するとは驚きです。
私まで、天馬が引く馬車に乗せて頂ける日が来るとは思いませんでした。
聖下から伺ってはいましたが、空から見る聖都の景色は素晴らしいです。」
上空に舞い上がると、眼下の景色に感動の声を上げるお付きの方。
勝手にお付きの方と言っていますが、四十歳前後と見受けられるその方。
高位聖職者のようで、お付きの方と言うよりも補佐官若しくは秘書といった雰囲気です。
「そうであろう。
アルムハイム大公のおかげで、貴重な体験をさせて頂けるのだ。
そなたも、大公に感謝するが良い。
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聖下は、ヴァイスを神が騎乗すると伝わる天馬だと思っている様子で、乗る度に感動しています。
とても、ヴァイスが好色な極めて俗っぽい精霊だとは言えませんでした。
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やはり、身の回りのお世話をする従者ではなく、聖下の側近の一人で補佐官との事でした。
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もっとも、儂が存外長生きして、こ奴が先に逝ってしまえば話は別だがな。」
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二階まで吹き抜けの広いホールは、二階の南側の壁を大きなガラス窓にして採光に気を配りました。
更に、他の壁面は磨き込んだ大理石で光を良く反射します。
今は、昼前で南側から燦燦と初夏の日差しが注いでとても明るいのです。
そして、客室、聖下にお泊り頂くのは二階の貴賓室の一つです。
部屋に入るとリビングルームになっていて、南側の壁はやはり大きなガラス窓があります。
そして、そのガラス窓の向こうには。
「こ、これは…。
聞きしに勝る素晴らしい景色ですな。
アルムハイム大公が自信満々に言ってらしただけのことはある。
湖越しにアルム山脈の峰々が一望に出来るとは素晴らしい。」
聖下が全て言ってくださいました。
この貴賓室、窓越しに見るアルム山脈の峰々の眺望が最も良い部屋なのです。
貴賓室は二つ、本当はおじいさまだけをお招きする予定でしたので。
この部屋におじいさまをお泊めしようと考えてました。
ですが、ジョージさんと教皇聖下をお招きする事となったため。
貴賓室は、ジョージさんと聖下にご利用いただくことになったのです。
もちろん、それはおじいさまから提案がありました。
どうやら、このお部屋は聖下のお気に召して頂けたようです。
この後、私はおじいさまとジョージさん一行の二組を迎えに館へ戻りました。
はてさて、これからどうなることやら…。
********
*並行して新作を投稿しています。
『ゴミスキルだって育てりゃ、けっこうお役立ちです!』
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12時10分、20時30分の投稿です。
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