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追補の章
その2 私のお父さん【後】
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私が皇帝に即位したその年、私は早速巡幸という名の勤労奉仕へ出ることになりました。
母が毎年欠かさず行っていたことで、帝国の各地を回っては森を作ったり、水源を作ったり、耕作地を作ったりして住民に与えるのです。
奇跡の安売りのようですが、それで帝国の民心が安定するのであれば安いものです。
今の私には、母もターニャお姉ちゃんもついていますしね。
そして、記念すべき第一回の巡幸に私は母に縁の深い東部地区を選びました。
聖女様が最初に救済を行ったというロッテドルフを皮切りに、母が置き去りにされたオストエンデや母の生まれた村を回り、最後が父の住むスタインベルグです。
スタインベルグを巡幸地に上げたとき母は露骨にイヤな顔をしましたが、既に死んでしまったことになっている人の意見は無視です。
ただ、親子の名乗りは上げないと言う約束を絶対に守るように念押しされたのは言うまでもありません。
**********
そして、巡幸の最後、父の住むスタインベルグにやってきました。
ここは帝国で唯一、統治を住民の自治に任せている町です。
聖女様がこの町を『黒の使徒』から開放した時、同行していた皇后が特例としてこの町の住民に自治を認めました。
当初は十年という期間を区切ったものでしたが、その後皇帝となった母が父の住むスタインベルグに貴族の手垢がつくことを嫌い自治都市として残したのです。
この町では、一定期間居住している住民の中から代表を決めて町の統治を行っているそうです。
任期は十年で、再選や世襲を認めていないそうです。
そして、私は代表者に挨拶し町の概要の説明を受けた後、町を視察させてもらうことになりました。
「私は先代のこの町の代表を務めさせて頂いた者でございます。
私が本日の陛下のご案内を務めさせていただきます。
行き届かぬ点もあるかと存じますが宜しくお願い致します。」
その初老の男性が私の前に跪いたとき、耳元で「おにいちゃん」という母の呟きがしました。
この方が私のお父さんなのですね。
「そうですか、大儀です。」
私にはこの言葉しか掛ける言葉が許されていません、皇帝というのは不自由な立場です。
その後、父はターニャお姉ちゃんが作ったと言う森を始めとして、町の隅々を案内してくれました。
そして、私は今日の行幸の記念として町の一角に新たな泉を一つ作りました。
帝国東部は水源が少なく精霊の力で枯れることのない泉を作ると非常に喜ばれるのです。
そして、すべての日程を終えて魔導車に乗り込もうとしたときそれは起こりました。
いきなり父が、私の前で跪いて言葉を発したのです。
通常、平民が貴族、それも皇帝に対して質問されたことや役割上必要なこと以外を直接話し掛けることは許されていません。
「陛下の御世が幾久しく続くことをお祈り申し上げます。
くれぐれも先帝陛下のように、お若くしてお隠れになるようなことがなきよう、ご自愛なさってください。」
跪いて声を上げた父の顔の下にある地面が流れ落ちる涙で濡れています。
父は、母の死を心から悼んでいるようです。
父より十歳も若い母の死に心を痛め、娘である私には長生きして欲しいと言っているのです。
父は私の健康のことを思い、罰を受けるのを覚悟で声をかけてくれたのです。
この時、私は非常に拙い兆候を察知しました。
私は跪く父の腕を取って魔導車に引き込むと周囲の者に命じました。
「これより、この魔導車に立ち入ることを禁じます。
しばらくの間、この者と話をします。」
そう言って、魔導車の扉を閉めて施錠しました。
その直後です。
「おにいちゃん!」
そう泣き声をあげながら母が実体化したのです。
私には親子の名乗りを上げるなと言いながら台無しです。
「ハンナ?」
目の前に現われた十歳の頃の姿をした母を見て、父は戸惑いの声を上げました。
そんな父の戸惑いなど関係無しに母は父に抱きつきました。
「おにいちゃん、悲しませちゃってごめんなさい。先に死んじゃってごめんなさい。」
そう言って泣き続ける母を懐に抱いたまま、父は言ったのです。
「ハンナはいつまでたっても泣き虫だな。」
そういって優しく母の頭を撫でる父の姿は、傍目にはお爺ちゃんと孫の抱擁のようです。
ですが、私には幼い母と一回り年上の少年の抱擁に見えました、まるで仲の良い兄妹のような。
その後泣き止んだ母は父にこれまでの経緯を全て話しました。
「そうか、あの時、私達の目の前で消滅してしまった聖女様は亡くなられた訳ではなく精霊様になられたのですか。
そして、ハンナも聖女様の後を追って精霊様になったのか。」
「ごめんさない。
私はターニャお姉ちゃんの許に行くために人であることを捨てたの。
その際に、そのことを公表することが出来ないので死んだことにしてしまったの。
そのことがおにいちゃんをこんなに悲しませることになるなんて考えもしないで。」
「それは仕方がないことだと思う、人が精霊になるなんて公表できないから。
でも良かった、こうして元気なハンナの顔が見れて。
私はハンナが十五歳で皇帝になって人生を擦り減らしてしまったと思っていたんだ。
まだ、子供と言ってもいい年から重責を担って健康を害していたのだと。」
母の言葉を受けて父はそう言いました。
母が五十歳という若さで亡くなったと知らされたとき、皇帝という職務は命を擦り減らすものだと思ったそうです。
そして、皇帝となった自分の娘に早死にして欲しくないと思ったら、自然にさっきの言葉がでたのだと言ったのです。
「私のことを娘だと言ってくれるのですか。私の身を案じてくれるのですか」
私は、はっきりと私を自分の娘と言った父に問い掛けました。
「当たり前ではないですか。
人前で明かすことができなくても、陛下は紛れもなく私の血を分けた娘です。
自分の娘の身を案じない親がどこにいるものですか。」
私を正面に見据えてそう言った父の目に嘘偽りはありませんでした。
私が父と過ごしたのは僅か一年足らずだと言います。
たった一年しか一緒にいなかった娘の身をこんなにも案じていてくれたのです。
「お父さん、有り難う……。」
私は思わず父に抱きつきました。父と抱擁を交わしたのはこれが最初で最後でした。
「ティッタ、大きくなったね。私が最後に抱き上げた時はまだ一歳にもなってなかったのに。」
父が私を抱きしめ、子供にするように背中をポンポンと軽く叩いてくれました。
「ティッタ、あなたは憶えていなくて当然だけど、おにいちゃんは毎日のようにあなたを抱き上げてくれたのよ。」
母が私が生まれたころを懐かしむように言います。
名残が尽きませんでしたが、いつまでもこうしている訳にはいきませんでした。
私は父と共に魔導車を降り、護衛の騎士や側に仕える者たちに言いました。
「この方は平民であった頃の母を知る方です。
母の死を悼んで声を掛けてくださったのです、くれぐれも罪に問うようなことはないように。」
そして、父に向き合い。
「亡き母のことを悼んで頂き感謝します。昔のお話を聞かせていただき有り難うございました。
どうか、ご壮健にお過ごしください。」
私の言葉に父が跪いて答えました。
「勿体ないお言葉を頂戴して身に余る光栄です。
陛下にあられましても、壮健で幾久しく御世が続くことをお祈り申し上げます。」
こうして、私と父の短い邂逅は幕を降ろしました。
**********
その後、私と父があいまみえることは一度もありませんでした。
母は十歳の姿で時折父やその奥さんに会いに行き、『癒し』を施していたようです。
その甲斐あってか、父もその奥さんも大変長生きをしてくれました。
正直私は母ばっかりずるいと思いました、皇帝という立場は不便なものです。
でも、私はあの時会うことができて本当に良かったと思っています。
父がとても素晴らしい方だと実感できたから。
父は帝国の歴史に名を刻むことはありません、でも、私は知っています。
今の帝国の繁栄は父の存在無しにはあり得なかったと。
もし、父が五歳の母を救っていなければ、『聖女』と呼ばれた母は存在し得なかったのですから。
父のおかげで母は生き長らえ、ターニャお姉ちゃんと出会うことが出来たのですから。
千万人の帝国の民は父に救われたと言っても過言ではないのです。
そして、私は父がとても気高い人物だと知っています。
自分がひもじい思いをしてまで、赤の他人である母に食べ物を分け与えてくれたのですから。
それこそ何の見返りも期待できないのにもかかわらずです。
また、私に命を授けてくださいました。これも何の見返りもなくです。
父は私や母との関係を一切口にしませんでしたし、帝室に対して何の対価も要求しなかったのです。ただ一心に私や母の健康だけを願っていてくれたのです。
父の献身にはただただ感謝するばかりです。
帝国に保管される帝室の家系図、そこには私の父親の欄が空白になっています。
でも、もう一つの我が家ハイリゲンフラウ家に保存されている家系図には私が父の名を書き込んでしまいました。
これは、母には内緒です。
(おわり)
**********
*お願い
9月1日から始まりましたアルファポリスの第13回ファンタジー小説大賞にこの作品をエントリーしています。
応援してくださる方がいらっしゃいましたら、本作品に投票して頂けるととても嬉しいです。
投票期間も残すところあと1日です。投票がお済でない方は宜しくお願いします。
ぶしつけにこのようなお願いをして恐縮ですが、よろしくお願いします。
投票は、PCの方は表題ページの左上、「作品の情報」の上の『黄色いボタン』です。
スマホアプリの方は表題ページの「しおりから読む」の上の『オレンジ色のボタン』です。
本日、新作『最後の魔女は目立たず、ひっそりと暮らしたい』の第62話、第63話を投稿しました。
読んでいただけたら、とても嬉しいです。
毎日20時に投稿する予定でいます。
↓ ↓ ↓PCの方はこのUrlです。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/255621303/713406747
こちらも第13回ファンタジー小説大賞にこの作品をエントリーしています。
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奇跡の安売りのようですが、それで帝国の民心が安定するのであれば安いものです。
今の私には、母もターニャお姉ちゃんもついていますしね。
そして、記念すべき第一回の巡幸に私は母に縁の深い東部地区を選びました。
聖女様が最初に救済を行ったというロッテドルフを皮切りに、母が置き去りにされたオストエンデや母の生まれた村を回り、最後が父の住むスタインベルグです。
スタインベルグを巡幸地に上げたとき母は露骨にイヤな顔をしましたが、既に死んでしまったことになっている人の意見は無視です。
ただ、親子の名乗りは上げないと言う約束を絶対に守るように念押しされたのは言うまでもありません。
**********
そして、巡幸の最後、父の住むスタインベルグにやってきました。
ここは帝国で唯一、統治を住民の自治に任せている町です。
聖女様がこの町を『黒の使徒』から開放した時、同行していた皇后が特例としてこの町の住民に自治を認めました。
当初は十年という期間を区切ったものでしたが、その後皇帝となった母が父の住むスタインベルグに貴族の手垢がつくことを嫌い自治都市として残したのです。
この町では、一定期間居住している住民の中から代表を決めて町の統治を行っているそうです。
任期は十年で、再選や世襲を認めていないそうです。
そして、私は代表者に挨拶し町の概要の説明を受けた後、町を視察させてもらうことになりました。
「私は先代のこの町の代表を務めさせて頂いた者でございます。
私が本日の陛下のご案内を務めさせていただきます。
行き届かぬ点もあるかと存じますが宜しくお願い致します。」
その初老の男性が私の前に跪いたとき、耳元で「おにいちゃん」という母の呟きがしました。
この方が私のお父さんなのですね。
「そうですか、大儀です。」
私にはこの言葉しか掛ける言葉が許されていません、皇帝というのは不自由な立場です。
その後、父はターニャお姉ちゃんが作ったと言う森を始めとして、町の隅々を案内してくれました。
そして、私は今日の行幸の記念として町の一角に新たな泉を一つ作りました。
帝国東部は水源が少なく精霊の力で枯れることのない泉を作ると非常に喜ばれるのです。
そして、すべての日程を終えて魔導車に乗り込もうとしたときそれは起こりました。
いきなり父が、私の前で跪いて言葉を発したのです。
通常、平民が貴族、それも皇帝に対して質問されたことや役割上必要なこと以外を直接話し掛けることは許されていません。
「陛下の御世が幾久しく続くことをお祈り申し上げます。
くれぐれも先帝陛下のように、お若くしてお隠れになるようなことがなきよう、ご自愛なさってください。」
跪いて声を上げた父の顔の下にある地面が流れ落ちる涙で濡れています。
父は、母の死を心から悼んでいるようです。
父より十歳も若い母の死に心を痛め、娘である私には長生きして欲しいと言っているのです。
父は私の健康のことを思い、罰を受けるのを覚悟で声をかけてくれたのです。
この時、私は非常に拙い兆候を察知しました。
私は跪く父の腕を取って魔導車に引き込むと周囲の者に命じました。
「これより、この魔導車に立ち入ることを禁じます。
しばらくの間、この者と話をします。」
そう言って、魔導車の扉を閉めて施錠しました。
その直後です。
「おにいちゃん!」
そう泣き声をあげながら母が実体化したのです。
私には親子の名乗りを上げるなと言いながら台無しです。
「ハンナ?」
目の前に現われた十歳の頃の姿をした母を見て、父は戸惑いの声を上げました。
そんな父の戸惑いなど関係無しに母は父に抱きつきました。
「おにいちゃん、悲しませちゃってごめんなさい。先に死んじゃってごめんなさい。」
そう言って泣き続ける母を懐に抱いたまま、父は言ったのです。
「ハンナはいつまでたっても泣き虫だな。」
そういって優しく母の頭を撫でる父の姿は、傍目にはお爺ちゃんと孫の抱擁のようです。
ですが、私には幼い母と一回り年上の少年の抱擁に見えました、まるで仲の良い兄妹のような。
その後泣き止んだ母は父にこれまでの経緯を全て話しました。
「そうか、あの時、私達の目の前で消滅してしまった聖女様は亡くなられた訳ではなく精霊様になられたのですか。
そして、ハンナも聖女様の後を追って精霊様になったのか。」
「ごめんさない。
私はターニャお姉ちゃんの許に行くために人であることを捨てたの。
その際に、そのことを公表することが出来ないので死んだことにしてしまったの。
そのことがおにいちゃんをこんなに悲しませることになるなんて考えもしないで。」
「それは仕方がないことだと思う、人が精霊になるなんて公表できないから。
でも良かった、こうして元気なハンナの顔が見れて。
私はハンナが十五歳で皇帝になって人生を擦り減らしてしまったと思っていたんだ。
まだ、子供と言ってもいい年から重責を担って健康を害していたのだと。」
母の言葉を受けて父はそう言いました。
母が五十歳という若さで亡くなったと知らされたとき、皇帝という職務は命を擦り減らすものだと思ったそうです。
そして、皇帝となった自分の娘に早死にして欲しくないと思ったら、自然にさっきの言葉がでたのだと言ったのです。
「私のことを娘だと言ってくれるのですか。私の身を案じてくれるのですか」
私は、はっきりと私を自分の娘と言った父に問い掛けました。
「当たり前ではないですか。
人前で明かすことができなくても、陛下は紛れもなく私の血を分けた娘です。
自分の娘の身を案じない親がどこにいるものですか。」
私を正面に見据えてそう言った父の目に嘘偽りはありませんでした。
私が父と過ごしたのは僅か一年足らずだと言います。
たった一年しか一緒にいなかった娘の身をこんなにも案じていてくれたのです。
「お父さん、有り難う……。」
私は思わず父に抱きつきました。父と抱擁を交わしたのはこれが最初で最後でした。
「ティッタ、大きくなったね。私が最後に抱き上げた時はまだ一歳にもなってなかったのに。」
父が私を抱きしめ、子供にするように背中をポンポンと軽く叩いてくれました。
「ティッタ、あなたは憶えていなくて当然だけど、おにいちゃんは毎日のようにあなたを抱き上げてくれたのよ。」
母が私が生まれたころを懐かしむように言います。
名残が尽きませんでしたが、いつまでもこうしている訳にはいきませんでした。
私は父と共に魔導車を降り、護衛の騎士や側に仕える者たちに言いました。
「この方は平民であった頃の母を知る方です。
母の死を悼んで声を掛けてくださったのです、くれぐれも罪に問うようなことはないように。」
そして、父に向き合い。
「亡き母のことを悼んで頂き感謝します。昔のお話を聞かせていただき有り難うございました。
どうか、ご壮健にお過ごしください。」
私の言葉に父が跪いて答えました。
「勿体ないお言葉を頂戴して身に余る光栄です。
陛下にあられましても、壮健で幾久しく御世が続くことをお祈り申し上げます。」
こうして、私と父の短い邂逅は幕を降ろしました。
**********
その後、私と父があいまみえることは一度もありませんでした。
母は十歳の姿で時折父やその奥さんに会いに行き、『癒し』を施していたようです。
その甲斐あってか、父もその奥さんも大変長生きをしてくれました。
正直私は母ばっかりずるいと思いました、皇帝という立場は不便なものです。
でも、私はあの時会うことができて本当に良かったと思っています。
父がとても素晴らしい方だと実感できたから。
父は帝国の歴史に名を刻むことはありません、でも、私は知っています。
今の帝国の繁栄は父の存在無しにはあり得なかったと。
もし、父が五歳の母を救っていなければ、『聖女』と呼ばれた母は存在し得なかったのですから。
父のおかげで母は生き長らえ、ターニャお姉ちゃんと出会うことが出来たのですから。
千万人の帝国の民は父に救われたと言っても過言ではないのです。
そして、私は父がとても気高い人物だと知っています。
自分がひもじい思いをしてまで、赤の他人である母に食べ物を分け与えてくれたのですから。
それこそ何の見返りも期待できないのにもかかわらずです。
また、私に命を授けてくださいました。これも何の見返りもなくです。
父は私や母との関係を一切口にしませんでしたし、帝室に対して何の対価も要求しなかったのです。ただ一心に私や母の健康だけを願っていてくれたのです。
父の献身にはただただ感謝するばかりです。
帝国に保管される帝室の家系図、そこには私の父親の欄が空白になっています。
でも、もう一つの我が家ハイリゲンフラウ家に保存されている家系図には私が父の名を書き込んでしまいました。
これは、母には内緒です。
(おわり)
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スマホアプリの方は表題ページの「しおりから読む」の上の『オレンジ色のボタン』です。
本日、新作『最後の魔女は目立たず、ひっそりと暮らしたい』の第62話、第63話を投稿しました。
読んでいただけたら、とても嬉しいです。
毎日20時に投稿する予定でいます。
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