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ちずる幼稚園での出来事
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しないのです。それで気になりまして、ちずるちゃんの側に行きまして聞いたのです。どうして、ここに
居るの?と、するとちずるちゃんは、祠から女の人が泣いていると言います。その時何故か私は、鳥肌が立
ちまして、ここにいてはいけないと咄嗟に思いまして、ちずるちゃんを園児たちのいる場所へ急いで連れて
行きました。あれはなんであったのでしょうか?私今まで鳥肌が立つ様な経験をした事がなかったのですが
生まれて初めて経験して、とても怖いと思ってしまいました。」
「そうなんですか、」
なみえは、ちずるから祠から泣いていた女の人の事はすでに聞かされてはいたが、斉藤から初めて聞かされたといったような顔をしていた。すると、斉藤は何故か時計に目を向けた。時計の針はもう、16時を回ろうとしていた。
「もう、こんな時間ですね。話が大変長くなってしまって申し訳ございませんでした。私これから会議がある
事をすっかり忘れて話してしまいました。これでお話は終わりに致します。もし、お母様、今後ちずるちゃん
何か見えるなどと言うような事言われましたら、教えてください。今日は本当にお話を聞いて頂いてありが
とうございました。きよつけてお帰り下さい。」
そうして要約幼稚園から我が家にちずると共に帰宅したなみえは、ちずるを神棚が置いてある和室へと連れて行った。和室に入ると、とても大きな三段棚の神棚が祀られており、これは、生前きぬがこの部屋で相談者の霊視を行っていたところでもあった。東條家では、この神棚を大切に祀っているのだ。そしてなみえは、ちずるを神棚のそばに座らした。
「ちいちゃん。今からママが話すことをちゃんと聞いてくれるかな。」
「うん。」
「ちいちゃん、これから、もし何か見えたとしても、それは、ママにだけ話してくれる。他の人には絶対話て
は駄目。」
「どうして、駄目なの?」
「よく聞いてね。ちいちゃんには見えている人だと思っても、他の人には見えていないの。それを聞いた人は
とても、怖いと思ってしまうからね。」
「うーん。怖くなんかないのにな。」
居るの?と、するとちずるちゃんは、祠から女の人が泣いていると言います。その時何故か私は、鳥肌が立
ちまして、ここにいてはいけないと咄嗟に思いまして、ちずるちゃんを園児たちのいる場所へ急いで連れて
行きました。あれはなんであったのでしょうか?私今まで鳥肌が立つ様な経験をした事がなかったのですが
生まれて初めて経験して、とても怖いと思ってしまいました。」
「そうなんですか、」
なみえは、ちずるから祠から泣いていた女の人の事はすでに聞かされてはいたが、斉藤から初めて聞かされたといったような顔をしていた。すると、斉藤は何故か時計に目を向けた。時計の針はもう、16時を回ろうとしていた。
「もう、こんな時間ですね。話が大変長くなってしまって申し訳ございませんでした。私これから会議がある
事をすっかり忘れて話してしまいました。これでお話は終わりに致します。もし、お母様、今後ちずるちゃん
何か見えるなどと言うような事言われましたら、教えてください。今日は本当にお話を聞いて頂いてありが
とうございました。きよつけてお帰り下さい。」
そうして要約幼稚園から我が家にちずると共に帰宅したなみえは、ちずるを神棚が置いてある和室へと連れて行った。和室に入ると、とても大きな三段棚の神棚が祀られており、これは、生前きぬがこの部屋で相談者の霊視を行っていたところでもあった。東條家では、この神棚を大切に祀っているのだ。そしてなみえは、ちずるを神棚のそばに座らした。
「ちいちゃん。今からママが話すことをちゃんと聞いてくれるかな。」
「うん。」
「ちいちゃん、これから、もし何か見えたとしても、それは、ママにだけ話してくれる。他の人には絶対話て
は駄目。」
「どうして、駄目なの?」
「よく聞いてね。ちいちゃんには見えている人だと思っても、他の人には見えていないの。それを聞いた人は
とても、怖いと思ってしまうからね。」
「うーん。怖くなんかないのにな。」
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