平凡な26歳、異世界に連れてこられた

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聖職ギルド①

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「やぁ!アリス、今日も可愛いね!」

「ありがとうございます…」

「この後一緒にご飯でもどう?」

「ごめんなさい、同僚と食べるので…」

ふん、断られてやんの

「それならしょうがないね、ところでさっき話していた2人とはどういう関係なの?」

うわ!見られてたのかよ、めんどくせえ

「あの2人は生産ギルドの新人さん達です」

アリスさんがそういうと男は大声で笑いだした。

「あの2人、生産ギルドに入っちゃったの?バカだねぇ!今は聖職ギルドがあるのに、そのうち潰れるんじゃないの?」

うん、俺の嫌いなタイプだ。うわ!こっち来た、来んな、帰れ!

「君、生産ギルドなんかいないで聖職ギルドに
来ないか?可愛い子なら大歓迎だよ!」

俺じゃなくてよかった…頑張れキリカ!俺は空気だ

「ごめんなさい、無理です。」

「どうしてだい?生産ギルドなんかより何倍も稼げると思うけど?」

「あまりいい噂を聞かないので…それに下心丸出しで少し気持ち悪いです。」

言うねぇキリカ、もっと言ってやれ。後ろで冒険者たちも笑ってるよ、俺もつられてニヤニヤしてしまった。

「おい!お前!何を笑っているんだ!」

え~、俺だけ?あなたの後ろで笑っている人たくさんいますよ?

俺は顔をキリッとさせて顔を横にブンブン振り笑ってないアピールをする。

男は恥ずかしくなったのか顔を真っ赤にしてギルドから出ていった。

男が出ていくと冒険者ギルドに笑い声が響いた。そしてキリカにスッキリしたよ!など良く言ってくれたよ!などなど声をかける冒険者たち。俺よりも冒険者ギルドに馴染んでやがる。やるな

冒険者ギルドに来るとろくなことがないなと思いため息を吐くタロウ。

俺とキリカは冒険者ギルドから出て解散した。宿に戻り俺は今、考え事をしている。

生産ギルドは圧倒的に人数が足りないな。聖職ギルドは何百って人数がいるのに加えて品質がいいものを大量に作れる実力がある。俺はまだ(小)までしか作れない。エイナさんは高品質の(上)、セントさんは最高品質の(極)を作れるが1人だと作れる数なんかたかがしれている。なので冒険者ギルドも聖職ギルドのポーションを買わざるを得ない状況になっているのが現状だった。

まぁ今どうにかなる問題でもないからなぁ、俺もできるだけ頑張るか…冒険者ギルドとはいろいろあったが今じゃ大事な取引先だしな。

しかしあの男何者なんだろう?見た感じ金持ちのボンボンだろうとは思うが…面倒なことにならないといいけど。
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