平凡な26歳、異世界に連れてこられた

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お祭り①

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翌日、聖職ギルドが取り壊されることとなった。そして伯爵は捕まりははしなかったが伯爵の地位を剥奪され多額の罰金が科せられた。その額白金貨30枚、それとは別に生産ギルドには迷惑料として白金貨10枚が払われた。白金貨10枚を手にしたセントさんの顔は言葉に表せないくらい酷かった。

まぁ一件落着ってことでいいのかな?
まぁお金が貰えてもいつもとやることは変わらないんだけど…っていうか4人しかいないため聖職ギルドが無くなったことでいつもより多くポーションなどを作らないといけなくなり忙しくなった。いやまじで忙しい!

あとランクがDに上がった。そろそろ家が欲しいなと思い始めたこの頃、補助金が上がったのは嬉しい。まだまだお金は足りないけど…。今の貯金は日本円でだいたい30万円くらいだと思う。家を買うのにあと何年かかるのだろうか…

っとそんな現実を見て絶望しているとエイナさんが話し出した。

「ギルマス!もうすぐ祭りの日ですよ!今年は2人も入ってきたんですし私達も屋台出しましょうよ!」

「そうだね!去年は僕とエイナしかいなかったからね、今年は屋台出せるんじゃないかい?」

セントさんがそう言うとエイナさんとキリカはやったー!と喜んでいた。この世界にも祭りはあるのか…学生時代の時以来祭りには行ってなかったなそういえば…

「なんの屋台をしますか!」

テンションアゲアゲのエイナさん、朝から元気だな~

「う~ん、どうしようか、新人君たちはやりたいことやるかい?」

「俺は特に…」

「私も何がやりたいって聞かれると思いつかないです…」

「じゃあみんなで案を出していこうか」

みんなそれぞれに思い浮かぶものを言いあった。

「綿菓子とかりんご飴はどうですか?」

「なんだい?その綿菓子とりんご飴って言うのは?」

まじか、この世界には綿菓子とかないのか…食文化が似ているからあると思ったんだがな

「綿菓子は砂糖を熱で溶かして糸状にしたものですね、りんご飴はりんごを飴などでコーティングしたものですかね?簡単に言うと。綿菓子の方が機械があればすぐ作れるんですけどね…」

当然その機械はないよな~

「ならりんご飴にしようか、初めて聞いたものの方が焼きそばとかより人気出そうだしね」

なんかあっさり決まってしまった。そんなに売れるかねぇ。心配になってきた。でももう何を言っても変わらないだろうな…
 
「決まったわけだし1回作るところを見せてくれるかい?」

「ならりんごと砂糖、あと食紅を買いに行ってくるので待っていてください。あ、あと棒も必要ですね。」

キリカがついて行くと言ったが1人の方が早いからと断ると不機嫌になった。なんかごめん

俺はとりあえず人数分買いギルドに戻った。
戻るとエイナさんとキリカが早く作れと急かしてくる。俺はハイハイ、と適当に返事をして休憩室にあるキッチンへと向かう。

まずりんごの中心に棒をさして一旦置いておく。そのあと水と砂糖と食紅を混ぜて少し火にかけ、それをりんごに均等につけ、固まるまで少し待てば出来上がり。初めて作ったが簡単ですぐにできるから屋台で出すにはちょうどいいのかもしれないなと思った。

みんなの反応はそれぞれだった

「んん、甘くて美味しい。これはいいね」

「なにこれ!美味しい」

「なんですかこれ!すごく美味しいです!」

喜んでもらえてよかった。それからはみんなで練習したり材料を集めたりしているとすぐに祭り当日になった。


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