レインボーアーク

上野佐栁

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奇跡のライブ‼︎輝くスイーツコーデ‼︎

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 「皆んな!私のライブ、応援するよね⁇」
 「しまーす‼︎」
 「声が小さい‼︎もっと大きな声で‼︎」
 「応援しまーすぅ‼︎」
 「ふん。この程度の声しか出せないならもっと出せるようにしてあげるわ‼︎」
 「きゃあ‼︎」
 「曲は太陽姫‼︎」
 「太陽に向けた踊りは誰もが目を奪われるような美しさがあるよ。いつも誰かと一緒に踊り続けている。決して消えることがない光を眺めながら闇を消して行こうー」
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークの世界へようこそ。うちはタイン。さあこの道を通って君のステージが待ってるよ」
 「うん」
 「この扉を開けてこの先がレインボーステージだよ」
 「皆んなと踊れる嬉しさをずっと心の思い出に残していきたいよ。皆んなと踊っていれば闇も消えるから。明るい所に」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「さらにもっともっと上へスペシャルレインボーステージに」
 「たとえ遠くに離れても、心は、繋がっているーどこにいったて必ず見つけるよ。だって君がくれた優しさ、(愛しさ)勇気ー(友情)どんな時だって、笑顔で笑い合った。もしも、自分を見失っても大丈夫。だって、光は、ここにあるからー。どんな時だって、歌えば、笑顔になれるよー。いつもきらきらしているステージへようこそー。初めて、踊る時は、緊張するけど、周りを見てみんながいるよー。スポットライトを当たって、輝いて、虹のその先だって行けるよー。その先には、きっと夢にあふれた世界があるよー」
 「スペシャルレインボーステージ大成功ー」
 「もっともっと上のステージへ超スペシャルレインボーステージ」
 「私達の勇気が何なのかわからない時があるけど、負けたくないから。今まで、やってきたことも無駄にはしたくないから。私が初めてレインボーアークを通ってレインボーステージへ行った日に、なりたい自分を見つけた気がする。夢のステージが今始まる。世界の人にありがとうって伝いたいんだ。今の私がいるのはみんなのおかげだから。世界に希望や夢を抱いていけるように私は願ってる。レインボーアーク」
 「超スペシャルレインボーステージ大成功ー」
 「クール‼︎クール過ぎる程のライブでした‼︎そして次でラストです。ラストを決めるのはエトワレ花火です‼︎」
 「皆んな‼︎安化だよ‼︎私のキュートなライブで、青春しよう‼︎」
 「はーい‼︎」
 「夜空ことスターです‼︎一番星よりも煌めく星になる‼︎私を見なきゃ、承知しないわよ」
 「見る‼︎絶対に見るー‼︎」
 「帆奈です。自然溢れるように、皆んなの心に夢と言う。大自然を届けるよ」
 「届けてー‼︎」
 「曲は三人の青春‼︎」
 「四月に学校に入学式で君と出会えて、私の人生がキラキラと輝き出した」夜空
 「春には君と花見をして、お弁当交換したね。君は花よりも団子だったよね」安化
 「梅雨はいつも雨が降っていたから君と私の家を行ったり来たりしたね」帆奈
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークの世界へようこそ。私はビンナ、僕はスタン、私はユナ、さあこの道を通って、貴方のステージが待っているわ」
 「うん」
 「えぇ」
 「はい」
 「この扉を開けてこの先がレインボーステージよ」
 「恋話をしてたり、宿題を一緒にやったりもしたね。冬の制服から夏制服に変わって行ったね。君と隣り合わせで一緒に並んだ道は優しくて、綺麗な夕焼けを見ながら、君の横顔見つめてしまった」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「さらにもっともっと上のステージにスペシャルレインボーステージ」
 「たとえ遠くに離れても、心は、繋がっているーどこにいったて必ず見つけるよ」安化
 「だって君がくれた優しさ、(愛しさ)勇気ー(友情)どんな時だって、笑顔で笑い合った。もしも、自分を見失っても大丈夫」
 「だって、光は、ここにあるからー。どんな時だって、歌えば、笑顔になれるよー」帆奈
 「いつもきらきらしているステージへようこそー。初めて、踊る時は、緊張するけど、周りを見てみんながいるよー」夜空
 「スポットライトを当たって、輝いて、虹のその先だって行けるよー。その先には、きっと夢にあふれた世界があるよー」
 「スペシャルレインボーステージ大成功ー」
 「もっともっと上のステージへ超スペシャルレインボーステージ」
 「私達の勇気が何なのかわからない時があるけど、負けたくないから。今まで、やってきたことも無駄にはしたくないから」安化
 「私が初めてレインボーアークを通ってレインボーステージへ行った日に、なりたい自分を見つけた気がする」帆奈
 「夢のステージが今始まる。世界の人にありがとうって伝いたいんだ。今の私がいるのはみんなのおかげだから」夜空
 「世界に希望や夢を抱いていけるように私は願ってる。レインボーアーク」
 「超スペシャルレインボーステージ大成功ー」
 「これぞ、青春だぁー‼︎この盛り上がり‼︎最高です‼︎」
 「全力で出来たね」
 「うん」
 「後悔の無い。ステージだったわ」
 「それでは結果発表です。」
 「誰が優勝するの⁇」
 「これは......今回は三組の予定でしたが、なんと、リップさん。雪菜さんが同点で四組になってしまいました」
 「えっ?ええええええええ!?」
 「私達が同点⁇」
 「えぇー!?リップの方が良いライブだったよ‼︎」
 「あんた喧嘩売ってるの⁇」
 「負けないぞ‼︎」
 「はい。出ました‼︎今回の優勝者は、リップさん。雪菜さん。パパーラーア。エトワレ花火です‼︎」
 「......」
 「わあああ‼︎」
 「おめでとう‼︎」
 「今回のコーデは、リップさん。雪菜さんには、フルーツピーチクールホップレースコーデです」
 「綺麗」
 「私に似合う。コーデでね」
 「パパーラーアの皆さんには、爽やかゆずキラキラコーデです‼︎」
 「可愛い」
 「これ、動きやすい‼︎」
 「パンバラ‼︎嬉しい‼︎」
 「エトワレ花火の皆んには、夏に弾けるパイナップルパチパチコーデです‼︎」
 「青春ぽい」
 「私達に似合うコーデだね」
 「自然の匂いがするわ」
 「......また負けてしまいましたわ。私達は他の方々には勝てないのでしょうか⁇」
 「ローズ様」
 「次があります‼︎」
 「優勝おめでとう」
 「おめでとうございます」
 「ありがとう‼︎」
 「ローズ。気を落とさないで次に行かなきゃっ‼︎てか、ローズらしくないぞ‼︎」
 「お黙りなさい‼︎誰に向かってその口を叩いているのですか⁇」
 「ローズ」
 「な、なんですの?」
 「呆れた。一度や二度三度負けたからって、もう勝てないみたいな顔しないでよ‼︎ローズらしくもない‼︎」
 「ラリア。そうですわよね。次がありますわよね‼︎」
 「これでこそ、ローズだね」
 「次の大会はいつですの?」
 「三週間後です」
 「早っ!?」  
 「それまでには、必ず、優勝ですわ‼︎おほっほっほ‼︎」
 こうして今回のスイーツカップから幕を閉じた。もうすぐあんな事件が待ち受けていることも知らずに、ローズ達のスイーツカップの優勝の為に、特訓に付き合う。月美達であった。
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