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神の罪
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ノルとの時間はとても楽しかった。誰かの気軽に話すこともなかった私がただひとりノルだけは私と同じ目線で接してくれる。だから嬉しい。
「ルーク。お前はいつか此処を出るのか?」
「......ううん。多分此処を出ることはないと思う」
「なんで?」
「それは......」
私は神としてこの地に生まれたのだからその役目を最後までしっかりなりなさいって、ずっと言われ続けた。だからきっとこの先も人間を守るために命をかけて守り通さないといけない気がする。
「ルーク。ルークは神様って言われていてもお前もひとりの人間なんだ。自分の人生を大切にしろ」
「......」
こんなこと言うのはノルしか居ない。私には自由なんてなかった。これまでもこれからもきっと訪れないって思ってた。でもそんな淡い期待を持っていいの?私にもその権利があるの?
「そうだね。考えてみる」
「おう」
次の日
「ルーク様。隣の国を八つ裂きにしてください」
「え?八つ裂き?」
「はい。貴方様なら出来るはずです」
「......」
「では行きましょう」
「ち、ちょっ......」
この先には行けない。だって結界が......。
「あれ?何の反応もない?どうして?」
「今だけは結界を解きました。此処に戻られましたらまた結界を張ります」
「そうですか」
私の自由って何?わからないよ。
隣の国
「......」
私は言葉を失った。何故ならもうこの国は大半の人が亡くなっているのだから。
「さぁ。皆を八つ裂きに......」
「い、いくらなんでもこれは......」
「何をおっしゃいます‼︎我々の勝利のために奴らを葬るのです。二度と我らに逆らえないようにするのです」
私はどうしたらいいの?神だからってなんでも許されるわけじゃない。
「さぁ、早く!」
「うわあああああ‼︎」
ドーン
「はぁはぁ」
「流石はルーク様です。我々の完全勝利です」
私のその場に膝から崩れ落ちるように座り込んだ。
私が人を殺めた。沢山殺した。私が......私が!
「......」
「よおっ!ルーク!今日も来たぞ」
「......」
「おい。無視かよ?おい!ルークって......ば!?」
ポロポロ
「な、なんでお前泣いて......」
「今日ね。外に出たの。長年の夢だった外に出たんだ」
「お、おう。よかったじゃん」
「......よくない」
「は?」
「私は此処にずっと居るべきだった。外に出たいなんて言わなきゃよかった!私のせいで人が......うぅぅ。ゔぇーん!グスン」
ぎょおっ
「な、何があったんだよ?人がなんだって?」
「私が沢山の人を殺した。やってはいけなかったのに......逆らえばよかったのに......私は人を殺めた。私は人殺しだ!うわあああん!」
ギュッ
「泣くな。俺はそうだとは思わない」
「ヒック!うぅぅゔゔゔん!」
「大丈夫だ」
その後もノルは私を慰めてくれた。きっとこの時からううん。その前から私はノルに恋をしていたんだと思う。君が居たから私は絶望しなかった。君が居たから立ち直れた。誰かを好きになる気持ちを知った。全部君のおかげだよ。ありがとうノル。
「ルーク。お前はいつか此処を出るのか?」
「......ううん。多分此処を出ることはないと思う」
「なんで?」
「それは......」
私は神としてこの地に生まれたのだからその役目を最後までしっかりなりなさいって、ずっと言われ続けた。だからきっとこの先も人間を守るために命をかけて守り通さないといけない気がする。
「ルーク。ルークは神様って言われていてもお前もひとりの人間なんだ。自分の人生を大切にしろ」
「......」
こんなこと言うのはノルしか居ない。私には自由なんてなかった。これまでもこれからもきっと訪れないって思ってた。でもそんな淡い期待を持っていいの?私にもその権利があるの?
「そうだね。考えてみる」
「おう」
次の日
「ルーク様。隣の国を八つ裂きにしてください」
「え?八つ裂き?」
「はい。貴方様なら出来るはずです」
「......」
「では行きましょう」
「ち、ちょっ......」
この先には行けない。だって結界が......。
「あれ?何の反応もない?どうして?」
「今だけは結界を解きました。此処に戻られましたらまた結界を張ります」
「そうですか」
私の自由って何?わからないよ。
隣の国
「......」
私は言葉を失った。何故ならもうこの国は大半の人が亡くなっているのだから。
「さぁ。皆を八つ裂きに......」
「い、いくらなんでもこれは......」
「何をおっしゃいます‼︎我々の勝利のために奴らを葬るのです。二度と我らに逆らえないようにするのです」
私はどうしたらいいの?神だからってなんでも許されるわけじゃない。
「さぁ、早く!」
「うわあああああ‼︎」
ドーン
「はぁはぁ」
「流石はルーク様です。我々の完全勝利です」
私のその場に膝から崩れ落ちるように座り込んだ。
私が人を殺めた。沢山殺した。私が......私が!
「......」
「よおっ!ルーク!今日も来たぞ」
「......」
「おい。無視かよ?おい!ルークって......ば!?」
ポロポロ
「な、なんでお前泣いて......」
「今日ね。外に出たの。長年の夢だった外に出たんだ」
「お、おう。よかったじゃん」
「......よくない」
「は?」
「私は此処にずっと居るべきだった。外に出たいなんて言わなきゃよかった!私のせいで人が......うぅぅ。ゔぇーん!グスン」
ぎょおっ
「な、何があったんだよ?人がなんだって?」
「私が沢山の人を殺した。やってはいけなかったのに......逆らえばよかったのに......私は人を殺めた。私は人殺しだ!うわあああん!」
ギュッ
「泣くな。俺はそうだとは思わない」
「ヒック!うぅぅゔゔゔん!」
「大丈夫だ」
その後もノルは私を慰めてくれた。きっとこの時からううん。その前から私はノルに恋をしていたんだと思う。君が居たから私は絶望しなかった。君が居たから立ち直れた。誰かを好きになる気持ちを知った。全部君のおかげだよ。ありがとうノル。
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