101 / 119
101 スイートリビング
しおりを挟む
ドキドキしちゃうじゃん。
待てできないワンコさんなんて。
「ン……ぁ」
バレンタイン、なんて今までたくさんチョコもらったことあるんでしょってキスしながら言った。
旭輝は笑って、もらったことないよ、なんて言って。
大学の頃の俺、ダサかったからな、だって。
「旭輝、ここ、ソファ」
「ワン」
「ちょ、何、そのワンコプレイ……ン」
「駄犬だからな。待ては上手にできないんだ」
「あっン」
首筋に甘い口付け。旭輝が俺に覆いかぶさって、ソファの合皮がギシリと独特な布の擦れる音を立てた。
「ベッド、行かないの?」
「あぁ」
「あっ……」
するりと服の中に潜り込んできた手に敏感になっちゃった肌がゾクゾクって。
「んんっ」
「話してる最中の聡衣が可愛かったから」
「何、言って」
そして、乳首を摘まれるともう、ダメ。
「やぁ……ン、あ、あ」
リビングでもどこでもいいから、欲しくなる。
「あ、あ、あ……ン、旭輝っ」
指にキュって乳首、挟まれて、もう――。
「っ、ン」
そして、指に可愛がられてない方の乳首にキスされて、彼の肩に額を擦り付けながら身を捩る。愛撫、気持ち良くてたまらない。
「あぁっ」
乳首を旭輝の優しく笑ってくれるあの口で食べられちゃうの、すごい。
「あン」
好き。
「聡衣」
もう、欲しくなる。
「やばいな……」
「旭輝?」
何? そう尋ねようと覆い被さる旭輝の方に視線を向けると、舌先がふやけちゃいそうな深くて濃いキスをくれる。応えながら、腕を伸ばして、もっとってせがむように首にしがみつくと、旭輝の硬いのが太腿に触れた。
「旭輝……」
手を伸ばして、その硬い熱に触れようと思ったのに、その手は奪われて、手のひらにキスをされた。
「や、ぁ……」
口でしたかったのに。旭輝の、興奮してくれてるその硬いのを口でたくさん気持ち良くしてあげたかったのに。
「あ、あ、あ、や、あんま、ダメ……イっちゃいそ、んんんっ」
旭輝の唇で俺のを可愛がられて、爪先まで甘ったるい快感に痺れてく。ソファの背もたれに足を乗せて、リビングではしたない格好して、声も蜂蜜みたいにトロトロで。
「旭輝っ」
長い指がセックスの準備をしてくれる。
「やぁ、あ、あっ」
指の挿入感に震えると、太腿の柔肌に歯が触れて、ゾクってした。
「ンンっ」
そして、その柔肌にキスマークがつくほど強い口づけをされて、指が中をもっと抉じ開ける。
「あぁぁっ」
俺の可愛がり方を、その指はもう覚えちゃった。そこを撫でられながら、前にはキスされて。
「旭輝……」
もう切ないよ。指、気持ちくて……キスしてくれる唇をカウパーで汚しちゃうくらい。早く早く、もっと奥まで可愛がってよって、身体が疼いて切なくなってたまらない。
「も、欲し……」
「……」
「旭輝の」
早く、こっちに来て。
手を伸ばして引き寄せて、応えて覆いかぶさってくれる旭輝の首にしっかりと腕を巻き付けて。
「挿れて……」
キスしながら小さな声でねだった。
旭輝の体重に熱混じりの溜め息をついて、脚を広げて。
「や、あ、あ」
気持ち、ぃ。
「あン……」
旭輝の太いのが孔の口にくっついて。
「あっ」
そのままぬぷりって入ってきたら、蕩ける。
「あン……ン、あっ、ダメ、中」
そこ、すごい、好き。
「あ、あ、あ」
さっき指で可愛がってもらえた場所を今度は指よりもずっと太くて熱い旭輝ので撫でられて。
「んんんっ」
切なくなるくらい、そこ、気持ちぃ。
「あ……ン、旭輝」
もっと、して。
奥まで全部旭輝のに、して。
「あ、や……腰、動いちゃう」
ソファが二人に合わせたギシギシと軋んだ音をさせる。
「あ、あ、あン……ぁ、ン」
中の感触を確かめるようにゆっくりと動かれるの、ダメ。すぐにいっちゃいそうなのに。柔らかくて優しいセックスは髪の先まで神経が通ってるように敏感になる。ほら……。
「ン、ふぅ……ン」
頬を撫でて、髪を指ですいてもらっただけで。
「あン」
中がきゅうって、旭輝のおっきいのに絡みついた。
「旭輝」
「…………ったな」
何?
「ン、ん」
キスの直前、旭輝が何か呟いた。でも、そのまま舌を絡める深いキスで聞き取れなかった。
「ン、んんっ」
舌先を絡めながら、奥を何度かペニスの先でノックされて、溶けちゃいそう。
「あ、あ、あっ」
息継ぎみたいに、キスの隙間で呼吸して。
「あぁっ……」
また深いキスと奥まで旭輝でいっぱいになる快感に震えて。
「あ、もっと……」
「……」
「旭輝」
しがみついて、身を捩った。
「聡衣」
「っ、あっ」
擦り寄せた身体をしっかりと抱えられた。
「っ」
「あ、あ、あっ」
急に激しくなった動きに身悶えて。
「あ、だめ、激しいの……イッちゃうってば」
「っ」
「あ、あ、あっ」
糖度が増した喘ぎ声を零す口にキスをもらいながら。
「…………だろ」
何かを旭輝が呟いたのが聞こえた気がしたけど。
「あ、旭輝っ、旭輝」
激しいセックスに全部がぐちゃぐちゃに絡み合って、蕩けて、溶けて。
「旭輝っ」
その名前しか言葉を知らないみたいにただ何度も名前を呼びながら。俺だけを見つめて気持ちよさそうにしてくれるのが嬉しくて。
「イク」
リビングセックスに爪先まで感じながら達してた。
痺れるくらいにたまらなく気持ち良くて。
「あ…………ン」
もっと欲しくて繋がった場所を指で撫でて、旭輝の肌に爪を立てた。
待てできないワンコさんなんて。
「ン……ぁ」
バレンタイン、なんて今までたくさんチョコもらったことあるんでしょってキスしながら言った。
旭輝は笑って、もらったことないよ、なんて言って。
大学の頃の俺、ダサかったからな、だって。
「旭輝、ここ、ソファ」
「ワン」
「ちょ、何、そのワンコプレイ……ン」
「駄犬だからな。待ては上手にできないんだ」
「あっン」
首筋に甘い口付け。旭輝が俺に覆いかぶさって、ソファの合皮がギシリと独特な布の擦れる音を立てた。
「ベッド、行かないの?」
「あぁ」
「あっ……」
するりと服の中に潜り込んできた手に敏感になっちゃった肌がゾクゾクって。
「んんっ」
「話してる最中の聡衣が可愛かったから」
「何、言って」
そして、乳首を摘まれるともう、ダメ。
「やぁ……ン、あ、あ」
リビングでもどこでもいいから、欲しくなる。
「あ、あ、あ……ン、旭輝っ」
指にキュって乳首、挟まれて、もう――。
「っ、ン」
そして、指に可愛がられてない方の乳首にキスされて、彼の肩に額を擦り付けながら身を捩る。愛撫、気持ち良くてたまらない。
「あぁっ」
乳首を旭輝の優しく笑ってくれるあの口で食べられちゃうの、すごい。
「あン」
好き。
「聡衣」
もう、欲しくなる。
「やばいな……」
「旭輝?」
何? そう尋ねようと覆い被さる旭輝の方に視線を向けると、舌先がふやけちゃいそうな深くて濃いキスをくれる。応えながら、腕を伸ばして、もっとってせがむように首にしがみつくと、旭輝の硬いのが太腿に触れた。
「旭輝……」
手を伸ばして、その硬い熱に触れようと思ったのに、その手は奪われて、手のひらにキスをされた。
「や、ぁ……」
口でしたかったのに。旭輝の、興奮してくれてるその硬いのを口でたくさん気持ち良くしてあげたかったのに。
「あ、あ、あ、や、あんま、ダメ……イっちゃいそ、んんんっ」
旭輝の唇で俺のを可愛がられて、爪先まで甘ったるい快感に痺れてく。ソファの背もたれに足を乗せて、リビングではしたない格好して、声も蜂蜜みたいにトロトロで。
「旭輝っ」
長い指がセックスの準備をしてくれる。
「やぁ、あ、あっ」
指の挿入感に震えると、太腿の柔肌に歯が触れて、ゾクってした。
「ンンっ」
そして、その柔肌にキスマークがつくほど強い口づけをされて、指が中をもっと抉じ開ける。
「あぁぁっ」
俺の可愛がり方を、その指はもう覚えちゃった。そこを撫でられながら、前にはキスされて。
「旭輝……」
もう切ないよ。指、気持ちくて……キスしてくれる唇をカウパーで汚しちゃうくらい。早く早く、もっと奥まで可愛がってよって、身体が疼いて切なくなってたまらない。
「も、欲し……」
「……」
「旭輝の」
早く、こっちに来て。
手を伸ばして引き寄せて、応えて覆いかぶさってくれる旭輝の首にしっかりと腕を巻き付けて。
「挿れて……」
キスしながら小さな声でねだった。
旭輝の体重に熱混じりの溜め息をついて、脚を広げて。
「や、あ、あ」
気持ち、ぃ。
「あン……」
旭輝の太いのが孔の口にくっついて。
「あっ」
そのままぬぷりって入ってきたら、蕩ける。
「あン……ン、あっ、ダメ、中」
そこ、すごい、好き。
「あ、あ、あ」
さっき指で可愛がってもらえた場所を今度は指よりもずっと太くて熱い旭輝ので撫でられて。
「んんんっ」
切なくなるくらい、そこ、気持ちぃ。
「あ……ン、旭輝」
もっと、して。
奥まで全部旭輝のに、して。
「あ、や……腰、動いちゃう」
ソファが二人に合わせたギシギシと軋んだ音をさせる。
「あ、あ、あン……ぁ、ン」
中の感触を確かめるようにゆっくりと動かれるの、ダメ。すぐにいっちゃいそうなのに。柔らかくて優しいセックスは髪の先まで神経が通ってるように敏感になる。ほら……。
「ン、ふぅ……ン」
頬を撫でて、髪を指ですいてもらっただけで。
「あン」
中がきゅうって、旭輝のおっきいのに絡みついた。
「旭輝」
「…………ったな」
何?
「ン、ん」
キスの直前、旭輝が何か呟いた。でも、そのまま舌を絡める深いキスで聞き取れなかった。
「ン、んんっ」
舌先を絡めながら、奥を何度かペニスの先でノックされて、溶けちゃいそう。
「あ、あ、あっ」
息継ぎみたいに、キスの隙間で呼吸して。
「あぁっ……」
また深いキスと奥まで旭輝でいっぱいになる快感に震えて。
「あ、もっと……」
「……」
「旭輝」
しがみついて、身を捩った。
「聡衣」
「っ、あっ」
擦り寄せた身体をしっかりと抱えられた。
「っ」
「あ、あ、あっ」
急に激しくなった動きに身悶えて。
「あ、だめ、激しいの……イッちゃうってば」
「っ」
「あ、あ、あっ」
糖度が増した喘ぎ声を零す口にキスをもらいながら。
「…………だろ」
何かを旭輝が呟いたのが聞こえた気がしたけど。
「あ、旭輝っ、旭輝」
激しいセックスに全部がぐちゃぐちゃに絡み合って、蕩けて、溶けて。
「旭輝っ」
その名前しか言葉を知らないみたいにただ何度も名前を呼びながら。俺だけを見つめて気持ちよさそうにしてくれるのが嬉しくて。
「イク」
リビングセックスに爪先まで感じながら達してた。
痺れるくらいにたまらなく気持ち良くて。
「あ…………ン」
もっと欲しくて繋がった場所を指で撫でて、旭輝の肌に爪を立てた。
4
あなたにおすすめの小説
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
【完結】薄幸文官志望は嘘をつく
七咲陸
BL
サシャ=ジルヴァールは伯爵家の長男として産まれるが、紫の瞳のせいで両親に疎まれ、弟からも蔑まれる日々を送っていた。
忌々しい紫眼と言う両親に幼い頃からサシャに魔道具の眼鏡を強要する。認識阻害がかかったメガネをかけている間は、サシャの顔や瞳、髪色までまるで別人だった。
学園に入学しても、サシャはあらぬ噂をされてどこにも居場所がない毎日。そんな中でもサシャのことを好きだと言ってくれたクラークと言う茶色の瞳を持つ騎士学生に惹かれ、お付き合いをする事に。
しかし、クラークにキスをせがまれ恥ずかしくて逃げ出したサシャは、アーヴィン=イブリックという翠眼を持つ騎士学生にぶつかってしまい、メガネが外れてしまったーーー…
認識阻害魔道具メガネのせいで2人の騎士の間で別人を演じることになった文官学生の恋の話。
全17話
2/28 番外編を更新しました
鈴木さんちの家政夫
ユキヤナギ
BL
「もし家事全般を請け負ってくれるなら、家賃はいらないよ」そう言われて鈴木家の住み込み家政夫になった智樹は、雇い主の彩葉に心惹かれていく。だが彼には、一途に想い続けている相手がいた。彩葉の恋を見守るうちに、智樹は心に芽生えた大切な気持ちに気付いていく。
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(2024.10.21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
僕の目があなたを遠ざけてしまった
紫野楓
BL
受験に失敗して「一番バカの一高校」に入学した佐藤二葉。
人と目が合わせられず、元来病弱で体調は気持ちに振り回されがち。自分に後ろめたさを感じていて、人付き合いを避けるために前髪で目を覆って過ごしていた。医者になるのが夢で、熱心に勉強しているせいで周囲から「ガリ勉メデューサ」とからかわれ、いじめられている。
しかし、別クラスの同級生の北見耀士に「勉強を教えてほしい」と懇願される。彼は高校球児で、期末考査の成績次第で部活動停止になるという。
二葉は耀士の甲子園に行きたいという熱い夢を知って……?
______
BOOTHにて同人誌を頒布しています。(下記)
https://shinokaede.booth.pm/items/7444815
その後の短編を収録しています。
【完結・BL】胃袋と掴まれただけでなく、心も身体も掴まれそうなんだが!?【弁当屋×サラリーマン】
彩華
BL
俺の名前は水野圭。年は25。
自慢じゃないが、年齢=彼女いない歴。まだ魔法使いになるまでには、余裕がある年。人並の人生を歩んでいるが、これといった楽しみが無い。ただ食べることは好きなので、せめて夕食くらいは……と美味しい弁当を買ったりしているつもりだが!(結局弁当なのかというのは、お愛嬌ということで)
だがそんなある日。いつものスーパーで弁当を買えなかった俺はワンチャンいつもと違う店に寄ってみたが……────。
凄い! 美味そうな弁当が並んでいる!
凄い! 店員もイケメン!
と、実は穴場? な店を見つけたわけで。
(今度からこの店で弁当を買おう)
浮かれていた俺は、夕飯は美味い弁当を食べれてハッピ~! な日々。店員さんにも顔を覚えられ、名前を聞かれ……?
「胃袋掴みたいなぁ」
その一言が、どんな意味があったなんて、俺は知る由もなかった。
******
そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
離したくない、離して欲しくない
mahiro
BL
自宅と家の往復を繰り返していた所に飲み会の誘いが入った。
久しぶりに友達や学生の頃の先輩方とも会いたかったが、その日も仕事が夜中まで入っていたため断った。
そんなある日、社内で女性社員が芸能人が来ると話しているのを耳にした。
テレビなんて観ていないからどうせ名前を聞いたところで誰か分からないだろ、と思いあまり気にしなかった。
翌日の夜、外での仕事を終えて社内に戻って来るといつものように誰もいなかった。
そんな所に『すみません』と言う声が聞こえた。
宵にまぎれて兎は回る
宇土為名
BL
高校3年の春、同級生の名取に告白した冬だったが名取にはあっさりと冗談だったことにされてしまう。それを否定することもなく卒業し手以来、冬は親友だった名取とは距離を置こうと一度も連絡を取らなかった。そして8年後、勤めている会社の取引先で転勤してきた名取と8年ぶりに再会を果たす。再会してすぐ名取は自身の結婚式に出席してくれと冬に頼んできた。はじめは断るつもりだった冬だが、名取の願いには弱く結局引き受けてしまう。そして式当日、幸せに溢れた雰囲気に疲れてしまった冬は式場の中庭で避難するように休憩した。いまだに思いを断ち切れていない自分の情けなさを反省していると、そこで別の式に出席している男と出会い…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる