異世界で、男に抱かれる快感に目覚めちまった…!?

海藻

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第一章・俺の価値

※風呂場だしまぁ…そうなる※

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「ッぅお"!?」

俺の背中の横幅を片手で覆えるくらいの手のデカさだ。

「べ、ベアルさん!?」

「大人しくしてなさい。洗ってやるから」

石鹸を泡立てていたタオルで擦るならまだしも、す、素手…!?
見ると、いちいち泡立てた泡を手に移し替えて俺に塗りたくっている。

「ッいや"!マジで良いんで…ッ"!ベアルさんッ…!」

「なんで、デュランには触らせたのに?」

「っあ、♡」

…なんか、分かってきたぞ…。
これ、絶対嘘だ…!!
風呂のお湯を温めるのも、別にデュランはいつでもできたし、桶で水を俺にかけてくるあたり、別にシャワー的なのがあるわけでもない…!やられた…!!こいつらグルだ!!
鏡越しにデュランを見ると、欲丸出しの真顔でこっちを見ている。
(…さっきハイテンションでイェーイってしただろうが…!!エロへの切り替えが早ぇんだよ…、!)
心の中で悪態をつきながらも、さっきの耳ペショや、今の「デュランには触らせた」発言に、少しベアルさんがいじらしく思えているのも事実…
す、少しくらいなら俺の体を触らせてやるか…
また自惚れた調子で背もたれがわりにベアルさんの方へ体重をかける。

「…っ?!キゥチ?」

「はは、何、洗ってくれるんじゃねぇの」

ベアルさんの大きな手に、俺も手を這わす。
また、次はベアルさん越しにデュランを見ると、「俺そんなことされてない!」みたいな顔をしていた。可愛いやつだぜ

「…じゃあ、洗うぞ。」

ベアルさんの大きな手が、俺の身体を撫でていく。

「…ふ、♡ん、♡」

ただ腕、腹あたりを撫でているだけなのに、背中に当たるベアルさんのデカすぎる脈打つちんぽとか、耳元にかかる興奮しきった鼻息を感じるともうこれは洗うというより愛撫に感じてしまう。

「んぅ"♡ッは、ッはぁ…っ♡」

上ばかり洗っていた手が、今度は足を開かせる。俺のちんぽも緩く勃起していて、それを見つけたベアルさんが裏筋のあたりをトントン、と中指で軽く押し上げた。

「ッぅあ"っ♡あッ♡」

や、ヤバすぎる…ッ♡ただ洗ってるだけだったから、足開かせるだけで別の場所洗いに行くと思ってた…!!油断した…!

「ッフ、感じたのか?」

耳元で低い声が囁く。ッやばぁ♡腰に響く…これ、癖になるゥ"…♡
はっ、はっ、と既に早くなった息を整えたくて深呼吸をする。ベアルさんはまた、さっきのように泡を集めては俺の性感帯には触れずに別の場所を洗っていく。
さっきの少しの刺激でビンビンになった俺のちんぽは、もう射精したくて堪らないのに、全然触ってもらえなくて苦しくなる。

「ッはぁ"♡ッ、ベアルさん…ッ♡俺、イきたい…ッ♡」

「イきたい?俺は洗ってるだけだぞ?」

(…く、くそ…!)
楽しそうに喉の奥でクックと笑いながら、俺の体を隅々まで洗っていく。
俺の体は完全にベアルさんの固い腹にもたれていて、ベアルさんに右の太ももををガッチリと胸の方に引き寄せられ、足の裏、指まで洗われているいる状況だ。
鏡越しにまたデュランを見ると、俺をオカズに自慰をしている。
こいつばっかり気持ちよくなりやがって…!
(この体制恥ずかしすぎだろ…)
背中には依然としてベアルさんのクソデカちんぽがある。さっきからドクドクしてベアルさんも興奮してる筈なのに…なんでこんなに我慢してるんだ。

左足も右足と同じように持ち上げられ、洗われる。
全身これで洗い切っただろ、というところで

「さて…ここはゴミが溜まりそうだ」

と新しい泡を纏った手で耳を掴まれた。

「ッぅ"ひ!?♡」


暖かい大きな手で洗いにくい耳を丁寧に洗われる。


「…こんなに穴を開けて痛くなかったのか?あちらの世界では妙な装飾を付けるんだな…」

じゅくじゅく泡の音で、ベアルさんが何を言っているかは少しくらいしか聞き取れないが、気持ちがいいのでどうでも良い。
デュランに耳を舐められた時も思ったけど、俺って耳が弱いのか…?

「乳首のこれは卑猥で良い…」

ベアルさんがまた何かを言っている。耳の泡流してくんねェかな…意思疎通が…

「ッぅ"あ!?♡っあ"♡」

先程まで耳を洗っていた両手が離れたと思いきや、乳首のピアスに手が伸びている。
しこしこ♡と短い乳首をマッサージされて、はっ、は、と呼吸が浅くなる。

「お、ここが良いのか?こんなに敏感で、穴を開ける時はどうやったんだ…ん?」

耳から手が離れたことで、また聞き取れるようになった言葉に顔が熱くなる。
このピアスは、先輩の兄貴が開けてくれた。

「ッあ”♡はぁ"ッ♡ッはぁ"っあ"♡」

やっぱり、先輩の兄貴を思い出すといつもより興奮する。背徳感で顔が熱くなって、でも

『姫ちゃんのおっぱい、もっと可愛くなったじゃん』

あの時の会話を思い出して、幸せな気持ちになる

「はぁッ♡はぁあッ♡」

目を閉じて、記憶の中の先輩の兄貴の思い出に耽っていると

「…誰に開けてもらったかは知らないが」

と心底つまらないような低い声を出したベアルさんに、体が硬直する。
(や、やっぱ怖…!獣人の迫力…!!)

硬くなった俺の体をいなす様に、再度ベアルさんの手が全身を撫で回した後、ずっと触って欲しかったちんぽに手が伸びた。

「なぁ、キゥチ、おちんぽどうなりたいんだ?」

握らず、裏筋や睾丸を撫でては太ももから膝までを撫でること数回、俺の頭はもう射精することでいっぱいだった。

「あ"ッ♡ぁっ"あ"♡イぎだいッ♡ちんぽイきだいッ"♡」

「はは、そうか、イきたいか」

さっきの怖くて低い声とは打って変わって、楽しそうなベアルさんの声。

「俺も、そろそろイきたいんだ、キゥチ、どうすればいいと思う?」

耳心地のいい声が脳に響く。

「あ"っ♡ど、どうすれば…って"ェ?♡…ッい、ッ♡"い、一緒に"ッ…♡ッはぁッ♡一緒にちんぽッ擦るッ…?♡」

「…そうか、まぁ、今はまだそれでいい」


軽く笑ったベアルさんが、俺の体を器用に回転させて、ベアルさんの膝上に向き合って俺が乗っかった。

「ほら、腕を俺の首にかけて。」

言われた通り首に腕をかけると、二人の間に影が落ちて、秘密なことをしている気分になる。…デュランが後ろでシコってるけど。

俺もちんぽの立派さには自信があったが、その自信が秒で崩れるほどのデカさのちんぽを並べられると、嫉妬よりも尊敬、または恐怖の方が勝つ。

「ッはァ"♡はぁっ"ッ♡」

…今回は尊敬とか、興奮が勝ったかもな。

ベアルさんが俺の腰を自分の方へと引き寄せ、ちんぽの裏同士がぴた…とくっつくいた。

「ッう"んぅ"…ッ♡」

「はは、快楽に弱いな。まだ触れ合っただけだろう。」

手を使わずに、俺の腰を掴んで自分の上を滑らせる。
(こいつ…焦らすのがとんでもなく上手い…!)

「い"っ♡ぐ♡イきだ"いッ♡ッはぁ…"♡ベアルッ"さん…ッ"♡」

ベアルさんに腰を揺らされなくても、自分で腰をヘコヘコさせてしまう。
裏筋同士が擦れて気持ちいい。どうにかなりそうだった。

「はッ♡はッ♡は"ッ♡」

どんどん息が上がって、涙が滲む。
なのに、まだベアルさんは触ってくれない。
俺の腰を持って揺するだけだ。

「ねぇ"ッ♡ベアルさんッ♡"」

何度も何度も懇願して、遂にベアルさんの手が腰を掴むのをやめ、肌を滑る。

(良かった…ちんぽ触ってもらえる…!)

焦らされすぎて痛いちんぽが解放される喜びで、ベアルさんに抱きついたその時、

にゅる、

俺の尻穴に、指が這った。

「っぅ"え!?’ッべ、ベアルさんッ"!?♡」

「…ほぐすくらいなら、良いだろう。」

泡で滑りが良くなった指は、初めての俺の穴をどんどん進んでいく。

「ッお"ッ♡ぅ"ぉお"ッ♡ぁ"」

前はちんぽが擦れて、後ろは圧迫されて、初めての感覚に下品な声が出る。

「ッぁ"あ"♡デュランッ♡た"、たすげで"…ッ♡」

未知の感覚に怖くなり、この世界で1番信頼のある男に声をかけた…が。

「デュラン、後ろから乳首弄ってやってくれ。」

「…わ、わかった」

ベアルさんの言葉に、嬉しそうに配置につくデュラン。
(こ、こいつ…!!俺を裏切った…!)

俺の後ろで膝立ちになったデュランは、俺の肩に顔を置いて、また耳を舐めながら乳首を責めてくる。


「っぅ"あ"♡ッ♡それ"ッ"♡ダメ…"♡」

「キーチ、耳好きだもんね…」


俺の話を何も聞かずに、ベアルさんに言われた通りに乳首をしこしこ♡触るデュラン。
時々ピアスを左右に動かしたりして、また新たな快楽を生む。

「っ"ぅあ"ッ♡あ"ぁッ♡」

耳も胸もちんぽも、全部気持ち良くておかしくなりそうだ…もし、もしケツも気持ち良くなっちまったら…俺は…俺は…!
(男としての尊厳が消える…!?)

「ッォ""♡ォォア"ッ"♡ッッ!!♡」

そう思った途端、後ろを意識してしまったからか、はたまたベアルさんがいいところを発見したのか、多分理由はどちらもだ。
ビリビリと全身を走り抜ける電流に、息が吸えなくなる。

「…ここか?」

トントントントン♡と、ある一点を指で叩かれ、ちんぽ奥から響くような気持ちよさが伝う。

「ぅあ"ッあ"ぁぁ"ッ!?!♡♡これッ"♡これッ"♡ほ、とに"♡ッほ、んと"にッ"♡ダメッ…”♡ダメな"やつゥ"ッ…!♡」

俺がベアルさんの指を締め付けるたび、ベアルさんの手の動きも激しくなる。
ぐちぐちぐちぐちぐちぐちッ!♡と鳴る水音がより一層興奮を促した。

「ぁ"あ”ッ!♡ッゥ"あ!♡あ"♡イ"くッ…♡イく"ぅ…ッ!♡♡」

「はは、早いな、見つけてまだ1分も経ってないぞ?…才能がある」

いい子だ、というようにベアルさんが大きな手で頭を撫でてくれ、
そして
耳元で囁いてくれる。

「…イっていいぞ」

「ッあ"ッ♡ッぁ"あ"ッあ"…ッ!!♡」


ベアルさんの許しが出た途端、まるでスイッチが入ったかの様に吐精した俺のちんぽは、ベアルさんの未だ固いちんぽにもたれかかった。

「あ……」

ベアルさん、イッてねぇじゃん。
こんなに俺だけ気持ち良くなって、フェアじゃなくね?
射精してすぐのボーッとした頭で考える。ベアルさんも、気持ち良くなりたい筈だ。

「っ、キゥチ?」

「…俺も、触ってやるよ」

「っあ、」

硬く大きなちんぽを扱いてやる。…何回も言うけどデッッカいな、馬かよ…。
俺の腕の半分、それ以上程度のちんぽを俺がいつも自慰をする時気持ちいいと思う場所を思い出しながら触ってやる。
先程まで俺を翻弄していた男が静かに快楽に耐える様は、見ていて気分が良かった。

「ほら、イッてもいいけど?ベアルさん」

「…大人をおちょくるのはやめなさい」

そう言いつつ眉間に皺を寄せて鼻息が荒い。
はは、俺の勝ちだ(?)

「キーチ、こっちも…触って?」

後ろからデュランが声をかけてくる。そういえばこいつもイってな…いや、さっきめちゃくちゃ俺でオナってたけど…まぁいいか。
両手に花ならぬ両手にちんぽ…全然面白くないが扱いてやる。


全員仲良く射精できた後は、俺は少し賢者タイムに入り、またも俺の体を今度は俺が!と泡を持つデュランを無視し無言で各自身体を洗った後、微妙な雰囲気で湯船に浸かった。
湯は少し冷めていたけど、デュランは体が熱かったのか俺を見つめるだけで湯を温め直すことはなかった。


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