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第8章 魔人の島
第8話 賽を振る神
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「遅かったなウーヴァ、ヤツらは始末できたのか?」
「はっ、首尾よく『飢えの間』に飛ばしました。もう会うことはないでしょう」
ベムラーの問いにウーヴァが答える。
ウーヴァはリュークたちを撃退したあと、先を進んでいたベムラーと今合流したところだった。
邪魔者がいなくなったところで、2人で地下28階を攻略し、続いて29階、そして最下層30階に到達する。
本来ならたった2人で攻略するのは難しい場所だが、ベムラーは『再誕の墓廟』を単独で踏破する『英雄の試練』をクリアした男なので、問題なかった。
そのまま封印の部屋まで移動したあと、ベムラーたちは封印を解く準備を始めた。
「おおっ、今まで何も反応がなかった封印と『解封の神器』が共鳴しておる。これならば解けるぞ! さあ『解錠の巫女』の手だ」
切断されたリオンの右手に『解封の神器』――『真紅の指輪』をはめ、その手で封印に触れると、パリンと殻が砕けるように封印は霧散した。
そして無色透明の石がその場に出現する。
リュークが求めている『回帰の秘石』だった。
「おおおっ、これだ! これさえあれば、ワシは無限の力を持って生まれ変われる!」
「やりましたね、ベムラー様!」
無事悲願を遂げ、ベムラーたちが歓喜の声を上げたそのとき……
「そこまでだ。それをこっちに渡せ」
そう言って現れたのは、『ニホンジン』桐生当真だった。
桐生当真は姫川翼が製作した飛行機器を使って、この魔人族の島までやって来た。
リュークに付いている発信機を追ってきたわけだが、島の様子がおかしいことに気付き、魔人を痛めつけて何が起こっているのかを聞き出した。
それで秘宝のことを知り、この場にやって来たわけである。
『再誕の墓廟』の攻略については、『導きの白樹笛』と同性能の魔導具を姫川翼が製作していたので、最短で移動することができた。
リュークの発する信号も途中までは探知できていたが、転移トラップでリュークが飛ばされたので見失ってしまう。
それで仕方なく先を進み、この状況となっている。
「どういうことだウーヴァ、まだ残っていたようだぞ」
「これは……私の失態です。まさか別のヤツも来ていたとは……」
ベムラーに問い詰められ、ウーヴァは青ざめる。
とはいうものの、ウーヴァがあの場を離れてから桐生当真が来るまでに相当時間も経っており、仕方のないことだった。
ウーヴァが閉じた壁も、一定時間が経ったことで元に戻っていた。
「まあよい、今のワシは機嫌がいい。死んだことに気付かないほど一瞬で塵にしてやろう」
そう言いながら、ベムラーは無詠唱で『超越魔法』を発動しようとしたところ……
「ガッチャ! 2人とも捕捉した。まずはオレのターンからだ」
桐生当真は笑みを浮かべながら、楽しそうにそう宣言した。
そして発動寸前だったベムラーの『超越魔法』もストップする。
「な、なんだこれは……魔法が撃てぬ!?」
「わ、私も何もできません!?」
ベムラーとウーヴァは、自分の体に起こった変化に困惑する。
桐生当真が授かったギフトは『神罰の勇者』で、その能力の1つが絶対先制攻撃というもの。
これは相手が敵対的行動を仕掛けた瞬間、捕捉してストップさせてしまう。
そしてまず桐生当真が攻撃するまで、相手は絶対に攻撃ができないのだ。
「いいかい? まずはオレが攻撃する。オレの攻撃が終わったら、次はお前たちが攻撃する番だ。これを1回ごとに交替して繰り返す。簡単なルールだから分かるよな? オレの攻撃が終わるまでお前たちは攻撃できないが、避けたり守ったりするのは自由にしていい。まあ無駄だけどな」
そう言って、桐生当真は1辺が2センチ程度の立方体――サイコロを取り出した。
「それじゃあお前たちに神罰を与える。神は賽を振らないというが、この世界では振るらしいぜ。ま、アインシュタインの言葉なんて知らないか」
嘲るような笑みを浮かべながら、桐生当真がサイコロを転がす。
出た目に書かれていたのは『内臓破壊』。
次の瞬間、ウーヴァが血を吐いて倒れた。
「がはあっ!」
心臓以外のほぼ全部の臓器が大ダメージを受けたからだ。
「おや、一番可哀想な目が出てしまったね。死ぬまでにかなり苦しむからな。次はお前の番だ」
また桐生当真がサイコロを振ると、出た目は『魔力喪失』。
よって、ベムラーは全ての魔力を喪失してしまう。
「あはっ、お前はツイてるよ。一番楽な神罰だ」
魔力は魔法だけでなく、必殺技やスキルの発動にも使用する。
つまり、魔力がないというのは、己の肉体のみで戦うということである。
それを知らないベムラーは、先ほど止められた『超越魔法』を撃とうとした。
だがもちろん魔法を放つことはできない。
「ど……どういうことだ!?」
先ほどから理解不能な出来事ばかり起こり、ベムラーは混乱する。
「すまないが、魔法不発も攻撃にカウントされる。剣を空振ったのと同じ判定だからだ。これでお前の攻撃ターンは終了で、またオレの攻撃ターンになる。さて、今度は何が出るかな……?」
桐生当真がサイコロを振ると、『四肢破壊』という目が出た。
その瞬間、ベムラーの両手足から力が抜け、だらんとした仕草をしながら地面に倒れた。
「ぐはっ、動けぬ……全身にまるで力が入らん!」
ベムラーは這いつくばった姿勢からいっさい動くことができない。
ちなみに、このサイコロの結果は必ず起こる。
リュークの『絶対遮断聖域』やロゥエルの聖鎧の守護獣でも防げないし、『捕食の勇者』の能力で1/1000にしようとも結果は変わらない。
そして破壊されたものは、回復魔法やエリクサーなどの治療薬でも治すことはできない。
よってベムラーの手足は永劫に動かないし、内臓を破壊されたウーヴァの命は風前の灯火だ。
サイコロの各面に書かれている6つの目は『内臓破壊』、『四肢破壊』、『五感喪失』、『魔力喪失』、『精神崩壊』、『即死』で、『五感喪失』は視覚や聴覚、嗅覚などの五感を全て失い、『精神崩壊』は思考ができない廃人となり、『即死』は文字通りその場で死ぬ。
桐生当真本人ですら手加減できない、凶悪な能力だった。
「さあ、次はお前のターンだ。遠慮なく攻撃してくれよ」
桐生当真はそう言うが、魔法も手足も封じられたベムラーには何もできなかった。
「そっちが攻撃してくれないと、オレは何もできないんだ。そういうルールなんでね」
強力な能力だけに、発動には条件があった。
ルールは絶対なだけに、連続でサイコロを振ることはできない。
とはいえ、必ず先制攻撃ができるため、まず不利になることはないだろう。
「攻撃してくれないなら、この戦いは終わりだな。戦利品をもらうことにしよう」
そう言いながらベムラーに近付き、手からこぼれていた『回帰の秘石』を拾う。
そして転送用の魔導アイテムで、帝都に送ってしまった。
「アレは翼が解析してくれるだろう。あとは『覇王の戦士』だが……おっと、なんていいタイミングなんだ! 今日はツイてる。神に感謝しなくてはな」
誰かがやって来た気配に気付き、桐生当真が入り口のほうを振り返ると、そこにはリュークたち一行が到着していたのだった。
「はっ、首尾よく『飢えの間』に飛ばしました。もう会うことはないでしょう」
ベムラーの問いにウーヴァが答える。
ウーヴァはリュークたちを撃退したあと、先を進んでいたベムラーと今合流したところだった。
邪魔者がいなくなったところで、2人で地下28階を攻略し、続いて29階、そして最下層30階に到達する。
本来ならたった2人で攻略するのは難しい場所だが、ベムラーは『再誕の墓廟』を単独で踏破する『英雄の試練』をクリアした男なので、問題なかった。
そのまま封印の部屋まで移動したあと、ベムラーたちは封印を解く準備を始めた。
「おおっ、今まで何も反応がなかった封印と『解封の神器』が共鳴しておる。これならば解けるぞ! さあ『解錠の巫女』の手だ」
切断されたリオンの右手に『解封の神器』――『真紅の指輪』をはめ、その手で封印に触れると、パリンと殻が砕けるように封印は霧散した。
そして無色透明の石がその場に出現する。
リュークが求めている『回帰の秘石』だった。
「おおおっ、これだ! これさえあれば、ワシは無限の力を持って生まれ変われる!」
「やりましたね、ベムラー様!」
無事悲願を遂げ、ベムラーたちが歓喜の声を上げたそのとき……
「そこまでだ。それをこっちに渡せ」
そう言って現れたのは、『ニホンジン』桐生当真だった。
桐生当真は姫川翼が製作した飛行機器を使って、この魔人族の島までやって来た。
リュークに付いている発信機を追ってきたわけだが、島の様子がおかしいことに気付き、魔人を痛めつけて何が起こっているのかを聞き出した。
それで秘宝のことを知り、この場にやって来たわけである。
『再誕の墓廟』の攻略については、『導きの白樹笛』と同性能の魔導具を姫川翼が製作していたので、最短で移動することができた。
リュークの発する信号も途中までは探知できていたが、転移トラップでリュークが飛ばされたので見失ってしまう。
それで仕方なく先を進み、この状況となっている。
「どういうことだウーヴァ、まだ残っていたようだぞ」
「これは……私の失態です。まさか別のヤツも来ていたとは……」
ベムラーに問い詰められ、ウーヴァは青ざめる。
とはいうものの、ウーヴァがあの場を離れてから桐生当真が来るまでに相当時間も経っており、仕方のないことだった。
ウーヴァが閉じた壁も、一定時間が経ったことで元に戻っていた。
「まあよい、今のワシは機嫌がいい。死んだことに気付かないほど一瞬で塵にしてやろう」
そう言いながら、ベムラーは無詠唱で『超越魔法』を発動しようとしたところ……
「ガッチャ! 2人とも捕捉した。まずはオレのターンからだ」
桐生当真は笑みを浮かべながら、楽しそうにそう宣言した。
そして発動寸前だったベムラーの『超越魔法』もストップする。
「な、なんだこれは……魔法が撃てぬ!?」
「わ、私も何もできません!?」
ベムラーとウーヴァは、自分の体に起こった変化に困惑する。
桐生当真が授かったギフトは『神罰の勇者』で、その能力の1つが絶対先制攻撃というもの。
これは相手が敵対的行動を仕掛けた瞬間、捕捉してストップさせてしまう。
そしてまず桐生当真が攻撃するまで、相手は絶対に攻撃ができないのだ。
「いいかい? まずはオレが攻撃する。オレの攻撃が終わったら、次はお前たちが攻撃する番だ。これを1回ごとに交替して繰り返す。簡単なルールだから分かるよな? オレの攻撃が終わるまでお前たちは攻撃できないが、避けたり守ったりするのは自由にしていい。まあ無駄だけどな」
そう言って、桐生当真は1辺が2センチ程度の立方体――サイコロを取り出した。
「それじゃあお前たちに神罰を与える。神は賽を振らないというが、この世界では振るらしいぜ。ま、アインシュタインの言葉なんて知らないか」
嘲るような笑みを浮かべながら、桐生当真がサイコロを転がす。
出た目に書かれていたのは『内臓破壊』。
次の瞬間、ウーヴァが血を吐いて倒れた。
「がはあっ!」
心臓以外のほぼ全部の臓器が大ダメージを受けたからだ。
「おや、一番可哀想な目が出てしまったね。死ぬまでにかなり苦しむからな。次はお前の番だ」
また桐生当真がサイコロを振ると、出た目は『魔力喪失』。
よって、ベムラーは全ての魔力を喪失してしまう。
「あはっ、お前はツイてるよ。一番楽な神罰だ」
魔力は魔法だけでなく、必殺技やスキルの発動にも使用する。
つまり、魔力がないというのは、己の肉体のみで戦うということである。
それを知らないベムラーは、先ほど止められた『超越魔法』を撃とうとした。
だがもちろん魔法を放つことはできない。
「ど……どういうことだ!?」
先ほどから理解不能な出来事ばかり起こり、ベムラーは混乱する。
「すまないが、魔法不発も攻撃にカウントされる。剣を空振ったのと同じ判定だからだ。これでお前の攻撃ターンは終了で、またオレの攻撃ターンになる。さて、今度は何が出るかな……?」
桐生当真がサイコロを振ると、『四肢破壊』という目が出た。
その瞬間、ベムラーの両手足から力が抜け、だらんとした仕草をしながら地面に倒れた。
「ぐはっ、動けぬ……全身にまるで力が入らん!」
ベムラーは這いつくばった姿勢からいっさい動くことができない。
ちなみに、このサイコロの結果は必ず起こる。
リュークの『絶対遮断聖域』やロゥエルの聖鎧の守護獣でも防げないし、『捕食の勇者』の能力で1/1000にしようとも結果は変わらない。
そして破壊されたものは、回復魔法やエリクサーなどの治療薬でも治すことはできない。
よってベムラーの手足は永劫に動かないし、内臓を破壊されたウーヴァの命は風前の灯火だ。
サイコロの各面に書かれている6つの目は『内臓破壊』、『四肢破壊』、『五感喪失』、『魔力喪失』、『精神崩壊』、『即死』で、『五感喪失』は視覚や聴覚、嗅覚などの五感を全て失い、『精神崩壊』は思考ができない廃人となり、『即死』は文字通りその場で死ぬ。
桐生当真本人ですら手加減できない、凶悪な能力だった。
「さあ、次はお前のターンだ。遠慮なく攻撃してくれよ」
桐生当真はそう言うが、魔法も手足も封じられたベムラーには何もできなかった。
「そっちが攻撃してくれないと、オレは何もできないんだ。そういうルールなんでね」
強力な能力だけに、発動には条件があった。
ルールは絶対なだけに、連続でサイコロを振ることはできない。
とはいえ、必ず先制攻撃ができるため、まず不利になることはないだろう。
「攻撃してくれないなら、この戦いは終わりだな。戦利品をもらうことにしよう」
そう言いながらベムラーに近付き、手からこぼれていた『回帰の秘石』を拾う。
そして転送用の魔導アイテムで、帝都に送ってしまった。
「アレは翼が解析してくれるだろう。あとは『覇王の戦士』だが……おっと、なんていいタイミングなんだ! 今日はツイてる。神に感謝しなくてはな」
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