転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~

文字の大きさ
10 / 19

第9話

しおりを挟む
「ほう、ノアか。よろしくな!」
「ん、よろしく。」

「はい!よろしくお願いします!!」

イケメンさんは超級精霊や、神級精霊と契約できたことに嬉しそうにしていた。

(かわいい!!!!)

「ん"ん"っ!!ではノア・ハーネスは精霊召喚の儀式が終わったら大神官室に来てください。」
「はい、分かりました。」

大神官室?
(はて?そんな場所が?)

「この神殿には大神官室と、それぞれの神官室があるんだよ。神官たちはここで寝泊まりするからね。」
とこっそりアルお兄様が耳打ちで教えてくれた。

すると、
「次、アルフレッド・ラバール。」
「はい。」

さぁ、いよいよお兄様の出番だ!!!
呼ばれたアルお兄様は、ゆっくりと歩いていき、精霊召喚の間で腰を下ろし祈りのポーズをした。
瞬間、光が部屋全体に広がった。

(!?)

「シア!!」
ばっ!とクロードお兄様に守られるように抱きしめられた。

(なに!?)

するとだんだん光が収まっていき、気がつくとお兄様の前には三体の精霊の姿があった。
しかも全員神獣の神級精霊。

(え、神級!?)

またしてもイケメンさんの時より大きく人々のザワザワと困惑した声が聞こえる。

「また神級精霊!?しかも三体だと!!!?」
「こんなことがあるのだろうか、、」

と、神官達も困惑している。

「ふむ。久しぶりの人間界だな。おぬしか?我達を召喚したのは。」
「はい、アルフレッド・ラバールと申します。」
「...なるほど。では、契約といこうか。我は神級精霊アクア。」
「同じく、私は神級精霊ルビー。」
「神級精霊ラノン。」

「「「アルフレッド・ラバールに忠誠を。」」」

え?忠誠?

「あの、忠誠とは?」

「ん?我らはアルフレッドを気に入ったからな!!決して裏切らんぞ!!」
((コクコク))

えぇー!!すごいっ!!!!

「ん"ん"ん"、アルフレッド・ラバールも後で大神官室に来るように。」
「わかりました。」

「では、次クロード・ラバール。」
「はい!」

(もしかして、クロードお兄様も神級精霊召喚できたりして...?まぁ、それはないか、、)

クロードお兄様は大神官様に呼ばれ、返事をし、精霊召喚の間へ向かった。
そして、祈りのポーズをする。

すると、アルフレッドお兄様同様、三体の精霊が召喚された。
全員、神級精霊だ。
しかも神級精霊の中には犬の神獣(?)もいた。

「ねぇねぇ、アルフレッドお兄様。あの犬の神獣(?)ってなんですか?」
「あぁ、あの神獣はクー・シーだね。大人しそうに見えて結構凶暴なんだよ。」

(へぇ、、)

「ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"っ!!!」
パタっ!

あ、大神官様倒れた!

「大神官様ー!!!!!!!!!誰か、大神官様を部屋に!!!」

「申し訳ありませんが、一旦精霊召喚は中止にさせていただきます。また後日お越しください。」

(えええ??)

「あ、ノア・ハーネス様、アルフレッド・ラバール様、クロード・ラバール様は大神官室へお越しください。御家族様も御一緒で結構ですので。」

ということで私達は大神官室へ向かったのだった。





しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?

すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。 一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。 「俺とデートしない?」 「僕と一緒にいようよ。」 「俺だけがお前を守れる。」 (なんでそんなことを私にばっかり言うの!?) そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。 「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」 「・・・・へ!?」 『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!? ※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。 ※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。 ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。

なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた

いに。
恋愛
"佐久良 麗" これが私の名前。 名前の"麗"(れい)は綺麗に真っ直ぐ育ちますようになんて思いでつけられた、、、らしい。 両親は他界 好きなものも特にない 将来の夢なんてない 好きな人なんてもっといない 本当になにも持っていない。 0(れい)な人間。 これを見越してつけたの?なんてそんなことは言わないがそれ程になにもない人生。 そんな人生だったはずだ。 「ここ、、どこ?」 瞬きをしただけ、ただそれだけで世界が変わってしまった。 _______________.... 「レイ、何をしている早くいくぞ」 「れーいちゃん!僕が抱っこしてあげよっか?」 「いや、れいちゃんは俺と手を繋ぐんだもんねー?」 「、、茶番か。あ、おいそこの段差気をつけろ」 えっと……? なんか気づいたら周り囲まれてるんですけどなにが起こったんだろう? ※ただ主人公が愛でられる物語です ※シリアスたまにあり ※周りめちゃ愛重い溺愛ルート確です ※ど素人作品です、温かい目で見てください どうぞよろしくお願いします。

転生先は男女比50:1の世界!?

4036(シクミロ)
恋愛
男女比50:1の世界に転生した少女。 「まさか、男女比がおかしな世界とは・・・」 デブで自己中心的な女性が多い世界で、ひとり異質な少女は・・ どうなる!?学園生活!!

残念女子高生、実は伝説の白猫族でした。

具なっしー
恋愛
高校2年生!葉山空が一妻多夫制の男女比が20:1の世界に召喚される話。そしてなんやかんやあって自分が伝説の存在だったことが判明して…て!そんなことしるかぁ!残念女子高生がイケメンに甘やかされながらマイペースにだらだら生きてついでに世界を救っちゃう話。シリアス嫌いです。 ※表紙はAI画像です

甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜

具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」 居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。 幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。 そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。 しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。 そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。 盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。 ※表紙はAIです

黒騎士団の娼婦

イシュタル
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。 異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。 頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。 煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。 誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。 「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」 ※本作はAIとの共同制作作品です。 ※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。

お母様が国王陛下に見染められて再婚することになったら、美麗だけど残念な義兄の王太子殿下に婚姻を迫られました!

奏音 美都
恋愛
 まだ夜の冷気が残る早朝、焼かれたパンを店に並べていると、いつもは慌ただしく動き回っている母さんが、私の後ろに立っていた。 「エリー、実は……国王陛下に見染められて、婚姻を交わすことになったんだけど、貴女も王宮に入ってくれるかしら?」  国王陛下に見染められて……って。国王陛下が母さんを好きになって、求婚したってこと!? え、で……私も王宮にって、王室の一員になれってこと!?  国王陛下に挨拶に伺うと、そこには美しい顔立ちの王太子殿下がいた。 「エリー、どうか僕と結婚してくれ! 君こそ、僕の妻に相応しい!」  え……私、貴方の妹になるんですけど?  どこから突っ込んでいいのか分かんない。

処理中です...