実録 極道中学生

第三章 宴会

場所

それから、組織の構成図を見せてもらった

組長(これがこの組の全体や)
自分(すごいですね)
組長(まーな)
自分(他にも組や会があるんですね)
組長(せや)

組長(これとかな)
自分(この、１番上の会は何ですか？)
組長(西濃会って言うんや)
自分(西濃会？)
組長(おう、俺らの親や)

その時この組だけではなく、他の会や組があることも知った。
それに自分たちの上にも大きな団体が居ることがわかったのは、この時だ。

組長(それに、今日は総宴会や、きちんと来いよ。)
自分(わかりました。)

その日の放課後、隣の町に行き大きな体育館の会議室でその宴会が行われた。
とても多い学生な人、これだけの人が全員組織員だとわかった、この中には知り合いの先輩が沢山いた。
そして、宴会が始まった。

自分(あの真ん中にいる人が、西濃会の会長なんですね。)
組長(そうや)
自分(宴会って何するんですか？)
組長(今の状況を話したりするんや、お前は飯だけ食っとけ)
自分(わかりました。)
自分(そういえば、自分の身分ってどこら辺なんですか？)
組長(そーや、話すの忘れてた舎弟頭やな)
自分(舎弟頭ですか？)
組長(うん、舎弟頭は俺と盃をした海老名との兄弟だから、俺と海老名は兄弟そのまた兄弟やで)

正直複雑すぎて、頭がおかしくなりそうだ。