家政婦さんは同級生のメイド女子高生

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「ただいま」
彩香が元気よく玄関のドアを開けると、明衣が立っていた。
「あ、お帰りー!待ってたよ、彩香」
「あれ?明衣。っていうか靴がいっぱい・・・」
玄関には綺麗に片付いてはいるが、多くの靴が置かれていた。いったい何人いるんだろう?
「いいからいいから、彩香こっち来て」
明衣に手を引かれて、彩香はリビングのドアの前に立った。いつもはガラス越しに中が見えるのだが、今日はなぜか見えない。
「みんな準備いい!」
「いいよ!」
「じゃあ開けるわよ!」
すこしタメを入れてから、明衣がドアを開けた。
「「「「「「「彩香ちゃん、誕生日おめでとう!!」」」」」」」
みんなの大きな声とともにクラッカーが鳴り響いた。
「えっ?」
一瞬、彩香は何が起こっているのかわからなかった。
「お母さん?彩乃⁉︎」
いないはずの二人の姿を見て、彩香は心底驚いたようだった。
「鷹文くんにお呼ばれして来たのよ」
奈緒がニコニコしながら答えた。
「お姉ちゃん誕生日おめでとう!」
いつのまにか彩香のそばに来ていた彩乃が、改めておめでとうを言った。
改めて聞いたその言葉に、彩香はやっと状況が飲み込めたのだった。
「彩乃・・・みなさん、ありがとうございます」
お礼を言いながら、彩香はペコりとお辞儀した。
「あの、みなさん、ちょっとだけ待っててもらっていいですか?」
「いいけど、どうしたの、彩乃ちゃん?」
不思議そうな顔の明衣。
「おねえちゃん、ちょっとこっちに来て」
「えっ、彩乃?」
彩乃はニコニコしながら自分のバッグを持って彩香を連れ去った。
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