家政婦さんは同級生のメイド女子高生

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バレンタインの日に荒田と学校で会う約束を取り付けた彩香は、舞菜にも会えないかと、電話をかけてみた。
「舞菜さん、お久しぶりです」
「年末以来よね、元気にしてた?」
「はい。横浜、楽しかったですね!
ところで舞菜さん、14日はやっぱりデートですか?」
「・・・彩香ちゃん、お姉さんをいじめないで」
舞菜は嘘泣きで訴えた。
「そ、そんな・・・あの、荒田先生にチョコを渡しに行くんですけど、14日って舞菜さんは学校に行く予定あります?」
「うーん・・・もう休みだからなぁ・・・あ、でも彩香ちゃんのチョコ、私ももらえるの?」
「はい。舞菜さんの分も用意しますよ」
「だったらいいわよ!彩香ちゃんのチョコだったら美味しそうだし」
舞菜の声がやたら元気になった。
「じゃあ、14日、大学で待ち合わせにしてもらってもいいですか?」
「うん。待ってるわ!うわー、なんだか楽しみになってきた、彩香ちゃんのチョコ。どんなのかなぁ・・・」
電話越しの声でさえ、舞菜の期待の大きさがわかる。
「あの・・・普通のですよ?」
「彩香ちゃんの普通って、かなり普通じゃないから期待しちゃうわ」
「えっ・・・普通ですって!」
彩香は勢いよく否定した。
「そうね、普通よねぇ。うふふ、楽しみ♪」
舞菜の声が弾んでいる。
「待ち合わせ、12時くらいでもいいですか?」
もうこれ以上引っ張るまいと、彩香は話を進めた。
「うん、いいわよ。教授室の建物覚えてる?」
「はい、周りが大きな木に囲まれてるところですよね?」
「そうそう、その建物よ。じゃあ入り口のところで12時っていうことで。お昼、先生におごってもらっちゃおっか?」
「それは・・・」
彩香は答えに困ってしまった。
「あはは。じゃあ14日ね!」
「はい、よろしくお願いします!」
「チョコ、期待してるわよぉ!じゃあね」
「は、はい・・・ではまた」
舞菜さんはいつも元気だなぁと思いながら、彩香は電話を終えた。
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