12 / 281
プロローグ
12.第三の男①
しおりを挟む
「ファッファーン」
大型トラックのクラッションと思われる大きな警告音
が静寂を破る。あきおは救世主が現れたと思い近づくも
タコ入道みたいな2m級の巨人が運転席から降りて来る。
「おいっガキ。天下の公道のド真ん中でケンカとは良い
度胸してるじゃねぁかっ」
「迷惑掛けてるって言うなら相手を説得してくれません
か? ヤバイ相手なんです!」
切羽詰まった声を出している事が相手に伝わると威圧
的な態度を引っ込めて話を聞き始めるサングラス男。
「訳ありみたいだな。ここらじゃ見ない顔だし。名前は
?」
「自分、一週間前にこちらに引っ越してきた”あきお”っ
て言います」
「で所属してるチーム。どこよ?」
「ドラゴン兄弟が統括してるエリアのドラゴンライダー
です」
グラサン男はサングラスを外すしてニッコリと笑うと
大きな歯を覗かせて見せた。
「何だよ。俺の後輩か。で相手誰よ? 相手次第によっ
ちゃあ、俺が代わりに相手してやるよ」
「本当っすか!? 」
自分が所属してるOB(引退した者)だと知ると額から
の汗の量が若干減っているように感じていた。
大型トラックのクラッションと思われる大きな警告音
が静寂を破る。あきおは救世主が現れたと思い近づくも
タコ入道みたいな2m級の巨人が運転席から降りて来る。
「おいっガキ。天下の公道のド真ん中でケンカとは良い
度胸してるじゃねぁかっ」
「迷惑掛けてるって言うなら相手を説得してくれません
か? ヤバイ相手なんです!」
切羽詰まった声を出している事が相手に伝わると威圧
的な態度を引っ込めて話を聞き始めるサングラス男。
「訳ありみたいだな。ここらじゃ見ない顔だし。名前は
?」
「自分、一週間前にこちらに引っ越してきた”あきお”っ
て言います」
「で所属してるチーム。どこよ?」
「ドラゴン兄弟が統括してるエリアのドラゴンライダー
です」
グラサン男はサングラスを外すしてニッコリと笑うと
大きな歯を覗かせて見せた。
「何だよ。俺の後輩か。で相手誰よ? 相手次第によっ
ちゃあ、俺が代わりに相手してやるよ」
「本当っすか!? 」
自分が所属してるOB(引退した者)だと知ると額から
の汗の量が若干減っているように感じていた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
9
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる