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捜査最終日
注意:122. 十一日目(謹慎三日)、死亡した娘の秘密②
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「さて横道を話すのも飽きてきたから死亡した娘の秘密について、
話す事にするよ。血は繋がっていない事は話したよね?」
「あぁ、それは聞いたよ」
「では私が話していない秘密も一緒に明かすとしよう。僕が20代
の時に付き合ってた年上の女性が居てね。その人は禿げた頭の人が
異常に好きな趣向を持っていて段々と強要するようになっていった
だ。具体的には毎日はお風呂に入らないでとか脂っこい物を毎日食
べさせられたり、シャンプーする時は頭皮をゴシゴシする事を約束
させられたりした。極め付けは「あなたはどうして禿げないの?」
と毎朝、顔を合わせる度に毒づかれたりもした。精神的にも追い込
まれていてね。結局、別れる事にしたよ。黙ってれば、とびきりの
美人だったんだけどね……」
「それで?」
「女性不審になってしまったんだ。特に派手目の化粧やネイルをし
てる人に嫌悪感を抱くようになっていたんだ」
「つまり、性的対象が女性から男性に変わったって事か?」
「その通りだよ。で今から4年前の1996年の初詣の日に偶然、
隆に出合ってね。ふと別れた彼女に歳の離れた妹が居た事を思い出
したんだ。性格が正反対で姉想いだってのも思い出して妹と接触す
る事を思い付いたんだ。会ってみて驚いたよ。容姿はソックリだっ
たからね! で、それとなく金遣いの荒い姉の借金の状態を聞いた
んだ。そしたら借金総額が300万まで膨らんでると来たもんだ!」
「何を提案したんだ?」
「養子縁組だよ。借金を現金で立て替えてやるかわりにな。愛里と
書いて”エリ”って読むんだ」
「それで、隆兄さんと出会うように細工したって事か。それで仲良
くなって結婚を夢見た二人に何をしたと思っているんだ!?」
「僕は殺人計画を立てたにすぎない。アクセルを踏んだのは彼だっ」
「ふっふざけるなっ。ブレーキを踏めない様に細工しといて生贄と
したんだろうがっ」
「おいっおいっ。俺はアンタの説教なんて聞きたくないんだからよ。
ちょっと黙ってろっ!!」
黒いガムテープで後藤の鼻の真下から顎までの間を数回巻き付け
て言葉を話す機能を無効とさせた。
「んんっんっ」
後藤はガムテープをされて初めて熱くなりすぎていた事に気付い
たが庭村の目は笑っていなかった。
「そうそう、奇妙な話なんだが二人っきりの姉妹で本当に仲良かっ
たみたいで葬式に来た姉は昔の面影が無くなったように妹の化粧と
妹の好む服装を着てて流石に怖かったよ。まるで半身を失った人形
みたいに生気が無かったな~。まぁ俺にした仕打ちに対して当然の
報いだけどなー」
後藤は、その言葉を聞いて初めて、ここに来た事を後悔した。
話す事にするよ。血は繋がっていない事は話したよね?」
「あぁ、それは聞いたよ」
「では私が話していない秘密も一緒に明かすとしよう。僕が20代
の時に付き合ってた年上の女性が居てね。その人は禿げた頭の人が
異常に好きな趣向を持っていて段々と強要するようになっていった
だ。具体的には毎日はお風呂に入らないでとか脂っこい物を毎日食
べさせられたり、シャンプーする時は頭皮をゴシゴシする事を約束
させられたりした。極め付けは「あなたはどうして禿げないの?」
と毎朝、顔を合わせる度に毒づかれたりもした。精神的にも追い込
まれていてね。結局、別れる事にしたよ。黙ってれば、とびきりの
美人だったんだけどね……」
「それで?」
「女性不審になってしまったんだ。特に派手目の化粧やネイルをし
てる人に嫌悪感を抱くようになっていたんだ」
「つまり、性的対象が女性から男性に変わったって事か?」
「その通りだよ。で今から4年前の1996年の初詣の日に偶然、
隆に出合ってね。ふと別れた彼女に歳の離れた妹が居た事を思い出
したんだ。性格が正反対で姉想いだってのも思い出して妹と接触す
る事を思い付いたんだ。会ってみて驚いたよ。容姿はソックリだっ
たからね! で、それとなく金遣いの荒い姉の借金の状態を聞いた
んだ。そしたら借金総額が300万まで膨らんでると来たもんだ!」
「何を提案したんだ?」
「養子縁組だよ。借金を現金で立て替えてやるかわりにな。愛里と
書いて”エリ”って読むんだ」
「それで、隆兄さんと出会うように細工したって事か。それで仲良
くなって結婚を夢見た二人に何をしたと思っているんだ!?」
「僕は殺人計画を立てたにすぎない。アクセルを踏んだのは彼だっ」
「ふっふざけるなっ。ブレーキを踏めない様に細工しといて生贄と
したんだろうがっ」
「おいっおいっ。俺はアンタの説教なんて聞きたくないんだからよ。
ちょっと黙ってろっ!!」
黒いガムテープで後藤の鼻の真下から顎までの間を数回巻き付け
て言葉を話す機能を無効とさせた。
「んんっんっ」
後藤はガムテープをされて初めて熱くなりすぎていた事に気付い
たが庭村の目は笑っていなかった。
「そうそう、奇妙な話なんだが二人っきりの姉妹で本当に仲良かっ
たみたいで葬式に来た姉は昔の面影が無くなったように妹の化粧と
妹の好む服装を着てて流石に怖かったよ。まるで半身を失った人形
みたいに生気が無かったな~。まぁ俺にした仕打ちに対して当然の
報いだけどなー」
後藤は、その言葉を聞いて初めて、ここに来た事を後悔した。
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