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捜査最終日
注意:86. 十一日目(謹慎三日)、山城の告白⑤
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「二人は復讐を企てたということでしょうか?」
「私は特に指示は出しておりませんが結果的にはそうなったと思い
ます」
「随分、他人行儀な言い方に聞こえますが……」
「そういう風に聞こえたなら謝ります。彼らが卒業するまでの間や
、それ以降、同級生からの密告も一切ありませんでした」
「それじゃぁ、確かに誰と特定するには想像の域を出ないですね」
「えぇ、でも二人が卒業式の帰りに自供したんですっ」
「一体、何の為にですか!?」
「それは後でお話しします。先ずは順を追って話しますので黙って
聞いていて下さい。長くなりますのでリビングのソファーへ移動し
ましょう」
「そこまで言われるのなら仕方ありません」
二人がリビングに移動を済ませると山城は徐に話し始めた。
「あれは夏休みが終わった後の9月の最初の登校日でしたが最初の
犠牲者が出たんです。女子生徒からでした。一番、気が弱く大人し
い生徒でした」
「……」
てっきり、最初の犠牲者は男子生徒からだと思っていたので意表
を衝かれる事となり、少し動揺する後藤。
「名前をユカと言いまして教室の黒板にユカの秘密の写真と書かれ
たものが貼り出されていました。めくれるようにシートが張り付い
てまして興味を持った男子生徒が剥がすと室木が最大の屈辱を受け
た例の写真と酷似した内容の写真でした」
「それはいくらなんでも、やり過ぎではないでしょうか!?」
黙って聞くという約束を一瞬でも忘れてしまう過激な内容だった
だけに激しく動揺する後藤。
「おっしゃりたい事はよく分かります。確かに酷似してはおりまし
たが秘部はピンボケしているかのようにも見えるギリギリの範囲内
でしたので二人には厳重注意で留める事にしました」
「彼女はその後、どうなったんですか?」
「恥ずかしいのもあったんでしょうけど一番優秀で勉強にしか興味
が無いと思っていたガリ勉と渾名が付いている眼鏡君が真っ先に、
携帯に写メしていた様子を見ていたので、そこから男性不信が募り、
過呼吸が原因で失神してしまいました。中学3年生ですから性に、
興味を持つなと言う事は同じ男性としては言えませんでしたが男子
の豹変ぶりに落胆したんでしょうな。写メは直ぐに消去させました」
遠い目をして昔を懐かしんでいるように見えた山城が失礼と口に
して煙草を胸ポケットから一本取り出して一服を始めた。
「私は特に指示は出しておりませんが結果的にはそうなったと思い
ます」
「随分、他人行儀な言い方に聞こえますが……」
「そういう風に聞こえたなら謝ります。彼らが卒業するまでの間や
、それ以降、同級生からの密告も一切ありませんでした」
「それじゃぁ、確かに誰と特定するには想像の域を出ないですね」
「えぇ、でも二人が卒業式の帰りに自供したんですっ」
「一体、何の為にですか!?」
「それは後でお話しします。先ずは順を追って話しますので黙って
聞いていて下さい。長くなりますのでリビングのソファーへ移動し
ましょう」
「そこまで言われるのなら仕方ありません」
二人がリビングに移動を済ませると山城は徐に話し始めた。
「あれは夏休みが終わった後の9月の最初の登校日でしたが最初の
犠牲者が出たんです。女子生徒からでした。一番、気が弱く大人し
い生徒でした」
「……」
てっきり、最初の犠牲者は男子生徒からだと思っていたので意表
を衝かれる事となり、少し動揺する後藤。
「名前をユカと言いまして教室の黒板にユカの秘密の写真と書かれ
たものが貼り出されていました。めくれるようにシートが張り付い
てまして興味を持った男子生徒が剥がすと室木が最大の屈辱を受け
た例の写真と酷似した内容の写真でした」
「それはいくらなんでも、やり過ぎではないでしょうか!?」
黙って聞くという約束を一瞬でも忘れてしまう過激な内容だった
だけに激しく動揺する後藤。
「おっしゃりたい事はよく分かります。確かに酷似してはおりまし
たが秘部はピンボケしているかのようにも見えるギリギリの範囲内
でしたので二人には厳重注意で留める事にしました」
「彼女はその後、どうなったんですか?」
「恥ずかしいのもあったんでしょうけど一番優秀で勉強にしか興味
が無いと思っていたガリ勉と渾名が付いている眼鏡君が真っ先に、
携帯に写メしていた様子を見ていたので、そこから男性不信が募り、
過呼吸が原因で失神してしまいました。中学3年生ですから性に、
興味を持つなと言う事は同じ男性としては言えませんでしたが男子
の豹変ぶりに落胆したんでしょうな。写メは直ぐに消去させました」
遠い目をして昔を懐かしんでいるように見えた山城が失礼と口に
して煙草を胸ポケットから一本取り出して一服を始めた。
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