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「はぁ……はっ……」
ランの中をゆっくりとレクスの陰茎が出たり入ったりする。その焦らすような動きにランはぞくそくした。
「うっ……ラン、すごい匂いだ。おかしくなりそう」
「んー……おかしくなってよぉ」
ランの振りまくフェロモンの香りにレクスは顔をしかめた。
ランもまたレクスの欲情に溶けそうになっている。このままランの言う通り、激情のままランを抱き潰してもいいのだが、レクスはそれではつまらないと思った。
「は……」
「レクス……オレの中、気持ちいい?」
「ああ、最高だ」
レクスの猛りを飲み込むランの蕾は吸い付くように絡みつく。浅い所を何度も行ったり来たりしながら、ランのいいところを探していく。
「レクス、あっ……いい……」
「ここか」
「うんっ……」
レクスの抽送に合わせてランの腰が動き出す。
「ああっ……あ……あんっ、もっと、もっと深く来て」
「こう……?」
レクスはぐっとランの足を高く持ちあげると、串刺しにするように深く挿入した。
「ああああっ!」
「ほら」
レクスはぐちゅぐちゅとかき回すようにランの深いところをえぐる。その度にランは細い声で啼いた。
「ひっ、ひいっ……」
「苦しい?」
「嫌……もっと、レクスが欲しいの」
発情を起こしたランの欲望はストレートだ。レクスはただランの望むがままに動いた。
「あっ……ああ……もっと、もっとぉ」
「ラン……待て」
ランの淫らな動きに、レクスは思わず達しそうになってランの中から陰茎を引き抜き、その腹の上に精を吐き出した。
「ああ、なんで……?」
ランはさみしそうな顔をして涙を流す。そんなランの耳元でレクスは囁く。
「子供ができる」
「……オレはいいよ」
「ラン」
「レクスとの赤ちゃん……もっといっぱい欲しい……」
ランはレクスの胸に頬ずりをした。それは欲情にくらんだ訳ではなくランの本心だった。
「俺だって欲しいさ」
「じゃあなんの問題もないでしょ」
そう言って口を尖らせるランが可愛らしくて、レクスはまた欲望がわき上がるのを感じた。
「……ラン、うつ伏せになってくれるか……?」
「ん……」
言われた通りにうつ伏せになったランの背骨をつっとなぞると、魚のようにランはびくりと跳ねた。
「いじわるしないで」
「ああ」
そのままランを後ろから抱きしめて、レクスはランを貫いた。
「ああっ!」
「ラン」
「レクス……」
ランを刺し貫きながら、レクスはランの項に触れる。
ランは一瞬ぴくりと動きを止めて振り向き、レクスを見つめた。
「ラン、いいか……?」
「うん、いいよ。ずっと……ずっと待ってた」
その声にレクスはぶるりと身震いをした。ギリギリまで保っていた理性の糸が切れる。
「もう止まらんぞ」
「ああっ、来て……!」
レクスはランの項に噛みついた。柔らかい皮膚がちぎれ、血が滲む。その痛みにランの体がぶるぶると震え出す。
「レクスっ、あああっ!」
「はっ、はっ、は……」
レクスは獣の様に後ろからランを犯し尽くした。激しく揺すぶられ、ランの嬌声は止まらなくなる。
「ああんっ、あ……ひっ……ああっ……」
「ラン……ラン……俺の番……」
「あっ、あぅ……」
互いのフェロモンに意識が遠のく。その中でただお互いだけを求める。
「……く、イく」
「来て……二人の赤ちゃん作ろ……?」
「ああ……」
レクスの動きが激しさを増した。ランの奥深いところの官能がうずうずとお腹の奥で高まっていく。
「ああっ、あ……イっちゃう……」
「ラン……!」
熱く火照るランの中で、レクスは果てた。と、同時にランも白濁を散らした。勢い良くレクスの精が中に注がれるのを感じ、ランは歓喜に打ち震える。
「は……」
「ラン、愛してる」
熱烈なキスの後、レクスの陰茎がランから抜かれた。ぽっかりと開いたそこからたらたらとレクスの精を溢れさせながら、ランはうっとりと呟いた。
「ずっと……ずっと一緒だよ、レクス」
「もちろん」
それからしばらく、ランはレクスとじっと裸のまま抱き合い、お互いの体温を感じていた。
「レクス……大好き」
「ああ。俺はいつだって何度でも……きっとランに恋をするよ」
ランとレクスは固く抱き合って、これからずっと続く幸福な日々を共に歩もうと誓い合った。
~完~
エピローグに続きます
ランの中をゆっくりとレクスの陰茎が出たり入ったりする。その焦らすような動きにランはぞくそくした。
「うっ……ラン、すごい匂いだ。おかしくなりそう」
「んー……おかしくなってよぉ」
ランの振りまくフェロモンの香りにレクスは顔をしかめた。
ランもまたレクスの欲情に溶けそうになっている。このままランの言う通り、激情のままランを抱き潰してもいいのだが、レクスはそれではつまらないと思った。
「は……」
「レクス……オレの中、気持ちいい?」
「ああ、最高だ」
レクスの猛りを飲み込むランの蕾は吸い付くように絡みつく。浅い所を何度も行ったり来たりしながら、ランのいいところを探していく。
「レクス、あっ……いい……」
「ここか」
「うんっ……」
レクスの抽送に合わせてランの腰が動き出す。
「ああっ……あ……あんっ、もっと、もっと深く来て」
「こう……?」
レクスはぐっとランの足を高く持ちあげると、串刺しにするように深く挿入した。
「ああああっ!」
「ほら」
レクスはぐちゅぐちゅとかき回すようにランの深いところをえぐる。その度にランは細い声で啼いた。
「ひっ、ひいっ……」
「苦しい?」
「嫌……もっと、レクスが欲しいの」
発情を起こしたランの欲望はストレートだ。レクスはただランの望むがままに動いた。
「あっ……ああ……もっと、もっとぉ」
「ラン……待て」
ランの淫らな動きに、レクスは思わず達しそうになってランの中から陰茎を引き抜き、その腹の上に精を吐き出した。
「ああ、なんで……?」
ランはさみしそうな顔をして涙を流す。そんなランの耳元でレクスは囁く。
「子供ができる」
「……オレはいいよ」
「ラン」
「レクスとの赤ちゃん……もっといっぱい欲しい……」
ランはレクスの胸に頬ずりをした。それは欲情にくらんだ訳ではなくランの本心だった。
「俺だって欲しいさ」
「じゃあなんの問題もないでしょ」
そう言って口を尖らせるランが可愛らしくて、レクスはまた欲望がわき上がるのを感じた。
「……ラン、うつ伏せになってくれるか……?」
「ん……」
言われた通りにうつ伏せになったランの背骨をつっとなぞると、魚のようにランはびくりと跳ねた。
「いじわるしないで」
「ああ」
そのままランを後ろから抱きしめて、レクスはランを貫いた。
「ああっ!」
「ラン」
「レクス……」
ランを刺し貫きながら、レクスはランの項に触れる。
ランは一瞬ぴくりと動きを止めて振り向き、レクスを見つめた。
「ラン、いいか……?」
「うん、いいよ。ずっと……ずっと待ってた」
その声にレクスはぶるりと身震いをした。ギリギリまで保っていた理性の糸が切れる。
「もう止まらんぞ」
「ああっ、来て……!」
レクスはランの項に噛みついた。柔らかい皮膚がちぎれ、血が滲む。その痛みにランの体がぶるぶると震え出す。
「レクスっ、あああっ!」
「はっ、はっ、は……」
レクスは獣の様に後ろからランを犯し尽くした。激しく揺すぶられ、ランの嬌声は止まらなくなる。
「ああんっ、あ……ひっ……ああっ……」
「ラン……ラン……俺の番……」
「あっ、あぅ……」
互いのフェロモンに意識が遠のく。その中でただお互いだけを求める。
「……く、イく」
「来て……二人の赤ちゃん作ろ……?」
「ああ……」
レクスの動きが激しさを増した。ランの奥深いところの官能がうずうずとお腹の奥で高まっていく。
「ああっ、あ……イっちゃう……」
「ラン……!」
熱く火照るランの中で、レクスは果てた。と、同時にランも白濁を散らした。勢い良くレクスの精が中に注がれるのを感じ、ランは歓喜に打ち震える。
「は……」
「ラン、愛してる」
熱烈なキスの後、レクスの陰茎がランから抜かれた。ぽっかりと開いたそこからたらたらとレクスの精を溢れさせながら、ランはうっとりと呟いた。
「ずっと……ずっと一緒だよ、レクス」
「もちろん」
それからしばらく、ランはレクスとじっと裸のまま抱き合い、お互いの体温を感じていた。
「レクス……大好き」
「ああ。俺はいつだって何度でも……きっとランに恋をするよ」
ランとレクスは固く抱き合って、これからずっと続く幸福な日々を共に歩もうと誓い合った。
~完~
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