25 / 48
24話 王子の策略ですのよ
しおりを挟む
「ねえ、妖精さん。近頃貴族のご主人様がめっきりへった気がするんですけど……」
ある日、イルマがそう言いだした。
「そう言えばそうかしら」
リリアンナは店の直近の売り上げと客数を計算して客単価を割り出した。確かに客単価は少し下がっている。
「王宮でなにかあったかしら。……そんな噂も聞かないけれど」
カラカラン。その時、めろでぃたいむのドアベルが鳴った。そのドアの向こうから現れたのはヴィヴィーだった。
「あら、ヴィヴィーさん」
イルマが声をかけると、ヴィヴィーは頷いた。
「リリアンナをよんでくださる?」
「はい、ただいま」
ヴィヴィーに呼びつけられたリリアンナは慌てて裏から出てきた。
「どうしましたのヴィヴィー? あらおひとり?」
「ええ、殿方なんて口では甘い事を言ってもいざという時には便りにならないわ」
ヴィヴィーはソファーに倒れ込むように座ると、愚痴りはじめた。
「今、冷たい飲み物を持ってくるわ」
リリアンナはアイスティーを用意してヴィヴィーに渡す。ヴィヴィーは不機嫌そうにそれを一口飲むと、ため息を吐いた。
「一体どうしましたの?」
「聞いて。この店にも関係する事よ」
ヴィヴィーのその言葉にリリアンナは姿勢を正した。
「あの王子が王都に店を開かせたの。男共は王子の機嫌取りの為にその店に通い詰めてるわ」
「あらまあ……」
「呑気ね、リリアンナ。王子はあなたへの当てつけでその店を開いたのよ」
「どういう事ですの」
ヴィヴィーはもう一口アイスティーを飲むと、リリアンナに言い放った。
「王子がオープンさせたのは『執事喫茶』よ」
「執事喫茶……」
リリアンナは思わず息を飲んだ。この国の王子テオドール。リリアンナの元婚約者である。しかしその正体は男色家である。しかもプライドは山の様に高い。
「ね、リリアンナ。その店に行ってみましょうよ」
「え? 私が?」
「だって悔しくないの? このお店を出すのに苦労したんでしょう? なのに王子は力まかせで同じ様な店を王都に出したのよ」
「そうねぇ……」
リリアンナはしばらく考え込んだ。このまま客単価が下がったまま、というのも痛手だ。偵察は必要だろう。
「分かったわ。ヴィヴィー。一緒に王都に行きましょう」
「そうこなくちゃ」
「今夜はうちに泊まってちょうだい」
「あら、そしたらリリアンナのダーリンに会えるのね」
ヴィヴィーはさっきまでの不機嫌はどこにいったかはしゃぎだした。
「初めまして、ヴィヴィアン嬢。リリアンナの夫のハルトです」
「初めてお目にかかります、ヴィヴィアンです。ヴィヴィーと呼んでくださいまし」
ハルトとヴィヴィーは屋敷の居間で挨拶をした。
「そしてそこにいるのが居候のウルスラ」
「やー」
ウルスラはめんどくさそうに手をあげた。
「あなたが賢者ウルスラ様……?」
ヴィヴィーの目がキラキラと輝く。ウルスラの手をとると、早口でまくし立てた。
「新聞であなたの活躍を読みました。王宮の晩餐にも出てこないものですからどうすればお会い出来るかと思ってました」
「あー。あーいうとこは苦手なのよ……」
ウルスラはヴィヴィーの勢いに少し閉口しながら、なんとかそう答えた。
「それで? 執事喫茶だっけ?」
「そうです」
「明日王都にヴィヴィーと行って見てこようと思いますの」
「そうか……」
「ハルトも行ったほうがいいんじゃないの?」
ウルスラはソファーに寝そべりながらそう言った。その言葉にピクリ、とハルトの肩が震える。王都、そしてあの王子が経営する店……。
『良かったらハルト殿だけでもまた遊びに来てくれたまえ……』
晩餐会での一幕が脳裏を過ぎる。
「いやー! しかしなー! あくまでりりあんなの店のことだしなー!」
「あんた今まで散々首突っ込んできたじゃない」
「そ、そうだな……」
ハルトは肩を落としてウルスラに同意した。しかし首を振ったのはリリアンナである。
「いいえ、今回は私一人で行かせて下さいまし」
「リリアンナ」
「ハルト様の言う通り、私の店の問題ですし。それにお忍びで行くのですから、ハルト様が一緒だと目立ちすぎますわ」
「そっ、そう?」
ハルトは内心ほっとした。しかしそう決まったら決まったで一人で行かすのは心配になってきた。
「あのー、それじゃウルスラ。君が付いていってやってくれないか」
「えー?」
ウルスラは至極めんどくさそうに顔をあげた。しかし、リリアンナは名案とでもいうように手を叩いた。
「そうですわ、ウルスラさんなら賢いですし、いい案が浮かびそうですわ」
「そうー?」
持ち上げられると弱いウルスラは簡単にその気になった。チョロい。チョロすぎる。
「それなら、あんた達も変装しないとね」
「ええ?」
ウルスラは自室に引っ込むとなにやら液体の入った瓶を持って来た。
「これで髪の色を目の色を変えられるわよ。一日だけね」
「へぇ、すごいですね。さすがウルスラさん」
リリアンナが液体を髪に塗ると、黒髪が赤毛に変わり、目の色は緑になった。ヴィヴィーがその薬を使うと、豪奢な金髪は栗毛に、瞳はブルーになった。
「あら? ちょっと新鮮」
鏡を見ながらヴィヴィーが面白そうに呟いた。
「どうです……? 似合います?」
「ああ。赤毛もかわいいな」
リリアンナはハルトからそう言われて頬を染めた。かくてリリアンナ、ヴィヴィー、そしてウルスラの三人は王都に向かったのである。
ある日、イルマがそう言いだした。
「そう言えばそうかしら」
リリアンナは店の直近の売り上げと客数を計算して客単価を割り出した。確かに客単価は少し下がっている。
「王宮でなにかあったかしら。……そんな噂も聞かないけれど」
カラカラン。その時、めろでぃたいむのドアベルが鳴った。そのドアの向こうから現れたのはヴィヴィーだった。
「あら、ヴィヴィーさん」
イルマが声をかけると、ヴィヴィーは頷いた。
「リリアンナをよんでくださる?」
「はい、ただいま」
ヴィヴィーに呼びつけられたリリアンナは慌てて裏から出てきた。
「どうしましたのヴィヴィー? あらおひとり?」
「ええ、殿方なんて口では甘い事を言ってもいざという時には便りにならないわ」
ヴィヴィーはソファーに倒れ込むように座ると、愚痴りはじめた。
「今、冷たい飲み物を持ってくるわ」
リリアンナはアイスティーを用意してヴィヴィーに渡す。ヴィヴィーは不機嫌そうにそれを一口飲むと、ため息を吐いた。
「一体どうしましたの?」
「聞いて。この店にも関係する事よ」
ヴィヴィーのその言葉にリリアンナは姿勢を正した。
「あの王子が王都に店を開かせたの。男共は王子の機嫌取りの為にその店に通い詰めてるわ」
「あらまあ……」
「呑気ね、リリアンナ。王子はあなたへの当てつけでその店を開いたのよ」
「どういう事ですの」
ヴィヴィーはもう一口アイスティーを飲むと、リリアンナに言い放った。
「王子がオープンさせたのは『執事喫茶』よ」
「執事喫茶……」
リリアンナは思わず息を飲んだ。この国の王子テオドール。リリアンナの元婚約者である。しかしその正体は男色家である。しかもプライドは山の様に高い。
「ね、リリアンナ。その店に行ってみましょうよ」
「え? 私が?」
「だって悔しくないの? このお店を出すのに苦労したんでしょう? なのに王子は力まかせで同じ様な店を王都に出したのよ」
「そうねぇ……」
リリアンナはしばらく考え込んだ。このまま客単価が下がったまま、というのも痛手だ。偵察は必要だろう。
「分かったわ。ヴィヴィー。一緒に王都に行きましょう」
「そうこなくちゃ」
「今夜はうちに泊まってちょうだい」
「あら、そしたらリリアンナのダーリンに会えるのね」
ヴィヴィーはさっきまでの不機嫌はどこにいったかはしゃぎだした。
「初めまして、ヴィヴィアン嬢。リリアンナの夫のハルトです」
「初めてお目にかかります、ヴィヴィアンです。ヴィヴィーと呼んでくださいまし」
ハルトとヴィヴィーは屋敷の居間で挨拶をした。
「そしてそこにいるのが居候のウルスラ」
「やー」
ウルスラはめんどくさそうに手をあげた。
「あなたが賢者ウルスラ様……?」
ヴィヴィーの目がキラキラと輝く。ウルスラの手をとると、早口でまくし立てた。
「新聞であなたの活躍を読みました。王宮の晩餐にも出てこないものですからどうすればお会い出来るかと思ってました」
「あー。あーいうとこは苦手なのよ……」
ウルスラはヴィヴィーの勢いに少し閉口しながら、なんとかそう答えた。
「それで? 執事喫茶だっけ?」
「そうです」
「明日王都にヴィヴィーと行って見てこようと思いますの」
「そうか……」
「ハルトも行ったほうがいいんじゃないの?」
ウルスラはソファーに寝そべりながらそう言った。その言葉にピクリ、とハルトの肩が震える。王都、そしてあの王子が経営する店……。
『良かったらハルト殿だけでもまた遊びに来てくれたまえ……』
晩餐会での一幕が脳裏を過ぎる。
「いやー! しかしなー! あくまでりりあんなの店のことだしなー!」
「あんた今まで散々首突っ込んできたじゃない」
「そ、そうだな……」
ハルトは肩を落としてウルスラに同意した。しかし首を振ったのはリリアンナである。
「いいえ、今回は私一人で行かせて下さいまし」
「リリアンナ」
「ハルト様の言う通り、私の店の問題ですし。それにお忍びで行くのですから、ハルト様が一緒だと目立ちすぎますわ」
「そっ、そう?」
ハルトは内心ほっとした。しかしそう決まったら決まったで一人で行かすのは心配になってきた。
「あのー、それじゃウルスラ。君が付いていってやってくれないか」
「えー?」
ウルスラは至極めんどくさそうに顔をあげた。しかし、リリアンナは名案とでもいうように手を叩いた。
「そうですわ、ウルスラさんなら賢いですし、いい案が浮かびそうですわ」
「そうー?」
持ち上げられると弱いウルスラは簡単にその気になった。チョロい。チョロすぎる。
「それなら、あんた達も変装しないとね」
「ええ?」
ウルスラは自室に引っ込むとなにやら液体の入った瓶を持って来た。
「これで髪の色を目の色を変えられるわよ。一日だけね」
「へぇ、すごいですね。さすがウルスラさん」
リリアンナが液体を髪に塗ると、黒髪が赤毛に変わり、目の色は緑になった。ヴィヴィーがその薬を使うと、豪奢な金髪は栗毛に、瞳はブルーになった。
「あら? ちょっと新鮮」
鏡を見ながらヴィヴィーが面白そうに呟いた。
「どうです……? 似合います?」
「ああ。赤毛もかわいいな」
リリアンナはハルトからそう言われて頬を染めた。かくてリリアンナ、ヴィヴィー、そしてウルスラの三人は王都に向かったのである。
0
あなたにおすすめの小説
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」
魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。
鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。
(な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?)
実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。
レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。
「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」
冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。
一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。
「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」
これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。
3回目の人生は、悪役令嬢を辞めて引きこもります~一歩も出ずに国を救ったら、なぜか「聖女」として崇められ最強の男たちが部屋を包囲してくる件~
放浪人
恋愛
公爵令嬢エリザベートは、1度目は悪役令嬢として断罪され処刑、2度目は改心して聖女となり国に尽くしたが過労死……という悲惨な最期を遂げた。 記憶を持ったまま3度目の人生が始まった瞬間、彼女は固く決意する。 「もう絶対に働きません! 今世は部屋から一歩も出ず、睡眠と趣味に命をかけます!」
最強の拒絶結界『絶対領域』で部屋に籠城し、婚約破棄イベントも夜会も全て無視して惰眠を貪ろうとするエリザベート。 しかし、彼女の「働きたくない」一心からの行動――適当な農業アドバイスや、安眠妨害への容赦ない迎撃――が、周囲には「国を憂う深慮遠謀」「慈愛に満ちた奇跡」として超好意的に解釈されてしまう!?
ヤンデレ化した元婚約者の王太子、物理で愛を語る脳筋騎士団長、効率厨の隣国王子、さらには古代の引きこもり少年までをも巻き込み、事態は国家規模の大騒動へ。 部屋ごと空を飛んで戦場を浄化し、パジャマ姿で古代兵器を操り、地下牢をスイートルームに変えながら、エリザベートは究極の安眠を手に入れることができるのか? 塩対応すればするほど愛され、逃げれば逃げるほど伝説になる、最強引きこもり令嬢の勘違いドタバタ溺愛ファンタジー、ここに完結!
政治家の娘が悪役令嬢転生 ~前パパの教えで異世界政治をぶっ壊させていただきますわ~
巫叶月良成
ファンタジー
政治家の娘として生まれ、父から様々なことを学んだ少女が異世界の悪徳政治をぶった切る!?
////////////////////////////////////////////////////
悪役令嬢に転生させられた琴音は政治家の娘。
しかしテンプレも何もわからないまま放り出された悪役令嬢の世界で、しかもすでに婚約破棄から令嬢が暗殺された後のお話。
琴音は前世の父親の教えをもとに、口先と策謀で相手を騙し、男を篭絡しながら自分を陥れた相手に復讐し、歪んだ王国の政治ゲームを支配しようという一大謀略劇!
※魔法とかゲーム的要素はありません。恋愛要素、バトル要素も薄め……?
※注意:作者が悪役令嬢知識ほぼゼロで書いてます。こんなの悪役令嬢ものじゃねぇという内容かもしれませんが、ご留意ください。
※あくまでこの物語はフィクションです。政治家が全部そういう思考回路とかいうわけではないのでこちらもご留意を。
隔日くらいに更新出来たらいいな、の更新です。のんびりお楽しみください。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
婚約破棄された人たらし悪役令嬢ですが、 最強で過保護な兄たちと義姉に溺愛されています
由香
ファンタジー
婚約破棄のその日、
悪役令嬢リリアーナは――弁明すら、しなかった。
王太子と“聖女”に断罪され、すべてを失った彼女。
だがその裏で、王国最強と名高い三人の兄と、
冷静沈着な義姉が、静かに動き始めていた。
再検証によって暴かれる“聖女の嘘”。
広場で語られる真実。
そして、無自覚に人を惹きつけてしまう
リリアーナの優しさが、次々と味方を増やしていく――。
これは、
悪役令嬢として断罪された少女が、
「誰かの物語の脇役」ではなく、
自分自身の人生を取り戻す物語。
過保護すぎる兄たちと義姉に溺愛されながら、
彼女は静かに、そして確実に幸せへ向かっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる