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25話 執事喫茶に潜入ですわ
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「あー、もう苦しい……」
「頑張りましょう、ウルスラさん」
ウルスラはリリアンナに着せられたドレスのウエストをさすった。
「コスプレ……ぷぷぷ」
「ハルト! なんか言った!?」
「いやいや……」
ハルトはそのウルスラの姿に吹き出しそうになり、ウルスラに睨まれた。
「では行って来ます。お店のこと、お願いしますね。大抵のことはイルマがいるから大丈夫だと思うんですけど」
「ああ、まかせてくれ」
こうして三人を乗せた馬車は王都に向かって走り出した。その姿を見送ったハルトはめろでぃたいむに行こうと仕度をはじめた。
『ハルト……』
すると、聞こえてきたのは懐かしい声。ハルトは思わず振り返った。
『ハルト……』
「もしかして、アクアビッドか?」
居間に飾られたかつての相棒、聖剣アクアビッドが微かな光を発してした。その声にハルトはアクアビッドを手にする。
「もしかして、お前も連れていけっていうのか」
ハルトがそう言うと、聖剣アクアビッドはチカチカとその中心の貴石を光らせた。
「……わかったよ」
ハルトは腰に剣を下げると、家を出発した。
一方、王都に着いた三人はさっそく王子が出店したという執事喫茶へ偵察に向かった。
「いきなり王子に見つかったりしないでしょうか……」
「王子ともあろう人がそんなホイホイ街には出て来ないでしょう。それに私達、こんな変装してるのよ」
ちょっと心配そうなリリアンナに、ヴィヴィーはそう言って背中を叩いた。
「ほら二人とも。なにグズグズしてるの。行くわよ」
ウルスラは二人を引っ張って、店の前まで来た。店は白基調の上品なたたずまいである。
しかし、窓はレースカーテンに遮られて中の様子はよく見えない。
「行きますわ」
三人はその重いドアをギッと開けた。
「いらっしゃいませ」
早速三人を出迎えできたのはとろけるような蜂蜜色の美青年だった。執事服に白い手袋をキチンと着こなしている。
「こちらのお席へどうぞ」
案内された席についたリリアンナ達はきょろきょろと周りを見渡した。
「……男の方ばかりですわ」
「それもみんな貴族ね」
ウルスラはそう言いながらメニューを開いた。
「えーと、サンドイッチのセット2000デナル。ケーキのセットが1500デナル……高い!」
「メニューも少ないですわね」
リリアンナもメニュー表を覗き混んで言った。価格はめろでぃたいむの十倍ほどである。
「あーでも、似顔絵サービスはしっかりあるわよ。まねっこしたのね」
ヴィヴィーがプリプリと怒った口調で言った。全てのメニューには似顔絵のセットがついていた。
「ご注文はお決まりですか」
「ああ……じゃあケーキのセットを」
リリアンナ達は日替わりだというケーキのセットを注文した。
「……」
「……」
「……」
リリアンナ達はそこから無言になった。来ない。執事が接客にこないのだ。
「なんか、お話に来る感じじゃありませんですわね」
「まぁそれが普通の飲食店なんじゃない?」
「でもそれでは執事の格好をしているだけの喫茶店じゃない」
ウルスラもヴィヴィーもそこには疑問を持ったようだ。
「お待たせしましたイチゴのタルトです」
三人の前にケーキが運ばれてきた。リリアンナ達はさっそくフォークを入れる。
「うん、美味しいですわ。いいイチゴを使ってますわね」
「でもあの値段じゃね、これでおいしくなかったら私怒るわよ」
二層になったクリームに、大粒のイチゴ。食事に関しては職人が入っているようだった。
「紅茶もキチンと淹れてるわ」
ヴィヴィーがお茶を飲んでそう感想を漏らした。
「でもさー、この価格帯って貴族でもきついんじゃない?」
「ええ……。少なくとも女性は入りづらいですわね」
その証拠か、店内は男性客ばかりである。
「殿方は王子へのおべっかと意地できてるんじゃないかしら」
ヴィヴィーは小馬鹿にしたように言った。
「でもここ執事喫茶でしょう……? 女性客が来なくてどうするんですの? 似顔絵サービスもあるのに……」
執事達は選りすぐりのハンサムばかりである。それなのにこんなに女性客が少ないのはどうなのだろう、とリリアンナは考えた。良く見ると、似顔絵を描かれているお客は微妙な顔をしている。
「ハンサムと自分のツーショットなんていらないわよね」
ウルスラもその様子を見て呆れたような顔をしていた。
「やあやあ、知らせを聞いて飛んで来たらリリアンナじゃないか」
その時、リリアンナに声をかけるものがあった。
「その頭はどうしたんだい? 偵察かい?」
それは王子テオドールである。リリアンナ達の変装は早々に見破られていたようだ。リリアンナはすっくと立って王子に答えた。
「そう……ですわね。でもよく分かりましたわ」
「何がだ」
「商才がないことと『萌え』の心のなさが」
「なんだと……」
王子とリリアンナの間に火花が散る。
「何か対策を、と思いましたけれども。これでは必要ないですわ。上っ面だけ真似てまるでお客様の事を考えていないのですもの」
リリアンナはそう言って、王子を鼻で笑った。
「『萌え』、それは湧き上がる情動。この店にはそれがありません。早晩立ち行かなくなるでしょう」
「くっ、この私にそんな口を聞いて……お前の店が無事だと思うなよ」
「……なにかしましたの?」
王子の口ぶりにリリアンナはハッとした。その様子を見て王子は高笑いをした。
「今頃お前の店はめちゃくちゃになってるだろうさ!」
「なんて事を……」
リリアンナは息を飲んで、領地のめろでぃたいむの無事を祈った。
「頑張りましょう、ウルスラさん」
ウルスラはリリアンナに着せられたドレスのウエストをさすった。
「コスプレ……ぷぷぷ」
「ハルト! なんか言った!?」
「いやいや……」
ハルトはそのウルスラの姿に吹き出しそうになり、ウルスラに睨まれた。
「では行って来ます。お店のこと、お願いしますね。大抵のことはイルマがいるから大丈夫だと思うんですけど」
「ああ、まかせてくれ」
こうして三人を乗せた馬車は王都に向かって走り出した。その姿を見送ったハルトはめろでぃたいむに行こうと仕度をはじめた。
『ハルト……』
すると、聞こえてきたのは懐かしい声。ハルトは思わず振り返った。
『ハルト……』
「もしかして、アクアビッドか?」
居間に飾られたかつての相棒、聖剣アクアビッドが微かな光を発してした。その声にハルトはアクアビッドを手にする。
「もしかして、お前も連れていけっていうのか」
ハルトがそう言うと、聖剣アクアビッドはチカチカとその中心の貴石を光らせた。
「……わかったよ」
ハルトは腰に剣を下げると、家を出発した。
一方、王都に着いた三人はさっそく王子が出店したという執事喫茶へ偵察に向かった。
「いきなり王子に見つかったりしないでしょうか……」
「王子ともあろう人がそんなホイホイ街には出て来ないでしょう。それに私達、こんな変装してるのよ」
ちょっと心配そうなリリアンナに、ヴィヴィーはそう言って背中を叩いた。
「ほら二人とも。なにグズグズしてるの。行くわよ」
ウルスラは二人を引っ張って、店の前まで来た。店は白基調の上品なたたずまいである。
しかし、窓はレースカーテンに遮られて中の様子はよく見えない。
「行きますわ」
三人はその重いドアをギッと開けた。
「いらっしゃいませ」
早速三人を出迎えできたのはとろけるような蜂蜜色の美青年だった。執事服に白い手袋をキチンと着こなしている。
「こちらのお席へどうぞ」
案内された席についたリリアンナ達はきょろきょろと周りを見渡した。
「……男の方ばかりですわ」
「それもみんな貴族ね」
ウルスラはそう言いながらメニューを開いた。
「えーと、サンドイッチのセット2000デナル。ケーキのセットが1500デナル……高い!」
「メニューも少ないですわね」
リリアンナもメニュー表を覗き混んで言った。価格はめろでぃたいむの十倍ほどである。
「あーでも、似顔絵サービスはしっかりあるわよ。まねっこしたのね」
ヴィヴィーがプリプリと怒った口調で言った。全てのメニューには似顔絵のセットがついていた。
「ご注文はお決まりですか」
「ああ……じゃあケーキのセットを」
リリアンナ達は日替わりだというケーキのセットを注文した。
「……」
「……」
「……」
リリアンナ達はそこから無言になった。来ない。執事が接客にこないのだ。
「なんか、お話に来る感じじゃありませんですわね」
「まぁそれが普通の飲食店なんじゃない?」
「でもそれでは執事の格好をしているだけの喫茶店じゃない」
ウルスラもヴィヴィーもそこには疑問を持ったようだ。
「お待たせしましたイチゴのタルトです」
三人の前にケーキが運ばれてきた。リリアンナ達はさっそくフォークを入れる。
「うん、美味しいですわ。いいイチゴを使ってますわね」
「でもあの値段じゃね、これでおいしくなかったら私怒るわよ」
二層になったクリームに、大粒のイチゴ。食事に関しては職人が入っているようだった。
「紅茶もキチンと淹れてるわ」
ヴィヴィーがお茶を飲んでそう感想を漏らした。
「でもさー、この価格帯って貴族でもきついんじゃない?」
「ええ……。少なくとも女性は入りづらいですわね」
その証拠か、店内は男性客ばかりである。
「殿方は王子へのおべっかと意地できてるんじゃないかしら」
ヴィヴィーは小馬鹿にしたように言った。
「でもここ執事喫茶でしょう……? 女性客が来なくてどうするんですの? 似顔絵サービスもあるのに……」
執事達は選りすぐりのハンサムばかりである。それなのにこんなに女性客が少ないのはどうなのだろう、とリリアンナは考えた。良く見ると、似顔絵を描かれているお客は微妙な顔をしている。
「ハンサムと自分のツーショットなんていらないわよね」
ウルスラもその様子を見て呆れたような顔をしていた。
「やあやあ、知らせを聞いて飛んで来たらリリアンナじゃないか」
その時、リリアンナに声をかけるものがあった。
「その頭はどうしたんだい? 偵察かい?」
それは王子テオドールである。リリアンナ達の変装は早々に見破られていたようだ。リリアンナはすっくと立って王子に答えた。
「そう……ですわね。でもよく分かりましたわ」
「何がだ」
「商才がないことと『萌え』の心のなさが」
「なんだと……」
王子とリリアンナの間に火花が散る。
「何か対策を、と思いましたけれども。これでは必要ないですわ。上っ面だけ真似てまるでお客様の事を考えていないのですもの」
リリアンナはそう言って、王子を鼻で笑った。
「『萌え』、それは湧き上がる情動。この店にはそれがありません。早晩立ち行かなくなるでしょう」
「くっ、この私にそんな口を聞いて……お前の店が無事だと思うなよ」
「……なにかしましたの?」
王子の口ぶりにリリアンナはハッとした。その様子を見て王子は高笑いをした。
「今頃お前の店はめちゃくちゃになってるだろうさ!」
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リリアンナは息を飲んで、領地のめろでぃたいむの無事を祈った。
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