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第三章
78話 敵か味方か
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回復したイライアスとサイラスはその後、さらに回復魔法をかけてもらい寝不足と心労で得たダメージを回復した。立ち上がったふたりを見てフレドリックはエミリアに向き直った。
「申し訳ない。こんな時に不用意に近づいて」
「それだけの理由があったのだと思います。……フレドリックさん」
フレドリックの謝罪に、エミリアはそっと首を振った。回復したイライアスは興味深そうにエミリアの顔を覗き混んだ。
「エミリア様、あなたが新しい聖女様か……時に我らのライアン様はご健勝であらせられるだろうか」
「私は直接は会えませんが……付き人の尼僧が良く連絡を取っております。風邪もひかず出された食事はよく食べていると。退屈だと言うのでいくつか本を差し入れました」
「そうですか……とにかく、ここが一番安全ではありますので退屈くらいは耐えて貰わねばですな」
三人は、ライアンが実はアーロイスを襲撃し軟禁状態にあることを知らない。嘘こそ言ってはいないが黙っているエミリアの胸は痛んだ。そんなエミリアの表情に気付かず、イライアスはそっと自分の填めていた指輪を外した。
「……その付き人の尼僧の方に、これを」
「これは……」
「きっとライアン様の退屈も少しは紛れるでしょう」
その指輪にはイライアスの家紋とイニシャルが入っている。それを見ればフレドリックがイライアスという有力貴族の協力を得ることが出来た事がきっと伝わるだろう。
「……時が満ちるまで」
「ええ、必ず渡します」
エミリアは頷いた。そして頼もしいライアンの腹心の部下達の姿をその目に焼き付けた。志高く、ライアンを次の主君と仰ぐ姿はエミリアには眩しく映った。
「では、大事になる前にお帰り下さい。……良き旅路を」
「は……」
そうして三人は中央教会を後にした。次にここに来る時は、きっとライアンを迎えに来る時だと心に決めて。
「エミリア様!」
エミリアが自室に戻ると、カーラがすっ飛んできた。
「教主様がお呼びです……!」
早速、お説教の時間らしい。エミリアはため息をつきながら教主の元へと向かった。
「勝手な行動をされては困ります、聖女様」
開口一番そう言われて、エミリアはこれまで以上にカチンときた。先程のライアンの部下達の姿を見てしまったせいもあるかもしれない。いつもならぐっと堪えて話を聞き流すところだったが、つい強い口調で答えてしまった。
「勝手と申しましても、患者を癒すのは聖女のつとめ。ましてや高位の回復術師の出払っている時に、なぜ!」
「あの者達は、ローダックでは微妙な立ち位置にいるのです。少しお考え下さい」
「他国の政ごとに中央教会が屈するのですか?」
エミリアが皮肉を込めて教主にそう言い返すと、彼はぐっと言葉を詰まらせた。
「……私は聖女としてあるべき姿でありたいだけです。お話がそれだけでしたら失礼します」
「ええ。分かりました。ただ……ご自分の立場も考えられた方がよろしいかと」
「……いつだって私は考えています」
エミリアはそう捨て台詞を残して、彼の元を去った。その後には苦い顔をした教主が一人、取り残された。
「叩き上げの実力者の僧達の指示を集めた聖女様か……」
「どうしたイライアス」
帰りの馬車の車中でイライアスは呟いた。フレドリックは窮屈そうに座席に体を押し込めながら、その言葉を聞いた。
「いや、教会を二分する争いの後でも教会の体質は変わらんのだな、と。権威と秘密が大好きなようだ」
「エミリア様は、本当に心根の優しい人だ」
「それは見て分かった。ただ、聖女が一人変わっただけでは……彼女は苦労しているだろうな」
「ああ……そうかもしれん」
旅の間の生き生きと信仰を語る姿と、先程のエミリアの姿はやはり違っていた。共に旅をした者として心配ではあるものの……今の彼らには他にやるべき事がある。
「ま、それはそれとしてだな、フレドリック」
「なんだ」
イライアスはフレドリックを見据えてニヤッと笑った。
「俺は『死ぬ』ぞ!」
「はぁ?」
「ああ、サイラス! お前もだ。お前も『死ね』」
「わ、私もですか……?」
呪いが解けた途端に突拍子もない事を言い出したイライアスだったが、そのいつもの悪巧みをしている顔を見てフレドリックは彼の考えを聞くことにした。
「なんで『死ぬ』んだ? せっかく助かったのに」
「なあに。死ぬような目にあったのは殺したいと思った奴がいるからだ。十中八九、アーロイスだろうが。だからお望み通り死んでやらないと」
「ふむ。なるほど」
「フレドリックは中央教会まで我々を運んだが。……まあ教会も俺達が来た事は伏せるだろう。で、力及ばず死なせてしまった。これで行こう。盛大な葬式もやるぞ!」
イライアスはそう言って高笑いをした。フレドリックはそんなイライアスには慣れっこだったが、サイラスはポカンとしてその姿を見ていた。
そして……その日の深夜。カーラはそっと宿坊を抜け出して、ライアンの元に走った。
「あー……寝てますよね、えーと」
カーラは足元の小枝を拾って窓をコンコンと叩いた。
「起きないかぁ……あら鍵かかってないのね」
格子付きの窓の外窓は鍵がかかってなかった。カーラは窓をそっと開けると、少し迷った末にその小枝を中にぶん投げた。
「痛っ!」
それは見事に寝ていたライアンの頭を直撃した。痛みと衝撃で驚いて起きあがったライアンは部屋をキョロキョロと見渡して、窓から半分顔を出しているカーラを見つけた。
「カーラ……どうした……」
ライアンは静かに窓に近づき、カーラに声をかけた。
「エミリア様からこれを預かってきました」
「指輪……?」
ライアンは突然渡された指輪を訝しげに見たが、そこにファリントンの紋章を見て顔色を変えた。
「……イライアス・ファリントン」
祖父である王が重用していた外務大臣だ。
「エミリアがなぜ、これを……」
「今日、診察した患者からいただいたそうです。きっとライアン様の退屈が紛れるだろうから、と」
「そうか……」
ライアンはその指輪をぎゅっと拳の中に握りこんだ。有力貴族が自分の味方に付いた。これはその証拠だ。
「よくやった……よくやった……フレドリック……」
口を真一文字に引き結んで呟くライアンの姿に、カーラは何もかも良いように運ぶよう心の中でこっそりと祈りを捧げた。
「申し訳ない。こんな時に不用意に近づいて」
「それだけの理由があったのだと思います。……フレドリックさん」
フレドリックの謝罪に、エミリアはそっと首を振った。回復したイライアスは興味深そうにエミリアの顔を覗き混んだ。
「エミリア様、あなたが新しい聖女様か……時に我らのライアン様はご健勝であらせられるだろうか」
「私は直接は会えませんが……付き人の尼僧が良く連絡を取っております。風邪もひかず出された食事はよく食べていると。退屈だと言うのでいくつか本を差し入れました」
「そうですか……とにかく、ここが一番安全ではありますので退屈くらいは耐えて貰わねばですな」
三人は、ライアンが実はアーロイスを襲撃し軟禁状態にあることを知らない。嘘こそ言ってはいないが黙っているエミリアの胸は痛んだ。そんなエミリアの表情に気付かず、イライアスはそっと自分の填めていた指輪を外した。
「……その付き人の尼僧の方に、これを」
「これは……」
「きっとライアン様の退屈も少しは紛れるでしょう」
その指輪にはイライアスの家紋とイニシャルが入っている。それを見ればフレドリックがイライアスという有力貴族の協力を得ることが出来た事がきっと伝わるだろう。
「……時が満ちるまで」
「ええ、必ず渡します」
エミリアは頷いた。そして頼もしいライアンの腹心の部下達の姿をその目に焼き付けた。志高く、ライアンを次の主君と仰ぐ姿はエミリアには眩しく映った。
「では、大事になる前にお帰り下さい。……良き旅路を」
「は……」
そうして三人は中央教会を後にした。次にここに来る時は、きっとライアンを迎えに来る時だと心に決めて。
「エミリア様!」
エミリアが自室に戻ると、カーラがすっ飛んできた。
「教主様がお呼びです……!」
早速、お説教の時間らしい。エミリアはため息をつきながら教主の元へと向かった。
「勝手な行動をされては困ります、聖女様」
開口一番そう言われて、エミリアはこれまで以上にカチンときた。先程のライアンの部下達の姿を見てしまったせいもあるかもしれない。いつもならぐっと堪えて話を聞き流すところだったが、つい強い口調で答えてしまった。
「勝手と申しましても、患者を癒すのは聖女のつとめ。ましてや高位の回復術師の出払っている時に、なぜ!」
「あの者達は、ローダックでは微妙な立ち位置にいるのです。少しお考え下さい」
「他国の政ごとに中央教会が屈するのですか?」
エミリアが皮肉を込めて教主にそう言い返すと、彼はぐっと言葉を詰まらせた。
「……私は聖女としてあるべき姿でありたいだけです。お話がそれだけでしたら失礼します」
「ええ。分かりました。ただ……ご自分の立場も考えられた方がよろしいかと」
「……いつだって私は考えています」
エミリアはそう捨て台詞を残して、彼の元を去った。その後には苦い顔をした教主が一人、取り残された。
「叩き上げの実力者の僧達の指示を集めた聖女様か……」
「どうしたイライアス」
帰りの馬車の車中でイライアスは呟いた。フレドリックは窮屈そうに座席に体を押し込めながら、その言葉を聞いた。
「いや、教会を二分する争いの後でも教会の体質は変わらんのだな、と。権威と秘密が大好きなようだ」
「エミリア様は、本当に心根の優しい人だ」
「それは見て分かった。ただ、聖女が一人変わっただけでは……彼女は苦労しているだろうな」
「ああ……そうかもしれん」
旅の間の生き生きと信仰を語る姿と、先程のエミリアの姿はやはり違っていた。共に旅をした者として心配ではあるものの……今の彼らには他にやるべき事がある。
「ま、それはそれとしてだな、フレドリック」
「なんだ」
イライアスはフレドリックを見据えてニヤッと笑った。
「俺は『死ぬ』ぞ!」
「はぁ?」
「ああ、サイラス! お前もだ。お前も『死ね』」
「わ、私もですか……?」
呪いが解けた途端に突拍子もない事を言い出したイライアスだったが、そのいつもの悪巧みをしている顔を見てフレドリックは彼の考えを聞くことにした。
「なんで『死ぬ』んだ? せっかく助かったのに」
「なあに。死ぬような目にあったのは殺したいと思った奴がいるからだ。十中八九、アーロイスだろうが。だからお望み通り死んでやらないと」
「ふむ。なるほど」
「フレドリックは中央教会まで我々を運んだが。……まあ教会も俺達が来た事は伏せるだろう。で、力及ばず死なせてしまった。これで行こう。盛大な葬式もやるぞ!」
イライアスはそう言って高笑いをした。フレドリックはそんなイライアスには慣れっこだったが、サイラスはポカンとしてその姿を見ていた。
そして……その日の深夜。カーラはそっと宿坊を抜け出して、ライアンの元に走った。
「あー……寝てますよね、えーと」
カーラは足元の小枝を拾って窓をコンコンと叩いた。
「起きないかぁ……あら鍵かかってないのね」
格子付きの窓の外窓は鍵がかかってなかった。カーラは窓をそっと開けると、少し迷った末にその小枝を中にぶん投げた。
「痛っ!」
それは見事に寝ていたライアンの頭を直撃した。痛みと衝撃で驚いて起きあがったライアンは部屋をキョロキョロと見渡して、窓から半分顔を出しているカーラを見つけた。
「カーラ……どうした……」
ライアンは静かに窓に近づき、カーラに声をかけた。
「エミリア様からこれを預かってきました」
「指輪……?」
ライアンは突然渡された指輪を訝しげに見たが、そこにファリントンの紋章を見て顔色を変えた。
「……イライアス・ファリントン」
祖父である王が重用していた外務大臣だ。
「エミリアがなぜ、これを……」
「今日、診察した患者からいただいたそうです。きっとライアン様の退屈が紛れるだろうから、と」
「そうか……」
ライアンはその指輪をぎゅっと拳の中に握りこんだ。有力貴族が自分の味方に付いた。これはその証拠だ。
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