29 / 44
29
しおりを挟む
わたしは今でも彼を愛してる……。
甘い余韻に浸っているせいか、いつも以上に感情が強くなる。
なんの抵抗もなく、貴方のキスを受け入れるわたしははしたないでしょうか?
貴方の隣にいつまでもいたい……。
そんな事を考え、彼のキスに抵抗することもできずにいる。
「んっ…はっ…!…アレク様…。」
彼は抵抗できない私になお唇を強く押し付ける。押し付けられた柔らかい唇が感覚を麻痺させた。
「んっ…待って…っ!」
そう返した私に彼は唇を離して熱い瞳で口を開いた。
「芝居を打つことは分かっているが…君が他の男のところへ行くのは…どうしようもなく耐えられないっ…こんな僕を君は幻滅する?」
余裕もなく自信なさげな彼が意外だった。私から見れば彼はいつだってどんな時も堂々としているからだ。
わたしはそんな彼に幻滅するどころか愛おしさを感じた。
「私は、どんな貴方も愛しています。」
もう我慢出来なかった。婚約破棄されそれからは彼を追ってきた。そして彼からも同じ思いを感じた。
でもそのときには自分はただの平民であり使用人…彼の思いに応えることは許されない…。
そう思っていたのに…。
「……っ…!ジェニファ…っ…!」
私の言葉に彼は私を強く抱きしめた。
「君は何も気にしなくていい!悪いのは僕だ。だから僕だけを見ていてくれっ!」
私はこの言葉に歓喜した。涙が後から流れてくる。
「…はいっ…!私は今も昔も貴方だけを愛していますっ!」
わたしは彼の背中に手を回した。
「ジェニファ…。」
彼から愛おしい甘い声で名前を呼ばれた瞬間、ふわっと身体が中に浮いた。
「…っ…!」
驚き彼の顔を見上げると、彼は笑ってベッドに私を運び、そっとベッドの上に置かれた。
「…アレク様…?」
不安になり、彼の名を呼ぶと彼は微笑んだまま私の顔に顔を近づけ気づくと柔らかい唇が私の唇に重なった。
わたしは瞳を閉じて彼を受け入れた。優しいキスが啄むように触れては離れてを繰り返す。
そして次第に深くなる。わたしは彼の首に両手を回してそれに応えていく。
しばらくしてから彼の唇が私の首筋に移動する。
「…あっ…。」
肌の柔らかいところを刺激され声が自然に出てしまう。
「ジェニファ…。」
私の声に答えるように、私の名前を呼び刺激を強めていく。
「…はっ…あっ…っ!」
彼の甘い刺激に足の間をすり合わせてしまう。そんな私の様子を見た彼は首筋にキスを落としたまま、片腕で私の膨らんだ胸を揉みしだいた。
その瞬間、より強い快感が体に電気を通したかのように駆け回った。
甘い余韻に浸っているせいか、いつも以上に感情が強くなる。
なんの抵抗もなく、貴方のキスを受け入れるわたしははしたないでしょうか?
貴方の隣にいつまでもいたい……。
そんな事を考え、彼のキスに抵抗することもできずにいる。
「んっ…はっ…!…アレク様…。」
彼は抵抗できない私になお唇を強く押し付ける。押し付けられた柔らかい唇が感覚を麻痺させた。
「んっ…待って…っ!」
そう返した私に彼は唇を離して熱い瞳で口を開いた。
「芝居を打つことは分かっているが…君が他の男のところへ行くのは…どうしようもなく耐えられないっ…こんな僕を君は幻滅する?」
余裕もなく自信なさげな彼が意外だった。私から見れば彼はいつだってどんな時も堂々としているからだ。
わたしはそんな彼に幻滅するどころか愛おしさを感じた。
「私は、どんな貴方も愛しています。」
もう我慢出来なかった。婚約破棄されそれからは彼を追ってきた。そして彼からも同じ思いを感じた。
でもそのときには自分はただの平民であり使用人…彼の思いに応えることは許されない…。
そう思っていたのに…。
「……っ…!ジェニファ…っ…!」
私の言葉に彼は私を強く抱きしめた。
「君は何も気にしなくていい!悪いのは僕だ。だから僕だけを見ていてくれっ!」
私はこの言葉に歓喜した。涙が後から流れてくる。
「…はいっ…!私は今も昔も貴方だけを愛していますっ!」
わたしは彼の背中に手を回した。
「ジェニファ…。」
彼から愛おしい甘い声で名前を呼ばれた瞬間、ふわっと身体が中に浮いた。
「…っ…!」
驚き彼の顔を見上げると、彼は笑ってベッドに私を運び、そっとベッドの上に置かれた。
「…アレク様…?」
不安になり、彼の名を呼ぶと彼は微笑んだまま私の顔に顔を近づけ気づくと柔らかい唇が私の唇に重なった。
わたしは瞳を閉じて彼を受け入れた。優しいキスが啄むように触れては離れてを繰り返す。
そして次第に深くなる。わたしは彼の首に両手を回してそれに応えていく。
しばらくしてから彼の唇が私の首筋に移動する。
「…あっ…。」
肌の柔らかいところを刺激され声が自然に出てしまう。
「ジェニファ…。」
私の声に答えるように、私の名前を呼び刺激を強めていく。
「…はっ…あっ…っ!」
彼の甘い刺激に足の間をすり合わせてしまう。そんな私の様子を見た彼は首筋にキスを落としたまま、片腕で私の膨らんだ胸を揉みしだいた。
その瞬間、より強い快感が体に電気を通したかのように駆け回った。
0
あなたにおすすめの小説
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
「地味ブス」と捨てられた私、文化祭の大型スクリーンで王子様の裏の顔を全校生に配信します
スカッと文庫
恋愛
「お前みたいな地味女、引き立て役にもならないんだよ」
眼鏡にボサボサ頭の特待生・澪(みお)は、全校生徒が見守る中、恋人だった学園の王子・ハルトから冷酷に捨てられた。
隣には、可憐な微笑みを浮かべる転校生・エマ。
エマの自作自演により「いじめの犯人」という濡れ衣まで着せられ、学園中から蔑まれる澪。
しかし、彼女を嘲笑う者たちはまだ知らない。
彼女が眼鏡の奥に、誰もが平伏す「真実の美貌」と、学園さえも支配できる「最強の背景」を隠していることを――。
「……ねぇ、文化祭、最高のステージにしてあげる」
裏切りへのカウントダウンが今、始まる。
スクリーンの裏側を暴き、傲慢な王子と偽りのヒロインを奈落へ突き落とす、痛快・学園下剋上ファンタジー!
物置部屋に追いやられた伯爵令嬢ですが、公爵様に見初められて人生逆転しました〜妹の引き立て役だったのに、今では社交界の花と呼ばれています〜
丸顔ちゃん。
恋愛
伯爵家の令嬢セレナは、実母の死後、継母と義妹に虐げられて育った。
与えられた部屋は使用人以下の物置、食事は残飯、服はボロ。
専属侍女も与えられず、家の運営や帳簿管理まで押し付けられ、
失敗すれば鞭打ち――それが彼女の日常だった。
そんなある日、世間体のためだけに同行させられた夜会で、
セレナは公爵家の跡取りレオンと出会う。
「あなたの瞳は、こんな場所に閉じ込めていいものではない」
彼はセレナの知性と静かな強さに一瞬で心を奪われ、
彼女の境遇を知ると激怒し、家族の前で堂々と求婚する。
嫁ぎ先の公爵家で、セレナは初めて“人として扱われ”、
広い部屋、美味しい食事、優しい侍女たちに囲まれ、
独学で身につけた知識を活かして家の運営でも大活躍。
栄養と愛情を取り戻したセレナは、
誰もが振り返るほどの美しさを開花させ、
社交界で注目される存在となる。
一方、セレナを失った伯爵家は、
彼女の能力なしでは立ち行かず、
ゆっくりと没落していくのだった――。
虐げられた令嬢が、公爵の愛と自分の才能で幸せを掴む逆転物語。
狂おしいほど愛しています、なのでよそへと嫁ぐことに致します
ちより
恋愛
侯爵令嬢のカレンは分別のあるレディだ。頭の中では初恋のエル様のことでいっぱいになりながらも、一切そんな素振りは見せない徹底ぶりだ。
愛するエル様、神々しくも真面目で思いやりあふれるエル様、その残り香だけで胸いっぱいですわ。
頭の中は常にエル様一筋のカレンだが、家同士が決めた結婚で、公爵家に嫁ぐことになる。愛のない形だけの結婚と思っているのは自分だけで、実は誰よりも公爵様から愛されていることに気づかない。
公爵様からの溺愛に、不器用な恋心が反応したら大変で……両思いに慣れません。
もう我慢したくないので自由に生きます~一夫多妻の救済策~
岡暁舟
恋愛
第一王子ヘンデルの妻の一人である、かつての侯爵令嬢マリアは、自分がもはや好かれていないことを悟った。
「これからは自由に生きます」
そう言い張るマリアに対して、ヘンデルは、
「勝手にしろ」
と突き放した。
愛人を選んだ夫を捨てたら、元婚約者の公爵に捕まりました
由香
恋愛
伯爵夫人リュシエンヌは、夫が公然と愛人を囲う結婚生活を送っていた。
尽くしても感謝されず、妻としての役割だけを求められる日々。
けれど彼女は、泣きわめくことも縋ることもなく、静かに離婚を選ぶ。
そうして“捨てられた妻”になったはずの彼女の前に現れたのは、かつて婚約していた元婚約者――冷静沈着で有能な公爵セドリックだった。
再会とともに始まるのは、彼女の価値を正しく理解し、決して手放さない男による溺愛の日々。
一方、彼女を失った元夫は、妻が担っていたすべてを失い、社会的にも転落していく。
“尽くすだけの妻”から、“選ばれ、守られる女性”へ。
静かに離婚しただけなのに、
なぜか元婚約者の公爵に捕まりました。
薫る袖の追憶を捨て、月光の君に溺愛される
あとりえむ
恋愛
名門の姫君・茜は、夫の高彬に蔑まれ、寂れた離れで孤独な死を迎えた……
けれど意識が途切れた瞬間、視界を埋め尽くしたのは命を削って輝く緋色の夕映え。
目が覚めると、そこは高彬との婚約が決まったばかりの十五歳の春に戻っていた。
「二度目の人生では、誰のことも愛さず、ただあの方の幸せだけを願おう」
茜は、かつて自身の孤独を救ってくれた「最推し」の東宮・暁を、未来の知識で密かに支えることを決意する。
執着を捨て、元夫に無関心を貫く茜。
一方、高彬は自分に興味を失った茜の価値に気づき、今更遅い後悔に狂い始めるが……。
「見つけた。お前は俺の、運命の番だ」
正体を隠して東宮を支えていたはずが、冷徹な暁に見出され、逃げ場のないほどの執着と溺愛を注がれることに。
平安の雅な風情の中で描かれる、逆転と救済の物語。
最後は、二人が永遠の契りを交わす和歌で幕を閉じます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる