婚約破棄されても貴方が好き

はなおくら

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 アレク様は顔を歪ませて私を見つめる。何か声を掛けたいのに言葉が出てこず何も言わずに私も彼を見つめた。

 すると、彼はより一層顔を歪ませて私を抱きしめたかと思うと、熱く激しいキスを落とした。

「っ…アレク様…っ…!おやめくだっ…さい!」

 彼を落ち着かせたくて口を開くが何も言わせないかのように、激しく深くキスが落ちる。

 そうする間に背中のリボンを外された。

「きゃっ!」

 慌てて服を押さえつけて、彼の顔を見て首を振った。

「アレク様!落ち着いてください!」

 私がそういうと彼は声を荒立てて言った。

「君が他の男の為に用意した服なんて見たくもない!」

 そういうとおもむろにドレスを押さえていた私の手を引き剥がしドレスを脱がせた。

 今わたしは彼の目の前で下着姿のまま立っていたがそれが一層恥ずかしくなり、彼の熱い視線を避けようと目を逸らした。

 だが彼はその行動も許さず、強引に私の下着までも引き剥がした。

「アレク様…一体何を…!」

 戸惑う私に彼は私の体に荒々しくキスを落とし遠慮なく跡をつけて残した。

「ジェニ…愛してる…。君を…。君の気持ちを聞かせて欲しい…。」

 彼はそういうと私の足を引き上げて、私の下の敏感なところを撫でた。

「あっ…!」

 自然と恥ずかしい声が上がり身体が正直になってしまう。

 彼の愛撫は荒々しくあるのに嫌ではなかった。

 荒々しい中にも私を大切にしてくれていることがわかるほど丁寧でもあり、それがより一層彼を愛さずにはいられない。

 わたしは自ら手を伸ばして彼の首に絡みついた。

「アレク様…。」

 すると彼は私の顔を見つめて言った。

「ジェニ…君を私のものにしたい…。すまない…もう心が抑えられない…。」

 彼はそういうと瞳でいいか?と視線を送った。

 私はなんの迷いもなかった。だからこそ首を縦に振った。

 すると彼は妖しく微笑み私を抱きしめてより激しく愛撫を繰り返した。

「アレク様!…あっ…あっ!」

 彼からの愛が激しくて、自然と腰もねだるように動く。

 そんな私の様子に彼も気づいたのか、私の頬を手で包みキスを落としながら私の下に腰を進めていった。

「あっ…くっ…ああっ…。」

 はじめての体験だからか、甘い痛みがありつい彼の腕を掴み耐えた。

 そんな様子を彼は見つめており、私の気を紛らわせようと、唇や首筋にキスを繰り返した。

 そうしているうちに次第に慣れてきて身体が心とは裏腹にもっとと彼のものを締め付け出した。

 そんな体の反応がはしたないと、恥ずかしくなり手で顔を覆うと、彼からふっと笑う声が聞こえた。

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