31 / 44
姉の身代わりに
6.
しおりを挟む
小さくて艶めかしい肢体が、オーガストの身体の下にあった。
「リーゼル、愛してる。ずっと、俺の側にいて欲しい」
私も、とリーゼルは言いたかった。だが言えなかったのは、すぐさまその口をオーガストに塞がれたからだ。口づけは今までも何度か交わしたことはある。だが、こうやって互いに裸になって抱き合うのは今日が初めて。
「今日まで我慢した俺を褒めて欲しい」
とオーガストは笑っていた。
心が結ばれたことを知った時から、我慢しなくてもいいと言っていたリーゼルであったが、オーガストは変なところにこだわっていた。だから、今はまだ一線を超えていない二人。
オーガストは恐る恐る新妻の胸をふくらみの下の方から包み込んだ。ふわっとした柔らかい感触が、その手の平全体に伝わる。その頂だけは、ツンと尖っていて硬くなっていた。
柔らかさと硬さを堪能しているオーガストに、リーゼルは啼かされていた。彼がそこに触れるたびに、ぞくぞくとした快感が背中を駆け抜けていく。
赤ん坊のようにオーガストはその胸へとしゃぶりつく。本当に赤ん坊みたいだな、とリーゼルは思って「赤ちゃんみたい」と、つい口にしてしまった。すると、オーガストは舌で胸の頂をこねくり回すと、ざらっとした感覚がリーゼルを攻める。
「ひゃっ」
リーゼルの腰が跳ねた。
「君は、こうやって赤ん坊に胸を吸われるたびに、感じてしまうのか? 厭らしい身体だな」
どうやらリーゼルが赤ちゃんみたいと言ったことを根に持っているようだ。容赦なく、胸を舐めて舐ってかぶりつく。彼からの愛撫に声をあげて、その快感から逃れるようにしているリーゼルを、次なる快感が遅いかかってきた。
オーガストの太い指が、リーゼルの秘部に辿り着いたのだ。
「濡れてるな」
ぐちゅっという、淫らな粘着音が響いた。
「あ、ふっ……」
見なくても器用に一番感じる突起に指を這わすオーガストの顔を、恨めしそうにリーゼルは見た。
「そんな目で俺を見ないでくれ。我慢が、できなくなる……」
熱い息がオーガストから吐き出された。と同時に、ニヤリと何かを企むような怖い笑顔を浮かべている。
リーゼルの太ももの内側に手をかけたオーガストは、その下部に顔を埋めた。
「リーゼルの甘い香りがする」
秘芽を舌先でツンとつつくと、ひっとリーゼルの腰が引ける。オーガストはがっしりと彼女の腰を逃げないように押さえつけた。舌で敏感なところを攻め立てると、リーゼルからは嬌声が漏れてきた。
オーガストの行為を受け入れるたびに、ぞくぞくぞくっと爪の先まで快感が走る。
「あぁ、いやっ、いやっ……」
リーゼルの頭の中に光が走った。どろりと、さらに愛液が溢れ始める。それを指で拭ったオーガストは、しっかりと濡れそぼっている蜜窟に太い指をつっぷりと入れた。指がリーゼルの中を行き来するたびに、ぐちゅぐちゅという淫らな音が響く。次第に指も増やされ、そこはオーガストを受け入れるようにと、柔らかく解れていく。
「痛くはないか?」
「ん……」
先ほどの衝撃で息があがってしまったリーゼルは、そのようにしか返事ができない。身体が熱くて、下腹部はじんじんと痺れている。
「リーゼル。挿れるぞ……」
また、オーガストから熱い息が漏れた。
「ん……」
そのように返事をしたリーゼルであるが、そそり立つオーガスト自身を目にして息を飲む。
「あまり見るな」
そうやって照れるオーガストも可愛いと思えるのだが、これから始まる行為に心臓はバクバクと高鳴っていた。オーガストは、彼女から溢れる愛液をそそり立つ己に擦りつけた。そして、狭い蜜口へその先端をあてる。
何かの圧にリーゼルの腰がまた逃げようとしたが、オーガストの手がそれを許そうとはしない。狭い蜜洞を広げるかのように、オーガストが攻め入ってくる。
初めてそこに彼を受け入れた。痛みで眉根を寄せるリーゼルは、くっと顎を背ける。すかさずオーガストの手が飛んできて、優しく頬を撫でると「すまない」と呟いてから、優しく口づける。リーゼルも痛みを逃すかのように彼の背に伸ばした手に力を入れる。
すっと唇が離れると「全部入ったぞ」と嬉しそうにオーガストが口にする。
彼と繋がった場所は少し痛むものの、それを飲み込むことができた幸福感の方が勝っていた。
「リーゼルはあったかいな」
優しく声をかけてくれるオーガストではあるが、リーゼルから溢れるのは息も絶え絶えな喘ぎ声のみ。いろいろと彼には伝えたいことがあるのに、その言葉が喘ぐ声に飲み込まれてしまう。
「動くぞ……」
リーゼルの身体の負担を考えて我慢していたようだ。だが、その我慢もそろそろ限界だった。何しろ、結婚式を挙げるまでは彼女を抱かないと決めていたオーガスト。彼女に思いを告げ、彼女の想いを受け入れた時から、こうなることを望んでいたにも関わらず。
オーガストは我を忘れて、愛する新妻の中をまさぐった。ぐじゅぐじゅという水音が厭らしく響くと共に、獣のように腰を打ち付ける打擲音が響く。
「リーゼル。俺の子を孕んでくれ」
オーガストは彼女の最奥で爆ぜた。
「リーゼル、愛してる。ずっと、俺の側にいて欲しい」
私も、とリーゼルは言いたかった。だが言えなかったのは、すぐさまその口をオーガストに塞がれたからだ。口づけは今までも何度か交わしたことはある。だが、こうやって互いに裸になって抱き合うのは今日が初めて。
「今日まで我慢した俺を褒めて欲しい」
とオーガストは笑っていた。
心が結ばれたことを知った時から、我慢しなくてもいいと言っていたリーゼルであったが、オーガストは変なところにこだわっていた。だから、今はまだ一線を超えていない二人。
オーガストは恐る恐る新妻の胸をふくらみの下の方から包み込んだ。ふわっとした柔らかい感触が、その手の平全体に伝わる。その頂だけは、ツンと尖っていて硬くなっていた。
柔らかさと硬さを堪能しているオーガストに、リーゼルは啼かされていた。彼がそこに触れるたびに、ぞくぞくとした快感が背中を駆け抜けていく。
赤ん坊のようにオーガストはその胸へとしゃぶりつく。本当に赤ん坊みたいだな、とリーゼルは思って「赤ちゃんみたい」と、つい口にしてしまった。すると、オーガストは舌で胸の頂をこねくり回すと、ざらっとした感覚がリーゼルを攻める。
「ひゃっ」
リーゼルの腰が跳ねた。
「君は、こうやって赤ん坊に胸を吸われるたびに、感じてしまうのか? 厭らしい身体だな」
どうやらリーゼルが赤ちゃんみたいと言ったことを根に持っているようだ。容赦なく、胸を舐めて舐ってかぶりつく。彼からの愛撫に声をあげて、その快感から逃れるようにしているリーゼルを、次なる快感が遅いかかってきた。
オーガストの太い指が、リーゼルの秘部に辿り着いたのだ。
「濡れてるな」
ぐちゅっという、淫らな粘着音が響いた。
「あ、ふっ……」
見なくても器用に一番感じる突起に指を這わすオーガストの顔を、恨めしそうにリーゼルは見た。
「そんな目で俺を見ないでくれ。我慢が、できなくなる……」
熱い息がオーガストから吐き出された。と同時に、ニヤリと何かを企むような怖い笑顔を浮かべている。
リーゼルの太ももの内側に手をかけたオーガストは、その下部に顔を埋めた。
「リーゼルの甘い香りがする」
秘芽を舌先でツンとつつくと、ひっとリーゼルの腰が引ける。オーガストはがっしりと彼女の腰を逃げないように押さえつけた。舌で敏感なところを攻め立てると、リーゼルからは嬌声が漏れてきた。
オーガストの行為を受け入れるたびに、ぞくぞくぞくっと爪の先まで快感が走る。
「あぁ、いやっ、いやっ……」
リーゼルの頭の中に光が走った。どろりと、さらに愛液が溢れ始める。それを指で拭ったオーガストは、しっかりと濡れそぼっている蜜窟に太い指をつっぷりと入れた。指がリーゼルの中を行き来するたびに、ぐちゅぐちゅという淫らな音が響く。次第に指も増やされ、そこはオーガストを受け入れるようにと、柔らかく解れていく。
「痛くはないか?」
「ん……」
先ほどの衝撃で息があがってしまったリーゼルは、そのようにしか返事ができない。身体が熱くて、下腹部はじんじんと痺れている。
「リーゼル。挿れるぞ……」
また、オーガストから熱い息が漏れた。
「ん……」
そのように返事をしたリーゼルであるが、そそり立つオーガスト自身を目にして息を飲む。
「あまり見るな」
そうやって照れるオーガストも可愛いと思えるのだが、これから始まる行為に心臓はバクバクと高鳴っていた。オーガストは、彼女から溢れる愛液をそそり立つ己に擦りつけた。そして、狭い蜜口へその先端をあてる。
何かの圧にリーゼルの腰がまた逃げようとしたが、オーガストの手がそれを許そうとはしない。狭い蜜洞を広げるかのように、オーガストが攻め入ってくる。
初めてそこに彼を受け入れた。痛みで眉根を寄せるリーゼルは、くっと顎を背ける。すかさずオーガストの手が飛んできて、優しく頬を撫でると「すまない」と呟いてから、優しく口づける。リーゼルも痛みを逃すかのように彼の背に伸ばした手に力を入れる。
すっと唇が離れると「全部入ったぞ」と嬉しそうにオーガストが口にする。
彼と繋がった場所は少し痛むものの、それを飲み込むことができた幸福感の方が勝っていた。
「リーゼルはあったかいな」
優しく声をかけてくれるオーガストではあるが、リーゼルから溢れるのは息も絶え絶えな喘ぎ声のみ。いろいろと彼には伝えたいことがあるのに、その言葉が喘ぐ声に飲み込まれてしまう。
「動くぞ……」
リーゼルの身体の負担を考えて我慢していたようだ。だが、その我慢もそろそろ限界だった。何しろ、結婚式を挙げるまでは彼女を抱かないと決めていたオーガスト。彼女に思いを告げ、彼女の想いを受け入れた時から、こうなることを望んでいたにも関わらず。
オーガストは我を忘れて、愛する新妻の中をまさぐった。ぐじゅぐじゅという水音が厭らしく響くと共に、獣のように腰を打ち付ける打擲音が響く。
「リーゼル。俺の子を孕んでくれ」
オーガストは彼女の最奥で爆ぜた。
31
あなたにおすすめの小説
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
鬼より強い桃太郎(性的な意味で)
久保 ちはろ
恋愛
桃太郎の幼馴染の千夏は、彼に淡い恋心を抱きつつも、普段から女癖の悪い彼に辟易している。さらに、彼が鬼退治に行かないと言い放った日には、千夏の堪忍袋の緒も切れ、彼女は一人鬼ヶ島に向かう。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる