【R18】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私

澤谷弥(さわたに わたる)

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第八章(12)

 恍惚とこちらを見下ろすラウルの下穿きに、リネットが手をかける。
 腹につくほど雄々しい男根が、ぶるんと飛び出た。

「リネット。俺のも触ってくれ」

 リネットの身体を起こしたラウルは、ベッドの上であぐらをかく。そこの間から生える熱杭に、リネットは両手を添えた。

 これほどまで熱くて太く長いものが、自分の身体の中に入るとは不思議なものだ。
 両手で包み込み、ゆっくりと上下に擦る。

「うっ……」

 ラウルから苦しそうな声がこぼれる。芯を帯び、硬くなる肉棒に唇を近づけた。

「あっ、お、おい。リネット……」

 まずはてっぺんに、ちゅっと口づけた。すでに先走りで濡れるそこは、どこか塩辛いような変な味がする。そのまま大きく口に含んだ。

「くっ……」

 幾度となく愛し合っても、リネットのほうから積極的に触れたのは、今が初めてだ。
 それはラウルが尽くす系で、されるよりもするほうを好むから。

 でもリネットだって彼に気持ちよくなってもらいたい。与えられるだけでなく、与えたい。
 彼の逸物は大きすぎて、すべてを口に含むのは無理だった。入らない部分は指で輪っかを作り、刺激を与える。裏筋を舌で舐めてみたり、口をすぼめ顔を上下させてみたりと。

 そのたびにラウルからは唸るような声が聞こえる。

「きもち、いい。れふか?」

 咥えたままそう尋ねたとき、ラウルは腰を引いて逃げた。

「危ない……出そうだったじゃないか」

 ふぅふぅと気持ちを落ち着けると、睨むような視線を向けてきた。

「今日は君からいれなさい」

 リネットの身体を軽々と持ち上げ、体面で座らせる。

「私、から?」
「そうだ。お互いこれだけ濡れていれば、すんなり入る。そのままこっちに来て、腰を下ろせばいい」

 ぎらぎらと情欲あふれる眼差しは、有無を言わせぬ迫力がある。
 リネットはおずおずとラウルのほうに寄り添い、一度腰を浮かせる。

「そのまま腰を下ろしなさい。これに手を添えて」

 そそり立つ棒に手を添えつつ、リネットはゆっくりと腰を下ろした。
 くちゅっと入り口に熱が触れる。体液でつるっと滑り、芽をかすめる。

「あっ……ん」
「しっかり支えれば入る」

 その言葉に誘われ、もう一度しっかりと男根を握りしめ腰を落とすと、すんなりと入ってきた。

「あっ」

 浅いところからそれ以上、先に進めない。気持ちよすぎて、身体をラウルに預ける。

「足を伸ばしなさい」

 彼に身体を支えてもらいながら足を伸ばせば、二人の接合を邪魔するものはない。
 いつもよりも深い場所まで入ってくる感覚に、彼の身体にしがみついた。

 これではまるで串刺しだ。

「動けるか?」
「む……むり……」

 入れただけだというのに、いつもと違う体位は感じ方が異なる。

「だったら、俺が動いてもいいか? 生殺し状態だ……」
「はいっ……んっ」

 返事をしたとたんに、彼が突き上げるように動き始めた。

「やっ……あっ、あっ……ん、んっ……」

 これではまるで暴れ馬に乗っているかのよう。彼が突き上げるたびに、リネットの身体は跳ねる。

「すごいな……リネットのおっぱいが……ぽよんぽよん跳ねてる」
「やっ……ああっ……」

 振り落とされそうな勢いで、ぎゅっとラウルの腕にしがみついた。
 接合部からはぐちゅぐちゅと淫乱な音が聞こえる。

「だめっ……もう……いっちゃう、いく、いくのっ……」

 膣襞が擦れ、熱が高まる。お腹の奥が熱くて、さらにその奥は甘く疼く。
 それでも彼は動くのをやめない。

「ふんっ、ふんっ……」

 下からの突き上げは、もっと激しくなる。

「やぁっ……んっ……」

 リネットの中の高まった熱が弾け、ピシャッと大量の愛液が飛び出た。

「うっ……」

 最後に大きく突き上げた後、ラウルの動きが止まった。どくんどくんと肉棒が中で震えている。
 リネットは彼にしがみついたまま、その熱を感じていた。

 もちろん、ラウルのことだからこれで終わるはずがない。
 夜はまだまだ明けない。
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