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それぞれの戦い編
アーヤの戦い、その1
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※アーヤのセリフは全部文字です
エンシ・・・。自分から帝国兵に捕らえられてしまった。
続々と帝国軍がリコーンから撤退していく、エンシのおかげね。
あんなに頑張って旅をして、あんなケガを負って、更には災いをもたらす者だからって処刑されてしまうの? エンシが何をしたっていうの? エンシがこの世界を滅ぼすというのなら、悪いのはこの世界の方なんだわ。
エンシとの出会いは突然だった。ふと目が覚めると目の前で寝てて、私は声が出せなくなっていた。
どうやら私は帝国軍に襲われて、家族、記憶、あと声を失ったらしいということはなんとなくわかった。一人では心細かったし、一緒にいるということはもともと仲が良かったんだろうと思って、付いていくことにした。
エンシはこの世界の事を何も知らなかった。文字も読めなかった。旅をしながらいろんな質問をされた。答えられる限り答えようとした、エンシはとても優しかった。
困った事があると自ら立ち向かっていった。行商人から情報を聞き出す時も冷や汗をかいていた。
エンシは他人が怖いと言っていた。飲み屋に話を聞きに行った時、扉の前で突然立ち止まってしまった。どうしたんだろうと顔を見るととても怯えていたわ。手も震えてた。本当に怖かったのね、それなのにがんばって立ち向かっていったのね、、。私も何かしてあげたくて、無理やりだけどエンシを飲み屋の中に引っ張った。とりあえず目の前のお客さんに突っ込んじゃったけど、声が出せない私の代わりにうまく話をしてくれた。
私もエンシの力になりたかった。たまに自分で何かを決めてどこかへ行こうとするから、エンシがどこかに行ってしまうんじゃないかって、怖くて無理やり付いていった。
一緒に働いた時も、汗をいっぱい拭きながら必死に仕事していたね。みるみる覚えて行って、本当にすごいと思った。
その後気づいたときは人力車?という乗り物に乗っていたわ。その間エンシがおんぶしてくれたんだよね? あまり覚えてないけど、男の子の匂いがした気がする。
エンシがいつの間にかすごいケガをしてて、ジャスミンに助けてもらって。エンシが診療所で叫んでいるのを聞くのがとてもツラかった、、。久しぶりに落ち着いてエンシとお話ししながらリコーンを散歩した、エンシといるととても落ち着いた。
リコーンも襲われて、あんな状態で兵士とも戦って、自分が災いをもたらす者かもしれないと、帝国軍の襲撃を終わらせようとして・・・
嫌だ! 私はエンシともっと一緒にいたい、エンシとお話しがしたい、エンシの笑顔が見たい、エンシと手を繋ぎたい、エンシと散歩したい、エンシの寝顔が見たい、、、、
『エンシを絶対に助ける』
「私、クルトに行きたい」
「クルトに? どうして?」ジャスミンが尋ねる
「クルトには私の大事な記憶があると思う。エンシの秘密にも関わる記憶が。そして、もしトラウマを克服できれば、声が出るようになるかもしれない」
「クルトから城まで行って、エンシの処刑に間に合うのか?」とレーナさん
「おそらく大丈夫だわ。ハイウェル将軍の話によると、暴動を治めるためにエンシを処刑すると。きっと大々的に告知して、多くの民衆の前で処刑しないと意味が無いはずだわ。それに、私たち3人だけじゃどっちみちエンシを助けることはできないし。」ジャスミンは本当に頭が良い、エンシと同じくらいかしら?
「狩人の知り合いがいるの。少ししか会ったことないけれど、クルトにいるはずだわ。力になってくれるかもしれない」
エンシががんばってお話ししてくれた、あの3人の狩人の方。まだクルトにいてくれると良いけど
「わかった。迷っている暇はない、すぐに向かいましょう。時間は多くは残ってないわ」
ジャスミンの一言でクルトに向けて歩き出す
「おーい!みなさーん!」遠くから誰かが走ってくる
「あなたは、リコーンの人力車の運転手さん!?」ジャスミンが答える
「そうです! 良かった!生きてたんですね!」
「後ろに背負っているのは何ですか?」
「これは人力車です! 商売道具をみすみす置いていけませんよ!体力には自信があるんです、折りたたんで泳いできちゃいました!」
「あんたよくやるねぇ!」レーナさんが褒める
「2年間、研修で毎日リコーンの外周を人力車を引いて走ってましたから!」お兄さんが笑顔で言う。
「お願いがあります。私たちをクルトまで乗せてくれませんか?」
「クルトですね? お安い御用ですよ!」全然疲れていないみたいだけど、すごい体力ね。
お兄さんが人力車を組み立て始める
「さ、乗ってください! お代はこの前お嬢ちゃんからもらった500ヤンに入れておきますよ!」
私たち3人を人力車に乗せてお兄さんが走り出す
「あんた、名前は?」レーナさんが訪ねる
「俺はタビっていいます! よろしくです!」走りながらでも余裕で話している
とりあえずやる事は決まった。まずは、クルトね!
エンシ・・・。自分から帝国兵に捕らえられてしまった。
続々と帝国軍がリコーンから撤退していく、エンシのおかげね。
あんなに頑張って旅をして、あんなケガを負って、更には災いをもたらす者だからって処刑されてしまうの? エンシが何をしたっていうの? エンシがこの世界を滅ぼすというのなら、悪いのはこの世界の方なんだわ。
エンシとの出会いは突然だった。ふと目が覚めると目の前で寝てて、私は声が出せなくなっていた。
どうやら私は帝国軍に襲われて、家族、記憶、あと声を失ったらしいということはなんとなくわかった。一人では心細かったし、一緒にいるということはもともと仲が良かったんだろうと思って、付いていくことにした。
エンシはこの世界の事を何も知らなかった。文字も読めなかった。旅をしながらいろんな質問をされた。答えられる限り答えようとした、エンシはとても優しかった。
困った事があると自ら立ち向かっていった。行商人から情報を聞き出す時も冷や汗をかいていた。
エンシは他人が怖いと言っていた。飲み屋に話を聞きに行った時、扉の前で突然立ち止まってしまった。どうしたんだろうと顔を見るととても怯えていたわ。手も震えてた。本当に怖かったのね、それなのにがんばって立ち向かっていったのね、、。私も何かしてあげたくて、無理やりだけどエンシを飲み屋の中に引っ張った。とりあえず目の前のお客さんに突っ込んじゃったけど、声が出せない私の代わりにうまく話をしてくれた。
私もエンシの力になりたかった。たまに自分で何かを決めてどこかへ行こうとするから、エンシがどこかに行ってしまうんじゃないかって、怖くて無理やり付いていった。
一緒に働いた時も、汗をいっぱい拭きながら必死に仕事していたね。みるみる覚えて行って、本当にすごいと思った。
その後気づいたときは人力車?という乗り物に乗っていたわ。その間エンシがおんぶしてくれたんだよね? あまり覚えてないけど、男の子の匂いがした気がする。
エンシがいつの間にかすごいケガをしてて、ジャスミンに助けてもらって。エンシが診療所で叫んでいるのを聞くのがとてもツラかった、、。久しぶりに落ち着いてエンシとお話ししながらリコーンを散歩した、エンシといるととても落ち着いた。
リコーンも襲われて、あんな状態で兵士とも戦って、自分が災いをもたらす者かもしれないと、帝国軍の襲撃を終わらせようとして・・・
嫌だ! 私はエンシともっと一緒にいたい、エンシとお話しがしたい、エンシの笑顔が見たい、エンシと手を繋ぎたい、エンシと散歩したい、エンシの寝顔が見たい、、、、
『エンシを絶対に助ける』
「私、クルトに行きたい」
「クルトに? どうして?」ジャスミンが尋ねる
「クルトには私の大事な記憶があると思う。エンシの秘密にも関わる記憶が。そして、もしトラウマを克服できれば、声が出るようになるかもしれない」
「クルトから城まで行って、エンシの処刑に間に合うのか?」とレーナさん
「おそらく大丈夫だわ。ハイウェル将軍の話によると、暴動を治めるためにエンシを処刑すると。きっと大々的に告知して、多くの民衆の前で処刑しないと意味が無いはずだわ。それに、私たち3人だけじゃどっちみちエンシを助けることはできないし。」ジャスミンは本当に頭が良い、エンシと同じくらいかしら?
「狩人の知り合いがいるの。少ししか会ったことないけれど、クルトにいるはずだわ。力になってくれるかもしれない」
エンシががんばってお話ししてくれた、あの3人の狩人の方。まだクルトにいてくれると良いけど
「わかった。迷っている暇はない、すぐに向かいましょう。時間は多くは残ってないわ」
ジャスミンの一言でクルトに向けて歩き出す
「おーい!みなさーん!」遠くから誰かが走ってくる
「あなたは、リコーンの人力車の運転手さん!?」ジャスミンが答える
「そうです! 良かった!生きてたんですね!」
「後ろに背負っているのは何ですか?」
「これは人力車です! 商売道具をみすみす置いていけませんよ!体力には自信があるんです、折りたたんで泳いできちゃいました!」
「あんたよくやるねぇ!」レーナさんが褒める
「2年間、研修で毎日リコーンの外周を人力車を引いて走ってましたから!」お兄さんが笑顔で言う。
「お願いがあります。私たちをクルトまで乗せてくれませんか?」
「クルトですね? お安い御用ですよ!」全然疲れていないみたいだけど、すごい体力ね。
お兄さんが人力車を組み立て始める
「さ、乗ってください! お代はこの前お嬢ちゃんからもらった500ヤンに入れておきますよ!」
私たち3人を人力車に乗せてお兄さんが走り出す
「あんた、名前は?」レーナさんが訪ねる
「俺はタビっていいます! よろしくです!」走りながらでも余裕で話している
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