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6話
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ピピピピー!
「うーぁああ!」
もう朝か~。目覚まし止めないと…でも動きたくないー
俺は目覚まし時計をベッドから少し離れた所に置いて、起きないとアラームを止められないようにしている。
「あー、うるさいなぁ」
ピピピピ、スン…
あれ?
アラームが止まった
今までそんな事あったっけ?
「ふわぁ~あ~あ」
まぁいっか、眠いなー
いつものように朝ご飯を食べ、準備する。何の変哲もない日常…
「いってきまーす」
親に軽く挨拶をして家を出る。
「よいしょっと」
イヤホンを取り出し曲を流す。今のブームは国民的歌姫『雛菊 鞠(ヒナギク マリ)』愛称はデイジーマリ。
”松山聖子の再来”と呼ばれ、ダンスはほとんど無し、歌唱力に特化したスタイルでここまでのし上がった。公式yourtubeチャンネルの登録者は余裕のミリオン超え、再生数も世界のアーティストと互角以上だ。
あまり大きな声で言いたくはないが、俺は無類の声フェチで、彼女の歌声・地声共にどんぴしゃりなのだ!
去年彼女がリリースした『君は私のスターライト』が1番好きで、聴かない日は無い。
時に激しく、時に切なく、たった4,5分の中で様々な表情を見せ、歌詞も”応援してくれるみんなが私の力になる”といったポジティブな内容。彼女がライブの際、自分のために必死にペンライトを振ってくれるお客さんを見て星のようだと思ったところからできたそうだ。
そんなファン全開なことを思っているうちにあっという間に学校に着いた。
外したワイヤレスイヤホンを学ランのポケットに入れたその時、何も入ってるはずのないポケットに何か入っていることに気づいた。
取り出すと、それは家の鍵だ。
「あれ、なんで?」
いつもはキーケースの中に入れているのに…
慌ててキーケースを見てみると、いつもついているはずの鍵が無くなっていて、鍵がもともと引っかかっているはずの金具が壊れていた。
ならどうして鍵がポケットに入っていたんだろう?
俺が無意識のうちに入れといたんだろう、それしか考えられないし…。
まぁ、深く考えても仕方ないか。何事もなく教室の中に入っていった。
----------------------------------------------------------------------------------------------
飛んで昼を回り午後、理科の授業が理科室で教室からけっこう距離がある。
俺は昇たちと向かっている途中、忘れ物に気づき一人教室に急ぎ足で戻っていた。
「やべ、ギリギリだな…。」
「そこのあなた!」いきなり誰かから呼び止められた
「あ、はい?」
振り向くと、長髪、前髪でほとんど目が見えない女子生徒がいた。
「あなた…。幽霊が出る場所とか行きましたか?」
なんでそんな事きくんだろう?まぁ、肝試しにはこの前行ったからなー。
「一応、この前肝試しに行きましたけど…。」
「あなた、憑かれてますね、、霊に」
「え、、」
「しっかり憑いてます」
いきなり知らない人にそんな事言われても…。でも、ここ数日のおかしな現象って…。
「あ、でも心配いりません」
「大丈夫なんですか!?」
「この方はあなたに危害を加える気はないようです、むしろ、、気に入られています」
「え?」
「あなたは霊に気に入られていて、軽く守られています。ちょっとした災難なら、振り払ってくれるかもしれませんね…」
「そ、そうですか…」
「最後に、、」
「なんでしょう?」
「この方、とてもお綺麗です、、。ビックリしてしまいました…では」
そういうとそそくさと行ってしまった。
一方的に、とんでもないことを言われてしまった。
今、俺には美人な霊が憑いていて、守ってくれているらしい…。鍵も霊が拾ってくれたのだろうか?
そんなこと俺にはわからないし、幽霊が見えるわけでもない。
まぁ、ほっといても大丈夫だということだよな?
「霊にモテてもねぇ…」
もやもやした気分のまま、俺は理科室に向かったのだった。
「うーぁああ!」
もう朝か~。目覚まし止めないと…でも動きたくないー
俺は目覚まし時計をベッドから少し離れた所に置いて、起きないとアラームを止められないようにしている。
「あー、うるさいなぁ」
ピピピピ、スン…
あれ?
アラームが止まった
今までそんな事あったっけ?
「ふわぁ~あ~あ」
まぁいっか、眠いなー
いつものように朝ご飯を食べ、準備する。何の変哲もない日常…
「いってきまーす」
親に軽く挨拶をして家を出る。
「よいしょっと」
イヤホンを取り出し曲を流す。今のブームは国民的歌姫『雛菊 鞠(ヒナギク マリ)』愛称はデイジーマリ。
”松山聖子の再来”と呼ばれ、ダンスはほとんど無し、歌唱力に特化したスタイルでここまでのし上がった。公式yourtubeチャンネルの登録者は余裕のミリオン超え、再生数も世界のアーティストと互角以上だ。
あまり大きな声で言いたくはないが、俺は無類の声フェチで、彼女の歌声・地声共にどんぴしゃりなのだ!
去年彼女がリリースした『君は私のスターライト』が1番好きで、聴かない日は無い。
時に激しく、時に切なく、たった4,5分の中で様々な表情を見せ、歌詞も”応援してくれるみんなが私の力になる”といったポジティブな内容。彼女がライブの際、自分のために必死にペンライトを振ってくれるお客さんを見て星のようだと思ったところからできたそうだ。
そんなファン全開なことを思っているうちにあっという間に学校に着いた。
外したワイヤレスイヤホンを学ランのポケットに入れたその時、何も入ってるはずのないポケットに何か入っていることに気づいた。
取り出すと、それは家の鍵だ。
「あれ、なんで?」
いつもはキーケースの中に入れているのに…
慌ててキーケースを見てみると、いつもついているはずの鍵が無くなっていて、鍵がもともと引っかかっているはずの金具が壊れていた。
ならどうして鍵がポケットに入っていたんだろう?
俺が無意識のうちに入れといたんだろう、それしか考えられないし…。
まぁ、深く考えても仕方ないか。何事もなく教室の中に入っていった。
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飛んで昼を回り午後、理科の授業が理科室で教室からけっこう距離がある。
俺は昇たちと向かっている途中、忘れ物に気づき一人教室に急ぎ足で戻っていた。
「やべ、ギリギリだな…。」
「そこのあなた!」いきなり誰かから呼び止められた
「あ、はい?」
振り向くと、長髪、前髪でほとんど目が見えない女子生徒がいた。
「あなた…。幽霊が出る場所とか行きましたか?」
なんでそんな事きくんだろう?まぁ、肝試しにはこの前行ったからなー。
「一応、この前肝試しに行きましたけど…。」
「あなた、憑かれてますね、、霊に」
「え、、」
「しっかり憑いてます」
いきなり知らない人にそんな事言われても…。でも、ここ数日のおかしな現象って…。
「あ、でも心配いりません」
「大丈夫なんですか!?」
「この方はあなたに危害を加える気はないようです、むしろ、、気に入られています」
「え?」
「あなたは霊に気に入られていて、軽く守られています。ちょっとした災難なら、振り払ってくれるかもしれませんね…」
「そ、そうですか…」
「最後に、、」
「なんでしょう?」
「この方、とてもお綺麗です、、。ビックリしてしまいました…では」
そういうとそそくさと行ってしまった。
一方的に、とんでもないことを言われてしまった。
今、俺には美人な霊が憑いていて、守ってくれているらしい…。鍵も霊が拾ってくれたのだろうか?
そんなこと俺にはわからないし、幽霊が見えるわけでもない。
まぁ、ほっといても大丈夫だということだよな?
「霊にモテてもねぇ…」
もやもやした気分のまま、俺は理科室に向かったのだった。
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