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片思いフレンズ 第3章
I watch your fear.
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「上空にいる」
立花が俺の肩を叩いてそう教えてくれた。
俺の心を何度察すれば気が済むんだ。立花に促され空を見上げてみる。
俺の目には、天高くから落ちてくるくそロン毛が見えた。
ありえない高さから落下して、何事も無かったかのようにスタスタ歩き出す。少年マンガを読んでたら強キャラ描写あるあるの1つなんだが、こいつも例外ではなかった。
ハンマーで岩を砕き割ったような凄まじい音が響いたかと思うと、近くにいた工藤と早瀬を蹴り飛ばした。
瞬間、望月の超高速ダッシュを見切ったくそロン毛は、プロの体操選手もビビるくらいのバク転で望月の背後へ周り込み、手をかざした。
「……? 」
何をされるのか分からず、一瞬フリーズする望月。ところが、
ボムっ!
まるでなにかが破裂したかのような爆発音と共に、望月が一瞬で吹き飛ばされた。
「な……」
思わず絶句しているのは俺だ。他のみんなは割と冷静そうな顔をしている。もちろん、平然としているわけではないが。
「アイツ……くそロン毛の能力は、上位版掃除機じゃなかったのか……? 」
「彼の能力は、引力と斥力」
やや間があった。立花は俺にポツリと告げると、俺の顔をじっくりと見た。
なんだ? 驚きのリアクションでも欲しかったのか? 悪いな立花、
「斥力って……なんだ? 」
俺には斥力の意味がわからん。驚きのリアクションなんて出来るわけがない。
「2つの物体が互いにはねかえそうとする力。同種の電気・磁気を持つものの間などに認められる」
なるほど分からん。
「つまり……どういうことだってばよ」
「磁石で言うなら、同じ極同士を近づけた時に発生する」
やっと分かった。立花がたとえを持ち出して説明するなんて意外だが、なるほど、磁石の反発がそれなのか。
「ってことは、互いを引き合う能力と互いを反発させる能力を持ってるってわけか」
立花はゆっくりと答えた。
「そう」
さて、その間も敵さんが空気を読んで待っててくれたわけがなかった。
白鳥を筆頭にくそロン毛と戦っていたのだ。
望月はさっきの……えーと、斥力だっけ? アレのせいで負傷してしまったようだ。一刻でも早く回復するように、立花の後ろで待機している。
「どうした? 全員でかかってきても私はかまわんぞ? 」
くそロン毛……そんな挑発してたらまたフラグ建っちまうぜ!
「お望みとあらば、加勢させてもらう」
え? 立花、お前今まで舐めプしてたのか? こっちはこっちでフラグ建築しちまったじゃねぇか……。
立花がくそロン毛に向かって手をかざすと、遠くの方から気味の悪い、風を切る音が聞こえてきた。しかも音の鳴る方から何かが近づいてきている。
あー……何が来るか、俺にはもう予想できちまった。Jアラート鳴らねぇよな? ドヤ顔でその名前を言ったら、少しは相手を煽れるかもしれない。ここは思い切って、今までビビらせてくれた仕返しに煽ってやろうか。
「おいくそロン毛! 」
くそロン毛が俺の顔をギロりと睨んだ。
「そこにミ……」
ドゴオォッ!
凄まじい轟音と爆炎が、俺の言葉を遮った。それどころかその衝撃で、俺まで吹き飛ばされそうになった。
おいふざけんな立花、タイミングってもんがあるだろ! もうちょいくらい待ってくれたって……
「マスター、助かった。礼を言う」
「え? 」
「あなたが敵を引き付けてくれたおかげで直撃した。でも、ありがた迷惑」
ありがた迷惑っておま……礼なんて言う気ねぇだろ。
「敵が避けることを前提にした攻撃。その後の作戦を全て潰された」
ハイハイすみませんでした~。
頭をボリボリ掻きながら、こんなくだらねぇ会話をしている俺たちに安心する。気が狂うよりもマシだからな。むしろ1年間蓄積されてた俺の経験値が活きていることに喜びを感じるべきだろうか。
ドヤ顔でそんなことを考えていると、望月がスクっと立ち上がった。
「マスター、立花さん、私行くよ……『召喚』」
そう言って、どこからともなく取り出した小太刀を構える。
「『アクセルレイド・3』! 」
爆炎が晴れないうちに、くそロン毛の元へ向かって行ったのだろうが、俺の動体視力は、残念ながら人並みかそれ以下だ。んなこと分かりっこない。
爆炎からいきなりくそロン毛が飛び出した。
「やっと見えた! 『召喚』っ」
そう言って、早瀬がくそゴツイ銃みたいなやつを取り出す。ゲームやってるとたまに見かける、ランチャーのようだ。
そんなもんよく持てたな。
「『マジックランチャー・ボルケイノ』! 」
ランチャーが火を吹いた……というより、ランチャーがくそロン毛に向かって、業火を放ったと言った方が正しいだろうか。
その炎に便乗し、爆炎から飛び出した望月は、炎と同時にくそロン毛を襲った。
「これで少しは……調子に乗らないでしょッ! 」
ガッツポーズまでしている早瀬。
しかし、立花の顔は納得できているソレではなかった。
炎撃と斬撃を同時にくらったくそロン毛は、小さく呻きながら俺たちの足元に落下した。くそロン毛は隙を作らないまま素早く立ち上がったが、ダメージはそこそこ通っているらしい。焼かれ斬られたんだ。さすがに当たり前だよなぁ……。
魔法少女全員が構える。すかさず望月が飛び出したが、くそロン毛が両手を構え、
「『召喚』……」
どこからともなく取り出した大剣で引き寄せた望月をぶった斬ろうとした。
剣ってのはな、くそロン毛。斬るもんじゃなくて刺すもんなんだよ!
心の中でそう叫びながら、俺の頭は冷静に俺の行動を決めていた。
『ウォール』
望月の目の前に壁が現れ、くそロン毛の攻撃を防いだ。
一瞬、くそロン毛が驚いたように目を見開いた。
「『身体強制超化』! 」
四角い魔法陣みたいなのが白鳥の体を通過し、同時に白鳥がくそロン毛の元へと飛び出した。
「『召喚』っ」
「『召喚』……! 」
早瀬と工藤は、それぞれどこからともなくゴツイライフルと恐ろしげな弓矢を取り出した。
立花は、ゆっくりとくそロン毛に向かって手をかざす。
望月と白鳥はそれぞれ、くそロン毛に片腕だけで相手をされている。
「全員、予定通りに動いて。作戦プランはα-4。天界への申請は不可能なので、私の自己判断」
魔法少女たちは全員、コクリと頷いた。
どーでもいいけど、立花の口から作戦プランなんて聞くのは、いったいいつ以来だろうか。たしか秋に生徒会組と初めてあった時に出てきた魔人に言ってたよな? それ以来か。どーでもいいけど。
「クックックッ……そのつもりならいいだろう。君たちがわざわざそんなことしなくても、私は一歩も動かないと約束しよう」
いきなりそんなことを言い始めるくそロン毛。
何事かと思ったが、答えはカンタンに見つかった。くそロン毛の足が縛られていて、動けないようになっているのだ。しかも、いつもの蔦とかではなく多分鉄を使っている。
「そんな挑発に易々と乗るような立花さんじゃないよ! 」
白鳥と望月は、くそロン毛から一歩引いた。望月が挑発したのは、その時にできた余裕からだろうか。
くそロン毛の足を縛っている鉄は、くそロン毛の体をグルグルと縛り始め、両腕をめいいっぱい広げさせた。鉄は首の前で動きを止め、くそロン毛の動きを完全に封じた。
「失敗したな、君たちは」
「どーゆー意味? 」
今度は工藤がくってかかる。
「体を縛られて動けなくなったアンタに、そんな偉そーな口をきかれたくなんかないわね。アンタに失敗したなって言葉をそっくりそのまま返してやるわよ! 」
くそロン毛はクククッと喉を鳴らすと、ギリギリ動ける首を動かした。
「首を絞めたら、私はこのまま死んだというのに、何故そうしない? 」
「首を絞めても、アンタなら自身の能力でどーにでもするでしょ」
「ハハハハッ! よく分かったな。首元と両掌からのみ使える能力だ。どうにでもなる」
喉を鳴らしまくるくそロン毛。
何がそんなに可笑しいのだろうか。もしかしてコイツは、ドMなのだろうか。縛られてるこの状況に興奮してるとか?
うわぁ気色悪ぃ……。
立花が俺の肩を叩いてそう教えてくれた。
俺の心を何度察すれば気が済むんだ。立花に促され空を見上げてみる。
俺の目には、天高くから落ちてくるくそロン毛が見えた。
ありえない高さから落下して、何事も無かったかのようにスタスタ歩き出す。少年マンガを読んでたら強キャラ描写あるあるの1つなんだが、こいつも例外ではなかった。
ハンマーで岩を砕き割ったような凄まじい音が響いたかと思うと、近くにいた工藤と早瀬を蹴り飛ばした。
瞬間、望月の超高速ダッシュを見切ったくそロン毛は、プロの体操選手もビビるくらいのバク転で望月の背後へ周り込み、手をかざした。
「……? 」
何をされるのか分からず、一瞬フリーズする望月。ところが、
ボムっ!
まるでなにかが破裂したかのような爆発音と共に、望月が一瞬で吹き飛ばされた。
「な……」
思わず絶句しているのは俺だ。他のみんなは割と冷静そうな顔をしている。もちろん、平然としているわけではないが。
「アイツ……くそロン毛の能力は、上位版掃除機じゃなかったのか……? 」
「彼の能力は、引力と斥力」
やや間があった。立花は俺にポツリと告げると、俺の顔をじっくりと見た。
なんだ? 驚きのリアクションでも欲しかったのか? 悪いな立花、
「斥力って……なんだ? 」
俺には斥力の意味がわからん。驚きのリアクションなんて出来るわけがない。
「2つの物体が互いにはねかえそうとする力。同種の電気・磁気を持つものの間などに認められる」
なるほど分からん。
「つまり……どういうことだってばよ」
「磁石で言うなら、同じ極同士を近づけた時に発生する」
やっと分かった。立花がたとえを持ち出して説明するなんて意外だが、なるほど、磁石の反発がそれなのか。
「ってことは、互いを引き合う能力と互いを反発させる能力を持ってるってわけか」
立花はゆっくりと答えた。
「そう」
さて、その間も敵さんが空気を読んで待っててくれたわけがなかった。
白鳥を筆頭にくそロン毛と戦っていたのだ。
望月はさっきの……えーと、斥力だっけ? アレのせいで負傷してしまったようだ。一刻でも早く回復するように、立花の後ろで待機している。
「どうした? 全員でかかってきても私はかまわんぞ? 」
くそロン毛……そんな挑発してたらまたフラグ建っちまうぜ!
「お望みとあらば、加勢させてもらう」
え? 立花、お前今まで舐めプしてたのか? こっちはこっちでフラグ建築しちまったじゃねぇか……。
立花がくそロン毛に向かって手をかざすと、遠くの方から気味の悪い、風を切る音が聞こえてきた。しかも音の鳴る方から何かが近づいてきている。
あー……何が来るか、俺にはもう予想できちまった。Jアラート鳴らねぇよな? ドヤ顔でその名前を言ったら、少しは相手を煽れるかもしれない。ここは思い切って、今までビビらせてくれた仕返しに煽ってやろうか。
「おいくそロン毛! 」
くそロン毛が俺の顔をギロりと睨んだ。
「そこにミ……」
ドゴオォッ!
凄まじい轟音と爆炎が、俺の言葉を遮った。それどころかその衝撃で、俺まで吹き飛ばされそうになった。
おいふざけんな立花、タイミングってもんがあるだろ! もうちょいくらい待ってくれたって……
「マスター、助かった。礼を言う」
「え? 」
「あなたが敵を引き付けてくれたおかげで直撃した。でも、ありがた迷惑」
ありがた迷惑っておま……礼なんて言う気ねぇだろ。
「敵が避けることを前提にした攻撃。その後の作戦を全て潰された」
ハイハイすみませんでした~。
頭をボリボリ掻きながら、こんなくだらねぇ会話をしている俺たちに安心する。気が狂うよりもマシだからな。むしろ1年間蓄積されてた俺の経験値が活きていることに喜びを感じるべきだろうか。
ドヤ顔でそんなことを考えていると、望月がスクっと立ち上がった。
「マスター、立花さん、私行くよ……『召喚』」
そう言って、どこからともなく取り出した小太刀を構える。
「『アクセルレイド・3』! 」
爆炎が晴れないうちに、くそロン毛の元へ向かって行ったのだろうが、俺の動体視力は、残念ながら人並みかそれ以下だ。んなこと分かりっこない。
爆炎からいきなりくそロン毛が飛び出した。
「やっと見えた! 『召喚』っ」
そう言って、早瀬がくそゴツイ銃みたいなやつを取り出す。ゲームやってるとたまに見かける、ランチャーのようだ。
そんなもんよく持てたな。
「『マジックランチャー・ボルケイノ』! 」
ランチャーが火を吹いた……というより、ランチャーがくそロン毛に向かって、業火を放ったと言った方が正しいだろうか。
その炎に便乗し、爆炎から飛び出した望月は、炎と同時にくそロン毛を襲った。
「これで少しは……調子に乗らないでしょッ! 」
ガッツポーズまでしている早瀬。
しかし、立花の顔は納得できているソレではなかった。
炎撃と斬撃を同時にくらったくそロン毛は、小さく呻きながら俺たちの足元に落下した。くそロン毛は隙を作らないまま素早く立ち上がったが、ダメージはそこそこ通っているらしい。焼かれ斬られたんだ。さすがに当たり前だよなぁ……。
魔法少女全員が構える。すかさず望月が飛び出したが、くそロン毛が両手を構え、
「『召喚』……」
どこからともなく取り出した大剣で引き寄せた望月をぶった斬ろうとした。
剣ってのはな、くそロン毛。斬るもんじゃなくて刺すもんなんだよ!
心の中でそう叫びながら、俺の頭は冷静に俺の行動を決めていた。
『ウォール』
望月の目の前に壁が現れ、くそロン毛の攻撃を防いだ。
一瞬、くそロン毛が驚いたように目を見開いた。
「『身体強制超化』! 」
四角い魔法陣みたいなのが白鳥の体を通過し、同時に白鳥がくそロン毛の元へと飛び出した。
「『召喚』っ」
「『召喚』……! 」
早瀬と工藤は、それぞれどこからともなくゴツイライフルと恐ろしげな弓矢を取り出した。
立花は、ゆっくりとくそロン毛に向かって手をかざす。
望月と白鳥はそれぞれ、くそロン毛に片腕だけで相手をされている。
「全員、予定通りに動いて。作戦プランはα-4。天界への申請は不可能なので、私の自己判断」
魔法少女たちは全員、コクリと頷いた。
どーでもいいけど、立花の口から作戦プランなんて聞くのは、いったいいつ以来だろうか。たしか秋に生徒会組と初めてあった時に出てきた魔人に言ってたよな? それ以来か。どーでもいいけど。
「クックックッ……そのつもりならいいだろう。君たちがわざわざそんなことしなくても、私は一歩も動かないと約束しよう」
いきなりそんなことを言い始めるくそロン毛。
何事かと思ったが、答えはカンタンに見つかった。くそロン毛の足が縛られていて、動けないようになっているのだ。しかも、いつもの蔦とかではなく多分鉄を使っている。
「そんな挑発に易々と乗るような立花さんじゃないよ! 」
白鳥と望月は、くそロン毛から一歩引いた。望月が挑発したのは、その時にできた余裕からだろうか。
くそロン毛の足を縛っている鉄は、くそロン毛の体をグルグルと縛り始め、両腕をめいいっぱい広げさせた。鉄は首の前で動きを止め、くそロン毛の動きを完全に封じた。
「失敗したな、君たちは」
「どーゆー意味? 」
今度は工藤がくってかかる。
「体を縛られて動けなくなったアンタに、そんな偉そーな口をきかれたくなんかないわね。アンタに失敗したなって言葉をそっくりそのまま返してやるわよ! 」
くそロン毛はクククッと喉を鳴らすと、ギリギリ動ける首を動かした。
「首を絞めたら、私はこのまま死んだというのに、何故そうしない? 」
「首を絞めても、アンタなら自身の能力でどーにでもするでしょ」
「ハハハハッ! よく分かったな。首元と両掌からのみ使える能力だ。どうにでもなる」
喉を鳴らしまくるくそロン毛。
何がそんなに可笑しいのだろうか。もしかしてコイツは、ドMなのだろうか。縛られてるこの状況に興奮してるとか?
うわぁ気色悪ぃ……。
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