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第14話 ビーフシチュー
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「アネシス先生! 本日はどうぞよろしくお願いいたします」
「ええ、エレナさん?!」
今日はエレナさんとの約束通り、一緒に料理をすることになっている。
食堂の厨房を使おうと待ち合わせしていたのだが、時間通りに行くと着古したワンピースにエプロンを付けたエレナさんが居て、突然頭を下げられた。
ひどく驚いて一瞬固まってしまったが、急いでエレナさんの手を取り顔を上げてもらう。
「先生なんてやめてください。普通にいきましょう、普通に」
「でも、私は教えてもらう立場だから」
「そんなことはいいのです。楽しんでやりましょう」
「それも、そうね。楽しみましょうか」
にこりと笑うエレナさんの前には綺麗に洗われた食材が並べられていて、よく見るとお鍋も磨かれている。
早く来て、準備してくれてたんだ。
「エレナさん、ありがとうございます」
お礼を言うと、エレナさんは何のこと? と首をかしげる。まるでそれが当たり前のことのように。
でも私はそれが当たり前でないことを知っている。
お料理をすること、その準備をすること、人を気遣うこと。どれも簡単そうで、そうじゃない。
ちゃんと行動できるエレナさんは本当に素敵な人だ。
そして私たちは料理の特訓を始めた――。
「すごい……お肉をワインに付け込むだけでこんなに柔らかくなるのね」
「お肉を柔らかくする方法はいろいろあって、他にもりんごや玉ねぎをすりおろしたものを一緒につけ込むといいんですよ。今回はビーフシチューなのでワインを使いました」
エレナさんに何を作りたいか尋ねると、迷うことなくビーフシチューと答えた。
意外にも一般的なものなんだなと思いつつ、私もビーフシチューは得意なので一層気合いがはいる。
「お料理を作るのって大変だけど楽しいわね」
「そうなんですよ。ちょっとした手間暇で味が大きく変わってきたり、同じ食材でも調理方法の違いで全然違う食べ物のように感じたり。お料理は奥が深くて飽きません」
「アネシスさんは本当にお料理が好きなのね。私も頑張ろう」
袖を捲り上げ、お鍋をかき混ぜるエレナさんは侯爵家のご令嬢ということを忘れてしまいそうなほど気さくではつらつとしている。
魔法も使えると言っていたし、元々活発なお方なのだろう。
「エレナさんは、どうしてビーフシチューを作ろうと思ったのですか?」
「キースに食べてもらおうと思って。好物なのよ」
「素敵ですね! キース様の好きなものを作ってあげたいなんて」
「違うわ。そうじゃないのよ」
「え? 違う?」
「実はね、婚約を解消しようと思ってるの。その前に美味しいビーフシチューを食べさせて、こんなに美味しい料理を作れる私と婚約解消することを悔やめばいいと思ってね」
「婚約を解消されるんですか?!」
「そうよ。まあ、以前送った婚約解消申し出の書簡にまだ返事はないんだけれど」
もう何年も仲違いをしていて、結婚なんて話は一切でない。
お互いもういい年で、このまま婚約を続けても仕方がないと思い、婚約解消することを決めたそうだ。
「返事がないからもしかしたら婚約解消したくないのかな、なんて思って公開演習のときに会いに行ったんだけど、あの様子だったでしょ? やっぱり私は嫌われてるのよ」
小さくため息を吐き、自嘲気味に笑う。
その様子に、キース様が悔やめばいいと言うエレナさんの方が、心残りがあるのではないかと感じた。
「あつっ!」
その時、エレナさんの腕がお鍋に触れた。
「大丈夫ですか?! 早く冷やしましょう」
私は急いで流水でエレナさんの腕を冷やす。
「ごめんなさい。少し、よそを見してしまって」
「謝る必要なんてないです。それより、痕にならなければいいのですが」
「これくらい、痕になったって平気よ。もっと酷い傷痕があるんだから……」
「え?」
エレナさんは眉を下げて笑うと、襟元を少し引っ張り肩を露わにした。
その痛々しい傷痕に、胸が締め付けられる。
「ひどい痕でしょ? こんなキズモノの女、キースも嫌になるわよね」
「そんなことはありませんよ。キース様が、そう言われたのですか?」
「いいえ。キースは何も言わないわ。でも、この傷を負った日を境に変わってしまった。きっと、私みたいな弱くてキズモノの女なんて嫌になったのね」
「何が……あったのか、お聞きしても良いですか?」
こんな立ち入った話を聞いていいのだろうかと迷いもした。
でも、エレナさんの悲し気な表情を見ていると聞かずにはいられなかった。
もしかすると、思いの丈を誰かに聞いて欲しいのではないだろうか。
話をすることで、少しでも気持ちが楽になればいいなと思った。
「何年も前に魔物に襲われたことがあるの。まだキースが騎士団に入る少し前、使えるようになった魔法を試したいって言って森に行ったとき、私もついて行ったのよ。来るなっていうキースの言葉を聞かずにね」
「その時、エレナさんも魔法を使えたのですか?」
「いいえ。魔力を鍛えてはいたけど、魔法を使えるまでにはなってなかった」
「そうなのですね」
だから、キース様はついて来るなと言ったのだろう。
エレナさんを心配していたから。
「その森は本来、下級の魔物しかいないはずだった。でも、突然目の前に中級の魔物が現れたの。キースは必死に守ろうとしてくれたけど、当時の実力で敵う相手じゃなかった。魔物の刃を避けきれなかった私は肩に傷を負ってしまったのよ」
あっけらかんと言うエレナさんだが、魔物に襲われるところを想像しただけで足がすくんでしまいそうだ。きっと、計り知れない恐怖だっただろう。
「その後、どうなったのですか?」
「駆け付けた騎士団が魔物を倒したけど、私はその後、傷のせいで数日間熱に浮かされた。キースはお見舞いに来てくれたけど、私の傷を見てすごく怪訝そうな顔をしたわ。それからなの。キースがあんなふうになったのは。どうしてなのって聞いても何も言わないのよ」
「キース様は、どうして何も言わないのでしょうか」
「わからないわ。でもまあ、こんな傷のある女なんて嫌になって当然かもね。でも! だからってあんな態度ひどいと思わない?!」
おどけたように頬を膨らませるエレナさんは気丈に振る舞っているけれど、きっと今までつらい気持ちを抱えて過ごしていたに違いない。
キース様はどうしてエレナさんに冷たくあたるようになってしまったのだろう。
大きな傷痕があるからといって、邪険にするような方ではないはず。
それにもし、本当にエレナさんのことを嫌っているのなら婚約解消を申し出された時にすぐ受けたはずだ。
そうしないということはなにか理由があるはず。
なにか、大事なことに気づけていないような気がする。
「エレナさん、キース様に美味しいお料理を食べてもらいましょうね!」
「食べてくれるといいんだけどね」
「きっと食べてくれますよ! それまでに腕を磨いてキース様を驚かせましょう」
「そうね。美味しい料理を作ってあっと言わせるんだから」
「はい! そうしましょう」
それまでに一度、キース様にお話を伺ってみよう。
いや、私が直接聞いても教えてくれないかもしれない。
先にクラージュ様に相談してみようかな……。
「アネシスさん、すっごく美味しい! 私、思ったより料理のセンスあるかもしれないわ」
「はい! これからもっと上達しますよ」
「嬉しい。楽しみだわ」
シチューを味見しながら私に笑いかけてくれるエレナさんはとても可愛くて、本当に素敵な人だなと思った。
「ええ、エレナさん?!」
今日はエレナさんとの約束通り、一緒に料理をすることになっている。
食堂の厨房を使おうと待ち合わせしていたのだが、時間通りに行くと着古したワンピースにエプロンを付けたエレナさんが居て、突然頭を下げられた。
ひどく驚いて一瞬固まってしまったが、急いでエレナさんの手を取り顔を上げてもらう。
「先生なんてやめてください。普通にいきましょう、普通に」
「でも、私は教えてもらう立場だから」
「そんなことはいいのです。楽しんでやりましょう」
「それも、そうね。楽しみましょうか」
にこりと笑うエレナさんの前には綺麗に洗われた食材が並べられていて、よく見るとお鍋も磨かれている。
早く来て、準備してくれてたんだ。
「エレナさん、ありがとうございます」
お礼を言うと、エレナさんは何のこと? と首をかしげる。まるでそれが当たり前のことのように。
でも私はそれが当たり前でないことを知っている。
お料理をすること、その準備をすること、人を気遣うこと。どれも簡単そうで、そうじゃない。
ちゃんと行動できるエレナさんは本当に素敵な人だ。
そして私たちは料理の特訓を始めた――。
「すごい……お肉をワインに付け込むだけでこんなに柔らかくなるのね」
「お肉を柔らかくする方法はいろいろあって、他にもりんごや玉ねぎをすりおろしたものを一緒につけ込むといいんですよ。今回はビーフシチューなのでワインを使いました」
エレナさんに何を作りたいか尋ねると、迷うことなくビーフシチューと答えた。
意外にも一般的なものなんだなと思いつつ、私もビーフシチューは得意なので一層気合いがはいる。
「お料理を作るのって大変だけど楽しいわね」
「そうなんですよ。ちょっとした手間暇で味が大きく変わってきたり、同じ食材でも調理方法の違いで全然違う食べ物のように感じたり。お料理は奥が深くて飽きません」
「アネシスさんは本当にお料理が好きなのね。私も頑張ろう」
袖を捲り上げ、お鍋をかき混ぜるエレナさんは侯爵家のご令嬢ということを忘れてしまいそうなほど気さくではつらつとしている。
魔法も使えると言っていたし、元々活発なお方なのだろう。
「エレナさんは、どうしてビーフシチューを作ろうと思ったのですか?」
「キースに食べてもらおうと思って。好物なのよ」
「素敵ですね! キース様の好きなものを作ってあげたいなんて」
「違うわ。そうじゃないのよ」
「え? 違う?」
「実はね、婚約を解消しようと思ってるの。その前に美味しいビーフシチューを食べさせて、こんなに美味しい料理を作れる私と婚約解消することを悔やめばいいと思ってね」
「婚約を解消されるんですか?!」
「そうよ。まあ、以前送った婚約解消申し出の書簡にまだ返事はないんだけれど」
もう何年も仲違いをしていて、結婚なんて話は一切でない。
お互いもういい年で、このまま婚約を続けても仕方がないと思い、婚約解消することを決めたそうだ。
「返事がないからもしかしたら婚約解消したくないのかな、なんて思って公開演習のときに会いに行ったんだけど、あの様子だったでしょ? やっぱり私は嫌われてるのよ」
小さくため息を吐き、自嘲気味に笑う。
その様子に、キース様が悔やめばいいと言うエレナさんの方が、心残りがあるのではないかと感じた。
「あつっ!」
その時、エレナさんの腕がお鍋に触れた。
「大丈夫ですか?! 早く冷やしましょう」
私は急いで流水でエレナさんの腕を冷やす。
「ごめんなさい。少し、よそを見してしまって」
「謝る必要なんてないです。それより、痕にならなければいいのですが」
「これくらい、痕になったって平気よ。もっと酷い傷痕があるんだから……」
「え?」
エレナさんは眉を下げて笑うと、襟元を少し引っ張り肩を露わにした。
その痛々しい傷痕に、胸が締め付けられる。
「ひどい痕でしょ? こんなキズモノの女、キースも嫌になるわよね」
「そんなことはありませんよ。キース様が、そう言われたのですか?」
「いいえ。キースは何も言わないわ。でも、この傷を負った日を境に変わってしまった。きっと、私みたいな弱くてキズモノの女なんて嫌になったのね」
「何が……あったのか、お聞きしても良いですか?」
こんな立ち入った話を聞いていいのだろうかと迷いもした。
でも、エレナさんの悲し気な表情を見ていると聞かずにはいられなかった。
もしかすると、思いの丈を誰かに聞いて欲しいのではないだろうか。
話をすることで、少しでも気持ちが楽になればいいなと思った。
「何年も前に魔物に襲われたことがあるの。まだキースが騎士団に入る少し前、使えるようになった魔法を試したいって言って森に行ったとき、私もついて行ったのよ。来るなっていうキースの言葉を聞かずにね」
「その時、エレナさんも魔法を使えたのですか?」
「いいえ。魔力を鍛えてはいたけど、魔法を使えるまでにはなってなかった」
「そうなのですね」
だから、キース様はついて来るなと言ったのだろう。
エレナさんを心配していたから。
「その森は本来、下級の魔物しかいないはずだった。でも、突然目の前に中級の魔物が現れたの。キースは必死に守ろうとしてくれたけど、当時の実力で敵う相手じゃなかった。魔物の刃を避けきれなかった私は肩に傷を負ってしまったのよ」
あっけらかんと言うエレナさんだが、魔物に襲われるところを想像しただけで足がすくんでしまいそうだ。きっと、計り知れない恐怖だっただろう。
「その後、どうなったのですか?」
「駆け付けた騎士団が魔物を倒したけど、私はその後、傷のせいで数日間熱に浮かされた。キースはお見舞いに来てくれたけど、私の傷を見てすごく怪訝そうな顔をしたわ。それからなの。キースがあんなふうになったのは。どうしてなのって聞いても何も言わないのよ」
「キース様は、どうして何も言わないのでしょうか」
「わからないわ。でもまあ、こんな傷のある女なんて嫌になって当然かもね。でも! だからってあんな態度ひどいと思わない?!」
おどけたように頬を膨らませるエレナさんは気丈に振る舞っているけれど、きっと今までつらい気持ちを抱えて過ごしていたに違いない。
キース様はどうしてエレナさんに冷たくあたるようになってしまったのだろう。
大きな傷痕があるからといって、邪険にするような方ではないはず。
それにもし、本当にエレナさんのことを嫌っているのなら婚約解消を申し出された時にすぐ受けたはずだ。
そうしないということはなにか理由があるはず。
なにか、大事なことに気づけていないような気がする。
「エレナさん、キース様に美味しいお料理を食べてもらいましょうね!」
「食べてくれるといいんだけどね」
「きっと食べてくれますよ! それまでに腕を磨いてキース様を驚かせましょう」
「そうね。美味しい料理を作ってあっと言わせるんだから」
「はい! そうしましょう」
それまでに一度、キース様にお話を伺ってみよう。
いや、私が直接聞いても教えてくれないかもしれない。
先にクラージュ様に相談してみようかな……。
「アネシスさん、すっごく美味しい! 私、思ったより料理のセンスあるかもしれないわ」
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