49 / 64
本編
44
しおりを挟む
街を歩いているとそこにはたくさんの屋台や露店があり目移りした。
見たことない食べ物や飲み物、そして様々なアクセサリーや小物などがあり見ているだけで楽しめた。
しかし、ルーカスが1番目を惹かれたのは街のあちこちにある花だった。すれ違う人は様々な花を身につけたりしていた。そして、路上では花を売っている人が沢山いた。
「ブラントさん、なんでみんな花を持っているのですか?」
「花は精霊が好むものです。建国祭は精霊への感謝を伝えるための祭りでもあるので、みんな花を身につけたり花を家族や好きな人に送ったりしているんです。」
建国祭の期間は花を身につけたり送りあったりするので必然的に街が花で溢れかえる。そうすることで自然を好む精霊が集まり普段より精霊が多くなる。
改めてルーカスは周りを見渡すと前に来た時より精霊がたくさんいることに気づいた。精霊は花を売っている人のカゴに潜ったり人が身につけている花の周りを飛んだりしている。
(·····こうやって街を花で飾ることで精霊への感謝を伝えてるんだ。)
ルーカスにとってその光景は別世界のようだった。今までの生活とは違い目の前にある光景は何故かキラキラと輝いているように見えた。
心が踊る感じがしルーカスは手を繋いでくれているギルバードの手にギュッと力を入れた。
「ん?ルーどうしたの?まだ、怖い?」
「いえ·····むしろ楽しいのかもしれないです。」
そう言ってルーカスはギルバードに笑って見せた。するとルーカスの笑みを見たギルバードは顔を赤くしてしまった。
(えっ、ルーが·····少し笑った?)
ルーカスは普段はあまり表情を変えないせいか、ギルバードはルーカスが笑った顔を見たことがなかった。なのに、今目の前にいるルーカスは少し微笑んだのである。
初めて見るそのルーカスの表情にギルバードは何故か心がドキドキした。
「たっ、楽しいのなら良かった!じゃあ、もっと楽しもう?」
そう言ってギルバードはルーカスの手を引っ張り走り出した。
「ギル、走ったら危ないです!」
「大丈夫大丈夫!」
人だかりを縫うように進んでいく。まだ人混みは怖いけれどそれでも先を進んでくれるギルバードについて行くのはすごく楽しかった。
「ギル、どこに行くんですか?」
「まずは、あそこ!」
そう言って連れてかれたのは花の屋台だった。そこには様々な色や種類の花が置いてあった。
「建国祭だからね!まずは花を身につけなきゃ。」
「そう·····ですね。種類がたくさんで迷います·····」
2人が迷っているとお店の人がガーベラを進めてくれたので2人はそれを買った。そして、護衛をしているブラントとダレンにも買い手渡すと2人は喜んで受け取り胸ポケットにさした。
「よし!花も身につけたしルー何か食べたいものとかある?」
「食べたいもの·····」
ルーカスは周りを見渡すがたくさんのものがありすぎて何を選べばいいのかわからなかった。
「たくさんありすぎて·····選べないですね。」
「わかる~!よし、色々と買おう?ブラントとダレンも食べるの協力してくれるよね?」
「えぇ·····一応仕事中····「じゃあ、ダレンの分はなしね」·····嘘です!」
そうして4人は屋台にあるものを色々と買い広場にあるベンチに座った。
「色々買ったね!何から食べようかな!?」
ギルバードは机の上に置かれた物を見てウキウキとしていた。
ルーカスもギルバードと同様にウキウキとしていたが買ってきた食べ物の量をみて全部食べ切れるのか心配になった。
「ギル、これ食べ切れるんでしょうか?俺·····あまり食べれないですよ?」
「ん?大丈夫!俺もそれなり食べるけど目の前に大の大人2人いるんだし。」
「はい。ルーカス様、あまり気にしないで好きなものを食べてください。食べきれなかったら私·····というよりダレンが食べますので。」
「おい、俺を残飯処理班みたいに扱うな·····って言うのは置いといてルーカス様、ギル殿下みたいに何も気にせず食べてください。」
ブラントとダレンの言葉に甘えてルーカスは串焼きに手を伸ばした。
1口それを食べるとタレのあまじょっぱさが絶妙でいくらでも食べれそうだった。ギルバードもそれを気に入ったのかさっさと1本を食べきってしまった。
「いつも食べるごはんも美味しいけどこういうのもやっぱり美味しい!」
そう言ってギルバードは次の食べ物へと手を伸ばした。どこにその食べ物を入っていくの?という感じに次々に胃に収めていった。
それとは反対にルーカスの食べるスピードはゆっくりだった。少食のルーカスはすぐにお腹がいっぱいになり手を止めた。
「えっ、ルーはそれしか食べないの!?」
「おなかいっぱいで·····ギルはよく食べますね。」
「でしょ?いっぱい食べて早く大きくなるんだ!」
「じゃあ、ギル殿下肉だけじゃなく野菜も食べてください?」
「うっ·····ダレンの意地悪·····」
そう言ってギルバードは渋々野菜も食べる。おなかいっぱいのルーカスは苦笑しながらそれを見ていた。
「ルーカス様デザートは食べませんか?」
スっとフルーツが入ったカップをブラントが差し出してきた。しかし、おなかいっぱいのルーカスはそれを受け取ろうか迷った。
「ご飯とデザートは別腹です。意外と食べれますよ?」
「·····別腹?」
せっかく持ってきてくれた物を断る訳にもいかずルーカスはカップを受け取った。中身を覗くと様々なカットされたフルーツが入っていた。
ルーカスはピックでフルーツを刺すと口へと運んだ。フルーツは冷えておりさっぱりしているせいかいくらでも食べれそうだった。
「ふふっ」
その様子をギルバードは見ていたのかなぜが嬉しそうに笑った。
「どうしたんですか?」
「ルーさ、フルーツ好きでしょ?特にいちご!」
好きか嫌いかと言われたら嫌いではない。しかし、好きかと言われたら悩む。
そもそも、好きというものがどんなものかルーカスには想像がつかなかった。
「だって、串焼き食べてる時より嬉しそうに食べてる。あと、いちごを残してると思ったら最後嬉しそうに食べてるし。」
「·····そうですか?」
「そうそう。良かったね!好きなものが見つかって。だって、最初に話した時好きな食べ物わからないって言ってたじゃん?」
「確かに言いました。」
自分では気が付かなかったことを見つけたギルバードにルーカスは感心した。
そして、自分のことを知ってこんなにも喜んでくれるギルバードに感謝した。
「·····これが好きなんですね。ギル、ありがとうございます。」
「他にもルーの好きなものがたくさんみつかるといいね!」
その言葉にルーカスは心が踊った。それと同時に自分のことを見つけるだけではなくギルバードのことも知りたいと思った。
「ギル、俺の事だけじゃなくてギルのことも教えて下さい。」
「もちろん!」
そうして2人はたくさん話をした後再び祭を楽しんだ。そして、また後日建国祭に遊びに来ようと約束しその日は帰宅した。
その日の夜、たくさん遊んで疲れたルーカスだが、お祭りで買ってきた小さなブーケをハンナに渡し部屋に飾ってもらった。
そして、ハンナが花瓶に花を飾り部屋を出ていった後ルーカスは花に向かって話しかけた。
「ノア·····建国祭って精霊にも感謝をする祭なんだって。だから、このお花はノアにあげるね。」
手を組み祈るようにルーカスは喋る。すると花がキラキラと輝きだしたと思えば一瞬で消えてしまった。
その光景にビックリしていると再び目の前にキラキラとした光が現れて宙に文字を描いた。
『綺麗な花をありがとう!良い夢を』
ノアの仕業だとルーカスは気づいた。ルーカスが手を伸ばし文字に触れると文字は光のつぶになり消えてしまった。
「·····消えちゃった。」
少し寂しくもあるが、返事をくれたということはノアは自分のことを見守ってくれているのだろうとルーカスは考えた。
「ノアもいい夢を見てね·····」
ルーカスがそう呟くと暖かい風が吹いた気がした。
ルーカスはベッドに潜り楽しかった一日を思い返していたがと身体は疲れていたのかあっという間に眠りに落ちてしまった。
見たことない食べ物や飲み物、そして様々なアクセサリーや小物などがあり見ているだけで楽しめた。
しかし、ルーカスが1番目を惹かれたのは街のあちこちにある花だった。すれ違う人は様々な花を身につけたりしていた。そして、路上では花を売っている人が沢山いた。
「ブラントさん、なんでみんな花を持っているのですか?」
「花は精霊が好むものです。建国祭は精霊への感謝を伝えるための祭りでもあるので、みんな花を身につけたり花を家族や好きな人に送ったりしているんです。」
建国祭の期間は花を身につけたり送りあったりするので必然的に街が花で溢れかえる。そうすることで自然を好む精霊が集まり普段より精霊が多くなる。
改めてルーカスは周りを見渡すと前に来た時より精霊がたくさんいることに気づいた。精霊は花を売っている人のカゴに潜ったり人が身につけている花の周りを飛んだりしている。
(·····こうやって街を花で飾ることで精霊への感謝を伝えてるんだ。)
ルーカスにとってその光景は別世界のようだった。今までの生活とは違い目の前にある光景は何故かキラキラと輝いているように見えた。
心が踊る感じがしルーカスは手を繋いでくれているギルバードの手にギュッと力を入れた。
「ん?ルーどうしたの?まだ、怖い?」
「いえ·····むしろ楽しいのかもしれないです。」
そう言ってルーカスはギルバードに笑って見せた。するとルーカスの笑みを見たギルバードは顔を赤くしてしまった。
(えっ、ルーが·····少し笑った?)
ルーカスは普段はあまり表情を変えないせいか、ギルバードはルーカスが笑った顔を見たことがなかった。なのに、今目の前にいるルーカスは少し微笑んだのである。
初めて見るそのルーカスの表情にギルバードは何故か心がドキドキした。
「たっ、楽しいのなら良かった!じゃあ、もっと楽しもう?」
そう言ってギルバードはルーカスの手を引っ張り走り出した。
「ギル、走ったら危ないです!」
「大丈夫大丈夫!」
人だかりを縫うように進んでいく。まだ人混みは怖いけれどそれでも先を進んでくれるギルバードについて行くのはすごく楽しかった。
「ギル、どこに行くんですか?」
「まずは、あそこ!」
そう言って連れてかれたのは花の屋台だった。そこには様々な色や種類の花が置いてあった。
「建国祭だからね!まずは花を身につけなきゃ。」
「そう·····ですね。種類がたくさんで迷います·····」
2人が迷っているとお店の人がガーベラを進めてくれたので2人はそれを買った。そして、護衛をしているブラントとダレンにも買い手渡すと2人は喜んで受け取り胸ポケットにさした。
「よし!花も身につけたしルー何か食べたいものとかある?」
「食べたいもの·····」
ルーカスは周りを見渡すがたくさんのものがありすぎて何を選べばいいのかわからなかった。
「たくさんありすぎて·····選べないですね。」
「わかる~!よし、色々と買おう?ブラントとダレンも食べるの協力してくれるよね?」
「えぇ·····一応仕事中····「じゃあ、ダレンの分はなしね」·····嘘です!」
そうして4人は屋台にあるものを色々と買い広場にあるベンチに座った。
「色々買ったね!何から食べようかな!?」
ギルバードは机の上に置かれた物を見てウキウキとしていた。
ルーカスもギルバードと同様にウキウキとしていたが買ってきた食べ物の量をみて全部食べ切れるのか心配になった。
「ギル、これ食べ切れるんでしょうか?俺·····あまり食べれないですよ?」
「ん?大丈夫!俺もそれなり食べるけど目の前に大の大人2人いるんだし。」
「はい。ルーカス様、あまり気にしないで好きなものを食べてください。食べきれなかったら私·····というよりダレンが食べますので。」
「おい、俺を残飯処理班みたいに扱うな·····って言うのは置いといてルーカス様、ギル殿下みたいに何も気にせず食べてください。」
ブラントとダレンの言葉に甘えてルーカスは串焼きに手を伸ばした。
1口それを食べるとタレのあまじょっぱさが絶妙でいくらでも食べれそうだった。ギルバードもそれを気に入ったのかさっさと1本を食べきってしまった。
「いつも食べるごはんも美味しいけどこういうのもやっぱり美味しい!」
そう言ってギルバードは次の食べ物へと手を伸ばした。どこにその食べ物を入っていくの?という感じに次々に胃に収めていった。
それとは反対にルーカスの食べるスピードはゆっくりだった。少食のルーカスはすぐにお腹がいっぱいになり手を止めた。
「えっ、ルーはそれしか食べないの!?」
「おなかいっぱいで·····ギルはよく食べますね。」
「でしょ?いっぱい食べて早く大きくなるんだ!」
「じゃあ、ギル殿下肉だけじゃなく野菜も食べてください?」
「うっ·····ダレンの意地悪·····」
そう言ってギルバードは渋々野菜も食べる。おなかいっぱいのルーカスは苦笑しながらそれを見ていた。
「ルーカス様デザートは食べませんか?」
スっとフルーツが入ったカップをブラントが差し出してきた。しかし、おなかいっぱいのルーカスはそれを受け取ろうか迷った。
「ご飯とデザートは別腹です。意外と食べれますよ?」
「·····別腹?」
せっかく持ってきてくれた物を断る訳にもいかずルーカスはカップを受け取った。中身を覗くと様々なカットされたフルーツが入っていた。
ルーカスはピックでフルーツを刺すと口へと運んだ。フルーツは冷えておりさっぱりしているせいかいくらでも食べれそうだった。
「ふふっ」
その様子をギルバードは見ていたのかなぜが嬉しそうに笑った。
「どうしたんですか?」
「ルーさ、フルーツ好きでしょ?特にいちご!」
好きか嫌いかと言われたら嫌いではない。しかし、好きかと言われたら悩む。
そもそも、好きというものがどんなものかルーカスには想像がつかなかった。
「だって、串焼き食べてる時より嬉しそうに食べてる。あと、いちごを残してると思ったら最後嬉しそうに食べてるし。」
「·····そうですか?」
「そうそう。良かったね!好きなものが見つかって。だって、最初に話した時好きな食べ物わからないって言ってたじゃん?」
「確かに言いました。」
自分では気が付かなかったことを見つけたギルバードにルーカスは感心した。
そして、自分のことを知ってこんなにも喜んでくれるギルバードに感謝した。
「·····これが好きなんですね。ギル、ありがとうございます。」
「他にもルーの好きなものがたくさんみつかるといいね!」
その言葉にルーカスは心が踊った。それと同時に自分のことを見つけるだけではなくギルバードのことも知りたいと思った。
「ギル、俺の事だけじゃなくてギルのことも教えて下さい。」
「もちろん!」
そうして2人はたくさん話をした後再び祭を楽しんだ。そして、また後日建国祭に遊びに来ようと約束しその日は帰宅した。
その日の夜、たくさん遊んで疲れたルーカスだが、お祭りで買ってきた小さなブーケをハンナに渡し部屋に飾ってもらった。
そして、ハンナが花瓶に花を飾り部屋を出ていった後ルーカスは花に向かって話しかけた。
「ノア·····建国祭って精霊にも感謝をする祭なんだって。だから、このお花はノアにあげるね。」
手を組み祈るようにルーカスは喋る。すると花がキラキラと輝きだしたと思えば一瞬で消えてしまった。
その光景にビックリしていると再び目の前にキラキラとした光が現れて宙に文字を描いた。
『綺麗な花をありがとう!良い夢を』
ノアの仕業だとルーカスは気づいた。ルーカスが手を伸ばし文字に触れると文字は光のつぶになり消えてしまった。
「·····消えちゃった。」
少し寂しくもあるが、返事をくれたということはノアは自分のことを見守ってくれているのだろうとルーカスは考えた。
「ノアもいい夢を見てね·····」
ルーカスがそう呟くと暖かい風が吹いた気がした。
ルーカスはベッドに潜り楽しかった一日を思い返していたがと身体は疲れていたのかあっという間に眠りに落ちてしまった。
105
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
新しい道を歩み始めた貴方へ
mahiro
BL
今から14年前、関係を秘密にしていた恋人が俺の存在を忘れた。
そのことにショックを受けたが、彼の家族や友人たちが集まりかけている中で、いつまでもその場に居座り続けるわけにはいかず去ることにした。
その後、恋人は訳あってその地を離れることとなり、俺のことを忘れたまま去って行った。
あれから恋人とは一度も会っておらず、月日が経っていた。
あるとき、いつものように仕事場に向かっているといきなり真上に明るい光が降ってきて……?
※沢山のお気に入り登録ありがとうございます。深く感謝申し上げます。
十二年付き合った彼氏を人気清純派アイドルに盗られて絶望してたら、幼馴染のポンコツ御曹司に溺愛されたので、奴らを見返してやりたいと思います
塔原 槇
BL
会社員、兎山俊太郎(とやま しゅんたろう)はある日、「やっぱり女の子が好きだわ」と言われ別れを切り出される。彼氏の売れないバンドマン、熊井雄介(くまい ゆうすけ)は人気上昇中の清純派アイドル、桃澤久留美(ももざわ くるみ)と付き合うのだと言う。ショックの中で俊太郎が出社すると、幼馴染の有栖川麗音(ありすがわ れおん)が中途採用で入社してきて……?
男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~
さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。
そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。
姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。
だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。
その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。
女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。
もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。
周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか?
侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?
言い逃げしたら5年後捕まった件について。
なるせ
BL
「ずっと、好きだよ。」
…長年ずっと一緒にいた幼馴染に告白をした。
もちろん、アイツがオレをそういう目で見てないのは百も承知だし、返事なんて求めてない。
ただ、これからはもう一緒にいないから…想いを伝えるぐらい、許してくれ。
そう思って告白したのが高校三年生の最後の登校日。……あれから5年経ったんだけど…
なんでアイツに馬乗りにされてるわけ!?
ーーーーー
美形×平凡っていいですよね、、、、
公爵家の五男坊はあきらめない
三矢由巳
BL
ローテンエルデ王国のレームブルック公爵の妾腹の五男グスタフは公爵領で領民と交流し、気ままに日々を過ごしていた。
生母と生き別れ、父に放任されて育った彼は誰にも期待なんかしない、将来のことはあきらめていると乳兄弟のエルンストに語っていた。
冬至の祭の夜に暴漢に襲われ二人の運命は急変する。
負傷し意識のないエルンストの枕元でグスタフは叫ぶ。
「俺はおまえなしでは生きていけないんだ」
都では次の王位をめぐる政争が繰り広げられていた。
知らぬ間に巻き込まれていたことを知るグスタフ。
生き延びるため、グスタフはエルンストとともに都へ向かう。
あきらめたら待つのは死のみ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる