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第二章
第二道中 初の一人旅
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紅がいなくなってから今日で早くも三日目──そして、一人旅を始めた時も同じく。
村の皆が寝静まっている時に村を出発してからというもの、今のところ特に大きな支障も無く、彼女に反応も地道ながら近付いている。
召喚士と《対象者》は、お互いの位置を魔力で感じ取る事が出来るのだ。
そのおかげもあり、アベルは道に迷うことも無く、目的地を決めて行けるというわけなのである。
今日の宿は【マイアット】の町。
此処は特に名産品があるわけではないが、薬品が多く、学者や病気に困っている人がよく訪れてくるそうだ。
というのも、町から離れた場所に【フェイザの森】がある──そこにしか生息していない薬草や花が、この町を一部の界隈で有名にさせている由縁である。
中でも、薬草を用いた“湯治”は人気があるらしい──。
アベルもこの話しを聞いてから非常に興味そそられている。そして都合良くも、この町には少し長居していこうとも考えていた頃だ。
──彼女の反応がこの近辺で留まっている。このチャンスを逃すわけにはいかない。
この三日間、歩く速度を上げる程度の移動魔法を駆使しながら碌に旅を楽しんでいなかった事もあり、疲れが溜まってきている。おまけに少しずつ食べていた食糧も底をついていた。
道中で魔物に遭っても上手く逃げ隠れしながらやり過ごしていた事もある。
つまりは、一旦落ち着きたい。
「はぁぁぁ……さすがに疲れたよぉ…」
宿屋で案内された部屋に入ってベッドの上に倒れ込む。我慢していた疲労が一気に重くのし掛かり、瞼が自然と閉じていった。
「──ッ!! いやいや、寝るのはまだ早いって! 早速湯治湯治ぃ!」
バッグを床に置いてすぐにまた部屋を出た。部屋の鍵は持ったまま出掛けていいと教えられ、意気揚々と町へ繰り出す。
道すがらにあった案内板に目を通し、目的の湯治場を探している時だ。
「最近ここらにも《魔鬼》がやって来ているって本当か?」
「そうらしいぞ。この前何処かの村が襲われたって聞いたしな」
「【ミストラル】にも《魔鬼》が出たみたいよ。あんなおっきな街にまで……大丈夫なのかしらねぇ」
ここにまでそんな話しが持ち上がっていた。
過去、魔物の脅威などでこの手の話しはあったが、現在はどちらかと言えば《魔鬼》の話題をよく耳にする。
(……紅の奴、何もしてないよな…)
一抹の不安が過ぎる。けどここは彼女を信じることにして改めて案内板を見る。
「あっ! 待てよ…」
腰ベルトに下げていた革袋を開け、所持金を確認。
「………」
悲しい現実を目の当たりにして渋い顔になってしまう。
この町へ来るまでに道具や食料を調達したりなどはしていたが、消費だけして資金の補充を疎かにしていたことを思い出す。
道中で魔物を退治すれば武器や防具、または道具など、様々な素材となる部位を各所のギルドに持っていけば資金を得られるのだが、それをしていない。
というのも、召喚がまともに出来なくなっているからだ。
村を襲われた時に喚び出した《ウォールゴーレム》以降、一度も召喚に成功していない。どんなに試しても、何故か上手くいかないのだ。
戦う術を身に付けていない彼にとっては致命的で、そのせいで魔物と戦えずにずっと逃げ続けていたのである。
しかし、それもそろそろ限界だ。
「何とかして召喚出来るようにしないとまずいぞ…このままじゃ一文無しの宿無し生活だ……」
視線をギルドに移し、溜め息をひとつ。
仕方ない。そう思いつつ、足取り重くギルドのある建物へ向かった。
───ギルドの看板を見つけ、扉を開けて中へ入る。
「すみませ──」
ギロッ、と中にいた全員に見つめられ、思わず竦んでしまった。
剣士、狩人、魔法使い──などなど。多数の冒険者がそこにたむろしている。冒険者は当然その職業を示す装備をしているわけだが、アベルはそういった装備をしていない。
端がほつれ傷んだ外套に、布の服と革の靴、それと使い込んだウェストポーチ。どちらかといえば、一般人と思われているだろう。
見つめられる視線が実に気持ち悪い。オドオドしながらも早足でカウンターへ向かう。受付人と思しき若い女性がアベルを見ると「ご依頼ですか?」とにこやかに声をかけてくれた。
「あのぅ…仕事を探しているんですけど、何かありますか?」
「へ? 発注ではなく受注の方ですか…?」
「あ、はい」
密かな嗤い声が耳に入った──。
「よう、ボウズ。ここはオマエのようなひょろっちぃ奴が来る場所じゃねぇぞ」
と、屈強な戦士の男。
「職業はなんだ? そんな格好じゃ分んねぇぞー?」
これは卑しい笑みを投げかける盗賊の男。
「よく見たらまだ子供じゃない。子供は外で元気良く遊ぶのが一番よ。依頼はどれも危険だから、大人しく帰った方がいいわ」
そう言ったのは、とんがり帽子を被った魔法使い。
他の者も声には出さなくとも、大多数がアベルを馬鹿にしているような眼差しだ。
「……僕は召喚士だッ!! バカにするなッ!!」
馬鹿にしてきた相手に向かって声高に言い放った──が、返ってきたのは外にも大きく響くほどの嘲笑の嵐。
アベルの中で悔しさと怒りが瞬く間に込み上げ、握り拳が震える。
と、そこへ一人の青年が席から立ち上がりアベルへ近付く。
「さっき言ったこと、本当なんだね?」
青年はただ微笑んでいる。穏やかな雰囲気の、しかし何か裏を含んでいるような、そんな直感をアベルは感じていた。
装飾は少ないが高貴を感じさせるローブ、先端は銀の十字架となっているスタッフ、首元に紫水晶で象られた十字架のネックレスが見える。彼の出立ちを見るに、おそらく神官だろう。
「も、もちろん本当だ!」
「それなら丁度良かった。僕の名はクリフ。キミさえ良ければ、僕と一緒に依頼を受けてみないかい?」
「へ?」
突発な申し出に思わず目を丸くしてしまった。
「おいおいクリフ。本当にそんなガキが召喚士だと思っているのか? とてもじゃねーがそうは見えねーぞ」
「たしかに。一見すればそうだけど、でも僕には分かる…彼は、それに相応しい魔力を持っている! ってね」
戦士の苦言も彼は軽く笑って流す。
そんなことをされ、戦士もこれ以上言うことを諦めて代わりに肩を大きくすくめた。それを皮切りに他の者達もこれ以上関わらんと、各々の時間を再開する。
「ではクリフさん。どの依頼にしますか? その子と同行するならなるべく簡単な方がいいと思いますけど…」
と、受付の女性が依頼の紙が複数貼られているボードを指す。
クリフはアベルの背中を押し、一緒に数ある依頼を眺める。
「そうだね……キミは召喚以外に何か得意なことはあるかい?」
「少し前まで薬草販売のアルバイトをやったことがあるので、その知識ならちょっとは」
「そうか! ならこの依頼なんてどうだろう?」
と、ある依頼を指差した。
【薬草探索 報酬五十グラン】
「五十グランかぁ……」
アルバイトでは一ヶ月あたり十から十二グランしか稼げなかったが、この額なら一週間くらいは贅沢しなければ保つだろう。
しかし、幾つか疑問がある。
「これ、依頼主は? あと、内容も全く書かれていませんけど」
「慌てない慌てない。順を追って説明するさ」
と、決めた依頼の紙を剥がし、今度は再度受付の元へ。
「これお願いします」
「はい。少々お待ちください」
渡された紙を片手に引き出しを開け、中から一枚の木札が渡される。木札には【道具屋 ウェイジン】と書かれていた。
「そして今度はここに書かれている場所に行って、依頼人と直接会うって流れさ」
「へぇ」
「それじゃ行ってきます」
「はい、道中お気をつけくださいね!」
受付員の笑顔に見送られ、二人はギルドを後にして行った。
「さて、これからすぐに向かうわけだけど、どうする? もう行く?」
「宿屋に行ってバッグを取りに行きたいので、少しだけ待ってもらえませんか?」
「いいよ。準備が終わったらまたここに来てね」
にこやかに手を振って見送るクリフを背中で感じ、駆け足で一旦宿へ。
(悪い人ではなさそうだけど……このまんま付いて行って大丈夫なのかなぁ?)
胸中複雑である。しかし今は金策が重要と見て見ぬふりをすることに決め、今は依頼に意識を集中することにした。
村の皆が寝静まっている時に村を出発してからというもの、今のところ特に大きな支障も無く、彼女に反応も地道ながら近付いている。
召喚士と《対象者》は、お互いの位置を魔力で感じ取る事が出来るのだ。
そのおかげもあり、アベルは道に迷うことも無く、目的地を決めて行けるというわけなのである。
今日の宿は【マイアット】の町。
此処は特に名産品があるわけではないが、薬品が多く、学者や病気に困っている人がよく訪れてくるそうだ。
というのも、町から離れた場所に【フェイザの森】がある──そこにしか生息していない薬草や花が、この町を一部の界隈で有名にさせている由縁である。
中でも、薬草を用いた“湯治”は人気があるらしい──。
アベルもこの話しを聞いてから非常に興味そそられている。そして都合良くも、この町には少し長居していこうとも考えていた頃だ。
──彼女の反応がこの近辺で留まっている。このチャンスを逃すわけにはいかない。
この三日間、歩く速度を上げる程度の移動魔法を駆使しながら碌に旅を楽しんでいなかった事もあり、疲れが溜まってきている。おまけに少しずつ食べていた食糧も底をついていた。
道中で魔物に遭っても上手く逃げ隠れしながらやり過ごしていた事もある。
つまりは、一旦落ち着きたい。
「はぁぁぁ……さすがに疲れたよぉ…」
宿屋で案内された部屋に入ってベッドの上に倒れ込む。我慢していた疲労が一気に重くのし掛かり、瞼が自然と閉じていった。
「──ッ!! いやいや、寝るのはまだ早いって! 早速湯治湯治ぃ!」
バッグを床に置いてすぐにまた部屋を出た。部屋の鍵は持ったまま出掛けていいと教えられ、意気揚々と町へ繰り出す。
道すがらにあった案内板に目を通し、目的の湯治場を探している時だ。
「最近ここらにも《魔鬼》がやって来ているって本当か?」
「そうらしいぞ。この前何処かの村が襲われたって聞いたしな」
「【ミストラル】にも《魔鬼》が出たみたいよ。あんなおっきな街にまで……大丈夫なのかしらねぇ」
ここにまでそんな話しが持ち上がっていた。
過去、魔物の脅威などでこの手の話しはあったが、現在はどちらかと言えば《魔鬼》の話題をよく耳にする。
(……紅の奴、何もしてないよな…)
一抹の不安が過ぎる。けどここは彼女を信じることにして改めて案内板を見る。
「あっ! 待てよ…」
腰ベルトに下げていた革袋を開け、所持金を確認。
「………」
悲しい現実を目の当たりにして渋い顔になってしまう。
この町へ来るまでに道具や食料を調達したりなどはしていたが、消費だけして資金の補充を疎かにしていたことを思い出す。
道中で魔物を退治すれば武器や防具、または道具など、様々な素材となる部位を各所のギルドに持っていけば資金を得られるのだが、それをしていない。
というのも、召喚がまともに出来なくなっているからだ。
村を襲われた時に喚び出した《ウォールゴーレム》以降、一度も召喚に成功していない。どんなに試しても、何故か上手くいかないのだ。
戦う術を身に付けていない彼にとっては致命的で、そのせいで魔物と戦えずにずっと逃げ続けていたのである。
しかし、それもそろそろ限界だ。
「何とかして召喚出来るようにしないとまずいぞ…このままじゃ一文無しの宿無し生活だ……」
視線をギルドに移し、溜め息をひとつ。
仕方ない。そう思いつつ、足取り重くギルドのある建物へ向かった。
───ギルドの看板を見つけ、扉を開けて中へ入る。
「すみませ──」
ギロッ、と中にいた全員に見つめられ、思わず竦んでしまった。
剣士、狩人、魔法使い──などなど。多数の冒険者がそこにたむろしている。冒険者は当然その職業を示す装備をしているわけだが、アベルはそういった装備をしていない。
端がほつれ傷んだ外套に、布の服と革の靴、それと使い込んだウェストポーチ。どちらかといえば、一般人と思われているだろう。
見つめられる視線が実に気持ち悪い。オドオドしながらも早足でカウンターへ向かう。受付人と思しき若い女性がアベルを見ると「ご依頼ですか?」とにこやかに声をかけてくれた。
「あのぅ…仕事を探しているんですけど、何かありますか?」
「へ? 発注ではなく受注の方ですか…?」
「あ、はい」
密かな嗤い声が耳に入った──。
「よう、ボウズ。ここはオマエのようなひょろっちぃ奴が来る場所じゃねぇぞ」
と、屈強な戦士の男。
「職業はなんだ? そんな格好じゃ分んねぇぞー?」
これは卑しい笑みを投げかける盗賊の男。
「よく見たらまだ子供じゃない。子供は外で元気良く遊ぶのが一番よ。依頼はどれも危険だから、大人しく帰った方がいいわ」
そう言ったのは、とんがり帽子を被った魔法使い。
他の者も声には出さなくとも、大多数がアベルを馬鹿にしているような眼差しだ。
「……僕は召喚士だッ!! バカにするなッ!!」
馬鹿にしてきた相手に向かって声高に言い放った──が、返ってきたのは外にも大きく響くほどの嘲笑の嵐。
アベルの中で悔しさと怒りが瞬く間に込み上げ、握り拳が震える。
と、そこへ一人の青年が席から立ち上がりアベルへ近付く。
「さっき言ったこと、本当なんだね?」
青年はただ微笑んでいる。穏やかな雰囲気の、しかし何か裏を含んでいるような、そんな直感をアベルは感じていた。
装飾は少ないが高貴を感じさせるローブ、先端は銀の十字架となっているスタッフ、首元に紫水晶で象られた十字架のネックレスが見える。彼の出立ちを見るに、おそらく神官だろう。
「も、もちろん本当だ!」
「それなら丁度良かった。僕の名はクリフ。キミさえ良ければ、僕と一緒に依頼を受けてみないかい?」
「へ?」
突発な申し出に思わず目を丸くしてしまった。
「おいおいクリフ。本当にそんなガキが召喚士だと思っているのか? とてもじゃねーがそうは見えねーぞ」
「たしかに。一見すればそうだけど、でも僕には分かる…彼は、それに相応しい魔力を持っている! ってね」
戦士の苦言も彼は軽く笑って流す。
そんなことをされ、戦士もこれ以上言うことを諦めて代わりに肩を大きくすくめた。それを皮切りに他の者達もこれ以上関わらんと、各々の時間を再開する。
「ではクリフさん。どの依頼にしますか? その子と同行するならなるべく簡単な方がいいと思いますけど…」
と、受付の女性が依頼の紙が複数貼られているボードを指す。
クリフはアベルの背中を押し、一緒に数ある依頼を眺める。
「そうだね……キミは召喚以外に何か得意なことはあるかい?」
「少し前まで薬草販売のアルバイトをやったことがあるので、その知識ならちょっとは」
「そうか! ならこの依頼なんてどうだろう?」
と、ある依頼を指差した。
【薬草探索 報酬五十グラン】
「五十グランかぁ……」
アルバイトでは一ヶ月あたり十から十二グランしか稼げなかったが、この額なら一週間くらいは贅沢しなければ保つだろう。
しかし、幾つか疑問がある。
「これ、依頼主は? あと、内容も全く書かれていませんけど」
「慌てない慌てない。順を追って説明するさ」
と、決めた依頼の紙を剥がし、今度は再度受付の元へ。
「これお願いします」
「はい。少々お待ちください」
渡された紙を片手に引き出しを開け、中から一枚の木札が渡される。木札には【道具屋 ウェイジン】と書かれていた。
「そして今度はここに書かれている場所に行って、依頼人と直接会うって流れさ」
「へぇ」
「それじゃ行ってきます」
「はい、道中お気をつけくださいね!」
受付員の笑顔に見送られ、二人はギルドを後にして行った。
「さて、これからすぐに向かうわけだけど、どうする? もう行く?」
「宿屋に行ってバッグを取りに行きたいので、少しだけ待ってもらえませんか?」
「いいよ。準備が終わったらまたここに来てね」
にこやかに手を振って見送るクリフを背中で感じ、駆け足で一旦宿へ。
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