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揺れる日常
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あの後すぐ解散し、俺は帰宅して眠りについた。
・・・眠りについたはいいが、眠れない。
数年会ってなかった幼馴染に会うというイベントの後だもんな。
明日の仕事はしんどいだろうが、鬱な気分ではない。
ひよりか・・・
本当に変わってなかったな。
変わってないあいつに安心と共にモヤモヤしたものが芽生えてきた。
俺の日常、何か変わるのかな?
そもそも変わる事に期待しているのか?俺は・・・。
・・・・・・彼氏、いるのかな。
いや、実は旦那がいたら・・・いくら幼馴染とは言え異性と夜に飲みなんてしないだろう。
俺は・・・
チー牛なんだ!
チー牛に徹するだ!
チーズ牛丼大盛温玉のせを注文してれば良いんだよ!
クソっ!
スポーツ経験ないし危機感もねぇ!
!!!
な、な、なわけあるか!
うぅ・・・やっぱり眠れないのは辛い・・・
結局気だるい翌日、朝食も食べずに満員電車に乗り会社へ向かう。
「おはようございまーーーすwww」
陽キャ後輩のロックな挨拶。
なんだ・・・いつも通りの毎日が始まってるじゃないか・・・
「昨日の俺、乙!」
って感じだわw
やっぱり周りの空気は変わらない。
俺を包む1センチ程度のオーラが微かにいつもの違っていた。
それも全部俺だけの世界であって誰も気づかない。
俺だけの変化だ。
早く帰りたい・・・
帰っても何もないのに、今日はなんだか早く帰りたい気分だ。
終業時間だ。
帰ろう・・・
帰りの電車、時の流れに身を委ねるように身も揺らいでいた。
〝ディロン♪”
LINEが鳴った
!!
ひよりだ。
『昨日は楽しかった!ありがとう!また遊ぼう!』
俺は即返信した。
『こちらこそ、またいつでも誘ってくれちょ』
あ、タップミスをしてしまった・・・
カッコわる!ダサ!なに緊張してんだよ俺!
うぅ・・・しまった・・・
‶ディロン♪”
『うんっ!また誘ってやるちょ笑』
ひより・・・
力抜けたじゃねーか・・・ってか、揺さぶられてるなぁ・・・俺。
・・・眠りについたはいいが、眠れない。
数年会ってなかった幼馴染に会うというイベントの後だもんな。
明日の仕事はしんどいだろうが、鬱な気分ではない。
ひよりか・・・
本当に変わってなかったな。
変わってないあいつに安心と共にモヤモヤしたものが芽生えてきた。
俺の日常、何か変わるのかな?
そもそも変わる事に期待しているのか?俺は・・・。
・・・・・・彼氏、いるのかな。
いや、実は旦那がいたら・・・いくら幼馴染とは言え異性と夜に飲みなんてしないだろう。
俺は・・・
チー牛なんだ!
チー牛に徹するだ!
チーズ牛丼大盛温玉のせを注文してれば良いんだよ!
クソっ!
スポーツ経験ないし危機感もねぇ!
!!!
な、な、なわけあるか!
うぅ・・・やっぱり眠れないのは辛い・・・
結局気だるい翌日、朝食も食べずに満員電車に乗り会社へ向かう。
「おはようございまーーーすwww」
陽キャ後輩のロックな挨拶。
なんだ・・・いつも通りの毎日が始まってるじゃないか・・・
「昨日の俺、乙!」
って感じだわw
やっぱり周りの空気は変わらない。
俺を包む1センチ程度のオーラが微かにいつもの違っていた。
それも全部俺だけの世界であって誰も気づかない。
俺だけの変化だ。
早く帰りたい・・・
帰っても何もないのに、今日はなんだか早く帰りたい気分だ。
終業時間だ。
帰ろう・・・
帰りの電車、時の流れに身を委ねるように身も揺らいでいた。
〝ディロン♪”
LINEが鳴った
!!
ひよりだ。
『昨日は楽しかった!ありがとう!また遊ぼう!』
俺は即返信した。
『こちらこそ、またいつでも誘ってくれちょ』
あ、タップミスをしてしまった・・・
カッコわる!ダサ!なに緊張してんだよ俺!
うぅ・・・しまった・・・
‶ディロン♪”
『うんっ!また誘ってやるちょ笑』
ひより・・・
力抜けたじゃねーか・・・ってか、揺さぶられてるなぁ・・・俺。
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