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第ニ章 俺たちの夢
カツアゲ
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洋平はギターケースを背中に担いで人通りの少ない薄暗い路地を歩いていた。駐車場の脇に置かれた自動販売機がアスファルトの地面を青白く照らしている。遠くのほうから聞こえてくるクルマの走行音の合間に微かな波の音が響く。
健吾のいる場所の近くまで来ているはずだった。が、彼の携帯電話にかけても応答はなく、次にかけたときには「電源が入っていないためかかりません」というアナウンスが流れるようになってしまった。
嫌な予感がした。健吾の身になにかあったのではないか……。心臓がバクバクと早鐘を打つ。それと呼応するかのように自然と足取りも速くなる。
空き缶がアスファルトの地面をコロコロと転がってきた。それに導かれるようにしてその転がってきた方向へと足を向けた。
怒鳴り声が聞こえたような気がした。さらに足を速めた。雑居ビルに挟まれた狭い路地の入り口を塞ぐようにして一台のセダンが停められていた。その後部座席にはひとりの若い女が横たわっている。
クルマ越しに路地の奥に目をやった。その薄闇の中に何人かの人影が見えた。雑居ビルの壁に背中をもたれて座っているのが健吾であることはすぐにわかった。
「健吾!」
洋平が叫ぶと、男たちが一斉に顔を振り向かせる。健吾は口元に諦念の入り混じったような笑みをふっと浮かべる。両目はほとんど塞がるほど腫れ、顔の下半分は鼻血で赤く染まっていた。
――いったいなにが……?
健吾の前に仁王立ちする男は歯を剥き出してニヤついた笑みを浮かべていた。
洋平は状況を理解することはできなかったが、込み上げてくる感情のままに動いた。クルマのボンネットに上がり、そこから飛び降りて男に向かって突進する。
「おまえ、こいつの友達……」
男は口を開くが、言い終わる前にその体は地面をゴロゴロと転がっていた。洋平が助走をつけて放った拳がその顔面を捉えていた。
間髪を入れず、地面に転がった男の腹部を蹴り上げる。さらにその後頭部に拳を振り下ろそうとするが、そこで男は体勢を立てなおしてタックルしてくる。二人は地面の上で揉み合い、そして立ち上がって距離をとる。
「はあ……、はあ……」
洋平は荒く呼吸をしながら視界に見えるものを確認していく。目の前に対峙する男の後方に別の男が立っていた。あまり特徴のない平凡な顔立ち。両手を黒のスラックスのポケットに突っ込み、片方の足で地面に倒れている男の頭を踏みつけている。
おそらく最初に暴行を受けたのは頭を踏みつけられているあの男。そこへ健吾が助けに入ってこのような状況になったのではないか。
「洋平……」
雑居ビルの壁にもたれて座っている健吾が小声で呼ぶ。洋平が顔を向けると、やめてくれと懇願するかのように静かに顔を横に振る。
「これを預かっててくれ」
洋平は背負っていたギターケースを健吾に預けた。そして両方の拳を前に構えて目の前の男を睨みつけた。そのときにはじめて男の眉間を貫いて走る傷痕に気付いた。しかし、その凶悪な見た目くらいで洋平の戦意が失われるようなことはなかった。
「おらあッ!」
雄叫びをあげて右の拳を大きく振りかぶった。それとほぼ同時に傷の男も前に出る。二つの拳がビルの谷間の薄闇の中で交差した。
ガツン!
火花が散った。当たったのは傷の男の拳のほうだった。洋平の顔面の中央を捉えて彼の体ごと吹き飛ばした。
洋平は地面に片膝をついて上半身を起こす。鼻のあたりがジンジンと痺れる。口の中には血の味が広がる。実に約十年ぶりに味わうような気がした。
最後に誰かと殴り合いの喧嘩をしたのは中学二年生のときだった。
クラスに石田稔という友達がいた。陽気で社交的な洋平とは対照的に地味であまり目立たない存在だったが、音楽の趣味が非常によく合い、二人で話しているとあっという間に時間が過ぎ去っていった。
ある日、稔の右目の下に青あざができているのに気付いた。
「どうしたんだ、それ?」
「バスケのボールがぶつかちゃって……」
そのときは彼のその言葉を真に受け、特に気に留めることもなかった。が、それ以降、彼は極端に付き合いが悪くなった。
「稔。マック行こうぜ」
「ごめん。お金がなくって」
「おまえに聴いてもらいたい曲があるんだ」
「また今度ね」
ファーストフード店に行くことさえもお金がないことを理由に断る。次第に疑念が生じるようになっていった。稔は週二でバイトをしていた。それなのにファーストフード店でお茶する程度のお金がないはずがない……。
ある日の放課後、こっそりと彼のあとをつけてみた。校舎裏で誰かと落ち合っていた。同じクラスの不良の井川俊夫だった。
「もってきたか?」
俊夫の言葉に稔はうなずく。ズボンのポケットから財布を取り出し、何枚かの札を俊夫に手渡した。俊夫はその枚数を確認してから自分の財布にしまう。
その様子を校舎の陰から見ていた洋平の胸にまず込み上げてきた感情は悔しさだった。俊夫からカツアゲをされていたのならどうして自分に相談してくれなかったのか……。そして俊夫への激しい怒り。
「俊夫。てめえ……」
洋平は校舎の陰から姿を出して俊夫に近づいていく。
「なんだ、おまえ。見てたのか」
「稔にカツアゲなんてしてやがったのか」
「おいおい、人聞きの悪いこと言うなよ。ただ借りただけだ」
「どうせ返すつもいなんてないだろ」
「返すよ。百年後くらいにな」
俊夫はそう言ってヒャハハハと嘲笑する。それが洋平の怒りを増長させる。今すぐにそのニヤついた笑みを消してやろうと思った。
顔面を思い切り殴った。俊夫は少しよろめいて後退する。が、すぐに反撃に出た。パンチの応酬。俊夫の一発のパンチが洋平の顔面にきれいに入り、洋平は地面に片膝をついた。
「洋平……」
稔はただおろおろと怯えた表情を見せている。洋平は流れ出る鼻血を手の甲で拭い、それを舌先でペロリと舐めた。
――これくらいどうってことない……。
あのときと同じ血の味を噛み締めながら傷の男に向かっていった。右のストレートパンチ。傷の男はそれを片腕で容易くガードして洋平の腹部にフックを叩き込んだ。
「ぐッ!」
ズシリと重い衝撃。息ができない。体がくの字に折れる。眼前に傷の男の膝蹴りが迫っていた。咄嗟に上半身を起こした。
頭部にガツンと衝撃が走った。偶然にも傷の男の顔面にきれいに頭突きが入っていた。
傷の男も鼻血を流す。眉間を貫いて走る傷痕と相まってさらに顔面の凄みが増す。歯を剥き出してニヤリと笑いを浮かべる。俊夫と同じ笑み。
――消してやる……!
洋平の拳が傷の男の顔面を弾いた。が、ほとんど効いていないのかすぐに打ち返される。洋平の側頭部に拳がめり込む。脳が揺れて意識が飛ぶ。続けざまに今度は後頭部に走る衝撃。傷の男に髪の毛を掴まれてビルの壁に叩きつけられていた。
前のめりに地面に倒れた。頬に触れる冷たく硬いアスファルトの感触。目の前に転がる潰れた空き缶とタバコの空き箱がグラグラと揺れている。起き上がろうとするが、手の指を微かに動かす程度がやっとだった。
靄のかかった頭の中にまた昔の記憶が蘇る。俊夫との喧嘩の続き……。同じだった。洋平は地面に倒れ、俊夫がそれを見下ろしていた。
「弱い奴がいきがってんじゃねえよ」
俊夫は洋平の腹部にとどめの蹴りを入れる。そして稔のほうに顔を向け、
「じゃ、来週もまた頼むぜ」
そう言って校舎裏をあとにした。
「洋平! 洋平!」
稔が駆け寄ってくる。が、洋平は地面に倒れたままなにも言葉を返すことはできず、目を合わせることさえできなかった。
家に帰ると、廊下にカバンを放り出してバスルームに直行した。喧嘩に負けて傷とあざだらけになった無様な顔を家族に見られたくなかった。バスチェアに腰かけてシャワーを捻り、頭から湯を被った。
徐々に曇っていくガラスの中で自分と目が合う。情けない負け犬の顔。すぐに湯煙の中に消えていった。
「洋平」
脱衣所から母親の声。
「あんたいつ帰ってきたの?」
「さっき」
「今日の夕飯はあんたの好きな味噌煮込みうどんにしたよ」
「うん」
「バスタオルここに置いとくね」
「ああ」
洋平は平静を装って返事した。脱衣所から母親の気配が消えると、シャワーの勢いを強くした。狭いバスルームの中にびちゃびちゃと湯の跳ねる音が響き渡る。
「う、うう……」
感情が堰を切ってあふれ出し、嗚咽がこぼれた。こぼれる涙をシャワーで洗い流すが、次から次へとあふれ出してとどまることがなかった
「どうした? もう終わりか?」
傷の男の声が響いた。硬い革靴の底で顔を踏みつけられていた。胸中にはあのときと同じ苦々しい思いが広がっていた。はっきりと思い出していた。自分は喧嘩が弱いということ、そして友達を守ることさえできないのだということを……。
健吾のいる場所の近くまで来ているはずだった。が、彼の携帯電話にかけても応答はなく、次にかけたときには「電源が入っていないためかかりません」というアナウンスが流れるようになってしまった。
嫌な予感がした。健吾の身になにかあったのではないか……。心臓がバクバクと早鐘を打つ。それと呼応するかのように自然と足取りも速くなる。
空き缶がアスファルトの地面をコロコロと転がってきた。それに導かれるようにしてその転がってきた方向へと足を向けた。
怒鳴り声が聞こえたような気がした。さらに足を速めた。雑居ビルに挟まれた狭い路地の入り口を塞ぐようにして一台のセダンが停められていた。その後部座席にはひとりの若い女が横たわっている。
クルマ越しに路地の奥に目をやった。その薄闇の中に何人かの人影が見えた。雑居ビルの壁に背中をもたれて座っているのが健吾であることはすぐにわかった。
「健吾!」
洋平が叫ぶと、男たちが一斉に顔を振り向かせる。健吾は口元に諦念の入り混じったような笑みをふっと浮かべる。両目はほとんど塞がるほど腫れ、顔の下半分は鼻血で赤く染まっていた。
――いったいなにが……?
健吾の前に仁王立ちする男は歯を剥き出してニヤついた笑みを浮かべていた。
洋平は状況を理解することはできなかったが、込み上げてくる感情のままに動いた。クルマのボンネットに上がり、そこから飛び降りて男に向かって突進する。
「おまえ、こいつの友達……」
男は口を開くが、言い終わる前にその体は地面をゴロゴロと転がっていた。洋平が助走をつけて放った拳がその顔面を捉えていた。
間髪を入れず、地面に転がった男の腹部を蹴り上げる。さらにその後頭部に拳を振り下ろそうとするが、そこで男は体勢を立てなおしてタックルしてくる。二人は地面の上で揉み合い、そして立ち上がって距離をとる。
「はあ……、はあ……」
洋平は荒く呼吸をしながら視界に見えるものを確認していく。目の前に対峙する男の後方に別の男が立っていた。あまり特徴のない平凡な顔立ち。両手を黒のスラックスのポケットに突っ込み、片方の足で地面に倒れている男の頭を踏みつけている。
おそらく最初に暴行を受けたのは頭を踏みつけられているあの男。そこへ健吾が助けに入ってこのような状況になったのではないか。
「洋平……」
雑居ビルの壁にもたれて座っている健吾が小声で呼ぶ。洋平が顔を向けると、やめてくれと懇願するかのように静かに顔を横に振る。
「これを預かっててくれ」
洋平は背負っていたギターケースを健吾に預けた。そして両方の拳を前に構えて目の前の男を睨みつけた。そのときにはじめて男の眉間を貫いて走る傷痕に気付いた。しかし、その凶悪な見た目くらいで洋平の戦意が失われるようなことはなかった。
「おらあッ!」
雄叫びをあげて右の拳を大きく振りかぶった。それとほぼ同時に傷の男も前に出る。二つの拳がビルの谷間の薄闇の中で交差した。
ガツン!
火花が散った。当たったのは傷の男の拳のほうだった。洋平の顔面の中央を捉えて彼の体ごと吹き飛ばした。
洋平は地面に片膝をついて上半身を起こす。鼻のあたりがジンジンと痺れる。口の中には血の味が広がる。実に約十年ぶりに味わうような気がした。
最後に誰かと殴り合いの喧嘩をしたのは中学二年生のときだった。
クラスに石田稔という友達がいた。陽気で社交的な洋平とは対照的に地味であまり目立たない存在だったが、音楽の趣味が非常によく合い、二人で話しているとあっという間に時間が過ぎ去っていった。
ある日、稔の右目の下に青あざができているのに気付いた。
「どうしたんだ、それ?」
「バスケのボールがぶつかちゃって……」
そのときは彼のその言葉を真に受け、特に気に留めることもなかった。が、それ以降、彼は極端に付き合いが悪くなった。
「稔。マック行こうぜ」
「ごめん。お金がなくって」
「おまえに聴いてもらいたい曲があるんだ」
「また今度ね」
ファーストフード店に行くことさえもお金がないことを理由に断る。次第に疑念が生じるようになっていった。稔は週二でバイトをしていた。それなのにファーストフード店でお茶する程度のお金がないはずがない……。
ある日の放課後、こっそりと彼のあとをつけてみた。校舎裏で誰かと落ち合っていた。同じクラスの不良の井川俊夫だった。
「もってきたか?」
俊夫の言葉に稔はうなずく。ズボンのポケットから財布を取り出し、何枚かの札を俊夫に手渡した。俊夫はその枚数を確認してから自分の財布にしまう。
その様子を校舎の陰から見ていた洋平の胸にまず込み上げてきた感情は悔しさだった。俊夫からカツアゲをされていたのならどうして自分に相談してくれなかったのか……。そして俊夫への激しい怒り。
「俊夫。てめえ……」
洋平は校舎の陰から姿を出して俊夫に近づいていく。
「なんだ、おまえ。見てたのか」
「稔にカツアゲなんてしてやがったのか」
「おいおい、人聞きの悪いこと言うなよ。ただ借りただけだ」
「どうせ返すつもいなんてないだろ」
「返すよ。百年後くらいにな」
俊夫はそう言ってヒャハハハと嘲笑する。それが洋平の怒りを増長させる。今すぐにそのニヤついた笑みを消してやろうと思った。
顔面を思い切り殴った。俊夫は少しよろめいて後退する。が、すぐに反撃に出た。パンチの応酬。俊夫の一発のパンチが洋平の顔面にきれいに入り、洋平は地面に片膝をついた。
「洋平……」
稔はただおろおろと怯えた表情を見せている。洋平は流れ出る鼻血を手の甲で拭い、それを舌先でペロリと舐めた。
――これくらいどうってことない……。
あのときと同じ血の味を噛み締めながら傷の男に向かっていった。右のストレートパンチ。傷の男はそれを片腕で容易くガードして洋平の腹部にフックを叩き込んだ。
「ぐッ!」
ズシリと重い衝撃。息ができない。体がくの字に折れる。眼前に傷の男の膝蹴りが迫っていた。咄嗟に上半身を起こした。
頭部にガツンと衝撃が走った。偶然にも傷の男の顔面にきれいに頭突きが入っていた。
傷の男も鼻血を流す。眉間を貫いて走る傷痕と相まってさらに顔面の凄みが増す。歯を剥き出してニヤリと笑いを浮かべる。俊夫と同じ笑み。
――消してやる……!
洋平の拳が傷の男の顔面を弾いた。が、ほとんど効いていないのかすぐに打ち返される。洋平の側頭部に拳がめり込む。脳が揺れて意識が飛ぶ。続けざまに今度は後頭部に走る衝撃。傷の男に髪の毛を掴まれてビルの壁に叩きつけられていた。
前のめりに地面に倒れた。頬に触れる冷たく硬いアスファルトの感触。目の前に転がる潰れた空き缶とタバコの空き箱がグラグラと揺れている。起き上がろうとするが、手の指を微かに動かす程度がやっとだった。
靄のかかった頭の中にまた昔の記憶が蘇る。俊夫との喧嘩の続き……。同じだった。洋平は地面に倒れ、俊夫がそれを見下ろしていた。
「弱い奴がいきがってんじゃねえよ」
俊夫は洋平の腹部にとどめの蹴りを入れる。そして稔のほうに顔を向け、
「じゃ、来週もまた頼むぜ」
そう言って校舎裏をあとにした。
「洋平! 洋平!」
稔が駆け寄ってくる。が、洋平は地面に倒れたままなにも言葉を返すことはできず、目を合わせることさえできなかった。
家に帰ると、廊下にカバンを放り出してバスルームに直行した。喧嘩に負けて傷とあざだらけになった無様な顔を家族に見られたくなかった。バスチェアに腰かけてシャワーを捻り、頭から湯を被った。
徐々に曇っていくガラスの中で自分と目が合う。情けない負け犬の顔。すぐに湯煙の中に消えていった。
「洋平」
脱衣所から母親の声。
「あんたいつ帰ってきたの?」
「さっき」
「今日の夕飯はあんたの好きな味噌煮込みうどんにしたよ」
「うん」
「バスタオルここに置いとくね」
「ああ」
洋平は平静を装って返事した。脱衣所から母親の気配が消えると、シャワーの勢いを強くした。狭いバスルームの中にびちゃびちゃと湯の跳ねる音が響き渡る。
「う、うう……」
感情が堰を切ってあふれ出し、嗚咽がこぼれた。こぼれる涙をシャワーで洗い流すが、次から次へとあふれ出してとどまることがなかった
「どうした? もう終わりか?」
傷の男の声が響いた。硬い革靴の底で顔を踏みつけられていた。胸中にはあのときと同じ苦々しい思いが広がっていた。はっきりと思い出していた。自分は喧嘩が弱いということ、そして友達を守ることさえできないのだということを……。
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