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251話 - 温もり
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むにゃむにゃ……
『ん、んー。結構寝ちゃった……』
昨日はひょんなことからスマホを作ってしまった。
掲示板作ろうと思ったのにさくさくっとスマホ出来ちゃったよ……。
無理だと思ったのに……。
でも、凄い事したように感じるけど、このスマホ自体に機能は全くないんだ。
システムとリンクしているただの箱ってだけ。
僕が凄いというよりシステムとリンクできたことで作れた感じだね。
今後ひとつずつアプリを作っていかないとダメだ。
とりあえず電話、メール、時計、メモ、設定アプリの画面を作った。
これで最低限の機能は出来ただろうからあとはゆっくり作って同期して行こっと。
結局それに没頭して多大に夜更かししちゃった。
今何時だ?
えっとスマホ、スマホ……
よいしょ……(ススーッ)
06 / 03
11:13:16
もう11時じゃん……。
昼前だ。
しっかり6時間寝ちゃった。
この体、気合いと我慢でなんとか起きてることはできる。
でも、長時間起きてるとその分ちゃんとしっぺ返し喰らうな。
ねみぃ……。
ちなみにこの時計僕がつくってるからね?
もちろん地球と同じ時間の表示方法だよ。
しかも日付まで出るんだ!
時計を作る時には1日を24分割にして地球時間表示するイメージをした。
するとあっさりちゃんとしたデジタル時計になった。
やっぱ見やすいなぁ。
この世界で買った時計はもうお役御免だな。
ってか6月3日って嘘でしょ……。
特訓してたり寄生してたら年末からもう半年経ってるじゃん……
『起きたかの?茶でも淹れてやろうかのぉ』(パタンッ)
『おはよ~。おばあちゃん起きてたんだね。うん、おねがいするよ』
凄く眠い……。
本当なら寝起きにはコーヒー飲みたいところなんだけど豆無いんだよねぇ。
この世界ってコーヒー豆あるのかなぁ?
適当な豆煎ったらそれっぽくなんないかなぁ。
……てかおばあちゃん寝たの?
既にリビングで本読んでたけど……
『おばあちゃん寝てるの?』
『我はここ1か月は寝ておらん』
『え!?絶対僕のせいじゃん!おばあちゃんも寝てよ!ごめん……』
『クロムは我の種族を忘れておるじゃろ。龍は眠らんでも平気じゃ。スライムのように節約する必要もない。眠かったら寝るし、眠らんでええなら数百年程なら睡眠が無くとも全く問題ない。いつもお主らと共に寝ておるから、むしろ我は寝すぎじゃ。緊急時に起きておる方がちょうどええんじゃよ』
あ、そうか。
おばあちゃん龍だったな。
最近龍の姿みてないから頭から抜け落ちてたよ。
体に問題ないならよかった……
逆にライムはテーブルの上でまだ寝てる。
ライム節約する必要あるのかな……?
MP50万あるんだけど……まぁ本能だもんね。
『わかった。本当に僕が居ない間助かったよ。でも無理はしないでね?いつでも寝てよ?』
『クロムの役に立てたなら本望じゃ!さて、朝食は我が作るかのぉ。もう昼じゃがの』
おばあちゃんはいつもずっとみんなの事見守ってくれる。
なかなかやんちゃな家族だ。
みんな優しい子ばっかりだけど突拍子もないことをしたりすることも多い。
そのみんなをずっと優しく見守って包んでくれるんだ。
いつもニコニコしながらフォローしてくれるんだ。
おばあちゃんはずっとおばあちゃんだなぁ。
おばあちゃんが要るからみんな好き放題毎日を楽しめるんだ。
おばあちゃん自身は僕らの家族になって楽しんでくれてるかな。
できるだけおばあちゃんの願いを叶えてあげたいな。
『うん、おばあちゃんのご飯も大好きだよ。この体で食べるの楽しみだ。……で、なんで念話?』
『周りを見てみるとよいのじゃ?』
周り……?
あぁ、そうだ。
僕、昨日寝ようと思ったんだけど2階には上がれなかったんだ。
どうしようか考えたんだけど相当眠くていつの間にかそのまま玄関先で寝ちゃった。
体大きいから仕方ないね。
クラムが階段直してくれるとは言ってくれてるんだけれどさ。
でも正直寝室に入っても、僕ベッドで眠れるわけじゃないしあんまり意味な……
ZZZ……
あぁ、エステルここで寝たんだ。
僕のお腹の横で僕のこと抱いて寝てるよ。
そうか、僕おっきくなったんだなぁ。
エステルはいつもこの体制で寝てた。
でも僕の体小さかったからいつもは腕の中に納まってたんだよね。
『おばあちゃんが布団掛けてくれたの?』
『そうじゃよ。その体はとても暖かそうじゃから布団が必要なのかどうかはわからんかったがの?要らんなら蹴り飛ばすじゃろ』
そっか。
エステルにはすごく不安をかけただろうなぁ。
僕が目覚めて1番やつれてたのはエステルだ。
集落から死んだことになって追い出されて、今やっとみんなの元に帰ってこられた。
すごい波乱万丈な人生を送ってる。
知らない外界に魔物の僕とクラムと一緒に旅立つのはとても不安だったろうと思う。
人とのコミュニケーションが取れるのはずっとこの子だけだった。
エステルには沢山苦労を掛けてるな。
それなのに、ずっと僕の事好きだって言ってくれてる。
僕はこんな体なのに……。
この子にとって僕は何かしてあげられたんだろうか……。
この体になってこの子の気持ちに少しくらい答えられるようになっただろうか……。
エステルの気持ちに少しずつ答えられるといいな。
で、クラマが尻尾をお腹にかけて寝ている。
『クラマってお風呂あがった後、クラムと上に寝に行ってなかったっけ?』
『夜中起きてきてそこで寝たんじゃ。クラムも一緒に降りて来たぞ』
『わざわざ僕の横で寝なくてもなぁ……』
『クロムはそれほど大切にされておるのじゃ』
この子はいつの間に獣化しないで眠れるようになったんだろう。
僕達と出会った頃はまだ不安がぬぐえないのか夜中無意識に獣化しちゃってたんだよね。
もう諦めて獣化したままで眠るようになったんだ。
でも、今は人の姿でお腹に僕の長いしっぽを掛けて寝ている。
クラマはクールな顔してるし口数も少ない。
でもほんとは一番甘えん坊なんだよ。
ずっとエステルかおばあちゃんの服掴みながら歩いてるんだ。
クラマは家族が大好きだから。
ずっと不安に囲まれて生活してきただろうからね。
ずっと家族が欲しかったって言ってたんだ。
僕等がこの子に安心を与えられているのならいいなぁ。
……クラムの定位置はここだったなぁ。
頭の上で僕の毛に埋もれて寝てる。
ワカメの時はずっと僕のそばで動かなかった。
カニになってからは移動中僕の頭の上で寝てたんだよね。
スライムになってから体の収まりが悪くなって僕の上で眠れなくなったんだ。
また定位置に戻ってきたんだね。
僕の異世界生活はずっとこの子と一緒にあった。
最初はずっと2人だったのに……
今ではみんなの街や食事、生活に欠かせない子になっちゃった。
今1番みんなから頼りにされてるのは間違いなくクラムだろうな。
僕等のパーティーでも守りの要になっている。
クラムはまだまだ幼い。
体もいちばん小さいのに……。
いつの間にかすごく強くなっちゃってなぁ……。
みんなのことを守るようになっても、
いつの間にか誰よりも強くなっても
この子だけは僕が、ずっと守るんだ。
心の中がすごく温かい……
スライムの時にこんな気持ち感じたことなかった……
僕が……
ずっと、ずっとこの家族のパパで……
ZZZ……
『また寝てしまったのぉ。まだ目が覚めて1日で活動しすぎじゃ。ここ最近、皆の疲れも溜まっておる。皆、ゆっくり眠るのじゃ』
『ん、んー。結構寝ちゃった……』
昨日はひょんなことからスマホを作ってしまった。
掲示板作ろうと思ったのにさくさくっとスマホ出来ちゃったよ……。
無理だと思ったのに……。
でも、凄い事したように感じるけど、このスマホ自体に機能は全くないんだ。
システムとリンクしているただの箱ってだけ。
僕が凄いというよりシステムとリンクできたことで作れた感じだね。
今後ひとつずつアプリを作っていかないとダメだ。
とりあえず電話、メール、時計、メモ、設定アプリの画面を作った。
これで最低限の機能は出来ただろうからあとはゆっくり作って同期して行こっと。
結局それに没頭して多大に夜更かししちゃった。
今何時だ?
えっとスマホ、スマホ……
よいしょ……(ススーッ)
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もう11時じゃん……。
昼前だ。
しっかり6時間寝ちゃった。
この体、気合いと我慢でなんとか起きてることはできる。
でも、長時間起きてるとその分ちゃんとしっぺ返し喰らうな。
ねみぃ……。
ちなみにこの時計僕がつくってるからね?
もちろん地球と同じ時間の表示方法だよ。
しかも日付まで出るんだ!
時計を作る時には1日を24分割にして地球時間表示するイメージをした。
するとあっさりちゃんとしたデジタル時計になった。
やっぱ見やすいなぁ。
この世界で買った時計はもうお役御免だな。
ってか6月3日って嘘でしょ……。
特訓してたり寄生してたら年末からもう半年経ってるじゃん……
『起きたかの?茶でも淹れてやろうかのぉ』(パタンッ)
『おはよ~。おばあちゃん起きてたんだね。うん、おねがいするよ』
凄く眠い……。
本当なら寝起きにはコーヒー飲みたいところなんだけど豆無いんだよねぇ。
この世界ってコーヒー豆あるのかなぁ?
適当な豆煎ったらそれっぽくなんないかなぁ。
……てかおばあちゃん寝たの?
既にリビングで本読んでたけど……
『おばあちゃん寝てるの?』
『我はここ1か月は寝ておらん』
『え!?絶対僕のせいじゃん!おばあちゃんも寝てよ!ごめん……』
『クロムは我の種族を忘れておるじゃろ。龍は眠らんでも平気じゃ。スライムのように節約する必要もない。眠かったら寝るし、眠らんでええなら数百年程なら睡眠が無くとも全く問題ない。いつもお主らと共に寝ておるから、むしろ我は寝すぎじゃ。緊急時に起きておる方がちょうどええんじゃよ』
あ、そうか。
おばあちゃん龍だったな。
最近龍の姿みてないから頭から抜け落ちてたよ。
体に問題ないならよかった……
逆にライムはテーブルの上でまだ寝てる。
ライム節約する必要あるのかな……?
MP50万あるんだけど……まぁ本能だもんね。
『わかった。本当に僕が居ない間助かったよ。でも無理はしないでね?いつでも寝てよ?』
『クロムの役に立てたなら本望じゃ!さて、朝食は我が作るかのぉ。もう昼じゃがの』
おばあちゃんはいつもずっとみんなの事見守ってくれる。
なかなかやんちゃな家族だ。
みんな優しい子ばっかりだけど突拍子もないことをしたりすることも多い。
そのみんなをずっと優しく見守って包んでくれるんだ。
いつもニコニコしながらフォローしてくれるんだ。
おばあちゃんはずっとおばあちゃんだなぁ。
おばあちゃんが要るからみんな好き放題毎日を楽しめるんだ。
おばあちゃん自身は僕らの家族になって楽しんでくれてるかな。
できるだけおばあちゃんの願いを叶えてあげたいな。
『うん、おばあちゃんのご飯も大好きだよ。この体で食べるの楽しみだ。……で、なんで念話?』
『周りを見てみるとよいのじゃ?』
周り……?
あぁ、そうだ。
僕、昨日寝ようと思ったんだけど2階には上がれなかったんだ。
どうしようか考えたんだけど相当眠くていつの間にかそのまま玄関先で寝ちゃった。
体大きいから仕方ないね。
クラムが階段直してくれるとは言ってくれてるんだけれどさ。
でも正直寝室に入っても、僕ベッドで眠れるわけじゃないしあんまり意味な……
ZZZ……
あぁ、エステルここで寝たんだ。
僕のお腹の横で僕のこと抱いて寝てるよ。
そうか、僕おっきくなったんだなぁ。
エステルはいつもこの体制で寝てた。
でも僕の体小さかったからいつもは腕の中に納まってたんだよね。
『おばあちゃんが布団掛けてくれたの?』
『そうじゃよ。その体はとても暖かそうじゃから布団が必要なのかどうかはわからんかったがの?要らんなら蹴り飛ばすじゃろ』
そっか。
エステルにはすごく不安をかけただろうなぁ。
僕が目覚めて1番やつれてたのはエステルだ。
集落から死んだことになって追い出されて、今やっとみんなの元に帰ってこられた。
すごい波乱万丈な人生を送ってる。
知らない外界に魔物の僕とクラムと一緒に旅立つのはとても不安だったろうと思う。
人とのコミュニケーションが取れるのはずっとこの子だけだった。
エステルには沢山苦労を掛けてるな。
それなのに、ずっと僕の事好きだって言ってくれてる。
僕はこんな体なのに……。
この子にとって僕は何かしてあげられたんだろうか……。
この体になってこの子の気持ちに少しくらい答えられるようになっただろうか……。
エステルの気持ちに少しずつ答えられるといいな。
で、クラマが尻尾をお腹にかけて寝ている。
『クラマってお風呂あがった後、クラムと上に寝に行ってなかったっけ?』
『夜中起きてきてそこで寝たんじゃ。クラムも一緒に降りて来たぞ』
『わざわざ僕の横で寝なくてもなぁ……』
『クロムはそれほど大切にされておるのじゃ』
この子はいつの間に獣化しないで眠れるようになったんだろう。
僕達と出会った頃はまだ不安がぬぐえないのか夜中無意識に獣化しちゃってたんだよね。
もう諦めて獣化したままで眠るようになったんだ。
でも、今は人の姿でお腹に僕の長いしっぽを掛けて寝ている。
クラマはクールな顔してるし口数も少ない。
でもほんとは一番甘えん坊なんだよ。
ずっとエステルかおばあちゃんの服掴みながら歩いてるんだ。
クラマは家族が大好きだから。
ずっと不安に囲まれて生活してきただろうからね。
ずっと家族が欲しかったって言ってたんだ。
僕等がこの子に安心を与えられているのならいいなぁ。
……クラムの定位置はここだったなぁ。
頭の上で僕の毛に埋もれて寝てる。
ワカメの時はずっと僕のそばで動かなかった。
カニになってからは移動中僕の頭の上で寝てたんだよね。
スライムになってから体の収まりが悪くなって僕の上で眠れなくなったんだ。
また定位置に戻ってきたんだね。
僕の異世界生活はずっとこの子と一緒にあった。
最初はずっと2人だったのに……
今ではみんなの街や食事、生活に欠かせない子になっちゃった。
今1番みんなから頼りにされてるのは間違いなくクラムだろうな。
僕等のパーティーでも守りの要になっている。
クラムはまだまだ幼い。
体もいちばん小さいのに……。
いつの間にかすごく強くなっちゃってなぁ……。
みんなのことを守るようになっても、
いつの間にか誰よりも強くなっても
この子だけは僕が、ずっと守るんだ。
心の中がすごく温かい……
スライムの時にこんな気持ち感じたことなかった……
僕が……
ずっと、ずっとこの家族のパパで……
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