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74話 - 初めての討伐依頼。
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宿についてからは疲れがたまっていたようでみんなすぐ寝てしまった。
少し仮眠をとってから夜ご飯をもらいに行き、部屋で食事をして今になる。
夜ご飯はお肉をトロトロに煮込んだようなビーフシチューのような物に少し固めの黒いパンだった。
晩御飯は受付で海鮮か肉を選べた。肉を選ぶとこのシチューか、ステーキのどちらか。
海鮮を選ぶとその日仕入れられた魚料理が出てくるらしい。
魚は魔の森でたくさん食べたからね。明日は魚にしてみよう。
ビーフシチューはなかなかコクがあってうまかった。
あまりたくさんの調味料が入っていた感じではないが、その分肉の形がなくなるほどかなり煮込まれてあって野菜や肉の味が溶け出していた。料理っていいなぁ……グスン。
あーうまかった。パンも久々にたべた。少し固めでぼそぼそしているがシチューと一緒に食べるとちょうど良い感じがした。というかスライムなのであんまり歯ごたえとか関係ない。
≪なにこれ~?味しない~!クラムこれいらない~≫
まぁクラムは気に入らないようだったけど。穀物の美味さって難しいよね。
アイテムボックスからエステルとクラムに果物をあげて僕がのこりのパンを食べた。
『さて、じゃあ明日からなにしようなぁ』
「そうですねぇ。今日だけで銀貨6枚ももらっちゃいました。これはクロムさんが集めたものですが。集落では1か月働いて銀貨1枚しかもらえなかったんですけどね。」
マジで搾取されてたんだな……。月給1万。あの集落の魚1匹分じゃねーか。くそったれめ。
これからはのびのび暮らせよ……グス
『そうなのか。大変だったなぁ。いや、エステルが倒したオーガの角とかもあるからその辺は今はもう共有でいいんじゃないか?ただこれFランクのエステルがいきなり出していいもんか……。あのボアでB級らしいぞ?オーガなんかあれの数倍強いんだけどな……Aはかたいよな……』
「そうですね……いきなりその辺の素材を出すと浮いちゃいますよね……」
順番に出すのが無難だろうな。しばらくアイテムボックスの肥やしになりそうだ。
オーガの角だけで50体分くらいはあるかな……
あのボアも結構でてきたから肉と牙だけ雑にとってもってるし。
狼とか他の魔物もデカい牙とか売れそうなとこだけ適当に。
基本どんな魔物も角とか牙とかの重要そうな場所だけ取ってある。
オーク肉とボア肉がうまかったから肉はそれがメイン。
他どこ解体すべきかとかわかんないしなぁ。
睾丸とか噂に聞くけど……やだ。無理。
ゴブリン系は臭いから捨てた。あんな腰布いらん。
虫系も気持ち悪いからとってない。僕虫苦手なの。
あとクラムが引っ張り上げてきた魚系の素材もおおいかな。
魚は丸々はいってるよ。おいしいから。
今のアイテムボックスの中身はそんな感じ。
30メートル区画だからそんなめちゃくちゃ大量にいれれないしね。
≪クラムはおいしいものたべれたらなんでもいいよ~?≫
『僕も別にこれといってやりたいことはないな。スローライフ目的だから』
「私は……そうですね……。ランクを上げたりすることに興味はないのですがいろんなところを見て回りたいですね」
『そうか、じゃあまぁ依頼を受けつつ飽きたら違う町へ転々とってかんじでいいんじゃないか?そのうち住み心地よさそうなところ見つけたら家とか買ってのんびりしたいよな』
「家ですか~。いいですねぇ~」
『僕としてはこの町も人は優しいし特に差別とかもないし割と好みだけどね。まぁ色々見てから戻ってきてもいいさ』
「そうですね。あまりランクはあげないほうがよさそうですよね」
『そうだな。緊急招集とかされたりするらしいしな。目をつけられても面倒だ。あまり上げない方向で行こうか。Eでもいいくらいだが既にFにあがってしまったしな。ちょっとそれは無理そうだから依頼をそんなに受けない方向で行こう。朝のギルドであった冒険者と同じDくらいでもう充分じゃないか?』
「わかりました。私もそれがいいと思います」
『そだな。別の町に行く護衛依頼みたいなのがもしあればそれに乗っかって違う町に行ってみようか。着の身着のまま、適当にのんびり過ごそうぜ』
「はい♪これから毎日が楽しみです♪ではお湯もいただいたので体でも拭いて今日はまた寝ましょうか」
『すとおおおおおおおおおおっぷ!エステルここで脱ぐなああああああああああ』
「あら、そうでした。クロムさんは元々男性なのでしたね、ふふ。つい忘れてしまいます」
まぁもう僕に性別なんてあってないようなもんなんだけど……
カニの時に至ってはメスだったしな……でも精神的に男なんだもん……
・
・
・
翌朝、とりあえず冒険者ギルドにやってきた。
「では本日の依頼はこれで」
「ゴブリン5体の討伐ね。この先に森があるからそこに生息しているわ。あとたまに荒野にもはぐれが出てきているかしらね。討伐証明に耳でも取ってきて。どこでもいいけどゴブリンは耳が楽にとれるわ。適正ランクはEよ。気をつけなさいね」
「わかりました!いってきます!」
----
おわった。
え?なにか波乱万丈なストーリー期待されてる?
ないよ!
だって町からでて荒野見渡してみんなで全力で感知使って、
「あ、いた」って思うところに全力で走って行ってゴブリン切って耳取っただけだもん。
僕今全力で走ると時速300キロくらい出る気がするんだよね。
エステルも敏捷同じくらいだもん。
瞬間的に出せる最大はもっとかも。
逆に継続してずっとだとさすがに新幹線のスピードでずっとはしんどいかな。
でも100キロ以上では走れるかな。
30分でおわってしまった……。
ゴブリンだよ!?平均ステータス100ないくらいだよ!?
エステルで攻撃力3000だよ!?全力で切ったら消滅するわ。
ただでさえ派手な技好きなやつばっかだし。
あ、なんならほんとに魔の森のやつより弱いかもしれない。
いちいち鑑定はしてないけど感じられる魔力半分ちょっと位な感じがした。
むしろ行ってみたらゴブリンじゃなかったから
狼とかコボルトの集団とか巨大なアリとか倒しちゃった。
なんとなく魔力で強さ分かるんだけど弱すぎると判別つかないんだよね……
アリとかコボルトとかの素材も取った方がよかったかな。
アリの解体の仕方なんかわからん。
誰か教えてくれないかなぁ。
この辺り動き回っての感想は、魔の森より敵弱いし少ない。って感じ。
クラム興味なくして寝てたもんね。
「依頼おわりましたー!」
「え!?もう!?」
「出てすぐのところに居たので……」
「そうなの?警備隊はなにやってるのかしら……そう、じゃあ討伐証明みせてね」
すまん……警備の人……悪気はなかったんだ……。
「はい、じゃあ依頼完了ね。最初は結構手こずるんですけどね。あなたすごく優秀なのかしら?これ、依頼達成料の銀貨1枚よ」
「ありがとうございます!」
わぁ。時給2万だ~。トレーニングしててよかったなぁ。
ちょっと歯ごたえなさすぎる気もするけどおいしいもの食べてのんびりするのが目的だしね。
お金ちょっとずつ貯めていこっと。
「ちーっす。帰ったぞ~」
ん?誰だ?
「あぁ。マスターですか。早く溜まった書類かたずけてくれないですか」
「お前ら俺の扱いひどすぎんか……。一応現役の時は闘鬼とか言われて恐れられてたんだけどな……」
「知らないですよ、そんなの。ギルドの仕事に関係ないですから。うちではただのサボり魔です」
「出張いって帰ってきたところなんだから一服くらいさせてくれや……」
おお、噂のギルマスか。
振り向くとそこには金髪でぼさぼさの短髪。無精ひげを生やしたムキムキで色黒の大男が立っていた。
こいつ結構強いな。多分……
「……」
「こいつらは?」
「昨日ギルドに登録に来た新人さんですよ。今依頼を終えて戻ってこられたところです。優秀なんですよ?もうFランクに昇進してます」
「……ほう?なかなか優秀なんだな。いいことだ。じゃあちょうどかえって来たところだし新人の実力でもみてやろうかな。お前らちょっと練習場にこい。他は誰も来るなよ」
「始まりましたよ……」
ん?腕試しでもするのか……?
少し仮眠をとってから夜ご飯をもらいに行き、部屋で食事をして今になる。
夜ご飯はお肉をトロトロに煮込んだようなビーフシチューのような物に少し固めの黒いパンだった。
晩御飯は受付で海鮮か肉を選べた。肉を選ぶとこのシチューか、ステーキのどちらか。
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魚は魔の森でたくさん食べたからね。明日は魚にしてみよう。
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≪なにこれ~?味しない~!クラムこれいらない~≫
まぁクラムは気に入らないようだったけど。穀物の美味さって難しいよね。
アイテムボックスからエステルとクラムに果物をあげて僕がのこりのパンを食べた。
『さて、じゃあ明日からなにしようなぁ』
「そうですねぇ。今日だけで銀貨6枚ももらっちゃいました。これはクロムさんが集めたものですが。集落では1か月働いて銀貨1枚しかもらえなかったんですけどね。」
マジで搾取されてたんだな……。月給1万。あの集落の魚1匹分じゃねーか。くそったれめ。
これからはのびのび暮らせよ……グス
『そうなのか。大変だったなぁ。いや、エステルが倒したオーガの角とかもあるからその辺は今はもう共有でいいんじゃないか?ただこれFランクのエステルがいきなり出していいもんか……。あのボアでB級らしいぞ?オーガなんかあれの数倍強いんだけどな……Aはかたいよな……』
「そうですね……いきなりその辺の素材を出すと浮いちゃいますよね……」
順番に出すのが無難だろうな。しばらくアイテムボックスの肥やしになりそうだ。
オーガの角だけで50体分くらいはあるかな……
あのボアも結構でてきたから肉と牙だけ雑にとってもってるし。
狼とか他の魔物もデカい牙とか売れそうなとこだけ適当に。
基本どんな魔物も角とか牙とかの重要そうな場所だけ取ってある。
オーク肉とボア肉がうまかったから肉はそれがメイン。
他どこ解体すべきかとかわかんないしなぁ。
睾丸とか噂に聞くけど……やだ。無理。
ゴブリン系は臭いから捨てた。あんな腰布いらん。
虫系も気持ち悪いからとってない。僕虫苦手なの。
あとクラムが引っ張り上げてきた魚系の素材もおおいかな。
魚は丸々はいってるよ。おいしいから。
今のアイテムボックスの中身はそんな感じ。
30メートル区画だからそんなめちゃくちゃ大量にいれれないしね。
≪クラムはおいしいものたべれたらなんでもいいよ~?≫
『僕も別にこれといってやりたいことはないな。スローライフ目的だから』
「私は……そうですね……。ランクを上げたりすることに興味はないのですがいろんなところを見て回りたいですね」
『そうか、じゃあまぁ依頼を受けつつ飽きたら違う町へ転々とってかんじでいいんじゃないか?そのうち住み心地よさそうなところ見つけたら家とか買ってのんびりしたいよな』
「家ですか~。いいですねぇ~」
『僕としてはこの町も人は優しいし特に差別とかもないし割と好みだけどね。まぁ色々見てから戻ってきてもいいさ』
「そうですね。あまりランクはあげないほうがよさそうですよね」
『そうだな。緊急招集とかされたりするらしいしな。目をつけられても面倒だ。あまり上げない方向で行こうか。Eでもいいくらいだが既にFにあがってしまったしな。ちょっとそれは無理そうだから依頼をそんなに受けない方向で行こう。朝のギルドであった冒険者と同じDくらいでもう充分じゃないか?』
「わかりました。私もそれがいいと思います」
『そだな。別の町に行く護衛依頼みたいなのがもしあればそれに乗っかって違う町に行ってみようか。着の身着のまま、適当にのんびり過ごそうぜ』
「はい♪これから毎日が楽しみです♪ではお湯もいただいたので体でも拭いて今日はまた寝ましょうか」
『すとおおおおおおおおおおっぷ!エステルここで脱ぐなああああああああああ』
「あら、そうでした。クロムさんは元々男性なのでしたね、ふふ。つい忘れてしまいます」
まぁもう僕に性別なんてあってないようなもんなんだけど……
カニの時に至ってはメスだったしな……でも精神的に男なんだもん……
・
・
・
翌朝、とりあえず冒険者ギルドにやってきた。
「では本日の依頼はこれで」
「ゴブリン5体の討伐ね。この先に森があるからそこに生息しているわ。あとたまに荒野にもはぐれが出てきているかしらね。討伐証明に耳でも取ってきて。どこでもいいけどゴブリンは耳が楽にとれるわ。適正ランクはEよ。気をつけなさいね」
「わかりました!いってきます!」
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おわった。
え?なにか波乱万丈なストーリー期待されてる?
ないよ!
だって町からでて荒野見渡してみんなで全力で感知使って、
「あ、いた」って思うところに全力で走って行ってゴブリン切って耳取っただけだもん。
僕今全力で走ると時速300キロくらい出る気がするんだよね。
エステルも敏捷同じくらいだもん。
瞬間的に出せる最大はもっとかも。
逆に継続してずっとだとさすがに新幹線のスピードでずっとはしんどいかな。
でも100キロ以上では走れるかな。
30分でおわってしまった……。
ゴブリンだよ!?平均ステータス100ないくらいだよ!?
エステルで攻撃力3000だよ!?全力で切ったら消滅するわ。
ただでさえ派手な技好きなやつばっかだし。
あ、なんならほんとに魔の森のやつより弱いかもしれない。
いちいち鑑定はしてないけど感じられる魔力半分ちょっと位な感じがした。
むしろ行ってみたらゴブリンじゃなかったから
狼とかコボルトの集団とか巨大なアリとか倒しちゃった。
なんとなく魔力で強さ分かるんだけど弱すぎると判別つかないんだよね……
アリとかコボルトとかの素材も取った方がよかったかな。
アリの解体の仕方なんかわからん。
誰か教えてくれないかなぁ。
この辺り動き回っての感想は、魔の森より敵弱いし少ない。って感じ。
クラム興味なくして寝てたもんね。
「依頼おわりましたー!」
「え!?もう!?」
「出てすぐのところに居たので……」
「そうなの?警備隊はなにやってるのかしら……そう、じゃあ討伐証明みせてね」
すまん……警備の人……悪気はなかったんだ……。
「はい、じゃあ依頼完了ね。最初は結構手こずるんですけどね。あなたすごく優秀なのかしら?これ、依頼達成料の銀貨1枚よ」
「ありがとうございます!」
わぁ。時給2万だ~。トレーニングしててよかったなぁ。
ちょっと歯ごたえなさすぎる気もするけどおいしいもの食べてのんびりするのが目的だしね。
お金ちょっとずつ貯めていこっと。
「ちーっす。帰ったぞ~」
ん?誰だ?
「あぁ。マスターですか。早く溜まった書類かたずけてくれないですか」
「お前ら俺の扱いひどすぎんか……。一応現役の時は闘鬼とか言われて恐れられてたんだけどな……」
「知らないですよ、そんなの。ギルドの仕事に関係ないですから。うちではただのサボり魔です」
「出張いって帰ってきたところなんだから一服くらいさせてくれや……」
おお、噂のギルマスか。
振り向くとそこには金髪でぼさぼさの短髪。無精ひげを生やしたムキムキで色黒の大男が立っていた。
こいつ結構強いな。多分……
「……」
「こいつらは?」
「昨日ギルドに登録に来た新人さんですよ。今依頼を終えて戻ってこられたところです。優秀なんですよ?もうFランクに昇進してます」
「……ほう?なかなか優秀なんだな。いいことだ。じゃあちょうどかえって来たところだし新人の実力でもみてやろうかな。お前らちょっと練習場にこい。他は誰も来るなよ」
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