最強のチート『不死』は理想とはかけ離れていました ~ 人と関わりたくないので史上最強の家族と引きこもりを目指したいと思います

涅夢 - くろむ

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160話 - 耐久度テスト

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 2人分の装飾品はこのミスリルで足りるか……

 クラムはもう貝イメージなんだよ。
 会った時の思い出ってあるし一番初期のクラムの貝を作ろう。
 一旦キーホルダーパーツにするけど今後の姿によってはネックレスとかにもできるようにチェーン通せるようにすればいいからね。
 絵を描くセンスはないけれど元ある物を作るのは割と大丈夫。

 エステルは……精霊と花ってイメージなんだよなぁ……
 精霊はどう作ればいいかわかんないし……
 花なぁ。花って言っても膨大にあるからなぁ。
 僕にしか作れない花……さくらとかモチーフにするといいかも?
 よし……

 ・
 ・
 ・

 それからはみんな半分特訓、半分はゆっくりしながらの日々を過ごした。
 僕は特訓の時間以外はずっと付与アクセサリ―を作っていた。

『どうクラマ?温度変化感じないでしょ?』

「……うん……着けない方がいいね」

『でしょ?季節とか感じたいよね。なんか情緒が全て無に帰すよ』

「……感覚が鈍る」

 あ、そういうことか。なるほど。
 クラマは結構そういう感覚とか聴覚とか嗅覚も大事にしてるからな。
 僕みたいに感知一辺倒じゃないから。

『普段はとっときな?ダンジョン潜る時に危ない環境だったらつけよ』

「……わかった」(カチッ)

 うんうん。とりあえず属性耐性分だけ付けとく方がいいよ。

 ゴソゴソ……カチッ

 ん?つけ直すの?
 付与してない普通のピアス……。
 2連にしてるのが落ち着いたのかな……?

 すごい気に入ってるじゃん……珍しい……
 でもお気に入りのアクセサリー見つかって良かった良かった。



『クラムは最初のコーラルシェルのキーホルダーでいい?パーツ取り替えたらネックレスとかにもなるようにしておくよ』

「それがいい~!ありがと~!パパ~クラムにもパパのミスリルちょーだい~?エステルのネックレスにつかう~!」

『いいけど、クラムにもできるよ?地魔法で土作る感じでミスリル想像すればできる。でも多分1cm分とかしか作れないと思う。全部MPなくなるから夜寝る前にやったほうがいいかもよ?』

「そうなの~?じゃあやってみる~!」

『クラムの作るのはクラムが作った方がいいよね。手作りっぽい。でも家族にプレゼントする手作りのものだけにしとこ?普通のはちゃんとお店で買おうな~』

 うんうん。今後はそうしよ。
 手作りのもの限定!非売品に限る!

 むしろクラムの方が使う機会多そうだな?
 MP消費にいいかも。
 未だにMP使い果たすことは毎日やってるから。

 クラムがそろそろ消費きついんだよな。
 結構MP伸びたから……

 僕はクリーンとかゲートとかあるから大丈夫なんだけど……
 被害が出ない魔法だけで消費するの結構大変そう。
 ちょうど良かった。要らないのは僕が封印すればいいね。

「ん~?わかった~!ねるまえらく~!!それなんてまほう~?」

『…………自分で考えた方がいいよ』

「そうなの~?はーい!」

 鉄作る魔法って何て名前つければいいんだろう……
 クリスタルクリエイト……てつ!とかでいいかな?
 でもクリスタルって蒼氷と被るんだよなぁ。
 ほぼ使うことないしノリでいいや……



『はい、指のサイズおっけー!そんな感じで異世界の花モチーフにしようと思うんだけどいい?』

「クロムさんがつくってくれるならなんでも!!」

『なんでもってことはないでしょ……そんな指輪ほしいの?他にも作ろうか?』

「これだけでいいんです!」

『そうなの?ピンキーリング?まぁいいけど……』

 ピンキーリングにそんな並々ならぬこだわりがあるのか……
 不思議だエステル……

 ・
 ・
 ・

 もちろん検証もした。
 まず……

『クラマ行くよ?』

「……行くって……言ったらダメ」

 あ、そうか。ヨシヨシ。

『エリア……”遮音”!』(シーン)

 ゲート!からの……ストーンバレット!

 ………あぁ。

『遮音解除』

「……ダメ……敵の攻撃もわからなくなる」

『トカゲの溶岩の音聴いて避けれるかもしれない攻撃避けれなくなるな……』

「……うん……ごめん……いいと思った」

『いやいや、アイディアなんかたくさん出して?全部検証すればいいからさ?』

「……わかった」

 今遮音エリア作る。
 ゲートでクラマがわからないように飛ぶ。
 着地後速攻オートシールドではじけるレベルのバレットを打つ。

 これでトカゲメテオの疑似体験しようと思ったんだよ。
 音はなってないよ。クラマの周り音ならないから。
 今、当たっちゃった……。
 ってか何回やっても当たっちゃう……。

 普段はクラマは避けれるの。
 バレットを避けているというより着地音聞いて即座にどこかに縮地で動くって感じで。
 それが遮音入れるとダメになってしまう……

 クラマは聴覚をかなり大事にしていて僕等より反応速度がかなり早いの。
 みんな聴覚強化もってるから聴覚は同じくらいなんだけど反応速度はね。
 鍛えるの難しいステータスに関係ないところだ。

 今回反応速度が一番大事。
 ってか反応可能なら多分避けれる。
 溶岩から上がってくるの僕の着地からのバレットよりは遅いから。

 うーん……。伝わる音全部消しちゃうと自分への被害がでかいな……
 クラマが避けれないならみんな無理だ……
 遮音NG。



『クラム~おっけー』

『し~るどっ!なかに~ぽいずんふぉっぐ!』

 ……すごい。
 全然前見えない……
 毒無効だけど気分的になんか……

 まぁいいや。

『クリーンッ!!』(スゥ―…)

 おお!毒消えたっ!!いい感じ!!

『とりあえず空気清浄はできてるね。水での自己治癒も同時にはいってるから息苦しくなるのはこれで大丈夫だと思うよ。定期的にウォーターエイドもつかってれば問題ないと思う』

『じゃあつぎねー?ぽいずんふぉっぐ!』

『クリーンッ!からの~”カーム”』(もわんもわん)

『ダメだね~?』

『うん、最悪。相性悪すぎるな……クリーン』

 空気の流れを止めるカームという魔法を翠風でつくった。
 この魔法自体は風とか嵐でも作れたけどクリーンの力が強くて意味をなさなかった。

 翠風までやると今度はごちゃまぜになるみたいでクリーンの効力が落ちだす……
 外の空気を入れないシールドで外気遮断してもいいんだけど……
 今度は酸素濃度が……

 化学反応で酸素作ろうかとか考えたんだけど高濃度な酸素って逆にかなり有害なんだよね。
 空気の比率弄るとか怖すぎる……うーん。

 かと言ってシールドをデカくすればするほど攻撃を受ける可能性が上がるだけ……
 うーん。ぐるぐるぐるぐる……

 ちなみに溶岩階層で2日がかりで試した。
 やっぱクリーンシールドは成功。
 凪入れると想像通り苦しくなった。

 ・
 ・
 ・

 ずっと訓練や検証を続けながら半月後。
 クラムがどうしてもシールドが貫通しないか試してみたいということで2人で溶岩階層に行った。
 もちろん温度変化無効のキーホルダーはもう作っている。

『この付近は入念に調べたよ。多分1体しかいないとおもう……1体だけな!?』

 うう……
 必要な実験だけど嫌だあああああ

『わかってるよ~パパはあたったらゲートつかってね~?』

『うん……僕……回収の為にクラムが見える階層前で待ってるからね?不安だ……』

 今は入念に調べてるからあの溶岩の下にいることは分かっている。
 階層前から50m程。ここならクラムのそばにゲート開ける。

 ゲートは移動距離が20mくらいなんだ。
 最初のゲート開くのは目の前じゃなくても大丈夫。

 本番で動きながらこんなことは出来ないけどね……

 ところで、
 最近色んなシールドの形使うのでややこしい……

 ・球体状のシールドをオーブ。
 ・半球状のシールドをドーム。
 ・板状のものをシールドって区別することにした。

 こっちの方がイメージしやすい。

 ……さて、クラムが作戦地点に到達した。
 クラムがあそこにいるからあっちからの攻撃ならオーブがメテオにぶつかった時はこっちの方へ飛ぶはず……

『いくよ~”ぷちくらっしゅ~”』(バァァァァァン)
『お~ぶ!』

『なんで!?』

 GOAAA…
 GOAAAAA…
 GOA…

 クラムのあほおおおおおおおおお!
 そんな大きな音ださんでいいいいい~!!

『クラムの足元にゲートッ!クラム回収ッ!!』(シュンッ)

 ……AAAAAA!(ドンッ)
 ……AAAAA!(ドンッ)

 ビューン……バアアアアアン……
 ビューン……バアアアアアン……

 ポトッ。
 クラム回収成功っ!!

『あれ~?』

『あれ~?じゃなあああああい!』

 ……AAA……(チラッ)

 あ、やば……回収速すぎた!?
 1体まだ打ってないぞ!?
  遅れて出てき……

『シールド×5ッ!!』(パキパキパキ……)

『お~ぶ~!!』

 ………AAA!(ドンッ)

 パリンパリンパリン……
 スカッ……

 ダメだ!3枚しか間に合わん!!
 止まらないッ……

『だいじょぶ~!!』

 ガンッ!
 クラムのオーブは耐えたッ!!

『おわぁああああ』(ゴロゴロゴロゴロ~)
『ひゃああ~』(ゴロゴロゴロゴロ~)

 転がるううう~
 ダメだ転がりながらでも逃げないと!!

『逃げるぞっ!クラム回収ッ!ゲートッ!!』


 ………はぁ……はぁ。

 まずクラムが石でいいのに何故か圧縮からの破裂クラッシュ発動。
 そのクラッシュのダメージは食らわないように2重にオーブを張っていたようだ。

 大きな音にひかれて範囲外のトカゲまで登場。

 もうそんなこと破裂クラッシュ打った瞬間にわかりきっていたので出てきた瞬間に僕がゲートで回収。
 すると1体が遅れて出てきてこっちみた……

 咄嗟に僕がシールドを5枚張ったけど3枚までしか間に合わず……
 クラムが僕ごとオーブを作った。

 でもクラムは意識しないとデフォ飛んでるのでオーブに衝撃を受けた反動で僕ごと玉の中に収めてころがるころがる。

 やっぱ質量がすごい……
 空中で受けちゃうと転がるな……

 そんなこと言ってる場合じゃないので転がりながらクラム掴んでゲートでエリア外に離脱。

 じゃあ、そこにまたトカゲが出てきて……

 エリア内は地獄絵図だ。
 僕らは転送ゲート前まで戻ってきた……
 とりあえず打つ前に即座に場所変更すれば当たらないから………

 でも早すぎるとかあるのか……マジか……

 『クラムのうっかりさんめ!石でいいの!!なんでクラッシュ!!?』

 『おとだすならあれかな~って~?』

 ちょっとも音だしてはいけないお試しに爆音は想定外すぎた……
 近場には3体だったけどもっと出てきてたわ……

 『はぁ……何とか逃げ切れたからいいよ……もう……』

 『えへへ~』

 クラムと2人で来てよかった……
 エステルとクラマいたら回収間に合わなかった……
 僕ら2人なら意地で生き残れそうだし……

 『おーぶころがったねぇ~?』

 『うん、耐久力は問題なくても空中で球体状にはっちゃうとな……僕等その中にいるわけだからもろとも転がるわなぁ……でもどっから来るかわかんないからオーブにしてないと不安だし』



 ……ん~。
 ただ……咄嗟に張ったけど射出前ならシールド間に合うか……
 僕のじゃ割れるけどスピードはかなり落ちたな……
 これなら……なんとかなるかも……
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