食の雑学

床間信生

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3-身近にあるがゆえに考えなければいけない水の存在

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世の中には様々な食べ物がある中で
「何が一番古いのか?」
と問われたら…

先ず間違いなく誰しもが
「水」
と答えるのではないでしょうか?

と言うことで本日の食の雑学は、歴史と言うものを垣間見る上で避けては通れないもの「水」についての雑学。

それも食の雑学だけに、飲み水についての雑学と言うものをいくつかご紹介しようと思いますので宜しくお願いします。

はい。

それでは早速ですが

本日もいただきます。

①先ず我々の生活に身近にある飲み水。

地球上の75%は水に覆われていると言いますが…

地球上にある水の中でどのくらいの割合が飲み水として利用されているかご存じですか?

様々な結果が伝えられてはいますが、一般的には0.1%未満と言われています。

ビックリしましたか?

全体の1%にも満たない、吹けば飛ぶような割合の中の水を私たちは飲みながら生きていると言うわけです。

そして私たちは毎日毎日、水と言うものを消費しなければいけませんし消費した後で…
「そっくりそのままリサイクル!」
何て言うような器用なことも出来るわけではありません。

だから水は大切に使いましょう!何てことがしきりに叫ばれているんです。

②世界最初のミネラルウォーター

みなさん、普段の生活ではどのような水を飲み水として使用していますか?

私は専らミネラルウォーターです。

水道の水なんかはほとんど利用していません。

そして最近では殆どの方が私と同様に飲み水はミネラルウォーターなのではないでしょうか。

ちなみにこのミネラルウォーターですが、一体いつから始まったのかはご存じですか?

「●●の水は不味い!」何て言うことは前から言われているイメージがありますよね。

でもその前と言うのは一体いつくらいのことを指すのでしょうか。

20年前ですか?

それとも30年前ですか?

実はミネラルウォーターの歴史を遡ると2000年以上前、ヨーロッパのある地域で「奇跡の水」と言う湧き水を飲む習慣のあった地域がありました。

これが世界初のミネラルウォーターなのではないかと言われています。

③日本に入ってきたのは?

世界的にみてミネラルウォーターに結構な歴史があると言うのが分かったところで、お次は日本の番です。

日本についての一番最初のミネラルウォーターと言うのは、江戸から明治にかけて文明開化の頃、外国人が天然の炭酸水を買っていた記録がありこれが日本初のミネラルウォーターなのではないか?と言われています。

日本の水が飲めないなんて言われているのは、最近の塩素消毒の濃さが主な理由と言われていますからね。

明治の頃とか昭和初期なんかは、別に塩素消毒なんて無かったわけですから普通に飲めていたようですよ。

と言うところで本日は水についての雑学と言うのを3つほどお届けさせていただきました。

最近では度重なる災害から、備蓄の第一候補と言う声も多くあったりします。

確かにトラブルと言うのはいつ起こるかなんて分かりません。

それに水と言うのは飲んだりするだけではなく、他にも料理などにも使ったりしなければいけません。

そう考えると有事の際の水と言うのは常に準備しておくのが良いと思います。

ただし…

トラブルが起きた際は持っていける水の量なんてたかが知れています。

その辺りも頭の中に入れておきましょう。

と言うところで本日の食の雑学は水についてお届けさせていただきました。

それでは

本日もごちそうさまでした!
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