食の雑学

床間信生

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4-誕生日ケーキっていつから?

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みなさんの誕生日はどういった形を考えていますか?

日本では結構多くの方が家族や恋人などとケーキを食べたりするのでしょうか?

正直、非リア充な私としてはあまり宜しくないイベントの一つだったりします。

とは言え…「今日はここまで!」なんてやると話が進んでいきませんので気を取り直していきたいと思います。


この誕生日ケーキという習慣はいつからあるかご存じですか?

多分…殆どの方が当たり前のようにこなし深く考えた方は少ないのではないでしょうか。

と言うのも、この誕生日ケーキの習慣というのは非常に古くて古代ギリシアまで遡ります。

古代ギリシアでは月の女神として崇められていたアルテミス。

この女神の生誕祭では円形の蜂蜜を使ったハニーケーキを作り祭る習慣があったようです。

そしてアルテミスが地上を照らす光に見立ててロウソクに灯をともしたようで、この習慣が現在のケーキにロウソクをたて火をつける習慣に繋がったと言われます。

更に、そのロウソクから発生した煙が上に上がっていく様を見ながら自分達の願いを天に届けてくれるとも考えていたようです。


ちなみに現在、誕生日と言えば「ケーキのロウソクについた火を一気に消す」という習慣がありますが、この習慣については諸説あり定かではありません。

恐らく後に誕生日の習慣がアメリカやヨーロッパなどにおいて、一気に広がりだしたことことが原因だと思います。

理由についてはご存じの方も多いでしょう「一度で吹き消すことができたら願いが叶えられる」と言うものです。

ただ…私もこれまでに何度か人生経験の中で試したことはあるのですが自分の願いが叶ったことは一度もありません。

それを思わせる描写なども容赦なく感じることが出来ませんでした。

多分…
日頃の行いが原因ではないと信じたいと思います。


それにしてもケーキですが実は古代ギリシアの時代にまで遡るというのはビックリしますよね。

今のように自由に調味料が使用できなかった時代に作られたハニーケーキ。

それも年に一度に食べられる特別なものというのを考えていくと…

その時の彼らの意気込みというのは並々ならぬものだったのではないでしょうか。

恐らくですが腕捲りどころではなく円陣さえも生ぬるいと思うような鬼気迫る意気込みが伝わってきそうです。

当時のハニーケーキは今なんて比べ物にならないほどの御馳走だったはずですから…


もしかしたらですが…

アルテミスの生誕際が終わってケーキを食べるだんになったら、今までの厳かな雰囲気とは一転して見るも無惨な血みどろの争いというものが繰り広げられていたのかもしれません。
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